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15 軋む音
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伊佐は言葉を発することが出来なかった。
隣に立つ歌川の眼鏡のレンズもオレンジ色になるほどの光だから夢や幻想ではないはずだ。
こんなに近くに灯火が見えるのに、なぜか船の影が見えない。
「伊佐さん、これは漁火ではないですよね」
歌川が先に口を開いた。
「ああ」
たった一言しか返せなかった。
漁火は主に北の海でよくみられる漁法のひとつだ。船の灯火におびき寄せられたイカなどを捕獲する時に使う方法だ。
しかし、これはどう見ても漁火ではない。海面にぽっぽっと浮いたような優しい灯りが一面に広がる。その灯りはハンドボールくらいの球体だ。
「歌川、俺たちは夢でも見ているのか。これはいったいどういう現象なんだ」
「僕にもさっぱりわかりません。とにかくブリッジに連絡を、それから、いったん離れた方が良い気がします。無線を……あれ? こちら左舷から……応答願います!」
「だめか」
「ああ嫌だな。こういうの、ほんと勘弁して欲しいです」
「歌川、おまえはブリッジに走れ。俺は外に出ている職員に中に入るよう伝える」
「分かりました。伊佐さんくれぐれも気をつけて!」
そう言って、歌川は走ってブリッジに戻った。
歌川を見送った伊佐は、左舷にを照らす灯りを不気味に思いながら見つめた。南国にはこんな光を放つ魚がいるのかもしれない。そう思いたかった。
SOSを発したはずの船はどこにいるのか。まさかすでに沈没してしまったというのか。
伊佐は甲板に設置されたライトを無意識に海面に向けた。海に人が投げ出されていないか、助けを求めている人はいないか探した。
「誰かいませんかー。こちらは海上保安庁です。誰か、いませんか!」
目を凝らし耳を澄ませたが、なんの反応もない。
そうこうしていると、伊佐は自分の後頭部にぞわぞわしたものを感じた。振り返るも何もない。
(嫌な予感がする!)
「くそ!」
伊佐は苛立ちを覚えながら左舷甲板を急ぎ足で進んだ。見張りに立つ職員に船内に入るよう伝える。
「中に入ってください。この灯りを見てはいけない。すぐに船はここを離れます。はやく、中へ」
「何が起きたのですか」
「分かりません。だから、いったん退避します。早く中に入って!」
伊佐は甲板を走りながら叫んだ。途中、目を押さえて座り込む者もいた。
「立てますか? とにかく中に入って、あの灯りは見ないでください」
職員がいうには、同じように海に落ちた人がいないか海面を調べていた。しかし、淡いはずの灯りがだんだんと濃くなって目蓋の裏を真っ赤に染めたという。そのうち立っていられなくなったらしい。
(なんなんだ、あれは!)
船の先頭にたどり着いた伊佐は無線からの呼び出しに気づく。先ほどまでおかしかったのに、今は通じるようだ。
「はい、伊佐です」
航海長の由井からのコンタクトだった。
『職員は中に入ったか』
「はい、左舷甲板は退避完了。モニターに映りましたか?」
『いや、モニターやレーダーに反応はない。ただ……』
「ただ?」
『熱感知のアラームが鳴った。左舷内部が熱を持っている』
「えっ」
『とにかくここを離れる。伊佐さんも早く上がってきてくれ』
「分かりました」
甲板に立っている時に熱さなんて感じなかった。しかし、巡視船かみしまは何かの異常を感知している――
伊佐は船橋に戻ろうと船内に足を踏み入れた。
(機関室は大丈夫だろうか……)
ふと、巡視船かみしまの心臓部が気になった。いや、大丈夫だ。ベテランの佐々木が見張っているではないか。あの人に任せておけばなんとでもなる。
そんなことを思いながら伊佐は重いドアを押し開けた。
すると、階段の登り口でうずくまる人影が見えた。
「大丈夫ですか!」
伊佐は急いで駆け寄った。その人影の肩を起こすと、それは主計長の我如古レナだった。
◇
「レナさんじゃないですか。どうしました、体調でも悪いのですか」
「て……が、黒い……手」
「え? 手がどうしました」
伊佐は自分の体で支えるように、レナの体を起こした。レナは伊佐に何かを伝えようと腕を上げる。しかし、すぐに脱力してしまう。
「レナさん、とにかく医務室に行きましょう。わたしの背中に」
