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8章 見えない脅威
13話 フクロウの達郎に会う
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俺と清音は、角倉の特別な客と話をする部屋に宗七といる。
まず、一つ目の角を換金する。
一つ目の角は1本が銀貨1枚銅貨2枚なので2本で銀貨2枚銅貨4枚になる。
俺は、弥次郎と千代音も角を持っているので宗七に後で換金してもらうように頼む。
宗七は言う
「土蜘蛛は、討伐軍を退けたそうです。」
「ああ、討伐軍は土蜘蛛の姿を見ることもできなかったそうだ。」
「それでは、どんな相手かわからないではないですか。」
「そうなんだ、まだ作戦も立てていない。」
「勝てるのですか。」
「分からないが、土蜘蛛の姿を見たやつがいるんだ。」
「誰ですか。」
「フクロウの達郎と言って、扶桑にいるらしい。」
「達郎ですか。」
「最近、扶桑に来たはずだ。」
「何をしているんですか。」
「以前は魔法剣士をしていたんだが、今は何をしているかわからない。」
「屋台をやっている達郎と言う男がいます。」
「どこでだ。」
「分かりませんが、最近屋台を始めたらしくて、おいしくないらしいです。」
「ありがとう、これで探すことが出来るよ。」
俺は宗七から達郎の情報を得る。
翌日、俺たち4人は屋台を回る。
達郎のことはすぐにわかる。
達郎は橋のたもとで屋台をやっている。
俺たちは、屋台へ行く
「いらっしゃい、なんにしますか。」
「達郎を1つ。」
俺が言うと達郎の顔色が変わる。
「何だ、あんたたちは。」
「もう、もうろくしたのかい。」
弥次郎が言う
「弥次郎さんと千代音さんか。」
「覚えてくれていたのね。」
「あんたたちのことを忘れるはずがないよ。」
「こちらは、つなさんと清音だ。」
「あの黒い牛鬼を倒した人か。」
「俺は、熊野つなだ。フクロウの達郎に会いに来た。」
「もう、フクロウの達郎はいませんよ。」
「俺の前にいるよ。」
「俺は魔法剣士をやめたんだ。」
「相棒の敵を討たずにか。」
「あんな化け物、どうやって戦うんだ。」
「俺たちが戦う。協力してほしい。」
「俺は力になれない。俺の力じゃ土蜘蛛の糸も簡単に切れない。」
「糸は刀で切れないと聞いたが・・・」
「刀に魔力を乗せると少しずつだが切ることが出来る。まあ、俺は下級の魔法剣士だったがな。」
「糸は魔力で切れるのだな。」
「そういうことだ。」
「もう、力になっているよ。」
「どういうことですか。」
「達郎には土蜘蛛を見た経験がある。」
「確かに土蜘蛛を見たのは私だけです。」
「その力を貸してほしい。」
「報酬は出るのですか。」
「もちろんだ、これは帝の命だから期待していいぞ。」
「今、帝と言いましたか。」
「ああ、帝に会うことになる。」
それを聞いて達郎は卒倒する。
俺たちは達郎を角倉に運び込む。
彼には拒否権はないのだ。
まず、一つ目の角を換金する。
一つ目の角は1本が銀貨1枚銅貨2枚なので2本で銀貨2枚銅貨4枚になる。
俺は、弥次郎と千代音も角を持っているので宗七に後で換金してもらうように頼む。
宗七は言う
「土蜘蛛は、討伐軍を退けたそうです。」
「ああ、討伐軍は土蜘蛛の姿を見ることもできなかったそうだ。」
「それでは、どんな相手かわからないではないですか。」
「そうなんだ、まだ作戦も立てていない。」
「勝てるのですか。」
「分からないが、土蜘蛛の姿を見たやつがいるんだ。」
「誰ですか。」
「フクロウの達郎と言って、扶桑にいるらしい。」
「達郎ですか。」
「最近、扶桑に来たはずだ。」
「何をしているんですか。」
「以前は魔法剣士をしていたんだが、今は何をしているかわからない。」
「屋台をやっている達郎と言う男がいます。」
「どこでだ。」
「分かりませんが、最近屋台を始めたらしくて、おいしくないらしいです。」
「ありがとう、これで探すことが出来るよ。」
俺は宗七から達郎の情報を得る。
翌日、俺たち4人は屋台を回る。
達郎のことはすぐにわかる。
達郎は橋のたもとで屋台をやっている。
俺たちは、屋台へ行く
「いらっしゃい、なんにしますか。」
「達郎を1つ。」
俺が言うと達郎の顔色が変わる。
「何だ、あんたたちは。」
「もう、もうろくしたのかい。」
弥次郎が言う
「弥次郎さんと千代音さんか。」
「覚えてくれていたのね。」
「あんたたちのことを忘れるはずがないよ。」
「こちらは、つなさんと清音だ。」
「あの黒い牛鬼を倒した人か。」
「俺は、熊野つなだ。フクロウの達郎に会いに来た。」
「もう、フクロウの達郎はいませんよ。」
「俺の前にいるよ。」
「俺は魔法剣士をやめたんだ。」
「相棒の敵を討たずにか。」
「あんな化け物、どうやって戦うんだ。」
「俺たちが戦う。協力してほしい。」
「俺は力になれない。俺の力じゃ土蜘蛛の糸も簡単に切れない。」
「糸は刀で切れないと聞いたが・・・」
「刀に魔力を乗せると少しずつだが切ることが出来る。まあ、俺は下級の魔法剣士だったがな。」
「糸は魔力で切れるのだな。」
「そういうことだ。」
「もう、力になっているよ。」
「どういうことですか。」
「達郎には土蜘蛛を見た経験がある。」
「確かに土蜘蛛を見たのは私だけです。」
「その力を貸してほしい。」
「報酬は出るのですか。」
「もちろんだ、これは帝の命だから期待していいぞ。」
「今、帝と言いましたか。」
「ああ、帝に会うことになる。」
それを聞いて達郎は卒倒する。
俺たちは達郎を角倉に運び込む。
彼には拒否権はないのだ。
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