23 / 144
第23話 死霊は語る1
しおりを挟む
古馬沙也加の事務所に東海警察署の中山と名乗る刑事が訪れる。
中山は、舟戸沙姫の紹介状を持ってきている。
沙也加は、叔母の沙姫の紹介状を受け取り中身を見ると一言だけ書いてある
引き受けなさい
有無を言わせない命令書である。
叔母の舟戸沙姫と母の古馬沙夜は、高校生の頃から警察と関係があったらしい。
今でも手に負えない困りごとの相談を舟戸沙姫の所に持ち込んでいるようだ。
沙也加は中山に尋ねる
「どのような用件でしょうか。」
「死体を発見して欲しいのです。」
中山の説明では
殺人の犯人を捕まえたが、被害者の行方分からない。
犯人の供述では、被害者を食べてしまい骨も何もないという。
そこで舟戸さんに協力を求めたところ、姪が探偵をしているから紹介する。
と言うことで訪れたということである。
沙也加は、たすくを呼び出し、中山を入れた3人で、関係のある場所を回ることにする。
最初に被害者の家に行く、アパートに1人暮らしだったそうだ。
沙也加は。気配を探るが霊の気配は感じられない、しかし、違和感がある。
カバンから、紙を取り出し、部屋に置く、紙には丸い円に梵字のような模様が描かれている。
これは経験のある感じ方だ、沙也加は天井を見る。
そして中山に
「天井の照明を調べてください。」
と言う、中山は、鑑識を呼び、照明を調べると小型のピンホールカメラと盗聴器が仕掛けられていた。
沙也加はアパートの周りも探ったが何も感じられなかった。
沙也加は中山に言う
「被害者が襲われた場所を案内してください。」
「ここですよ、被害者は自宅で襲われたのです。」
「そうなのですか、それにしては何もないのです。」
「そうですか、では、拉致されていた場所へ案内しましょう。」
中山は、朝尻町の倉庫街の中にある空き倉庫に案内する。
沙也加は中に入ると異変を感じる、たすくを呼び手をつなぐ
たすくには女性が4人縛られ横たわっているのが見えるが、姿が透けていて今にも消えそうである。
たすくは沙也加に聞く
「幽霊では無いようですが、この女に人たちは何なのですか。」
「ここで起きたことが念になって残っているのよ。」
沙也加は中山に言う
「拉致されていたのは、女性4人です。」
「えっ、1人ではないのですか。」
「間違いなく4人です。」
中山の顔色が変わる、犯人は4人も殺している可能性が出てきたのだ。
中山は、舟戸沙姫の紹介状を持ってきている。
沙也加は、叔母の沙姫の紹介状を受け取り中身を見ると一言だけ書いてある
引き受けなさい
有無を言わせない命令書である。
叔母の舟戸沙姫と母の古馬沙夜は、高校生の頃から警察と関係があったらしい。
今でも手に負えない困りごとの相談を舟戸沙姫の所に持ち込んでいるようだ。
沙也加は中山に尋ねる
「どのような用件でしょうか。」
「死体を発見して欲しいのです。」
中山の説明では
殺人の犯人を捕まえたが、被害者の行方分からない。
犯人の供述では、被害者を食べてしまい骨も何もないという。
そこで舟戸さんに協力を求めたところ、姪が探偵をしているから紹介する。
と言うことで訪れたということである。
沙也加は、たすくを呼び出し、中山を入れた3人で、関係のある場所を回ることにする。
最初に被害者の家に行く、アパートに1人暮らしだったそうだ。
沙也加は。気配を探るが霊の気配は感じられない、しかし、違和感がある。
カバンから、紙を取り出し、部屋に置く、紙には丸い円に梵字のような模様が描かれている。
これは経験のある感じ方だ、沙也加は天井を見る。
そして中山に
「天井の照明を調べてください。」
と言う、中山は、鑑識を呼び、照明を調べると小型のピンホールカメラと盗聴器が仕掛けられていた。
沙也加はアパートの周りも探ったが何も感じられなかった。
沙也加は中山に言う
「被害者が襲われた場所を案内してください。」
「ここですよ、被害者は自宅で襲われたのです。」
「そうなのですか、それにしては何もないのです。」
「そうですか、では、拉致されていた場所へ案内しましょう。」
中山は、朝尻町の倉庫街の中にある空き倉庫に案内する。
沙也加は中に入ると異変を感じる、たすくを呼び手をつなぐ