伊佐はレナを背中に担いだ。うまく言葉を発することができないレナを見て、まずいと感じたのだ。
レナを背負い立ち上がった時、船体が大きく右に傾いた。手すりを掴んでいたので、なんとか倒れずにしのぐ。
「なんで、こんなことに。波は穏やかだったはずだ。それとも本当に船体に異常が?」
ギギギィィ――
新しいはずの巡視船かみしまは、古びた船のように軋んだ音をたてる。
「……さ、さん。伊佐、さん」
「レナさん!」
伊佐はいったんレナを下ろし、肩の無線を手に取った。
「レナさん、主計科の誰かを呼びますね。顔色も悪い」
「待って、お願い」
レナは伊佐が持つ無線に手を重ね、それを制止した。レナの顔はさっきと比べると、ずいぶん良くなった気がする。
「お願い、伊佐さん。もう少しこのままでいさせてください。理由は分からないけど、あなたが近くにいると回復するみたいなの。ちょっとだけ、手を貸してください」
レナは伊佐の手を握り締めた。ただそうしていると不思議と気持ちが安らいでいく。青ざめた顔も血色が戻り、激しい頭痛と耳鳴りも止んだ。
レナが伊佐に背負われた時に感じたことは、この人には不思議な力があるということ。
レナの父親はハワイ州出身の米国人だ。彼らは自然を大事にし、崇めたたえてきた。そしてなによりも、不思議な力であるヒーリングを信じている。
「レナ、さん?」
「ごめんなさい。みて、ほら。すっかり元通りよ……あなた、ヒーリングの力を持ってる?」
「ヒーリング?」
「ううん、なんでもない。それより、海がオレンジ色に光っていたのよ。そしたら底から人の手のようなものが浮き上がってきた。黒い手袋をしていたの。怖くなって船内に逃げてしまった。もしかしたら、救助を求めている人だったかもしれないのに! どうしよう。わたし、海上保安官として失格」
「黒い手袋をした人の手? さっき、ライトを照らして確認したよ。なにもなかった。だから、大丈夫だと思う。君は見捨てていない。何かの見間違いかもしれない」
「そうだといいんだけど。ねえ、それって」
「うん?」
見えてはいけないものが見えてしまったのではないだろうか。レナはそんな非科学的なことを口にしそうになる。
長年船乗りを続ければ、そういった信じがたい出来事に遭遇するのだと小さい頃オジイに聞いた。それを今、口にしていいのかレナは迷った。
「伊佐さんが確認して、誰もいなかったのならいいの。うん、よかった……」
「私はこのままブリッジに戻りますが、その前に部屋まで送りましょうか」
「大丈夫。ありがとう。ひとりで戻れます」
「何かあったら連絡ください。本船はこの海域をいったん離脱することになりました。やはり少しおかしいんです。あの灯火の原因も分からないし」
「わたしは無事に夜が開けることを祈ります。伊佐さんも、気をつけて」
「はい。じゃあ、自分はこれで」
「うん」
レナの手が伊佐から離れた。
「レナさん」
伊佐はとっさにレナの腕をもう一度とり、制止した。レナは驚いた顔で伊佐を見つめる。伊佐はレナの視線を受け止めながら、彼女の手を引いて立ち上がらせる。
(手のひらが……熱いな)
レナと握り合った右手が熱いのだ。その熱は決して嫌なものではなかった。レナが言った回復するような気がするは、伊佐も同じだった。焦っていた心が落ち着いて、神経が研ぎ澄まされたような気がしていた。
「レナさんも気をつけて」
「はい」
レナがしっかり立ったのを確認して、伊佐は階段を駆け上がった。今はなんとしても、かみしまを安全な場所まで動かさなければならない。感知した熱も気になる。
(俺はいったいどうしてしまったんだ。ワダツミにあってから、調子が狂う)
『伊佐さん、今どこですか!』
そのとき、歌川から無線が入った。
「ブリッジに向かっている。二階の食堂を抜けたところだ」
『すみません。ブリッジには戻らず機関室に向かってください』
「機関室?」
『システム障害が起きたらしいです。それに、機関長の佐々木さんと連絡がとれないと』
「佐々木さんに連絡がとれない? 分かった! すぐに行く」
次から次へと問題が起きようとしている。伊佐は、ブリッジに戻るのをやめて機関室に向かった。今度は上った階段を駆け下りている。
(なんなんだよ、まったく)
ギギギィィ――
また、不気味な音が耳に響いた。
船体が大きく左に揺れた。伊佐の体は階段の手すりに押し付けられる。
