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第5章 勇者一行
第17話 ローズの切り札
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俺はローズにコルトバを灰にした魔法について聞く。
「お姉様、さっきの魔法は何ですか。」「ファイヤーボールとパイルサイクロンを組み合わせたものよ。」
「2つの魔法を同時に詠唱したのですか。不可能だと思いますが・・・」「新しい詠唱を作りだしたのよ。ファイヤーサイクロンと呼んでいるわ。」
「私にも教えて下さい。」「私の切り札だからダメよ。それより、あなたのマグマウェーブは何。」
「何と言われても。ただのマグマウェーブです。」「いいえ、あんな強力なものは見たことないわ。」
「追いつめられて力が出たのかもしれません。」「そうお、アニーの魔力ではできないはずよ。」
俺はリミッターを解除してマグマウェーブを使っていた。全力でないにしても強力なものになったのだ。
ローズは、戦いの功労者のナツキに言う。
「勇者様のおかげで斬撃のコルトバを倒すことが出来ました。」「と言うことは、ローズさんからご褒美をもらえますか。」
「勝ったのはみんなが力を合わせたからです。」「でも、キス位は欲しいなー」
「しません。評価が下がりますよ。」「俺は評価を気にしません。」
ローズは渋い顔になる。そこへ使用人の女の子5人が来て言う。
「勇者様、ありがとうございます。」「約束忘れていないよね。」
「はい、勇者様と御付き合いします。」「うれしいなー」
俺はナツキに言う。
「女の子と付き合っている時間はないわよ。」「嫌だ。俺はここに住むぞ。連れて行こうっとしても無駄だからな。」
俺はウインドバインドでナツキを拘束する。そしてアヒムたちに言う。
「今のうちです。勇者様を縛って運ぶ用意をしてください。」「お言葉のままに。」
「アニエスちゃん、ひどいよ。」「勇者殿、アニエス様からの指示です。おとなしくしてください。」
「アニエス様をあがめ隊」によって、ナツキは荷造りされる。
ニコルは家族を失ったショックで落ち込んでいる。ローズがニコルに声をかける。
「ニコル様、ご家族の敵は討ちました。」「ありがとうございます。」
彼が立ち直るには時間がかかりそうだ。俺たちは旅の準備をするとルマール男爵領へ向けて出発する。
「お姉様、さっきの魔法は何ですか。」「ファイヤーボールとパイルサイクロンを組み合わせたものよ。」
「2つの魔法を同時に詠唱したのですか。不可能だと思いますが・・・」「新しい詠唱を作りだしたのよ。ファイヤーサイクロンと呼んでいるわ。」
「私にも教えて下さい。」「私の切り札だからダメよ。それより、あなたのマグマウェーブは何。」
「何と言われても。ただのマグマウェーブです。」「いいえ、あんな強力なものは見たことないわ。」
「追いつめられて力が出たのかもしれません。」「そうお、アニーの魔力ではできないはずよ。」
俺はリミッターを解除してマグマウェーブを使っていた。全力でないにしても強力なものになったのだ。
ローズは、戦いの功労者のナツキに言う。
「勇者様のおかげで斬撃のコルトバを倒すことが出来ました。」「と言うことは、ローズさんからご褒美をもらえますか。」
「勝ったのはみんなが力を合わせたからです。」「でも、キス位は欲しいなー」
「しません。評価が下がりますよ。」「俺は評価を気にしません。」
ローズは渋い顔になる。そこへ使用人の女の子5人が来て言う。
「勇者様、ありがとうございます。」「約束忘れていないよね。」
「はい、勇者様と御付き合いします。」「うれしいなー」
俺はナツキに言う。
「女の子と付き合っている時間はないわよ。」「嫌だ。俺はここに住むぞ。連れて行こうっとしても無駄だからな。」
俺はウインドバインドでナツキを拘束する。そしてアヒムたちに言う。
「今のうちです。勇者様を縛って運ぶ用意をしてください。」「お言葉のままに。」
「アニエスちゃん、ひどいよ。」「勇者殿、アニエス様からの指示です。おとなしくしてください。」
「アニエス様をあがめ隊」によって、ナツキは荷造りされる。
ニコルは家族を失ったショックで落ち込んでいる。ローズがニコルに声をかける。
「ニコル様、ご家族の敵は討ちました。」「ありがとうございます。」
彼が立ち直るには時間がかかりそうだ。俺たちは旅の準備をするとルマール男爵領へ向けて出発する。
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