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第74話 パリの休暇

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 バルトロメウスは、パリ軍基地を調べると拘束したジスラン司令官を連れて、ユニオンでカルフォルニア基地へ帰って行く。
 ブリュノは、新しい司令官が着任するまでパリ軍基地を管理することになる。ハンティング・ウルブズもブリュノたちが加入を希望しているため留まることにする。
 レオンとデニスがルイーズを街に出かけないかと誘う。レオンとデニスが言い合いになる。
 「俺が先に声をかけたんだぞ。」「いや、俺の方が早かった。」
そこにエリクが通りかかる。
 「ルイーズ、彼らは何を争っているんだ。」「2人は私と出かけたいそうよ。」
 「そうか、これから昼食を食べに行くんだが一緒にどうだ。」「いいわよ。」
ルイーズはレオンとデニスをおいて出かけてしまう。リリアーヌはアウレールに声をかける。
 「おいしい店を知っているのだけどお昼一緒にどお。」「いいですよ。」
彼らが出かけようとするとクリスタが気づく。
 「あんたたちどこへ行くの。」「昼を2人で過ごすのよ。」
 「アウレール、どういうつもり。」「おいしい店があるから食べに行くだけだよ。」
 「年上のお姉さんがいいのね。」「どういうこと。クリスタも一緒に来る。」
 「アウレールダメよ。デートなんだから。」「デート?そんなつもりはなかったんだけど。」
 「アウレール、お子様ね。」
リリアーヌが言い放つ。クリスタが迫る
 「私とリリアーヌのどっちを選ぶの。」「なんでそんな話になるの。」
 「他の女に現を抜かしているからよ。」「俺はそんなことしていないぞ。」
そこにブルーノが通りかかる。
 「どうした痴話げんかか。」「そんなことしてません。」「俺は悪くないぞ。」
リリアーヌは面白そうに見ている。ブルーノが聞く。
 「何があったんだ。」「アウレールがリリアーヌとデートをしようとしているんです。」「俺は食事に誘われただけだよ。」
 「そうか、残念だが2人とも外出禁止だ。」「えっ、兄貴それはないよ。」
 「ポートダグラスで何があった。」「気を付けるよー」「だめだ。それからリリアーヌ、君も外出禁止だ。」
 「おじさん、それひどい。」「ブリュノも承諾しているよ。」
ブルーノはおじさんと言われて少し傷つく。アウレールが食い下がる。
 「兄貴、考え直してよ。」「それならレオンとデニスに連れて行ってもらえ。」
 「行くなら兄貴とがいいよ。」「分かった。夕方にでも出かけるか。」
 「ありがとう兄貴。」「私も行くわ。」「おじさん、私もいいでしょ。」
 「分かった。みんな一緒に行こう。」
ブルーノは3人を連れて食事に行くことになる。
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