「くっ、そ」
ぐっと堪えて態勢を整え直し、再び階段を下りた。
頼むから機関室では何も起きてくれるな。そんなことを祈りながら。
隣に立つ歌川の眼鏡のレンズもオレンジ色になるほどの光だから夢や幻想ではないはずだ。
こんなに近くに灯火が見えるのに、なぜか船の影が見えない。
「伊佐さん、これは漁火ではないですよね」
歌川が先に口を開いた。
「ああ」
たった一言しか返せなかった。
漁火は主に北の海でよくみられる漁法のひとつだ。船の灯火におびき寄せられたイカなどを捕獲する時に使う方法だ。
しかし、これはどう見ても漁火ではない。海面にぽっぽっと浮いたような優しい灯りが一面に広がる。その灯りはハンドボールくらいの球体だ。
「歌川、俺たちは夢でも見ているのか。これはいったいどういう現象なんだ」
「僕にもさっぱりわかりません。とにかくブリッジに連絡を、それから、いったん離れた方が良い気がします。無線を……あれ? こちら左舷から……応答願います!」
「だめか」
「ああ嫌だな。こういうの、ほんと勘弁して欲しいです」
「歌川、おまえはブリッジに走れ。俺は外に出ている職員に中に入るよう伝える」
「分かりました。伊佐さんくれぐれも気をつけて!」
そう言って、歌川は走ってブリッジに戻った。
歌川を見送った伊佐は、左舷にを照らす灯りを不気味に思いながら見つめた。南国にはこんな光を放つ魚がいるのかもしれない。そう思いたかった。
SOSを発したはずの船はどこにいるのか。まさかすでに沈没してしまったというのか。
伊佐は甲板に設置されたライトを無意識に海面に向けた。海に人が投げ出されていないか、助けを求めている人はいないか探した。
「誰かいませんかー。こちらは海上保安庁です。誰か、いませんか!」
目を凝らし耳を澄ませたが、なんの反応もない。
そうこうしていると、伊佐は自分の後頭部にぞわぞわしたものを感じた。振り返るも何もない。
(嫌な予感がする!)
「くそ!」
伊佐は苛立ちを覚えながら左舷甲板を急ぎ足で進んだ。見張りに立つ職員に船内に入るよう伝える。
「中に入ってください。この灯りを見てはいけない。すぐに船はここを離れます。はやく、中へ」
「何が起きたのですか」
「分かりません。だから、いったん退避します。早く中に入って!」
伊佐は甲板を走りながら叫んだ。途中、目を押さえて座り込む者もいた。
「立てますか? とにかく中に入って、あの灯りは見ないでください」
職員がいうには、同じように海に落ちた人がいないか海面を調べていた。しかし、淡いはずの灯りがだんだんと濃くなって目蓋の裏を真っ赤に染めたという。そのうち立っていられなくなったらしい。
(なんなんだ、あれは!)
船の先頭にたどり着いた伊佐は無線からの呼び出しに気づく。先ほどまでおかしかったのに、今は通じるようだ。
「はい、伊佐です」
航海長の由井からのコンタクトだった。
『職員は中に入ったか』
「はい、左舷甲板は退避完了。モニターに映りましたか?」
『いや、モニターやレーダーに反応はない。ただ……』
「ただ?」
『熱感知のアラームが鳴った。左舷内部が熱を持っている』
「えっ」
『とにかくここを離れる。伊佐さんも早く上がってきてくれ』
「分かりました」
甲板に立っている時に熱さなんて感じなかった。しかし、巡視船かみしまは何かの異常を感知している――
伊佐は船橋に戻ろうと船内に足を踏み入れた。
(機関室は大丈夫だろうか……)
ふと、巡視船かみしまの心臓部が気になった。いや、大丈夫だ。ベテランの佐々木が見張っているではないか。あの人に任せておけばなんとでもなる。
そんなことを思いながら伊佐は重いドアを押し開けた。
すると、階段の登り口でうずくまる人影が見えた。
「大丈夫ですか!」
伊佐は急いで駆け寄った。その人影の肩を起こすと、それは主計長の我如古レナだった。
◇
「レナさんじゃないですか。どうしました、体調でも悪いのですか」
「て……が、黒い……手」
「え? 手がどうしました」
伊佐は自分の体で支えるように、レナの体を起こした。レナは伊佐に何かを伝えようと腕を上げる。しかし、すぐに脱力してしまう。
「レナさん、とにかく医務室に行きましょう。わたしの背中に」
伊佐はレナを背中に担いだ。うまく言葉を発することができないレナを見て、まずいと感じたのだ。
