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第32話 龍神の力
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沙也加とたすくは朝倉町にある舟戸家を訪れる。
舟戸沙姫が応対に出る
「沙也加が男の人連れてくるとは珍しいねぇ。」
「こちらはアルバイトの中野たすく君です。」
沙也加はさらにたすくに紹介する
「叔母の舟戸沙姫です。」
「中野たすくです、よろしくお願いします。」
「沙也加をよろしくお願いします。」
「えっ」
「ここに来たということは、沙也加のこと良く知っているんでしょ。」
「まあ、いろいろと不思議なことができますね。」
たすくには水を操ることも霊が見えることも不思議で片付けるしかなかった。
沙姫は沙也加に尋ねる
「で、何かあったのですか。」
「五條美月に事務所で襲われました。」
「あんた、よく生きてますね。」
「たすくが助けてくれました。」
「ほーっ、それは凄い。」
沙姫のたすくを見る目が変わる。
「あれの呪いを解いたのですか、命狙われますよ。」
沙姫はたすくに言う、沙也加は沙姫に
「ですから、戦う力が欲しいんです。」
「あくまで自分でやるつもりですか。」
「今さらと言われるかもしれませんが、龍神様の力が必要です。」
「逢儀京司に魔術を習い、公方良賢さんに弟子入りして、次は私ですか。」
「お母様も叔母様も私は苦手だったんです、私には叔母様たちがしてきたことが見えてしまうんです。」
「分かりました、基礎を教えましょう、と言っても私と沙夜で築いてきたものですけど。」
「ありがとうございます。」
「1週間で覚えてもらいましょう。」
「はい、先生。」
「それから、たすくさんにも泊まってもらいます。」
「はい・・・え」
沙也加は怪訝な顔をする。
「沙夜にも連絡しないといけませんね。」
「ちょっと待ってください。」
「どうかしましたか。」
「どういうことですか。」
「それは沙也加の相手が決まったんですから。」
「決まってません。」
沙也加は全身で否定する。
「沙也加さん、これって。」
沙也加はたすくを見ると真っ赤になる。
舟戸沙姫が応対に出る
「沙也加が男の人連れてくるとは珍しいねぇ。」
「こちらはアルバイトの中野たすく君です。」
沙也加はさらにたすくに紹介する
「叔母の舟戸沙姫です。」
「中野たすくです、よろしくお願いします。」
「沙也加をよろしくお願いします。」
「えっ」
「ここに来たということは、沙也加のこと良く知っているんでしょ。」
「まあ、いろいろと不思議なことができますね。」
たすくには水を操ることも霊が見えることも不思議で片付けるしかなかった。
沙姫は沙也加に尋ねる
「で、何かあったのですか。」
「五條美月に事務所で襲われました。」
「あんた、よく生きてますね。」
「たすくが助けてくれました。」
「ほーっ、それは凄い。」
沙姫のたすくを見る目が変わる。
「あれの呪いを解いたのですか、命狙われますよ。」
沙姫はたすくに言う、沙也加は沙姫に
「ですから、戦う力が欲しいんです。」
「あくまで自分でやるつもりですか。」
「今さらと言われるかもしれませんが、龍神様の力が必要です。」
「逢儀京司に魔術を習い、公方良賢さんに弟子入りして、次は私ですか。」
「お母様も叔母様も私は苦手だったんです、私には叔母様たちがしてきたことが見えてしまうんです。」
「分かりました、基礎を教えましょう、と言っても私と沙夜で築いてきたものですけど。」
「ありがとうございます。」
「1週間で覚えてもらいましょう。」
「はい、先生。」
「それから、たすくさんにも泊まってもらいます。」
「はい・・・え」
沙也加は怪訝な顔をする。
「沙夜にも連絡しないといけませんね。」
「ちょっと待ってください。」
「どうかしましたか。」
「どういうことですか。」
「それは沙也加の相手が決まったんですから。」
「決まってません。」
沙也加は全身で否定する。
「沙也加さん、これって。」
沙也加はたすくを見ると真っ赤になる。
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