たすくには女性が4人縛られ横たわっているのが見えるが、姿が透けていて今にも消えそうである。
たすくは沙也加に聞く
「幽霊では無いようですが、この女に人たちは何なのですか。」
「ここで起きたことが念になって残っているのよ。」
沙也加は中山に言う
「拉致されていたのは、女性4人です。」
「えっ、1人ではないのですか。」
「間違いなく4人です。」
中山の顔色が変わる、犯人は4人も殺している可能性が出てきたのだ。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
逢魔ヶ刻の迷い子3
naomikoryo
ホラー
——それは、閉ざされた異世界からのSOS。
夏休みのある夜、中学3年生になった陽介・隼人・大輝・美咲・紗奈・由香の6人は、受験勉強のために訪れた図書館で再び“恐怖”に巻き込まれる。
「図書館に大事な物を忘れたから取りに行ってくる。」
陽介の何気ないメッセージから始まった異変。
深夜の図書館に響く正体不明の足音、消えていくメッセージ、そして——
「ここから出られない」と助けを求める陽介の声。
彼は、次元の違う同じ場所にいる。
現実世界と並行して存在する“もう一つの図書館”。
六人は、陽介を救うためにその謎を解き明かしていくが、やがてこの場所が“異世界と繋がる境界”であることに気付く。
七不思議の夜を乗り越えた彼らが挑む、シリーズ第3作目。
恐怖と謎が交錯する、戦慄のホラー・ミステリー。
「境界が開かれた時、もう戻れない——。」
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/horror.png?id=d742d2f035dd0b8efefe)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/horror.png?id=d742d2f035dd0b8efefe)
龍神の巫女の助手になる~大学生編~
ぽとりひょん
ホラー
大学生になった中野沙衣は、探偵事務所?を開くが雇う助手たちが長続きしない。 沙衣の仕事のお祓いの恐怖に耐えられないのだ。 そんな時、高校性のころから知り合いの中井祐二が仕事の依頼に来る。 祐二は依頼料を払う代わりに助手のバイトをすることになる。 しかし、祐二は霊に鈍感な男だった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/horror.png?id=d742d2f035dd0b8efefe)
ファムファタールの函庭
石田空
ホラー
都市伝説「ファムファタールの函庭」。最近ネットでなにかと噂になっている館の噂だ。
男性七人に女性がひとり。全員に指令書が配られ、書かれた指令をクリアしないと出られないという。
そして重要なのは、女性の心を勝ち取らないと、どの指令もクリアできないということ。
そんな都市伝説を右から左に受け流していた今時女子高生の美羽は、彼氏の翔太と一緒に噂のファムファタールの函庭に閉じ込められた挙げ句、見せしめに翔太を殺されてしまう。
残された六人の見知らぬ男性と一緒に閉じ込められた美羽に課せられた指令は──ゲームの主催者からの刺客を探し出すこと。
誰が味方か。誰が敵か。
逃げ出すことは不可能、七日間以内に指令をクリアしなくては死亡。
美羽はファムファタールとなってゲームをコントロールできるのか、はたまた誰かに利用されてしまうのか。
ゲームスタート。
*サイトより転載になります。
*各種残酷描写、反社会描写があります。それらを増長推奨する意図は一切ございませんので、自己責任でお願いします。
黒猫館の黒電話
凪司工房
ホラー
雑誌出版社に勤める黒井良樹は十年前のある失踪事件について、調べていた。
それは彼の大学時代、黒猫館と呼ばれたある建物にまつわるもので「黒猫館にある黒電話を使うと亡くなった人と話すことができる」そんな噂話が当時あった。
それを使って肝試ししようと、サークル仲間の安斉誠一郎が提案し、仲の良かった六人の男女で、夏のある夜、その館に侵入する。
しかしその内の一人が失踪してしまったのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる