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第224話 ムーラー4度目の襲来9

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 ホワイトアースはムーラーの群れに追われている。しかし、ムーラーは速度が落ち、ホワイトアースとの差が開いてきている。
 アヒム艦長は、エレクとクリスに補給を命じる。彼はクラウス・イェーネ副長に聞く
 「ムーラーの群れをSPA砲で撃つとどのくらいのムーラーをやれる。」「9割ほどだと思います。」
 「1割は残るか。」「戦いますか。」
 「ここで群れをつぶさないとな。」
彼は戦うことを選ぶ。いつまでもムーラーの群れから逃げているわけにはいかない。
 アヒム艦長はSPA砲の準備を指揮する。
 「船体を急速旋回後、SPA砲を発射する、その後、群れの残りに熱核弾頭ミサイルを撃ち込む。」「SPA砲発射準備」「バレル内の状況を報告。」
 「バレル内電子正常に加圧中。」「バレル内圧力目標値に到達、撃てます。」
 「急速旋回、目標群れの中心」
ホワイトアースは船体をきしませながら、旋回を始める。
 そして、艦首がムーラーの群れの中心を向くと
 「撃て」
ホワイトアースの艦首からエネルギーの激流が放出され前方のムーラーの群れが消滅する
 「続いて熱核弾頭ミサイル撃て」「全機発進、群れを殲滅する。」
SPA砲を逃れたムーラにミサイルが近接信管で爆発し、残った群れに穴を開ける。
 さらに発進した8機のエレクと4機の強化ユニットを装備したクリスがムーラーを殲滅していく。
 クラウス副長はアヒム艦長に言う
 「勝てそうですね。」「そうだな。」
ホワイトアースはムーラーの群れを殲滅する。アヒム艦長は索敵の続行を決める。
オクト1,オクト2は索敵に移行。残りは帰艦して補給せよ。」「了解。」
管制官は、オクト1,オクト2に索敵を指示して、残りの搭載機に帰艦を指示する。
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