レナを背負い立ち上がった時、船体が大きく右に傾いた。手すりを掴んでいたので、なんとか倒れずにしのぐ。
「なんで、こんなことに。波は穏やかだったはずだ。それとも本当に船体に異常が?」
ギギギィィ――
新しいはずの巡視船かみしまは、古びた船のように軋んだ音をたてる。
「……さ、さん。伊佐、さん」
「レナさん!」
伊佐はいったんレナを下ろし、肩の無線を手に取った。
「レナさん、主計科の誰かを呼びますね。顔色も悪い」
「待って、お願い」
レナは伊佐が持つ無線に手を重ね、それを制止した。レナの顔はさっきと比べると、ずいぶん良くなった気がする。
「お願い、伊佐さん。もう少しこのままでいさせてください。理由は分からないけど、あなたが近くにいると回復するみたいなの。ちょっとだけ、手を貸してください」
レナは伊佐の手を握り締めた。ただそうしていると不思議と気持ちが安らいでいく。青ざめた顔も血色が戻り、激しい頭痛と耳鳴りも止んだ。
レナが伊佐に背負われた時に感じたことは、この人には不思議な力があるということ。
レナの父親はハワイ州出身の米国人だ。彼らは自然を大事にし、崇めたたえてきた。そしてなによりも、不思議な力であるヒーリングを信じている。
「レナ、さん?」
「ごめんなさい。みて、ほら。すっかり元通りよ……あなた、ヒーリングの力を持ってる?」
「ヒーリング?」
「ううん、なんでもない。それより、海がオレンジ色に光っていたのよ。そしたら底から人の手のようなものが浮き上がってきた。黒い手袋をしていたの。怖くなって船内に逃げてしまった。もしかしたら、救助を求めている人だったかもしれないのに! どうしよう。わたし、海上保安官として失格」
「黒い手袋をした人の手? さっき、ライトを照らして確認したよ。なにもなかった。だから、大丈夫だと思う。君は見捨てていない。何かの見間違いかもしれない」
「そうだといいんだけど。ねえ、それって」
「うん?」
見えてはいけないものが見えてしまったのではないだろうか。レナはそんな非科学的なことを口にしそうになる。
長年船乗りを続ければ、そういった信じがたい出来事に遭遇するのだと小さい頃オジイに聞いた。それを今、口にしていいのかレナは迷った。
「伊佐さんが確認して、誰もいなかったのならいいの。うん、よかった……」
「私はこのままブリッジに戻りますが、その前に部屋まで送りましょうか」
「大丈夫。ありがとう。ひとりで戻れます」
「何かあったら連絡ください。本船はこの海域をいったん離脱することになりました。やはり少しおかしいんです。あの灯火の原因も分からないし」
「わたしは無事に夜が開けることを祈ります。伊佐さんも、気をつけて」
「はい。じゃあ、自分はこれで」
「うん」
レナの手が伊佐から離れた。
「レナさん」
伊佐はとっさにレナの腕をもう一度とり、制止した。レナは驚いた顔で伊佐を見つめる。伊佐はレナの視線を受け止めながら、彼女の手を引いて立ち上がらせる。
(手のひらが……熱いな)
レナと握り合った右手が熱いのだ。その熱は決して嫌なものではなかった。レナが言った回復するような気がするは、伊佐も同じだった。焦っていた心が落ち着いて、神経が研ぎ澄まされたような気がしていた。
「レナさんも気をつけて」
「はい」
レナがしっかり立ったのを確認して、伊佐は階段を駆け上がった。今はなんとしても、かみしまを安全な場所まで動かさなければならない。感知した熱も気になる。
(俺はいったいどうしてしまったんだ。ワダツミにあってから、調子が狂う)
『伊佐さん、今どこですか!』
そのとき、歌川から無線が入った。
「ブリッジに向かっている。二階の食堂を抜けたところだ」
『すみません。ブリッジには戻らず機関室に向かってください』
「機関室?」
『システム障害が起きたらしいです。それに、機関長の佐々木さんと連絡がとれないと』
「佐々木さんに連絡がとれない? 分かった! すぐに行く」
次から次へと問題が起きようとしている。伊佐は、ブリッジに戻るのをやめて機関室に向かった。今度は上った階段を駆け下りている。
(なんなんだよ、まったく)
ギギギィィ――
また、不気味な音が耳に響いた。
船体が大きく左に揺れた。伊佐の体は階段の手すりに押し付けられる。
「くっ、そ」
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