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3章 不老不死
1話 みおの仕事
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元当主の朝霧翔一が死んでから2か月が経ち、当主の翔太の周りも落ち着いてきた頃、変化が起きる。
毎夜、翔太の枕元に翔一が立つようになる。
翔一は何か言いたそうな顔をしているが翔太には分からない。
翔太は夜、眠れず疲れが溜まってくる。
秘書が心配して翔太に言う
「どうしたのですか、随分疲れているようですが。」
「ああ、父が毎晩枕元に立つんだ。信じられないよな。」
「いいえ、私の家では除霊をしてもらったことがあります。」
「そんなことが出来る人がいるのか。」
「はい、紹介しますよ。」
「でも、払われた霊はどうなるんだ。」
「分かりません。」
「私は父に成仏してほしいのだ。」
「それも聞けばよいと思います。」
「そうだな。」
翔太は、秘書に教えられた電話番号に電話をする。
電話は鬼頭亜香子の事務所につながる。
亜香子が電話に出る
「朝霧と申します。信じてもらえないかもしれませんが、亡くなった父が毎晩、枕元に立つのです。」
「お父さんは何か言っていますか。」
「何か言いたそうな顔をしていますが分かりません。」
「分かりました。お伺いいたします。」
「成仏させたいのですができますか。」
「原因が判れば成仏できますよ。」
「お願いします。」
翔太は依頼することにする。
亜香子は弟子の一条みおに言う
「あなたにちょうど良い依頼よ。」
「どんな依頼ですか。」
「毎晩、枕元に父親の霊が出るそうよ。」
「成仏させれば良いのですか。」
「そうよ。」
「陸の孤島ではないですよね。」
「何を言っているの。」
「三神島のことを忘れたのですか。」
みおは、孤島に1人で除霊に行って島民に殺されかけたことがある。
「たぶん大丈夫よ。」
「分かりました。」
みおはこれ以上の問答は無駄であり、これからは1人で解決しなければならないのである。
彼女は仕事を引き受けると最近買った自分の車で幸田村へ向かう。
幸田村は、都市やその郊外の町とも距離があり、自家用車が必要な静かな村であるが、お茶の栽培で潤っている。
みおは朝霧家に着くと霊の気配とは違った違和感を感じる。
彼女の中でここは危険だと叫ぶ声がするが危険の正体は分からない。
翔太がみおを出迎える
「鬼頭亜香子先生ですか。」
「いいえ、弟子の一条みおと言います。」
「そうですか。」
「大丈夫ですよ、霊を見ることは先生も一目置いていますから。」
「分かりました。お願いします。」
みおは翔太に居間に通される。
翔太はみおに説明する
「父が亡くなってから2か月位経った頃から、父の霊が枕元に立つようになったのです。」
「お父さんの霊は、何か言いたげな表情をしていますね。」
「なぜ、わかるのですか。」
「今あなたの後ろに細身の初老の男性が立っています。」
「父です。」
分かりました私が話を聞きます。
みおは声を出さず、心で言葉を発する
「私は一条みおを言います。息子さんの依頼できました。言い残したことがあれば息子さんに伝えます。」
「私は、お方様との約定を息子に伝えていません。」
「お方様とは何ですか。」
「この家の守り神です。」
「約定の内容を教えてください。」
「半年に一度、若い女性をお方様に捧げます。7月と1月です。」
みおは青くなる。
彼女は知ってはならない秘密を知ってしまったのだ。
このまま翔太に伝えれば、彼女はお方様に消されるだろう。
「お方様は、女性をどうするのですか。」
「開かずの倉へ連れていきます。そこで女性を食らいます。骨は倉の床下に穴があり、そこにあります。」
「そうですか。」
「これを翔太に伝えてください。このままでは朝霧家は絶えます。」
「伝えないとどうなりますか。」
「約定に従って、朝霧の家の者は皆殺しになります。」
「分かりました。伝えます。」
みおは冷や汗をかく。
このまま翔太に伝えればお方様と戦うことになる。
この家の異様な気配はお方様のものだろう。
みおは、沙衣と美湖のお守り様の事件を思い出す。
