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15章 町の発展
10話 兵の募集
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また新たに、40名の兵が2週間の訓練期間を終えて、村々を回る旅に出ていく。
菊は弥次郎に質問する
「そろそろ一陣の兵たちが戻ってくる頃ですがどうですか。」
「後1週間位で戻ってきます。2名の死亡が確認されています。」
「そうですか、けが人も多そうですね。」
「除隊する者も出てくるでしょう。」
「はい、剣士を軍に呼ぼうかと思います。」
「剣士が軍を望むでしょうか。」
「給料次第で来ると思います。」
「一度、宗七と相談してみてください。」
「分かりました。」
弥次郎は、軍の欠員の補充を宗七と相談することにする。
宗七は弥次郎に聞く
「剣士たちにはいくら給料を払うつもりですか。」
「毎月金貨1枚です。」
「兵たちの給料と同じですね。」
「はい、魔法剣士には毎月金貨2枚にするつもりです。」
「そうですね精鋭部隊を作って金貨2枚を払うようにしましょう。」
「精鋭部隊ですか。」
「そうです。200ほど欲しいですね。」
「今の軍では難しいですね。」
「訓練が一巡すれば状況が変わりますね。」
「今のままだと50人は死にますね。200ほど脱落するのではと思います。」
「仕方のないことです。戦がないのですから。」
弥次郎たち4人は50週間をかけて1000人の兵士を鍛えることになっている。
一陣の兵たちか次々と帰ってくる。
40名の中で死者は2名、ケガで軍を去る者が4名、除隊を希望する者が4名で、10名が脱落する。
宗七は、残った30名で10人の隊を3つ作る。
そして、四宮のよろず仕事斡旋所に兵の募集の依頼をする。
募集には、魔法剣士が2名、剣士8名が採用される。
宗七は俺と清音に募集で採用した兵10名の訓練を依頼してくる。
俺は魔法剣士2名、清音は剣士8名を受け持つことになる。
訓練は午後の時間を使い、訓練期間は2週間である。
俺は2人の実力を測るため、2人にかかってくるように言う
2人は異議があるようで
「いくら、つな様でも2人がかりはきついと思いますよ。」
「俺がきつかったら訓練はなしにして遊びに連れて行ってやろう。」
「本当ですか。」
2人はやる気になる。
2人は木刀に力を乗せると連携して間合いを詰めてくる。
俺は力を使わずに戦うことにする。
2人は同時に左右から切り込んでくる。
俺は右から切り込んできた木刀を木刀で剣線をずらしてかわし。
左から切り込んで来た兵の木刀を握った手を掴むと相手の力を利用して投げ飛ばす。
右から切り込んだ兵は木刀に力の刃を作り飛ばしてくるが俺は半身を開けてかわす。
「今のいいぞ。」
俺は右の兵の攻撃を褒める。
右の兵は正面から上段で打ち込んでくる。
投げ飛ばした兵は後ろに回り込んでいる。
俺は後ろを向き、後ろに回った兵の木刀を弾き飛ばすとそのまま回転して上段に撃ち込んだ兵の後ろを取る。
2人は俺の動きが速いので対応できなかった。
2人は負けを認める。
右から打ち込み力の刃を放ったの兵は史郎と名乗る。
また、左から撃ち込んだ兵は、辰吉と名乗る。
話を聞くと史郎は中級の魔法剣士で辰吉は下級の魔法剣士とわかる。
俺は2人に剣の訓練と魔法のコントロールの訓練をすることにする。
史郎は魔法のコントロールがある程度できている。
俺は近くにある岩を力の刃で切って見せる。
2人は驚く。
史郎には岩を切るように指示して、辰吉には木刀に乗せた魔力で力の刃を作るように指示する。
剣技は、俺が直接相手をして教えることにする。
清音は、8人の兵に言う
「腕前を見るからまとめてかかってきて。」
8人は耳を疑う
「8人でですか。」
「そうよ。」
清音は8人が本気になれないようなので一気に8人を木刀で殴り倒す。
8人は一瞬のことで唖然となる。
清音は言う
「さあ、立ちなさい、次行くわよ。」
8人は本気で構えるが木刀を受けることさえできない。
これを10回繰り返すと8人はボロボロになる。
「あとは自分で練習しなさい。」
清音は8人に言うと8人の動きを見始める。
8人は清音が化け物のように強いことを知る。
清音は毎日、8人を10回殴り倒すと自主練習にする。
清音は最終日、8人に言う
「随分強くなった。今なら赤鬼でも相手に出来るわ。」
8人は自信を持てずにいる、いまだに清音の剣の動きを捉えることが出来ないのだ。
俺は10人の隊の隊長を史郎に命じる。
館の中庭で募集で採用した10人の兵は膝まづく。
彼らの前には菊がいる
「これから村々を回ってもらいます。全員帰ってきてください。」
「はい。」
10人は旅に出る。
菊が俺と清音に聞く
「あの10人はどうですか。」
