33 / 226
第二章 二度目の異世界
元英雄 2度目の異世界に行く(* ̄∇ ̄)ノ元魔王と!?
しおりを挟む「おはよう赤城、待たせたな」
「気にするな。まだ集合時間前だ」
今は近くにある山のふもとにいる。
今回の転移による影響を考えて人が
いない場所を選んだ。しかし気になる
ことが、予定外の人達がいる。
なぜ?( ゜д゜)ポカーン
「おはよう、八雲」
凛はわかる。おそらく見送りに
来てくれたんだ、
「おはよう、八雲君」
音羽さんなぜここに?凛が
知らせたのか?
「おはようございます、鈴木八雲君」
そして、わからないのはなぜ校長が
ここにいる!?
「皆さん、おはようございます。」
八雲は動揺してややそわそわして
挨拶する。
「八雲君そんなに見つめられますと、
テレますね!!(*´∀`)つ
そうだわ、また若返りましょうか!!」
「おばあちゃん(怒) 冗談は
そのくらいでね!!」
「ま~凛ちゃん、ここ最近修業で
身につけた力のせいもあるけど
迫力出てきたわね(;^ω^)」
「音羽、話が進まないわよ。
私からまず話すわ」
「そうなんですよ。一番の疑問は
貴方ですね校長どうしてここに!?」
「そうですね、昨日ある場所で
非常に強いオーラを観測しましてね。
今まで感じたことのない神域を形成
したとも聞いていますね。もちろん
こんな近くで起きた大事件ですから
私も音羽も駆けつけました。」
「しまった~あれだけの魔法を
行使すれば、気づかれて当たり前だ‼️
隠すのも無理だろうから
どうしようもないけど」
「八雲君」
「はい、何でしょう」
「貴方についてはどう扱えば良いか、
再度 検討しますね‼️(* ̄∇ ̄)」
校長から黒いオーラを感じる。
これはちょっと怒っておられる………
「わかりました。すいませんΣ(>Д<)」
音羽さんがこちらに歩いて来た。
「八雲君、凛をお願いね‼️(* ̄∇ ̄)ノ」
「うん?すいません何て言いました‼️」
「八雲、凛をもらっもごもご」
凛がなにかを察知したのか、
即座に音羽さんの口を塞ぐ。
「八雲私も付いていくから」
「おい、何言っているのか
分かってるのか凛!」
八雲は驚いて凛を見る
「うん、わかっているよ。
話しは聞いているからね簡単には
戻れない場所だけど、八雲について
行くって決めたから!( ・`д・´)」
凛が気迫がこもった口調で言い寄る。
「八雲君、あまり気にしなくて良いわよ。
凛が自分で覚悟してついていくんだから、
私も含めて家族全員が凛が異世界に
行くことを了承してるから気に
しないでね。( ´∀` )b」
「八雲そう言うことだから宜しく(^o^)」
「……………わ、わかったよ」
八雲はしぶしぶ納得した。
「八雲、諦めて正解じゃ、
あやつは止まらん 我も大分疲れた
(ノ´Д`)ノ」
「なるほど、情報源は先生ですか~」
「仕方ないのじゃ、あまりにも
しつこいのじゃ」
「おい、そろそろ準備しろ」
赤城があきれた顔で催促する。
「赤城悪いな話がついた。
行くとするか。」
「簡単に言ってくれるな、
結構すでに俺は疲れているんだからな!!」
赤城はかなり前から空間の狭間を
開けるためオーラを高め魔方陣を
形成していた。本来は開けるにしても
千人以上の魔法使いを集めなければ
できない芸当だ、元魔王だから
1人で出来ると言うことか!!
しんどいと言っていたが、
余裕な顔でこちらに赤城は歩いてくる。
「おい、妖精よ話がある」
「何じゃ魔王」
「力を貸せ、知識の泉を称された
妖精リームの力をな」
「なんじゃ、我のこと知って
おったのか?」
「当たり前だ、我らの耳にも
しっかり届いている」
「お前はもう少し頼み方を覚えるの
じゃなま~お前に言われるまでもない
我の弟子八雲の為じゃ、もちろん
協力しよう」
「良し、では今現状の問題点だが、
空間を開くことは俺の力でなんとか
なるが、その後のコントロールが
ままならない。あちらの世界には
行けるが、あまりにも訳のわからない
場所にいっては移動に時間がかかり
すぎる。やれるか妖精」
「うーん、やったことはないから断言は
できんが何とかしよう。」
「良いだろう、八雲準備は良いか」
「おー大丈夫だ、俺は特にやることないし
心の準備だけだからな」
「良し、こちらに来い」
八雲達は赤城のそばに描かれた
魔方陣の中に入る。魔方陣からは
強い力を感じて少しでもバランスが
崩れれば大爆発でこの山くらいは
跡形もなく吹っ飛ぶだろう。
怖~(゜Д゜ ||)」
「それでは準備良いか」
赤城は皆に声をかける。それぞれが
それぞれの反応で同意する。
「それでは、音羽さん、
校長いってきます」※八雲
「おばあちゃん行ってくるね。
お父さんとお母さんに
宜しくね( ≧∀≦)ノ」
「ではいくぞ」赤城は拳を握り締め、
天に向かって突き出す。拳から
赤いオーラの柱が登り周りの魔方陣を
巻き込む。
「天に大穴が開いたぞ大丈夫か?」
「大丈夫じゃいくぞ」
先生の魔法が僕らを包み
そのまま天へと登っていった。
「まったく嬉しそうに付いていったはね。
凛ちゃん!!」※校長
「好きな男に付いていくんだから
当たり前じゃない」※音羽
「フフ、貴方と一緒ね(〃´ω`〃)」
「うるさいわよ奏音」
「仕方ないでしょ貴方と一緒で孫まで
行っちゃうんだから‼️」
「本当懐かしいわ、奏音この後時間ある。
昔の話でもしましょう。(^o^)」
「OK~貴方の面白話でもしましょうか!!」
「奏音は相変わらず、意地悪ね。
ふん(*`ω´*)」
「ごめん、ごめん行きましょ」
二人は若かりし頃を思い出し楽しそうに
喫茶店に向かうのだ。
その頃…………………八雲達には問題が
発生していた。
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる