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第109話 見えてる?
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常盤克幸はマンションに住んでいる。
マンションのエントランスには何かが居る。
克幸にはエレベーターの乗り降りの際、それが目の端に映る。
しかし、克幸は無視をしている。
克幸には時たまあり得ないものが見えることがある。
彼はその度、見えないふりをしてやり過ごしている。
ある日、エントランスの何かが克幸の顔を覗き込む。
それはおじさんの顔である。
それから毎日、それは彼の顔を覗き込む。
そして、それは語り掛けてくる
「見えてる?」
克幸は何もないように装って、やり過ごす。
それは克幸の前に立つようになる。
とうとうそれは克幸と一緒にエレベーターに乗り込む。
彼の部屋は6階だが4階のボタンを押す。
彼は4階で降りるがそれは付いて来なかった。
朝、登校するためエレベーターに乗るとそれがいる。
克幸は下校途中、五條家を訪れる。
彼は、クラスメートが亡くなる前に五條家に相談に行くというのを聞いていたのである。
家長代行の五條樹が応対する
「どのような用件ですか。」
「霊に付きまとわれているのです。」
「そうですか。」
「このままだと、家にまで付いて来そうです。」
「私たちは呪い専門ですので除霊はできません。」
「そうなのですか。」
「代わりに、祓い屋を紹介しましょう。」
樹は克幸に古馬沙也加を紹介される。
克幸は浜田駅から朝宮駅に行く。
古馬沙也加の事務所は朝宮駅の近くにある。
しかし。探偵事務所になっている。
彼は、ここでいいのかと思いながら訪れる。
所長の沙也加が応対する
「何か御用ですか。」
「五條さんの紹介で来ました。」
「霊の調査ですね。」
「はい、マンションに住んでいるのですが、エントランスに霊がいるのです。」
「無視してはどうですか。」
「無視していたのですが、付きまとわれるよになったのです、何とかならないでしょうか。
「分かりました、ところで依頼料は大丈夫ですか。」
彼女は電卓でおおよその依頼料をはじき出す。
克幸は金額を見て、携帯で父親と相談する。
そして、依頼料は父親が払うことになる
「依頼料は父が払います。」
沙也加は依頼を受けることにする。
克幸は沙也加とたすくを案内する。
3人は朝宮駅から浜田駅に移動し、駅から歩いてマンションに着く。
エントランスの入るが霊の姿は見えない。
克幸は言う
「いつもはここに居るのです。」
「そうですか、霊の気配もありませんね。」
「一応、家までお願いします。」
沙也加とたすくは手をつなぐ。
3人はエレベーターに乗るがここにも霊はいない。
6階につき、通路に出ると克幸は青くなる
「家に前にあいつがいます。」
沙也加は霊に近づくと水の刃で霊を切りつけ霧散させる。
克幸は驚く、水が刃となって霊を切りつけたのだ
「霊が消えた。」
「これで大丈夫ですよ。」
「ありがとうございます。」
依頼はあっさり片付く。
マンションのエントランスには何かが居る。
克幸にはエレベーターの乗り降りの際、それが目の端に映る。
しかし、克幸は無視をしている。
克幸には時たまあり得ないものが見えることがある。
彼はその度、見えないふりをしてやり過ごしている。
ある日、エントランスの何かが克幸の顔を覗き込む。
それはおじさんの顔である。
それから毎日、それは彼の顔を覗き込む。
そして、それは語り掛けてくる
「見えてる?」
克幸は何もないように装って、やり過ごす。
それは克幸の前に立つようになる。
とうとうそれは克幸と一緒にエレベーターに乗り込む。
彼の部屋は6階だが4階のボタンを押す。
彼は4階で降りるがそれは付いて来なかった。
朝、登校するためエレベーターに乗るとそれがいる。
克幸は下校途中、五條家を訪れる。
彼は、クラスメートが亡くなる前に五條家に相談に行くというのを聞いていたのである。
家長代行の五條樹が応対する
「どのような用件ですか。」
「霊に付きまとわれているのです。」
「そうですか。」
「このままだと、家にまで付いて来そうです。」
「私たちは呪い専門ですので除霊はできません。」
「そうなのですか。」
「代わりに、祓い屋を紹介しましょう。」
樹は克幸に古馬沙也加を紹介される。
克幸は浜田駅から朝宮駅に行く。
古馬沙也加の事務所は朝宮駅の近くにある。
しかし。探偵事務所になっている。
彼は、ここでいいのかと思いながら訪れる。
所長の沙也加が応対する
「何か御用ですか。」
「五條さんの紹介で来ました。」
「霊の調査ですね。」
「はい、マンションに住んでいるのですが、エントランスに霊がいるのです。」
「無視してはどうですか。」
「無視していたのですが、付きまとわれるよになったのです、何とかならないでしょうか。
「分かりました、ところで依頼料は大丈夫ですか。」
彼女は電卓でおおよその依頼料をはじき出す。
克幸は金額を見て、携帯で父親と相談する。
そして、依頼料は父親が払うことになる
「依頼料は父が払います。」
沙也加は依頼を受けることにする。
克幸は沙也加とたすくを案内する。
3人は朝宮駅から浜田駅に移動し、駅から歩いてマンションに着く。
エントランスの入るが霊の姿は見えない。
克幸は言う
「いつもはここに居るのです。」
「そうですか、霊の気配もありませんね。」
「一応、家までお願いします。」
沙也加とたすくは手をつなぐ。
3人はエレベーターに乗るがここにも霊はいない。
6階につき、通路に出ると克幸は青くなる
「家に前にあいつがいます。」
沙也加は霊に近づくと水の刃で霊を切りつけ霧散させる。
克幸は驚く、水が刃となって霊を切りつけたのだ
「霊が消えた。」
「これで大丈夫ですよ。」
「ありがとうございます。」
依頼はあっさり片付く。
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