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第52話 ポルターガイスト3

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 沙衣と美湖は、隆之の招きにより別荘へ入る。
 別荘は吹き抜けのダイニングキッチンに1階と2階に部屋が1つずつある。
 沙衣と美湖は、部屋を見て回るが霊はいない。
 美湖が沙衣に聞く
 「霊の気配はある。」
 「別荘の中にはないわ。」
沙衣は答えながら山の上の方向を見る。
 2人はスタッフと共に深夜を待つ。
 沙衣が言う
 「来たわよ。」
美湖も言う
 「入ってきたわ。」
途端に物が宙を浮き、ドアが開いたり閉まったりしだす。
 入ってきた霊は1体だけではない、複数いる。
 沙衣と美湖は、手をかざし陽の光を当て霊を消していく。
 ダイニングキッチンを終わると1階の部屋を除霊し、次に2階の部屋を除霊する。
 その様子をカメラマンが撮っている。
 別荘は再び静かになる。
 2人はカメラに向かって
 「除霊終わりました。」
とポーズをとる。
 沙衣は、続けて
 「明日は、元をたたこうと思います。」
と言う。
 美湖が沙衣に聞く
 「霊がどこから来たのかわかるの。」
 「山の上の方に気配があるわ。」
沙衣は答える。
 隆之が2人に聞く
 「これで終わったんのではないのですか。」
 「終わったと思いますが、霊は外から入ってきています。」
 「また来る可能性がありますか。」
 「はい、明日元凶を突き止めようと思います。」
 「お願いします。」
彼は2人を信用する。
 2人はスタッフに別荘の周囲の地図を見せてもらう。
 しかし、めぼしいものはない。
 明日は、沙衣の勘が頼りになりそうだ。
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