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第一章 異世界帰還編
露鬼さんぐるぐる、部長~!Σ( ̄ロ ̄lll)
しおりを挟むあれから、先生達は酒を飲みまくり、
僕と左藤さんはひたすらつまみを作り
夜は更けていった。
「リームちゃん、また来てね~。(。>д<)」
「ライちゃん、もちろんじゃ~(ノ´Д`)ノ」
「ライちゃん」「リームちゃん」
( * ´д)/(´д`、)…………わーん
もーう何も言うまい、命は大事にだ
「左藤さん喋ったら殺す」左藤さんは
八雲の殺気に震えた。
そして学園に帰る。
「忘れてはいけない部長覚悟しとけ~」
僕は管理クラブの部室に行く
「コンコン、失礼します」
部室に入ると露鬼(ろき)がパンツ一丁で
逆さ吊りで吊るされていた。
「はっー図体だけかー調子乗ってるん
じゃねーぞ!オメーみたいな見た目だけの
中身空っぽはな~頭にカニ味噌でも
積めてろー
あ、おーめには勿体ないか、ハッハッハー」
「兄貴ーー 助けて~ 。゜(゜´Д`゜)゜。」
僕はそっとドアを閉めた。
「八雲君じゃないですか~お帰りなさい」
帰ろうとしていたら、後ろから部長に
止められた。
先ほどと違い、可憐な感じでキリッとした
顔で声をかけられた。
「人形は届けることはできたかい!
多分大変だったと思うけど」
「はい、もちろんです。
問題ありませんでした。」
僕は命を大事にするのだ。
「そうかーそうかー、左藤さんから
聞いてるよ良くやってくれたね」
「そうだ、美味しいクッキーがあるんだー
部室で食べないかい」
あの拷問部屋に い く の か~ ダメだー
「すいません、急用を思い出しまして、
残念ですが、今日は帰ります。」
「そうかい、残念だなー新しい鞭を
試したかったんだけど「ニヤ」
「失ー礼ーしましたーーー」
僕はダッシュで帰った。
………▽
「八雲君、おはよう」
僕は登校していると、神薙に声を
かけられた。
「神薙、おはよう」
「こないだは、大変だったね。
雷様の案件、皆やりたがらなくって、
困ってたんだよね~解決してくれて
ほんと良かったよ。」
「なんだ、やっぱり面倒事かよ」
「土地神様からの依頼なんて中々ないし、
被害者も出て、皆怖がってたよ。」
「とにかく解決したし、また実績積むために
依頼をこなすかね~
神薙また部長のとこで、任務を受けるのか?」
「八雲君違うよ。前回は特別で、
通常は受付で、依頼を受けるんだよ。
案内しょうか?」
「良いのか、サンキュー」
神薙に連れられて、受付に着いた。
モン○ンみたいに紙が張り出されている。
「依頼はA~Dランクがあって、Aが難しく
Dが簡単な感じ、高いランクは一定の任務を
こなさないと受けることはできない。
任務に応じて評価されていくから、
徐々に上がって行くはずだよ」
取り敢えず依頼書を見てみるか、
①愛犬のポチがいなくなりました
捜して下さい。 Dランク
「犬の捜索とかやってるんだ」
②うちの犬がたまーにですが、喋るです。
すごくないですか?Dランク
「ただの自慢話かー!!!」
③こないだ、歩いていると目の前に
犬が現れて、喋ったんです。
顔を見たら人の顔で、 何とかして
下さい。Cランク
「人面犬ってやつか、たしか妖魔
かもしれない」
④夫が満月の日になるといつもいなく
なるんです。調査をお願いします。
Cランク
「狼男に変身しているのか?なんか
犬関連が多い気がする。」
⑤彼がいつも満月の日になると、
発情して私をペロペロとなめるの
犬のようね‼️
『激しすぎるわ‼️』Zランク
「人の痴情話なんて知るか~っていうか、
④と⑤繋がっとるがな~~~」
「流石部長が認めるだけのことはあるがな~
素晴らしいツッコミだもん」
「誰だあんたは」
「俺はここの受付の取りまとめを
担当している代門(だもん)て言うもの
だもん。宜しくな」
「どうも、鈴木八雲と言います。」
「あの僕のこと何て言ってたんですか?」
「面白いのが入っただもん」
「それだけですか?」
「あ~それだけだ、部長がそんなことは
滅多にいわないからな~楽しみに
待ってたぜ」
「それはご期待に答えれば良いですが‼️」
「よ~し八雲にとっておきの依頼を
出してやれだもん~」
代門さんは受付の女子に指示をだし、
その人は「鬼人村ですか」と確認する。
「あーちょうど人手がほしかっただもん」
「ほれ、依頼書だ」
八雲は依頼書を見る。
『鬼人村の前鬼と後鬼を止めるのを
手伝って欲しい。 Aランク
「Aランク任務じゃないですか?
僕ではだめじゃないんですか?」
「大丈夫、安心しろ。部長からは
あいつならできる‼️難しい仕事、
厄介な仕事面倒な仕事、やりたくない仕事、
なんでもやってくれる優秀な人材と
聞いているだもん。
「何も言うまい、流石はあの部長だ!!!」
「じゃ行くってことでいいな~」
「了解です。代門さん、」
「助かるよ。これで5人かもう少し増や
したいが安易に増やすと死人がでる
からな~」
「えっ、ま~Aランク任務だから
危険度が高いとは思ったけど」
「今回は戦闘がメインになるから、
討伐クラブからも人手を借りる
予定だもん」
「ちょっとまったーー 兄貴がいくとこ
この露鬼様ありだぜ~」
「露鬼さん、顔に鎖の痕あるよ大丈夫!!」
「兄貴、こっこっこれは、ファッション
だぜ!るろうに剣○みたいでカッコいい
だろ!」
確かに良い感じの迫力のある模様だけど、
ぐるぐる巻きで鞭でバシバシされてるの
見ちゃったしな~」
「代門さん露鬼は参加できるんですか?」
「さっきも言ったが、危険だ、普通は
無理だが露鬼おまえの話しは聞いている。
お前のところの部長の了承がとれれば
良いぞ」
「よっしゃ兄貴ーーーいってくるぜーーー」
「露鬼さんいってらっしゃい」
露鬼はダッシュで部屋を出ていった。
さて用は済んだし帰るか」
「ちょっと待ったー私も行く‼️」
「神薙、おまえ遊びに行くんじゃないぞ」
「分かってるわよ。私をなんだと
思ってるのよ‼️」
神薙が笑顔で参戦……………(*≧∇≦)ノ
可愛いけどアホなんだよな~
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