元英雄 これからは命大事にでいきます

銀塊 メウ

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第三章 闇ギルドヘルヘイム

グンスラー VS 赤城

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「おねいちゃん~(o;д;)o」※クク

「ククちゃん、ありかとうね
 私にもククちゃんの声聞こえたよ!」※凛

ククは凛に飛びつくように抱き付いた。
凛は落ちてかせるように優しく撫でる。

「ククのギフトかの~我らは声が届いた
 お掛けで早く来られたのじゃ」※リーム

「ギフト?」ククは首を傾げる。

「ま~良い良い。それではあの馬鹿者を
 ぶっ飛ばすとしよう」※リーム

「妖精、お前はこいつらを連れて離れろ」
 ※赤城

「どういうつもりじゃ(  ̄- ̄)」※リーム

「何深くは考えなくていい、
軽い肩慣らしだ力が多少は
戻ったからな」※赤城

「ふ~ん、まあ良いのじゃ、
多少は戻った力見せて貰おう」※リーム

「ちょっと待って下さい。あの男、
グンスラーは恐ろしく強いんです。
ここは皆で闘いましょう。 私もまだ
闘えます」

「凛よ、ここは赤城に任せよう」
 ※リーム
「!? リームさんなぜです。
危険なのです!」
「簡単じゃ赤城が強いからじゃ
……行くぞ!」

 リームは問答無用でククと
凛を風魔法で運ぶ。

「おい、俺が相手をする。
グンスラーだったか?」

グンスラーは難しい顔で赤城を見て

「あやつとも、しっかり勝敗を
着けたかったが、ま~良いだろう、
お前は強そうだな!」

 グンスラーはニヤリと笑い、
標的を赤城に変更した。

「お前は何がしたいんだ?戦闘狂か?」

「戦闘狂?そんなものと一緒に
してくれるな、私は強くなりある男を
倒さねばならんのだお前はあの男と
同じ強者か?」

「煩わしい者らしいな、安心しろ
これでも元魔王だ!そこそこ強いぞ!」

「魔王?………アッハハハー面白いぞ
それは申し分ない。これは殺りがいが
ある」

 グンスラーはオーラを高める。
筋肉が隆起しさらに形状が変化していく
最終的には鎧を着ているような姿に
なった。

「……………お前は人間か?」

「誰も人間とは言ってないが」

 グンスラーは腰を落とし赤城に
向かって正拳突きをする。距離が
あるにも関わらす、空気の弾丸が飛ぶ
赤城は同じく拳で軽くいなして弾く。
「ニヤリ」と笑みをこぼし
グンスラーは連続で正拳突きを
繰り出す。赤城は弾きながら、
「煩わしい」片手を前に出し
魔法陣人間を展開

『豪炎火龍』

「ゴォ~」と音をたてグンスラーの
空気の弾丸を消し飛ばし、
グンスラーを炎が飲み込む。

「そのまま燃え尽きていいんだそ!」
赤城は燃え盛る炎に向かって話す。
ゆっくりと何事もないように
炎の中を歩いて来る。

グンスラーは赤城に向かってる
突撃していく
「ドシン」「ゴン」「ガシン」
重い衝撃音をあげ、拳と拳が衝突する。

 こいつ気持ち悪いヤツだ、
笑いながら殴って来やがる。
赤城は殴りながらやや頬が引きつく
くらい引いていた。

「お~お~お~いいぞいいぞいいぞ」

テンションが高い、暑苦しいぞこいつ

赤城は心の面でも引いて、物理的にも
バックステップで引いた。

『豪炎魔手』

 バックステップをしながら、
手に灼熱の炎を溜め
水平に飛ばし5本の炎斬が飛んでいく。

『岩帯』地面から岩壁が現れ、
赤城の攻撃を防ぎグネグネと動き
赤城に向かって飛んでいく。

赤城はタメ息をつき、攻撃を関係ないと
言わんばかりに走っていく。

「効かね~よ!」
 赤城に岩帯が当たると「ドロドロ」と
溶けていく赤城のオーラは赤く輝いて
いく

「よう~」とうとうグンスラーの
目の前に立つ赤城「フン」グンスラーが
気合いを入れ殴ると「グゥ~」
 苦悩な表情にかわる。また殴るが
同じく表情をするグンスラー

「止めとけよ!手がなくなるぜ!」
赤城はそう言って、腹部をぶん殴る。
「ガァー」雄叫びと共に「ジュ~」と
音を出しグンスラーは膝をつく。

「グァ~キサマ~殺す」
 今までと違い、威圧の中に殺気が
強く混ざっている。ぐわっと立ち上がり、
再び連打で赤城を殴る

「お前はバカか?火傷じゃ~
もうすまないからな」

「ジュージュー」と音をたてながら
赤城を殴るグンスラー、明らかに
ダメージを負っているのは
 グンスラーだが赤城も衝撃を
受け嫌気が差したので再び腹部を
殴る。「グゥグゥ」といいながら
止まらない。

「良いだろう。そこまでの
覚悟なら!」※赤城

 赤城の腕が赤く輝くと大斧を具現化
朱き巨大な大斧、赤城は片手で
軽そうにもっている。

「こいつは業火の炎だ!あの世に行け」

赤城は斧を振り下ろした。
「ザシュ」と強靭なグンスラーの身体を
 難なく切り裂く。グンスラーは血を吐き
「ドスン」と音をたて倒れて動かなく
なった。

「面倒な相手だったが、身体の調子は
ま~ま~だな早いところ力を戻さねば!」


「すごい~\(・o・)/
 赤城お兄ちゃん強い~強い~」

ワイワイ騒ぐククちゃん、凄く嬉しそう!

正直私は驚いていた。ここまで赤城さんが
強いなんて……………考えてみれば今まで
闘った姿は
あまり見たことはなかった。

「うん、流石に強いの~だがまだまだか」
 ※リーム

「!?、赤城さんあんなに圧倒しているのに
 もっと強いんですか?」

「あんなもんだったら楽だったの
じゃがのうまだまだ強くなるのじゃ、
なんせ元魔王じゃ」

「魔王?………どういうこと?」

「ま~今は良いのじゃ
………方はついたようじゃし」

「うん?ククどうした急に静かになって
 腹でもいたくなったのか?」※リーム

「おねいちゃん達………すごく嫌な感じが
する。たぶん……まだ終ってないよ………」

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