「隊長の史郎には期待しています。」
「あの10人は大丈夫だわ。」
俺たちの答えに菊は満足げな顔をする。
菊は弥次郎に質問する
「そろそろ一陣の兵たちが戻ってくる頃ですがどうですか。」
「後1週間位で戻ってきます。2名の死亡が確認されています。」
「そうですか、けが人も多そうですね。」
「除隊する者も出てくるでしょう。」
「はい、剣士を軍に呼ぼうかと思います。」
「剣士が軍を望むでしょうか。」
「給料次第で来ると思います。」
「一度、宗七と相談してみてください。」
「分かりました。」
弥次郎は、軍の欠員の補充を宗七と相談することにする。
宗七は弥次郎に聞く
「剣士たちにはいくら給料を払うつもりですか。」
「毎月金貨1枚です。」
「兵たちの給料と同じですね。」
「はい、魔法剣士には毎月金貨2枚にするつもりです。」
「そうですね精鋭部隊を作って金貨2枚を払うようにしましょう。」
「精鋭部隊ですか。」
「そうです。200ほど欲しいですね。」
「今の軍では難しいですね。」
「訓練が一巡すれば状況が変わりますね。」
「今のままだと50人は死にますね。200ほど脱落するのではと思います。」
「仕方のないことです。戦がないのですから。」
弥次郎たち4人は50週間をかけて1000人の兵士を鍛えることになっている。
一陣の兵たちか次々と帰ってくる。
40名の中で死者は2名、ケガで軍を去る者が4名、除隊を希望する者が4名で、10名が脱落する。
宗七は、残った30名で10人の隊を3つ作る。
そして、四宮のよろず仕事斡旋所に兵の募集の依頼をする。
募集には、魔法剣士が2名、剣士8名が採用される。
宗七は俺と清音に募集で採用した兵10名の訓練を依頼してくる。
俺は魔法剣士2名、清音は剣士8名を受け持つことになる。
訓練は午後の時間を使い、訓練期間は2週間である。
俺は2人の実力を測るため、2人にかかってくるように言う
2人は異議があるようで
「いくら、つな様でも2人がかりはきついと思いますよ。」
「俺がきつかったら訓練はなしにして遊びに連れて行ってやろう。」
「本当ですか。」
2人はやる気になる。
2人は木刀に力を乗せると連携して間合いを詰めてくる。
俺は力を使わずに戦うことにする。
2人は同時に左右から切り込んでくる。
俺は右から切り込んできた木刀を木刀で剣線をずらしてかわし。
左から切り込んで来た兵の木刀を握った手を掴むと相手の力を利用して投げ飛ばす。
右から切り込んだ兵は木刀に力の刃を作り飛ばしてくるが俺は半身を開けてかわす。
「今のいいぞ。」
俺は右の兵の攻撃を褒める。
右の兵は正面から上段で打ち込んでくる。
投げ飛ばした兵は後ろに回り込んでいる。
俺は後ろを向き、後ろに回った兵の木刀を弾き飛ばすとそのまま回転して上段に撃ち込んだ兵の後ろを取る。
2人は俺の動きが速いので対応できなかった。
2人は負けを認める。
右から打ち込み力の刃を放ったの兵は史郎と名乗る。
また、左から撃ち込んだ兵は、辰吉と名乗る。
話を聞くと史郎は中級の魔法剣士で辰吉は下級の魔法剣士とわかる。
俺は2人に剣の訓練と魔法のコントロールの訓練をすることにする。
史郎は魔法のコントロールがある程度できている。
俺は近くにある岩を力の刃で切って見せる。
2人は驚く。
史郎には岩を切るように指示して、辰吉には木刀に乗せた魔力で力の刃を作るように指示する。
剣技は、俺が直接相手をして教えることにする。
清音は、8人の兵に言う
「腕前を見るからまとめてかかってきて。」
8人は耳を疑う
「8人でですか。」
「そうよ。」
清音は8人が本気になれないようなので一気に8人を木刀で殴り倒す。
8人は一瞬のことで唖然となる。
清音は言う
「さあ、立ちなさい、次行くわよ。」
8人は本気で構えるが木刀を受けることさえできない。
これを10回繰り返すと8人はボロボロになる。
「あとは自分で練習しなさい。」
清音は8人に言うと8人の動きを見始める。
8人は清音が化け物のように強いことを知る。
清音は毎日、8人を10回殴り倒すと自主練習にする。
清音は最終日、8人に言う
「随分強くなった。今なら赤鬼でも相手に出来るわ。」
8人は自信を持てずにいる、いまだに清音の剣の動きを捉えることが出来ないのだ。
俺は10人の隊の隊長を史郎に命じる。
館の中庭で募集で採用した10人の兵は膝まづく。
彼らの前には菊がいる
「これから村々を回ってもらいます。全員帰ってきてください。」
「はい。」
10人は旅に出る。
菊が俺と清音に聞く
「あの10人はどうですか。」
「隊長の史郎には期待しています。」
「あの10人は大丈夫だわ。」
俺たちの答えに菊は満足げな顔をする。
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