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1章 井戸の呪い
2話 野分寺の怪異
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山方市民にとって野分寺の出来事は常識となっている。
だが、呪いや祟りについてはみんなが信じているわけではない。
山方高校の1年3組の教室で女子が野分寺のうわさ話をしている
「お寺の井戸の中をのぞくと呪われるそうよ。」
「知っている。井戸の前で倒れて死んでしまうやつでしょ。」
「その井戸って、細井和重の首を洗うのに使ったんでしょ。」
「山方早雲の井戸の前で死んでいたんでしょ。」
「早雲は城の井戸の前で死んだのよ。」
女子のうわさ話に同じクラスの男子、都築達臣が口をはさむ
「ただのうわさだろ。」
「何もないのにそんな話出てこないでしょ。」
「死んでしまうなら、なんで立ち入り禁止にしないのさ。」
「野分寺そのものが霊場だから手を出せないのよ。」
「誰が死んだのか知っているの。」
「それは分からないわ。」
「だから、ただのうわさなのさ。」
「だったら、井戸のぞいてみてよ。」
「なんで、のぞく必要があるんだ。」
「怖いんでしょ。」
足立恵子が達臣に迫る。
「分かったのぞいてやるよ。一緒に来るんだぞ。」
「どうして私が・・・」
「見届け人がいるだろ。」
「私、怖いからいやよ。」
「圭子、私たちも行くから大丈夫よ。」
一緒に話をしていた望月はなと清水由美が同行を申し出る。
「行けばいいんでしょ。」
恵子は行くことにする。
「じゃあ、放課後、野分寺に行こう。」
「夜行くじゃないの。」
はなが達臣に質問する。
「肝試しではないからいいだろ。」
「その方がいいわ。」
恵子も達臣に賛成する。
放課後、4人はバスに乗り、野分寺に向かう。
近くのバス停でおり、歩いて行く。
野分寺の近くには民家がない。
昔は住んでいた人がいたのか廃墟が何件かある。
ほかに人には出会わない。
何台か車が通り過ぎて行くだけだ。
達臣たちは、さびれた雰囲気に押されて黙って歩く。
そして、軽トラが通りかかると運転手が達臣たちに声をかける。
運転手は、農作業服を着た初老の男性だった。
男はいう
「こんなところを何で歩いているんだ。」
「野分寺に行くところです。」
達臣が答えると男は
「寺に近づくんじゃない。祟られるぞ。」
「どうしてですか。」
「わしは、寺を管理している者の一人だ。」
「檀家ではないのですか。」
「野分寺には住職も檀家もいない。」
「寺ですよね。」
「あの寺は特殊で細井氏の怨念を鎮めるだけにあるのだ。」
「どうやって維持しているのですか。」
「わしらが管理している。」
「行事の時には、細井町の僧侶が来ることになっている。」
「維持費は山方市から出ているんだ。」
「分かったら帰るんだ。」
男は寺のことを説明すると達臣たちに帰るように言う。
「井戸をのぞくと死ぬって本当ですか。」
恵子が男に質問する
「分からんが、いたずらでもしようものなら祟られるぞ。」
「何か知っているのですか。」
達臣が聞く
「あそこに行くといつも睨めつけられる感じがする。」
「管理している仲間の中に祟りを馬鹿にするような話をした者がいる。」
「どうなったんですか。」
「1週間後、死んだよ。死体は野分寺で見つかった。」
「そうですか。僕は祟りを信じていません。」
達臣は男に言い切ると男は
「勝手にしろ。」
と言って、軽トラに乗り込み去って行く。
恵子が達臣に言う
「もうやめましょ。ただのうわさでいいから。」
「ここまで来たんだ。確かめるよ。」
達臣は男の話で帰りたくなったが恵子にいいところを見せたいのだ。
はなと由美も顔を見合わせるが行くことにする。
20分位歩くと野分寺に着く。
道路と寺の境内の間には大きな塚が2つある。
1つは細井和重のもので、もう1つは小川武信のものである。
寺の周りは雑木林になっていて建物はない。
寺の境内に行くには2つの塚の間の細い道を通るしかない。
4人は塚の間を通り、中へ入って行く。
すると由美が震えだす
「誰かに見られているよ。」
はなが由美を抱きかかえながら
「誰もいないから大丈夫よ。」
となだめる。
恵子も怖かったが黙って達臣についてゆく。
達臣は野分寺に妙な威圧感を感じるが、井戸をのぞいて帰るだけだと頭の中で言い聞かせて歩く。
