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41話 部長のメンタル
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翌朝、九郎が目を覚ますと玉枝は朝食をテーブルに並べている。
今朝は、卵雑炊に子持ちししゃもを焼いたものにみそ汁である。
九郎は「いただきます」をして食べ始める。
「玉枝さん、おいしいよ。」「ありがとう。」
玉枝は喜ぶ。九郎はごはんを食べると着替え始める。玉枝もネグリジェから服を変える。
薄い生地のグレーのワンピースである。
インターフォンが鳴り九郎がドアを開ける。あやめが挨拶する
「おはよう、九郎、玉枝さん。」「おはよう、あやめ。」「あやめちゃん、おはよう。」
3人はアパートを出る。通りに出ると玉枝は気配を小さくして見えなくなる。
あやめが九郎に言う。
「部長、大丈夫かしら。」「僕があやめにふられたら立ち直れないよ。」
「試してあげましょうか。」「ごめんなさい。二度と言いません。」
「よろしい。」「部長、元気だといいね。」
2人が大学に入るとつよしが声をかけてくる。つよしはデートの結果が気になるようで九郎に聞く。
「デートどうなった。」「楽しかったよ。」「お前のことじゃないよ。部長はどうなった。」
「部長に聞いてくれ。」「部長に聞くの怖いだろ。」
「なら、見守っていればいいよ。」「そうか。」
九郎はつよしがどちらにとったのかわからなかった。3人は教室に行き席に着く。すると美琴が来る。美琴は、つよしに言う。
「デートの結果、部長に聞いてね。」「みこが聞いてくれ。」
「嫌よ、怖いもの。」「俺も怖いよ。」
美琴は九郎とあやめがデートの結果を教えてくれないと察していたようだ。
講義後、4人はハイキング部の部室に行く。部室には部長と2人の先輩がいる。部長が九郎に言う
「玉枝さんの電話番号教えてくれないか。」「僕も知らないです。」
「兄弟だろ。」「いつも一方的にかけてくるだけですから。」
「そうなのか。」「女は秘密がある方が魅力的だそうです。」
「確かにそうだな。」
部長は納得する。つよしが恐る恐る部長に聞く。
「昨日のデートはどうでしたか。」「楽しかったぞ。」
「では、付き合うことになったんですね。」「いや、ふられた。友達になった。」
「残念ですね。」「俺は友達からやり直すのだ。」
部長は全然諦めていなかった。九郎は部長のメンタルの強さを読み違えていたようだ。玉枝が九郎に言う。
「もう、デートはいかないからね。」
九郎はこの件で今後悩まされることを覚悟する。
今朝は、卵雑炊に子持ちししゃもを焼いたものにみそ汁である。
九郎は「いただきます」をして食べ始める。
「玉枝さん、おいしいよ。」「ありがとう。」
玉枝は喜ぶ。九郎はごはんを食べると着替え始める。玉枝もネグリジェから服を変える。
薄い生地のグレーのワンピースである。
インターフォンが鳴り九郎がドアを開ける。あやめが挨拶する
「おはよう、九郎、玉枝さん。」「おはよう、あやめ。」「あやめちゃん、おはよう。」
3人はアパートを出る。通りに出ると玉枝は気配を小さくして見えなくなる。
あやめが九郎に言う。
「部長、大丈夫かしら。」「僕があやめにふられたら立ち直れないよ。」
「試してあげましょうか。」「ごめんなさい。二度と言いません。」
「よろしい。」「部長、元気だといいね。」
2人が大学に入るとつよしが声をかけてくる。つよしはデートの結果が気になるようで九郎に聞く。
「デートどうなった。」「楽しかったよ。」「お前のことじゃないよ。部長はどうなった。」
「部長に聞いてくれ。」「部長に聞くの怖いだろ。」
「なら、見守っていればいいよ。」「そうか。」
九郎はつよしがどちらにとったのかわからなかった。3人は教室に行き席に着く。すると美琴が来る。美琴は、つよしに言う。
「デートの結果、部長に聞いてね。」「みこが聞いてくれ。」
「嫌よ、怖いもの。」「俺も怖いよ。」
美琴は九郎とあやめがデートの結果を教えてくれないと察していたようだ。
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「玉枝さんの電話番号教えてくれないか。」「僕も知らないです。」
「兄弟だろ。」「いつも一方的にかけてくるだけですから。」
「そうなのか。」「女は秘密がある方が魅力的だそうです。」
「確かにそうだな。」
部長は納得する。つよしが恐る恐る部長に聞く。
「昨日のデートはどうでしたか。」「楽しかったぞ。」
「では、付き合うことになったんですね。」「いや、ふられた。友達になった。」
「残念ですね。」「俺は友達からやり直すのだ。」
部長は全然諦めていなかった。九郎は部長のメンタルの強さを読み違えていたようだ。玉枝が九郎に言う。
「もう、デートはいかないからね。」
九郎はこの件で今後悩まされることを覚悟する。
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