その事件では、家の当主が家を繁栄させるため、半年に1人若い女性を攫ってきていた。
お守り様は鬼であったはずである。
沙衣と美湖は、当主に生贄に捧げられたがお守り様を返り討ちにしたのである。
その後、連続女子誘拐事件になり、世間を騒がせたのである。
みおは、沙衣に対応を任せることを考える。
彼女は翔太に言う
「この場で話すことはできません。」
「どうしてですか。」
「言えません。話は私の車の中でします。」
「分かりました。」
みおは、翔太を車に乗せると村から一番近い音羽駅に行く。
彼女は駅前に車を止めると話を始める
「朝霧家には、お方様と言う守り神がいます。」
「そうなんですか、守り神が。」
「朝霧家の当主は、お方様と約定をかわしています。」
「何か代償を払っているのですね。」
「そうです。半年に1人若い女性を生贄に捧げるのです。」
「そんな、人殺しではないですか。」
「毎年1月と7月に捧げられています。」
「なんてことだ。」
「遺骨は開かずの倉の床下にあるそうです。」
「私にはできない。」
「約定を破ると朝霧家は皆殺しになるそうです。」
「どうしたらいいんだ。」
翔太は頭を抱える。
「霧島家のお守り様の事件は覚えていますか。」
「当主が若い女性を攫って生贄に捧げていた連続女子誘拐事件ですね。」
「そうです、その時、霧島家のお守り様を退治した女性を知っています。」
お方様を退治するのですね。
「今なら朝霧さんは罪を犯していません。代わりにお方様の加護が無くなります。」
「人外の者に守ってもらう気はありません。」
「分かりました。私がその払い屋を紹介しますので、私から紹介された女子大生が7月に泊まりに来ることにしましょう。」
「私が金であなたを仲間に引き入れたことにするのですね。」
「その通りです。」
「分かりました。お願いします。」
みおは沙衣にスマホで電話する。
みおにとって沙衣は大学の後輩にあたる
「みおさん、どうしたのですか。」
沙衣が電話に出る
「お守り様を覚えている。」
「忘れるわけありませんよ。死にかけましたから。」
「今、お方様と言う異形の者の案件を扱っているわ。」
「すぐに逃げてください。かないませんよ。」
「もう逃げているわ。お方様の退治をお願いしたいの。」
「任せてください。」
「私が当主に大学の後輩のあなたを紹介して、7月に泊まりに行くことになったことにするわ。」
「私は誘い出されたことになるのですね。」
「そうです、当主は、今、お方様との約定を知ってお方様を退治することにしたのです。」
「約定ですか。」
「若い娘を1月と7月に捧げることになっている。約定を破れば朝霧家は皆殺しになるわ。」
「分かりました。当主と話をしたいのですが。」
「当主からあなたに電話させるわ。」
みおは一旦電話を切る。
彼女は翔太に沙衣の電話番号を教える。
翔太は沙衣にスマホで電話をかける
「中野沙衣探偵事務所です。」
「朝霧翔太と申します。」
「事情はみおさんから聞きました。」
「お方様に勝てますか。」
「それはやってみないとわかりませんが負けるつもりはありません。」
「お願いします。」
「7月10日にお伺いします。」
「はい。」
「みおさんお後輩と言うことで伺いますが泊まる理由はありますか。」
「私の家は築150年ですので古民家を見に来たというのはどうですか。」
「分かりました。助手を連れていきますのでアベックと言うことにしてください。」
「はい、よろしくお願いします。」
沙衣と翔太の話は終わる。
みおは翔太に言う
「家に戻ったら、お方様にうまくうそを言ってください。」
「分かりました。」
「これでお父さんは成仏すると思います。」
「ありがとうございます。」
翔太は、みおの車から降り、タクシーで家に戻る。
彼は家に戻ると居間に入り言葉を投げかける
「お方様は、おられますか。」
すると、若い男が現れ
「女はどうした。」
「金で買収しました。」
「ほう、女は協力者になったのか。」
「そうです。7月10日に女の後輩の女子大生が止まることになっています。」
「なぜ、泊まることになった。」
「なんでも古い家に興味があるそうで見学することになっています。」