恵子が達臣の右腕の袖をつかむ。
達臣が振り返ると恵子は言う
「怖いから手をつないで。」
「いいよ。」
達臣はうれしさをこらえて手を握る。
こうして、4人は寺の境内に入る。
境内はきれいに手入れされている。
井戸は本堂の前にある。
達臣はさっさと終わらせて帰ろうと井戸へ行く。
恵子が言う
「やめておいた方がいいんじゃない。」
「ここまで来てやめられないよ。」
達臣はそういうと井戸の中をのぞく。
達臣は3人に言う
「何も起きないだろ。」
その時、4人は金縛りにあう。
寺が燃えているのが目に映る。
そして、武将の生首が飛んできて由美を睨みつけると
「おまえ」
と言い、次にはなを睨みつけ
「おまえ」
と言い、恵子を睨みつけ
「おまえ」
最後に達臣を睨みつけ
「おまえ」
と言って飛び去って行く。
しばらく、寺が燃え、殺された人の怨嗟の声を聞かされる。
寺が元に戻ると4人の金縛りは解ける。
4人は腰が抜けたように座り込む。
達臣が言う
「見た?」
「もうやだよー」
由美が泣き出す。
はなが由美をなだめる。
4人は不安を抱えたまま家に帰る。
達臣は父親に野分寺であったことを話す。
父親は達臣を叱るが、知り合いの神主にお祓いをしてもらえるように頼んでくれる。
翌日、達臣は恵子、はな、由美にお祓いをしてくれることになったと知らせる。
恵子はお祓いをしてくれることになったので安心したのか
「あんた、うわさを信じていなかったんじゃないの。」
「あんなことがあった後だから、怖いよ。」
達臣は本心を言う。
放課後4人は、山方神明社に行く。
神社にはすでに達臣の父親が来ている。
本殿に行くと神主が待っている。
父親が神主に言う
「この子達をお願いします。」
「分かりました。」
神主は4人に話しかける
「行いを心から反省してください。」
そういうと神主はお祓いを始める。
次第に神主の額から冷や汗が流れ出す。
とうとう神主はお祓いの途中で倒れてしまう。
父親が神主に声をかけるが意識がない。
彼はすぐに救護隊を呼び神主は病院に運ばれる。
翌日、神主の意識が戻ったと連絡があり、達臣の父親は病院を訪れる。
神主は父親の顔を見ると
「都築さん、あれはだめです。」
「どういうことですか。」
「細井和重の怨霊です。」
「どうしたらよいですか。」
「優秀な払い屋なら何とかできるかもしれませんが、相手が悪いです。」
達臣の父親に冷や汗が流れる。
だが、呪いや祟りについてはみんなが信じているわけではない。
山方高校の1年3組の教室で女子が野分寺のうわさ話をしている
「お寺の井戸の中をのぞくと呪われるそうよ。」
「知っている。井戸の前で倒れて死んでしまうやつでしょ。」
「その井戸って、細井和重の首を洗うのに使ったんでしょ。」
「山方早雲の井戸の前で死んでいたんでしょ。」
「早雲は城の井戸の前で死んだのよ。」
女子のうわさ話に同じクラスの男子、都築達臣が口をはさむ
「ただのうわさだろ。」
「何もないのにそんな話出てこないでしょ。」
「死んでしまうなら、なんで立ち入り禁止にしないのさ。」
「野分寺そのものが霊場だから手を出せないのよ。」
「誰が死んだのか知っているの。」
「それは分からないわ。」
「だから、ただのうわさなのさ。」
「だったら、井戸のぞいてみてよ。」
「なんで、のぞく必要があるんだ。」
「怖いんでしょ。」
足立恵子が達臣に迫る。
「分かったのぞいてやるよ。一緒に来るんだぞ。」
「どうして私が・・・」
「見届け人がいるだろ。」
「私、怖いからいやよ。」
「圭子、私たちも行くから大丈夫よ。」
一緒に話をしていた望月はなと清水由美が同行を申し出る。
「行けばいいんでしょ。」
恵子は行くことにする。
「じゃあ、放課後、野分寺に行こう。」
「夜行くじゃないの。」
はなが達臣に質問する。
「肝試しではないからいいだろ。」
「その方がいいわ。」
恵子も達臣に賛成する。
放課後、4人はバスに乗り、野分寺に向かう。
近くのバス停でおり、歩いて行く。
野分寺の近くには民家がない。
昔は住んでいた人がいたのか廃墟が何件かある。
ほかに人には出会わない。
何台か車が通り過ぎて行くだけだ。
達臣たちは、さびれた雰囲気に押されて黙って歩く。
そして、軽トラが通りかかると運転手が達臣たちに声をかける。
運転手は、農作業服を着た初老の男性だった。
男はいう
「こんなところを何で歩いているんだ。」
「野分寺に行くところです。」
達臣が答えると男は
