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第三章 闇ギルドヘルヘイム
元英雄 ダークゴーレムに翻弄される!!
しおりを挟む「ダイン見つけたぜ!」
「アイク、聖女はどうしたちゃんと
殺したんだろうな?」※ダイン
「は~てめえの言うことなんて
金輪際きかね~よ覚悟しやがれ、
てめえはぶっ殺す!」
「野蛮だね~冒険者は頭が悪いのから
仕方ありませんか?」
「なんだと~」
「アイクさん待った待った」
アイクが突っ込んで行きそうだから、
脇を抱えて止める。
「あんたがダインさんですか?」
「君は誰かね?そこの冒険者と同じ
頭が悪そうな顔をしている」
「なんだと~」
「アイクさん挑発だから、
引っ掛かったらダメだから」
「ダイン氏に誘拐の容疑が
かかっています。ギルドまで
御同行をお願いします」
「貴方はたしか副ギルド長の
サリー様じゃないですか、
その様なホラ話を信じて
おられるのですか?」
「こちらには多数の証言を
頂いています。状況から放置は
出来ません。それに今聖女の殺害に
ついて語ったではありませんか?」
「フッフフ、おっと口が滑りま
したかね?」
「初めから生きて帰すつもりは
ないですか!」※八雲
「邪魔になるものは排除するに
限りますね!それでは登場願いま
しょう。ダークゴーレム」
地面に大きな丸い黒い円が描かれ、
ゆっくりと真っ黒なゴーレムが
出現した。大きさは普通のゴーレムと、
変わらないか5mぼどの大きさ
ただ身体のそこらじゅうから
黒いオーラが涌き出ている。
「アイクさん、サリーさん
あの黒いのにさわらない方が
いいかもしません。できるだけ
攻撃は躱して下さい」※八雲
「あ~わかったよ。あんなの
見たことね~」※アイク
「分かりました。出来るだけ遠距離
からの攻撃にします」※サリー
「では小手調べです。
『フレアーアロー』」
サリーさんが弓を引くように
身体を動かすと
炎の矢が現れ、炎の矢を射る。
矢はゴーレムの手前で分裂、
ショットガンの如く炸裂、
ゴーレムが煙で見えない。
「少しは効いたかしら」※サリー
煙から黒い帯の様なものが複数伸び
煙を吹き飛ばし八雲達に攻撃を
仕掛けてきた。
「うぉっと、あぶね~」
アイクが躱した床に大きな斬撃の痕が!
直撃するとヤバい威力だ、
アイクは大剣で受けたり躱したりと、
使い分けゴーレムに接近する。
「オリャァー」大剣をゴーレムに
振り下ろすが、黒の帯に防がれる。
「くそー」アイクは一旦距離を取る。
「な!? か、身体が」
アイクの動きが止まる。
「ヤバい!!」」
ゴーレムが目の前に立ち、
大きく振りかぶりアイクに拳が迫る。
しかし拳は空振りに終わった
「何をやってるんですか、
この街の最高ランクの冒険者なんです
からしっかりとして下さい」
サリーさんがアイクを鎖で縛り、
引き上げ助けた。
「面目ないです!」
アイクは頭を下げる。
「アイクさん動けるんですか?」
「おう、動けるわ、なんでだ?」
アイクさんは黒の帯もゴーレムの
直接攻撃も
受けてない。原因はなんだ?
「八雲さん来ますよ!」※サリー
「わーっと」
八雲は黒の帯を躱しながら考える。
多分あの黒い帯が原因だと
思うんだけど、
「キャー」
あれ、可愛い叫び声が、声がした方を
向くと今度はサリーさんが捕まって
いた。
取り敢えず救出、『ミズチ』
ミズチがサリーさんに絡みつき
引き上げる。
「大丈夫ですか?」
「すいません油断しました。
今は大丈夫です。動けます」
「そうですか~…………それにしても
可愛い声でしたね!」
「!?………わ、忘れて下さい、ぷいっ」
サリーさんは恥ずかしさのあまり
顔を赤くして可愛いく顔を明後日の
方向に向く。
うん、かわいいね!(*≧з≦)」
さてこんなことしてる場合じゃない
分からんが引っ張り上げたら
解放できる。
「くそーまた来やがった」
アイクさんはうまく防ぎなから
躱してる。八雲は黒の帯を見ていると
1本だけ不自然な動きをしているぞ
アイクさんの影に…………巻き付いた!?
「嘘だろ動けね~」
なるほどね!!影を使った呪いみたいな
魔法かな?本体じゃなく影を束縛
することで対象者の動きを封じる。
ただし影から帯が離れると効果が
失われるわけだ!
「と言うことは、そ~れと!」
八雲は近くに転がっている瓦礫を拾って
アイクの影がある床に思いっきり投げた。
「ガシャーン」
音と共に床が剥がれ、破片が舞う。
「お~動く動く!」
「アイクさん自分の影が帯に
絡まれないように 注意して下さい。
動けなくなります」
「原因はそれか~」
「帯と物理攻撃を囮に実は影を
狙ってたんですね」※サリー
サリーは帯を躱しつつ自分の影を守り
ゴーレムに接近、短剣を腰にある
鞘から引き抜くと一気に振り抜き
ゴーレムに向かって投げた。
『ヒートブレード』
火の魔法のオーラを纏った高熱の短剣
破壊力と貫通力がある。これなら貫ける。
見事にゴーレムを短剣が貫いたが!
「ノーダメージ!?」
即座にゴーレムはサリーを
殴り吹き飛ばす。
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