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第52話 人喰いペンション5
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赤鬼は起き上がり、素手で沙姫に掴みかかるが、彼女は水の刀を作り出し鬼の右腕を切り落とす。
そして、地面をトンと踏みつけると赤鬼は地面から生えた水のトゲに串刺しにされる。
沙姫は赤鬼の首をはねる。
水の縄に捕らえられていた男が拘束を解き、赤鬼になる。
鬼は後方にいる沙也加たちに向かっている。
沙姫はもう一度、地面を踏みつけると沙也加たちの手前で水のトゲに串刺しになる。
「沙也加、首をはねなさい。」
沙也加は沙姫に言われ水の刀を作る、そして切りつけるが刀は折れてしまう。
彼女は再度、水の刀を作り、集中し、密度を上げ硬く鋭い刀にする。
そして、鬼の首に切りつける、今度は刃が通り、首を跳ね飛ばす。
沙也加は肩で息をしている相当集中したのだろう。
沙夜は、青鬼を水の刀でバラバラに切り刻んでいる。
沙姫と沙夜は残り1人の周りに陣を張り、逃げられないようにする。
そして水の縄の拘束を解く、女は命乞いをする、しかし沙姫は容赦なく首を水の刀ではねる。
女は青鬼の姿になり、死体をさらす。
沙姫は沙也加に
「まだまだですね。」
「あなたたちと一緒にしないで。」
沙也加は抗議する。
鈴木刑事はうわごとのように
「何なんだこれは、鬼なんて聞いたこともない。」
沙姫が答える
「ですから、私たちが来たのですよ、でも鬼は初めてですわ。」
「こんなものがいるんですか。」
「ええ、超能力者とか霊能者とか警察の手に負えないものを処理してますのよ。」
沙姫は笑顔を見せたが鈴木は恐怖を感じる。
たすくは沙也加に言う
「鬼が人の皮をかぶっていたから違和感を感じたのですね。」
「そうね、私には人の気配がしなかったのよ異質な感じだったわ。」
「逃げて正解でしたね。」
「そうね、やっぱり行方不明は鬼門ね。」
たすくは、この鬼は異界から来たものなのだろうかと考えている。
鈴木は沙姫と沙夜に礼を言う。
そして、どう報告するか考えるがとりあえず応援を呼ぶことにする。
後日、事務所で沙也加とたすくは話す。
「鬼発見の記事が出ると思いましたけど出ませんでしたね。」
「そうね、もみ消されたんじゃないの。」
代わりに殺人鬼のペンションの記事が躍っている。
曽塚の地下室から多量の人骨が見つかったのだ。
オーナー夫婦は姿を消したことになっており、指名手配されている。
そして、地面をトンと踏みつけると赤鬼は地面から生えた水のトゲに串刺しにされる。
沙姫は赤鬼の首をはねる。
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「沙也加、首をはねなさい。」
沙也加は沙姫に言われ水の刀を作る、そして切りつけるが刀は折れてしまう。
彼女は再度、水の刀を作り、集中し、密度を上げ硬く鋭い刀にする。
そして、鬼の首に切りつける、今度は刃が通り、首を跳ね飛ばす。
沙也加は肩で息をしている相当集中したのだろう。
沙夜は、青鬼を水の刀でバラバラに切り刻んでいる。
沙姫と沙夜は残り1人の周りに陣を張り、逃げられないようにする。
そして水の縄の拘束を解く、女は命乞いをする、しかし沙姫は容赦なく首を水の刀ではねる。
女は青鬼の姿になり、死体をさらす。
沙姫は沙也加に
「まだまだですね。」
「あなたたちと一緒にしないで。」
沙也加は抗議する。
鈴木刑事はうわごとのように
「何なんだこれは、鬼なんて聞いたこともない。」
沙姫が答える
「ですから、私たちが来たのですよ、でも鬼は初めてですわ。」
「こんなものがいるんですか。」
「ええ、超能力者とか霊能者とか警察の手に負えないものを処理してますのよ。」
沙姫は笑顔を見せたが鈴木は恐怖を感じる。
たすくは沙也加に言う
「鬼が人の皮をかぶっていたから違和感を感じたのですね。」
「そうね、私には人の気配がしなかったのよ異質な感じだったわ。」
「逃げて正解でしたね。」
「そうね、やっぱり行方不明は鬼門ね。」
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鈴木は沙姫と沙夜に礼を言う。
そして、どう報告するか考えるがとりあえず応援を呼ぶことにする。
後日、事務所で沙也加とたすくは話す。
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「そうね、もみ消されたんじゃないの。」
代わりに殺人鬼のペンションの記事が躍っている。
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