「そうか、楽しみにするとしよう。」
翔太はお方様をだますことに成功する。
その夜から翔馬の枕元に父親が立つことはなくなった。
毎夜、翔太の枕元に翔一が立つようになる。
翔一は何か言いたそうな顔をしているが翔太には分からない。
翔太は夜、眠れず疲れが溜まってくる。
秘書が心配して翔太に言う
「どうしたのですか、随分疲れているようですが。」
「ああ、父が毎晩枕元に立つんだ。信じられないよな。」
「いいえ、私の家では除霊をしてもらったことがあります。」
「そんなことが出来る人がいるのか。」
「はい、紹介しますよ。」
「でも、払われた霊はどうなるんだ。」
「分かりません。」
「私は父に成仏してほしいのだ。」
「それも聞けばよいと思います。」
「そうだな。」
翔太は、秘書に教えられた電話番号に電話をする。
電話は鬼頭亜香子の事務所につながる。
亜香子が電話に出る
「朝霧と申します。信じてもらえないかもしれませんが、亡くなった父が毎晩、枕元に立つのです。」
「お父さんは何か言っていますか。」
「何か言いたそうな顔をしていますが分かりません。」
「分かりました。お伺いいたします。」
「成仏させたいのですができますか。」
「原因が判れば成仏できますよ。」
「お願いします。」
翔太は依頼することにする。
亜香子は弟子の一条みおに言う
「あなたにちょうど良い依頼よ。」
「どんな依頼ですか。」
「毎晩、枕元に父親の霊が出るそうよ。」
「成仏させれば良いのですか。」
「そうよ。」
「陸の孤島ではないですよね。」
「何を言っているの。」
「三神島のことを忘れたのですか。」
みおは、孤島に1人で除霊に行って島民に殺されかけたことがある。
「たぶん大丈夫よ。」
「分かりました。」
みおはこれ以上の問答は無駄であり、これからは1人で解決しなければならないのである。
彼女は仕事を引き受けると最近買った自分の車で幸田村へ向かう。
幸田村は、都市やその郊外の町とも距離があり、自家用車が必要な静かな村であるが、お茶の栽培で潤っている。
みおは朝霧家に着くと霊の気配とは違った違和感を感じる。
彼女の中でここは危険だと叫ぶ声がするが危険の正体は分からない。
翔太がみおを出迎える
「鬼頭亜香子先生ですか。」
「いいえ、弟子の一条みおと言います。」
「そうですか。」
「大丈夫ですよ、霊を見ることは先生も一目置いていますから。」
「分かりました。お願いします。」
みおは翔太に居間に通される。
翔太はみおに説明する
「父が亡くなってから2か月位経った頃から、父の霊が枕元に立つようになったのです。」
「お父さんの霊は、何か言いたげな表情をしていますね。」
「なぜ、わかるのですか。」
「今あなたの後ろに細身の初老の男性が立っています。」
「父です。」
分かりました私が話を聞きます。
みおは声を出さず、心で言葉を発する
「私は一条みおを言います。息子さんの依頼できました。言い残したことがあれば息子さんに伝えます。」
「私は、お方様との約定を息子に伝えていません。」
「お方様とは何ですか。」
「この家の守り神です。」
「約定の内容を教えてください。」
「半年に一度、若い女性をお方様に捧げます。7月と1月です。」
みおは青くなる。
彼女は知ってはならない秘密を知ってしまったのだ。
このまま翔太に伝えれば、彼女はお方様に消されるだろう。
「お方様は、女性をどうするのですか。」
「開かずの倉へ連れていきます。そこで女性を食らいます。骨は倉の床下に穴があり、そこにあります。」
「そうですか。」
「これを翔太に伝えてください。このままでは朝霧家は絶えます。」
「伝えないとどうなりますか。」
「約定に従って、朝霧の家の者は皆殺しになります。」
「分かりました。伝えます。」
みおは冷や汗をかく。
このまま翔太に伝えればお方様と戦うことになる。
この家の異様な気配はお方様のものだろう。
みおは、沙衣と美湖のお守り様の事件を思い出す。
その事件では、家の当主が家を繁栄させるため、半年に1人若い女性を攫ってきていた。
お守り様は鬼であったはずである。
沙衣と美湖は、当主に生贄に捧げられたがお守り様を返り討ちにしたのである。
その後、連続女子誘拐事件になり、世間を騒がせたのである。