「寺に近づくんじゃない。祟られるぞ。」
「どうしてですか。」
「わしは、寺を管理している者の一人だ。」
「檀家ではないのですか。」
「野分寺には住職も檀家もいない。」
「寺ですよね。」
「あの寺は特殊で細井氏の怨念を鎮めるだけにあるのだ。」
「どうやって維持しているのですか。」
「わしらが管理している。」
「行事の時には、細井町の僧侶が来ることになっている。」
「維持費は山方市から出ているんだ。」
「分かったら帰るんだ。」
男は寺のことを説明すると達臣たちに帰るように言う。
「井戸をのぞくと死ぬって本当ですか。」
恵子が男に質問する
「分からんが、いたずらでもしようものなら祟られるぞ。」
「何か知っているのですか。」
達臣が聞く
「あそこに行くといつも睨めつけられる感じがする。」
「管理している仲間の中に祟りを馬鹿にするような話をした者がいる。」
「どうなったんですか。」
「1週間後、死んだよ。死体は野分寺で見つかった。」
「そうですか。僕は祟りを信じていません。」
達臣は男に言い切ると男は
「勝手にしろ。」
と言って、軽トラに乗り込み去って行く。
恵子が達臣に言う
「もうやめましょ。ただのうわさでいいから。」
「ここまで来たんだ。確かめるよ。」
達臣は男の話で帰りたくなったが恵子にいいところを見せたいのだ。
はなと由美も顔を見合わせるが行くことにする。
20分位歩くと野分寺に着く。
道路と寺の境内の間には大きな塚が2つある。
1つは細井和重のもので、もう1つは小川武信のものである。
寺の周りは雑木林になっていて建物はない。
寺の境内に行くには2つの塚の間の細い道を通るしかない。
4人は塚の間を通り、中へ入って行く。
すると由美が震えだす
「誰かに見られているよ。」
はなが由美を抱きかかえながら
「誰もいないから大丈夫よ。」
となだめる。
恵子も怖かったが黙って達臣についてゆく。
達臣は野分寺に妙な威圧感を感じるが、井戸をのぞいて帰るだけだと頭の中で言い聞かせて歩く。
恵子が達臣の右腕の袖をつかむ。
達臣が振り返ると恵子は言う
「怖いから手をつないで。」
「いいよ。」
達臣はうれしさをこらえて手を握る。
こうして、4人は寺の境内に入る。
境内はきれいに手入れされている。
井戸は本堂の前にある。
達臣はさっさと終わらせて帰ろうと井戸へ行く。
恵子が言う
「やめておいた方がいいんじゃない。」
「ここまで来てやめられないよ。」
達臣はそういうと井戸の中をのぞく。
達臣は3人に言う
「何も起きないだろ。」
その時、4人は金縛りにあう。
寺が燃えているのが目に映る。
そして、武将の生首が飛んできて由美を睨みつけると
「おまえ」
と言い、次にはなを睨みつけ
「おまえ」
と言い、恵子を睨みつけ
「おまえ」
最後に達臣を睨みつけ
「おまえ」
と言って飛び去って行く。
しばらく、寺が燃え、殺された人の怨嗟の声を聞かされる。
寺が元に戻ると4人の金縛りは解ける。
4人は腰が抜けたように座り込む。
達臣が言う
「見た?」
「もうやだよー」
由美が泣き出す。
はなが由美をなだめる。
4人は不安を抱えたまま家に帰る。
達臣は父親に野分寺であったことを話す。
父親は達臣を叱るが、知り合いの神主にお祓いをしてもらえるように頼んでくれる。
翌日、達臣は恵子、はな、由美にお祓いをしてくれることになったと知らせる。
恵子はお祓いをしてくれることになったので安心したのか
「あんた、うわさを信じていなかったんじゃないの。」
「あんなことがあった後だから、怖いよ。」
達臣は本心を言う。
放課後4人は、山方神明社に行く。
神社にはすでに達臣の父親が来ている。
本殿に行くと神主が待っている。
父親が神主に言う
「この子達をお願いします。」
「分かりました。」
神主は4人に話しかける
「行いを心から反省してください。」
そういうと神主はお祓いを始める。
次第に神主の額から冷や汗が流れ出す。
とうとう神主はお祓いの途中で倒れてしまう。
父親が神主に声をかけるが意識がない。
彼はすぐに救護隊を呼び神主は病院に運ばれる。
翌日、神主の意識が戻ったと連絡があり、達臣の父親は病院を訪れる。
神主は父親の顔を見ると
「都築さん、あれはだめです。」
「どういうことですか。」
「細井和重の怨霊です。」
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