上 下
80 / 244
5章 武芸大会

8話 武芸大会、剣士編

しおりを挟む
 武芸大会の剣士の部が開催される。
 清音は速攻で対戦者の間合いに入り、木刀を叩き落しのど元に木刀を突き付ける。
 四條忠正は、一撃で対戦者を上段から撃ち落し戦闘不能にする。
 平正虎は対戦者の木刀を弾き飛ばし、胴を撃ち込む。
 日野勝時は対戦者の小手を撃ち、突きを放って打ち取る。
 1回戦で参加者120名が半数に絞られる。
 2回戦目、四條忠正は一撃で胴を放ち対戦者を戦闘不能にする。
 平正虎は対戦者の木刀をすり上げ、面を撃ち込む。
 清音は日野勝時と対戦することになる。
 清音は間合いに入るタイミングを計る。
 勝時は清音に隙がなく攻めれずにいる。
 清音は一瞬で間合いに入り上段から打ちこむが、勝時はかろうじて木刀で受け止める。
 勝時は清音が自分より腕が上であることを確信する。
 清音は素早く後ろに下がり、再び間合いに入るタイミングを計る。
 清音は一瞬で間合いに入ると小手を撃ち、突きを放つ。
 勝時はのど元に木刀を突き付けられる。
 日野信当は、勝時の戦いぶりに怒り
 「一族に泥を塗りおって。」
と歯ぎしりをする。
 四條道隆が信当に
 「清音は一騎当千と言われています。勝時殿も油断したのでしょう。」
とフォローする。
 信当は
 「まだ、始まったばかりだな。」
と落ち着きを取り戻す。
 3回戦目に進むのは30名である。
 清音は、一瞬で間合いに入り対戦者の木刀を叩き落しのど元に木刀を突き付ける。
 四條忠正は上段から面を撃ち込み一撃で終わらせる。
 平正虎は対戦相手の面をかわして胴を撃ち込む。
 九条正親は清音の速さに驚く、千代から一騎当千と聞いていたが言葉通りの強さだと思う。
 俺は四條忠正は剣の天才と言われているのでどれほどの物かと思ってみていたが俺でも相手が出来そうに思う。
 4回戦目に進むのは15名である。
 四條忠正は対戦相手がいないのでそのまま5回戦に進むことになる。
 清音は一瞬で間合いに入るが対戦相手は飛びのき清音の攻撃を避ける。
 彼女は戦法を変える走りながら対戦者に近づき胴を撃ち込む。
 対戦者は戦闘不能になる。
 平正虎は対戦者と鍔迫り合いになり相手と離れると同時に面を撃ち込む。
 5回戦目に進むのは8名である。
 清音は四條忠正と当たる。
 彼女は忠正から殺気を感じる。
 忠正は清音を打ち殺すつもりでいる。
 忠正は清音の間合いに入り、上段から打ちおろす。
 清音はかわし胴を放つが、忠正は木刀で受け止める。
 清音は距離を取り、走って忠正に迫る。
 彼女は胴を放ち、忠正は避ける。
 彼女の追撃は続く。
 飛び上がり突きを放ち忠正の首を突く。
 忠正は倒れる。
 日野信当は驚き
 「忠正が負けたぞ。」
 「これほどの腕前とは。」
四條道隆も驚く。
 平正虎は小手を打ち木刀を叩き落すと対戦相手ののど元に木刀を突き付ける。
 6回戦に進むのは4名である。
 清音は一瞬で間合いに入り相手の木刀を叩き落すと木刀を相手ののど元に突き付ける。
 平正虎は一撃で胴を決める。
 こうして決勝戦には清音と平正虎が勝ち上がる
 正虎は清音の実力を良く知っている。
 自分はかなわないと知っているが全力で戦うつもりだ。
 清音は一瞬で正虎間合いに入る。
 同時に正虎は面を放つ。
 清音は面を避けつつ胴を放つ。
 勝負は一瞬で決する。
 剣士の部は清音の優勝で終わる。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る

電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。 女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。 「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」 純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。 「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件

森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。 学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。 そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……

ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~

三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】 人間を洗脳し、意のままに操るスキル。 非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。 「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」 禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。 商人を操って富を得たり、 領主を操って権力を手にしたり、 貴族の女を操って、次々子を産ませたり。 リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』 王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。 邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

処理中です...