みおは、沙衣に対応を任せることを考える。
彼女は翔太に言う
「この場で話すことはできません。」
「どうしてですか。」
「言えません。話は私の車の中でします。」
「分かりました。」
みおは、翔太を車に乗せると村から一番近い音羽駅に行く。
彼女は駅前に車を止めると話を始める
「朝霧家には、お方様と言う守り神がいます。」
「そうなんですか、守り神が。」
「朝霧家の当主は、お方様と約定をかわしています。」
「何か代償を払っているのですね。」
「そうです。半年に1人若い女性を生贄に捧げるのです。」
「そんな、人殺しではないですか。」
「毎年1月と7月に捧げられています。」
「なんてことだ。」
「遺骨は開かずの倉の床下にあるそうです。」
「私にはできない。」
「約定を破ると朝霧家は皆殺しになるそうです。」
「どうしたらいいんだ。」
翔太は頭を抱える。
「霧島家のお守り様の事件は覚えていますか。」
「当主が若い女性を攫って生贄に捧げていた連続女子誘拐事件ですね。」
「そうです、その時、霧島家のお守り様を退治した女性を知っています。」
お方様を退治するのですね。
「今なら朝霧さんは罪を犯していません。代わりにお方様の加護が無くなります。」
「人外の者に守ってもらう気はありません。」
「分かりました。私がその払い屋を紹介しますので、私から紹介された女子大生が7月に泊まりに来ることにしましょう。」
「私が金であなたを仲間に引き入れたことにするのですね。」
「その通りです。」
「分かりました。お願いします。」
みおは沙衣にスマホで電話する。
みおにとって沙衣は大学の後輩にあたる
「みおさん、どうしたのですか。」
沙衣が電話に出る
「お守り様を覚えている。」
「忘れるわけありませんよ。死にかけましたから。」
「今、お方様と言う異形の者の案件を扱っているわ。」
「すぐに逃げてください。かないませんよ。」
「もう逃げているわ。お方様の退治をお願いしたいの。」
「任せてください。」
「私が当主に大学の後輩のあなたを紹介して、7月に泊まりに行くことになったことにするわ。」
「私は誘い出されたことになるのですね。」
「そうです、当主は、今、お方様との約定を知ってお方様を退治することにしたのです。」
「約定ですか。」
「若い娘を1月と7月に捧げることになっている。約定を破れば朝霧家は皆殺しになるわ。」
「分かりました。当主と話をしたいのですが。」
「当主からあなたに電話させるわ。」
みおは一旦電話を切る。
彼女は翔太に沙衣の電話番号を教える。
翔太は沙衣にスマホで電話をかける
「中野沙衣探偵事務所です。」
「朝霧翔太と申します。」
「事情はみおさんから聞きました。」
「お方様に勝てますか。」
「それはやってみないとわかりませんが負けるつもりはありません。」
「お願いします。」
「7月10日にお伺いします。」
「はい。」
「みおさんお後輩と言うことで伺いますが泊まる理由はありますか。」
「私の家は築150年ですので古民家を見に来たというのはどうですか。」
「分かりました。助手を連れていきますのでアベックと言うことにしてください。」
「はい、よろしくお願いします。」
沙衣と翔太の話は終わる。
みおは翔太に言う
「家に戻ったら、お方様にうまくうそを言ってください。」
「分かりました。」
「これでお父さんは成仏すると思います。」
「ありがとうございます。」
翔太は、みおの車から降り、タクシーで家に戻る。
彼は家に戻ると居間に入り言葉を投げかける
「お方様は、おられますか。」
すると、若い男が現れ
「女はどうした。」
「金で買収しました。」
「ほう、女は協力者になったのか。」
「そうです。7月10日に女の後輩の女子大生が止まることになっています。」
「なぜ、泊まることになった。」
「なんでも古い家に興味があるそうで見学することになっています。」
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翔太はお方様をだますことに成功する。
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