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第二章 二度目の異世界

元英雄 2度目の異世界に行く(* ̄∇ ̄)ノ元魔王と!?

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「おはよう赤城、待たせたな」

「気にするな。まだ集合時間前だ」

 今は近くにある山のふもとにいる。
今回の転移による影響を考えて人が
いない場所を選んだ。しかし気になる
ことが、予定外の人達がいる。
なぜ?( ゜д゜)ポカーン

「おはよう、八雲」
 凛はわかる。おそらく見送りに
来てくれたんだ、

「おはよう、八雲君」
音羽さんなぜここに?凛が
知らせたのか?

「おはようございます、鈴木八雲君」
 そして、わからないのはなぜ校長が
ここにいる!?

「皆さん、おはようございます。」

八雲は動揺してややそわそわして
挨拶する。

「八雲君そんなに見つめられますと、
 テレますね!!(*´∀`)つ
 そうだわ、また若返りましょうか!!」

「おばあちゃん(怒) 冗談は
そのくらいでね!!」

「ま~凛ちゃん、ここ最近修業で
身につけた力のせいもあるけど
迫力出てきたわね(;^ω^)」

「音羽、話が進まないわよ。
私からまず話すわ」

「そうなんですよ。一番の疑問は
貴方ですね校長どうしてここに!?」

「そうですね、昨日ある場所で
非常に強いオーラを観測しましてね。
今まで感じたことのない神域を形成
したとも聞いていますね。もちろん
こんな近くで起きた大事件ですから
私も音羽も駆けつけました。」

「しまった~あれだけの魔法を
行使すれば、気づかれて当たり前だ‼️
隠すのも無理だろうから
どうしようもないけど」

「八雲君」

「はい、何でしょう」

「貴方についてはどう扱えば良いか、
再度 検討しますね‼️(* ̄∇ ̄)」

校長から黒いオーラを感じる。
これはちょっと怒っておられる………

「わかりました。すいませんΣ(>Д<)」

音羽さんがこちらに歩いて来た。

「八雲君、凛をお願いね‼️(* ̄∇ ̄)ノ」

「うん?すいません何て言いました‼️」

「八雲、凛をもらっもごもご」

 凛がなにかを察知したのか、
即座に音羽さんの口を塞ぐ。

「八雲私も付いていくから」

「おい、何言っているのか
分かってるのか凛!」

八雲は驚いて凛を見る

「うん、わかっているよ。
話しは聞いているからね簡単には
戻れない場所だけど、八雲について
 行くって決めたから!( ・`д・´)」

凛が気迫がこもった口調で言い寄る。

「八雲君、あまり気にしなくて良いわよ。
凛が自分で覚悟してついていくんだから、
私も含めて家族全員が凛が異世界に
行くことを了承してるから気に
しないでね。( ´∀` )b」

「八雲そう言うことだから宜しく(^o^)」

「……………わ、わかったよ」

八雲はしぶしぶ納得した。

「八雲、諦めて正解じゃ、
あやつは止まらん 我も大分疲れた
(ノ´Д`)ノ」

「なるほど、情報源は先生ですか~」

「仕方ないのじゃ、あまりにも
しつこいのじゃ」

「おい、そろそろ準備しろ」

赤城があきれた顔で催促する。

「赤城悪いな話がついた。
行くとするか。」

「簡単に言ってくれるな、
結構すでに俺は疲れているんだからな!!」

 赤城はかなり前から空間の狭間を
開けるためオーラを高め魔方陣を
形成していた。本来は開けるにしても
千人以上の魔法使いを集めなければ
できない芸当だ、元魔王だから
1人で出来ると言うことか!!

しんどいと言っていたが、
余裕な顔でこちらに赤城は歩いてくる。

「おい、妖精よ話がある」

「何じゃ魔王」

「力を貸せ、知識の泉を称された
                妖精リームの力をな」

「なんじゃ、我のこと知って
おったのか?」

「当たり前だ、我らの耳にも
しっかり届いている」

「お前はもう少し頼み方を覚えるの
じゃなま~お前に言われるまでもない
我の弟子八雲の為じゃ、もちろん
協力しよう」

「良し、では今現状の問題点だが、
空間を開くことは俺の力でなんとか
なるが、その後のコントロールが
ままならない。あちらの世界には
行けるが、あまりにも訳のわからない
場所にいっては移動に時間がかかり
すぎる。やれるか妖精」

「うーん、やったことはないから断言は
 できんが何とかしよう。」

「良いだろう、八雲準備は良いか」

「おー大丈夫だ、俺は特にやることないし
 心の準備だけだからな」

「良し、こちらに来い」

八雲達は赤城のそばに描かれた
魔方陣の中に入る。魔方陣からは
強い力を感じて少しでもバランスが
崩れれば大爆発でこの山くらいは
跡形もなく吹っ飛ぶだろう。
怖~(゜Д゜ ||)」

「それでは準備良いか」

 赤城は皆に声をかける。それぞれが
それぞれの反応で同意する。

「それでは、音羽さん、
校長いってきます」※八雲
「おばあちゃん行ってくるね。
 お父さんとお母さんに
宜しくね( ≧∀≦)ノ」

「ではいくぞ」赤城は拳を握り締め、
 天に向かって突き出す。拳から
赤いオーラの柱が登り周りの魔方陣を
巻き込む。

「天に大穴が開いたぞ大丈夫か?」

「大丈夫じゃいくぞ」

先生の魔法が僕らを包み
そのまま天へと登っていった。

「まったく嬉しそうに付いていったはね。
 凛ちゃん!!」※校長

「好きな男に付いていくんだから
 当たり前じゃない」※音羽

「フフ、貴方と一緒ね(〃´ω`〃)」

「うるさいわよ奏音」

「仕方ないでしょ貴方と一緒で孫まで
 行っちゃうんだから‼️」

「本当懐かしいわ、奏音この後時間ある。
 昔の話でもしましょう。(^o^)」

「OK~貴方の面白話でもしましょうか!!」

「奏音は相変わらず、意地悪ね。
ふん(*`ω´*)」

「ごめん、ごめん行きましょ」

二人は若かりし頃を思い出し楽しそうに
喫茶店に向かうのだ。



 その頃…………………八雲達には問題が
発生していた。



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