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46話 部長のお誘い
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九郎とあやめ、玉枝の3人は大学へ向かう途中、九郎のアパートに寄る。九郎はリュックサックを取りに部屋に戻る。
九郎とあやめはアパートを出ると玉枝は気配を小さくして見えなくなる。2人は大学に入る。
つよしと美琴が声をかけてくる。
「おはよう。九郎、社本さん。」「おはよう。つよし、みこさん。」
4人は、教室に入り席に着く。午前中の講義か終わり、昼時間になる。4人は学食へ行く。
つよしと美琴は学食のランチだが、九郎とあやめは1つで2人分のある弁当を開ける。
これは、かえでと玉枝の仕業である。九郎とあやめは周囲の目を気にしつつ食べる。つよしが九郎に言う。
「とうとう、ひとつの弁当を分け合って食べるようになったか。」「うらやましいだろ。」
九郎はやけになって答える。つよしは正直に感想を言う。
「うらやましい。みこ、弁当作ってくれ。」「両親に付き合っていることばれるでしょ。」
4人が学食で浮いている。午後の講義が終わると4人はハイキング部の部室に行く。
いつものように部長と2人の先輩がいる。部長が九郎に言う。
「お願いがある。」「何でしょう。」
九郎は玉枝がらみの頼み事だと覚悟する。
「ここに屋内プールの券が6枚ある。」「屋内プールですか。」
「今年オープンするプールの券だ。」「いつオープンするんですか。」
「2週間後の土曜日だ。」「土曜は午前中講義がありますよ。」
「だから次の日の日曜日に来たいと思う。」「僕と行くのですか。」
「それは、玉枝さんと翼、社本、木村、柏木の6人だ。」「お姉さんを誘えばいいんですね。」
「頼むぞ。」「分かりました。」
玉枝が言う。
「プールは行ってみたいわ。」
九郎もあやめの水着姿を拝めるなら断る理由はどこにもない。翌日、九郎は部長に玉枝も行くと報告する。
大学からの帰り道、あやめは九郎に言う。
「水着を買いたいの付き合ってくれる。」「もちろんだよ。僕も水着持って来ていないからちょうどいいよ。」
「日曜日に行きましょう。」「そうだね。」
2人はスーパーまで行くと分かれる。九郎はスーパーで買い物をする。玉枝が九郎に言う。
「あやめちゃん、どんな水着選ぶのかしら。」「僕は、玉枝さんの水着が心配です。」
九郎が周りに聞こえないように小声で話す。
「私の水着が気になるの。」「悪目立ちしないようにしてください。」
「分かったわ。九郎ちゃん、独占欲強いのね。」
九郎は玉枝が露出度の高い水着をやめてくれればよいと考える。
日曜日、朝起きると玉枝はすでに起きて、朝食をテーブルに並べている。
ご飯と卵とほうれん草、ベーコンを炒めたものにみそ汁である。
九郎は「いただきます」をして食べ始める。玉枝が調理の出来を聞く。
「お味はどお。」「おいしいよ、ほうれん草の炒め物気に入ったよ。」
玉枝は喜ぶ。九郎は食べ終えると着替え始める。玉枝もネグリジェ姿から服を変える。
白とグレーのボーダー柄のトップスに黒のテーパードパンツである。
九郎と玉枝は、あやめの家に向かう。
九郎とあやめはアパートを出ると玉枝は気配を小さくして見えなくなる。2人は大学に入る。
つよしと美琴が声をかけてくる。
「おはよう。九郎、社本さん。」「おはよう。つよし、みこさん。」
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つよしと美琴は学食のランチだが、九郎とあやめは1つで2人分のある弁当を開ける。
これは、かえでと玉枝の仕業である。九郎とあやめは周囲の目を気にしつつ食べる。つよしが九郎に言う。
「とうとう、ひとつの弁当を分け合って食べるようになったか。」「うらやましいだろ。」
九郎はやけになって答える。つよしは正直に感想を言う。
「うらやましい。みこ、弁当作ってくれ。」「両親に付き合っていることばれるでしょ。」
4人が学食で浮いている。午後の講義が終わると4人はハイキング部の部室に行く。
いつものように部長と2人の先輩がいる。部長が九郎に言う。
「お願いがある。」「何でしょう。」
九郎は玉枝がらみの頼み事だと覚悟する。
「ここに屋内プールの券が6枚ある。」「屋内プールですか。」
「今年オープンするプールの券だ。」「いつオープンするんですか。」
「2週間後の土曜日だ。」「土曜は午前中講義がありますよ。」
「だから次の日の日曜日に来たいと思う。」「僕と行くのですか。」
「それは、玉枝さんと翼、社本、木村、柏木の6人だ。」「お姉さんを誘えばいいんですね。」
「頼むぞ。」「分かりました。」
玉枝が言う。
「プールは行ってみたいわ。」
九郎もあやめの水着姿を拝めるなら断る理由はどこにもない。翌日、九郎は部長に玉枝も行くと報告する。
大学からの帰り道、あやめは九郎に言う。
「水着を買いたいの付き合ってくれる。」「もちろんだよ。僕も水着持って来ていないからちょうどいいよ。」
「日曜日に行きましょう。」「そうだね。」
2人はスーパーまで行くと分かれる。九郎はスーパーで買い物をする。玉枝が九郎に言う。
「あやめちゃん、どんな水着選ぶのかしら。」「僕は、玉枝さんの水着が心配です。」
九郎が周りに聞こえないように小声で話す。
「私の水着が気になるの。」「悪目立ちしないようにしてください。」
「分かったわ。九郎ちゃん、独占欲強いのね。」
九郎は玉枝が露出度の高い水着をやめてくれればよいと考える。
日曜日、朝起きると玉枝はすでに起きて、朝食をテーブルに並べている。
ご飯と卵とほうれん草、ベーコンを炒めたものにみそ汁である。
九郎は「いただきます」をして食べ始める。玉枝が調理の出来を聞く。
「お味はどお。」「おいしいよ、ほうれん草の炒め物気に入ったよ。」
玉枝は喜ぶ。九郎は食べ終えると着替え始める。玉枝もネグリジェ姿から服を変える。
白とグレーのボーダー柄のトップスに黒のテーパードパンツである。
九郎と玉枝は、あやめの家に向かう。
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