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第二章 二度目の異世界
クク、お空に願いを\(^^)/
しおりを挟む「八雲、八雲、町だよ町、大きいね~」
※クク
「クク美味しい物があるといいな~」
八雲はククを撫でながら楽しそうに
話をする。
「ここは戦争してないのかな?(,,・д・)」
※凛
「この町は今のところ戦場には
なっていません。あまり楽観視は
できませんが!」※商人
「それなら、面倒事には
巻き込まれんか」※赤城
「それはフラグになるコメント
なのじゃ!」※リーム
…
……
八雲は何事もなく町に入ることが出来た。
「ポチよお前の出番なのじゃ~
行け~ポチ」※リーム
「任せろ(ダンディー)」
「クンクンクン、はっ、」
「どうしたポチ」※リーム
「はっ腹減った」
「おい、犬死にしたいようだな~」
バキバキと拳を鳴らしながら
ポチの後ろに立つ
「ち、違うつい良い匂いがしたから腹が
反応してしまって………」
「何でも良い、さっさと捜すの
じゃ!」※リーム
「任せろ(ダンディー)」
「クンクンクン、はっ」
「ルームは確かにここにいる。
だが……う~ん」
「何なのじゃ!!早く言え( `д´)」
「匂いがありすぎる。何故か町中
から匂うだよ!」
「何とか追ってみるが、かなり難しい」
「あいつは街中を回りまくって
いるな」
「ここは分かれて捜すぞ。
集合時間と場所は………」
…
……
僕はククと2人でルームさんを
捜している。
「妖精が街中を飛んでるのは珍しいから
よっぽど覚えているはずだし、
おの食堂にでも聞いてみるか」
ククを連れ食堂に入る。
「すいません、ちょっとお聞き
したいことがありまして………」
「ボーズ、飯を食べずに何を聞き出す
つもりだい」
「あ、そうですね。ステーキと
サラダを2人分下さい」
「あいよ」店長
しばらくすると、美味しそうな
ステーキが出てきてククは大喜び
「で、何が聞きたいんだ?」
「あ、そうだった、ここ最近妖精を
見かけませんでしたか?」
「妖精?この街では比較的見るほうだが、
ここ最近は見てないな~」
「う~んそうですか!
ありがとうございました」
「悪いな、力になれなくって!」
ステーキを食べながらどうしようと
考えていると
「八雲、ルームって人を捜しているの?」
「そうだよ、どうしたら良いのか(。-ω-)」
「私捜す」ククがやる気を「ふん」と
鼻息が聞こえそうなくらい気合いをいれ
外に走り出した。ヽ(o・∀・)ノ」
外に出るとククは
「どーこかなどこかなルームは
どこかな………見よ、聞け………
お空さん………」
ククからオーラが発現、空に向け
歌い祈りを捧げる。
八雲は空を見上げると雲が
だんだん形を変え文字になった。
『ルームは食事処パンパンにいる』
「すご~Σ(>Д<)」※八雲
「八雲、ルームはパンパンの店に
いるよ!」
「クク凄いじゃないか!!こんなことが
できるなんて誰に教えてもらったんだ?
あ母さんか?」
「う~う、お母さんは出来ないよ。
なんか知らないうちに出来るように
なったの」
「そうか、これはギフトか!確かに
こんな魔法
見たことないもんな!」
「ギフト?なにそれ?」
「そうだな、ククだけが使える特別な
魔法ってこと」
「やったーククは特別だね( ≧∀≦)ノ」
そう言って八雲と手を繋いだ。
…
……
「ここが食事処バンバンか!」
沢山の人が店内にいる。この中から人を
捜すのは骨が折れるが、今回の対象は
妖精店員さんに聞けば一発で分かる。
「すいません、ちょっと聞きたいことが
ありましてここで妖精がご飯を食べて
いたと思うのですが?」
店員の優しそうなおばちゃんに聞く
「妖精ね、ここ最近見てないね。
そもそも滅多に食べに来やしないよ!」
「え!?、そうなんですか………」
「そんなの嘘だよ!おばちゃんなんで
そんなこと言うの?ρ(・ω・、)」
ククは泣きそうな顔でおばちゃんに
詰め寄る。
「えっ、お嬢ちゃんそう言われてもね。
どうしましょう!」
おばちゃんはあたふたしながら
僕に目線を送る。
「クク落ち着いて!」
「八雲、私嘘ついてないよ!!」
「もちろん分かっているさ」
八雲はククを撫でる。
「ごめんよ、本当に来てないんだよ」
おばちゃんは申し訳なさそうにして
こちらを覗く
多分本当に知らなさそうだ。どうしような、
ククを信じてない訳じゃないが、
これじゃ判断が出来ないぞ。
「お嬢ちゃん泣かなくて良いよ。
妖精は居るからね」
「本当!!」
突如、スラッと身長の高い美人さんが
声をかけてきた。
「私が妖精よ!」
「………………………」※八雲
「おっきい妖精さんがいるんだ~」
「あなたが妖精ですか、大きい妖精なんて
聞いたことないけど?」おばちゃん
「確かに先生に似てる。あなたが
ルームさんですか?」
「そうよ、私に用かしら?」
「はい、あなたにお願いがありまして、
まずは先生、リームに会って話を
しましょうか」
「え、ヤバ、『ミラージュ』」
ルームはサーッと消えた。
「な!?、ヤバい逃げられる!!」
「風の精霊よ力を貸して『風の知らせ』
八雲は精霊の力で、わずかな微振動を
感知ルームを発見する。
「そこか!「ストームちょっと版』」
「わわわわわ~」ルームはぐるぐる回り
決めホーズし指を指す「やるじゃないか」
「ふふふ、見つかりはしたが、簡単には
捕まらないぞ~ さ~掛かってこい!!」
……………「風魔法『風陣封殺』」
ルームの周りを円柱状の風の壁が発生
「嘘~この魔法まさか~」
「ル~ウ~ム~何しているのじゃ」
「おねーちゃん戻ったの~!!!」
「覚悟は出来ているんだろうな」
リームは腕を組み空中で仁王立ち
「おねーちゃんまずは話し合おうよ
………ね!」
「んーんダメ~『ストーム地獄』」
リームは首を横に振りルームを
魔法地獄に落とす。
「ギャー目が回る」ルームは回りまくった。
リームが落ち着くまで…………
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