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第三章 闇ギルドヘルヘイム

元英雄 ダイン邸に突撃だ!

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 倉庫の奥に地下室を発見し降りて
いくと、牢屋がいくつが並んでいた。

「リリー!?」

「アイク!?」

 どうやら、奥さんを見つけたようだ、
アイクさんは急いで、奥さんのもとに
走っていった。どうやら皆疲れては
いるが大きな怪我はなく
全員で脱出をした。

「アイクさん取り敢えずこのまま
ギルドにいって皆を保護して
もらいましょう。その後ダインの
 場所の案内をお願いしても
いいですか?」

「勿論だ!八雲さん本当にありがとう、
 妻が助かったのはあんたのお陰だ、
是非協力させてくれ~」

「それじゃ~行きますかね」

 人質の人達をギルドに預け、
ダインの屋敷にしかしここまでで
少し予定外なことが、

「こちらがダイン氏の館となります」
 
 そう今居るのは、ギルドの副ギルド長
サリーさん、ギルドで匿ってもらおうと
話をしているとは、ギルド長が現れ、
最初はバカな真似をするなと
止められたが、アイクさんが感情
むき出しで説得一人でも行くと
言い出すと、皆がびっくりしており、
どうやらこんなアイクさんを
見たことが無かったんだろう~
ギルド長はわかったと承諾
俺も行くと言い出した、そうすると
奥から副ギルド長のサリーさんが現れ、
ギルド長を止めている。暫くすると
サリーさんが行くことに、なんで!?

「本当に行くのですね?今回の話は
内容は理解出来ているのですが、
しっかりと準備を整えた方がよいと
思います。相手は大商人と言われている
ダイン氏です。かなりの護衛がついて
いると思われます。危険かと?」

「確かにそうだな、だがな~
今回はいても立ってもいられ
ないんだよ」
 アイクは額に青筋をたてて怒っている。

「しかしですね~」
サリーさんは出来れば止めたいようだ。

 サリーさんは鋭い目つきの
出来る美人OL見たいな感じの人で
仕事はメチャできそう、元腕利きの
冒険者らしく何かあっても対処が
出来るらしい。

「あまり時間が立つと逃げられる
恐れがあるんですよ。人質は逃げら
れたと気づいていると思いますし」
※八雲

「……………は~仕方ありませんね」
 ※サリー

「さ~てどうやって侵入するか」
 ※アイク

「すいません、ダインさんいますか~」

「!?、おい何で普通に行くんだよ!」

「大丈夫大丈夫ちゃんと考えて
ますから!」

「アイクさん行きましょう既に
気づかれました」

「は~わかったよ」

「お前達何のようだ!ダイン様は
今急ぎの用があり対応は出来ん、
帰って頂こう」※門番

「私は冒険者ギルドの副ギルド長の
サリーと言うものです。申し訳
ありませんがダインに誘拐容疑
かかっています。通して頂きます」

「は~ふざけるんじゃね~よ。
アマが痛い目みないうちに
さっさと消えな~」
厳つい男にサリーさんが囲まれた。
これはいかん助けねば!

「はぁぁぁーこのウジ虫どもが、
人間様に口聞いてるんじゃね~よ。
あ~」

あれ~サリーさんてこんな人な、の?
数秒後門番の数人の男はぼろぼろで
地面に顔を埋めることに………

「さ~急ぎましょう」そう言って
サリーさんは走っていく、その時
僕は思った出来る人は切り替えが
うまいと言われるが、これは違うと!

「ドン、バン、ドカン」
 そこらじゅうで爆発音が、
僕達が入ったとたん魔法による攻撃、
俺達は即座に柱や壁に隠れ交わす。

「これは待ち伏せされてましたね~」
※サリー

「やっぱりばれてましたか、
さてどうしようかな~」※八雲

「ここは俺がやる!!」※アイク
 アイクは大剣で魔法による攻撃を
力業で圧倒一振で吹き飛ばし、
次々と敵を薙ぎ倒す。

「サリーさんは俺達も行きましょう」
3人で敵を掃討し、奥の部屋に進むと

「アイクさんちょっと待った~」

「はーなんだ!?………え!?」
「ガシャン」アインの上から
檻が落ちてきた。

「おいマジかよ、閉じ込められた~」

「うん…………アイクさんだけがね!」
 俺とサリーさんの冷たい視線が
アインに刺さる。

「こんな単純な罠に引っ掛かんないで
下さいよ」
「アイクさん調子に乗ってるからですよ!」

「え!?」毒舌!!
 それから、いくつもの罠が、
何故かアイクさんはすべてに引っ掛かり、
その度にサリーさんが、
「アイクさん頭にウジがわいてるん
ですか?」等と毒舌発言をするから、
だんだんアインさんが
落ち込んでいきましたとさ!\(_ _)

「ここは、随分広いですね~…………!?」
部屋に入ると学校の体育館くらい
広い部屋だった。良くみると部屋の奥に
小さめのゴーレムが置かれている。

「次はあれが来る感じですかね~」
 ※八雲

「勿論ですあれが罠じゃなければ
何ですか?」※サリー

「アイクさん突っ込まないん
ですか?」※八雲

「いいよいいよ、俺はアホですよ~」
 ※アイク

アイクさんがひねくれてる………

「アホなこと言ってないで来ますよ!」

 人とそれほもど変わらない大きさの
ゴーレム動き出すと四方八方に
分かれて動き出す。

「速い!?」ゴーレムとは思えない速さで、
 走り回る。数が多いので、八雲達は、
 背中合わせになりお互いを守る。

ゴーレムは主に拳による攻撃をして来る、
ヒット&アウェイでの攻撃をし
ちょこまかと動き撹乱してくる。

「ちょこまか逃げやがって、
これじゃ当たらないじゃね~かよ!」
※アイク

「それが作戦なんでしょ!
体力を奪いつつ、こちらが
突っ込めば即座に大勢で袋叩きです。
 勝手にでないで下さいよアイクさん」

「…………またゴーレムか、ヤーガイに
渡したのはダインかもしれないな~」
※八雲

「なに言ってるんだ、今はこいつらを
どうするか考えてくれよ!」※アイク

「うん?了解です」

「精霊闘気『水』『アクアボール』」

八雲は1mくらいの水球を生成

「二人と今からゴーレムの動きを
止めますので倒しちゃって下さい」

「八雲さんは相手らを止められる
んですか?」

「出来ますよ。『ミズチ』」

 水球から多数の蛇が現れ、
地を這いゴーレムの足に絡みついた。

「へ~これはいいや」※アイク
 即座に大検でゴーレムを一刀両断に
するアイク

「私も行きます」※サリー
 小刀で攻撃するサリー、一見力不足に
感じるが、次々とゴーレムを切り刻む

「よ~し片付いたぜ!八雲助かったよ」
 ※アイク

「え~素早くて困っていましたが、
あなたやりますね~」※サリー

「そんなことないですよ!さ~
行きましょう」

「待て!」

八雲達に声をかけてきたのは、

「ダイン見つけたぜ!」※アイク

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