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第3話 逃避行
愛の逃避行へ
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午後3時半
パーキングエリアに降りた2人は、 土産物売り場の店内で落ち合う約束をして、 それぞれトイレに向かった。
先に店内で居た令仁は、 誰かとスマホを使い威圧的な口調で通話をして居た。
「何? 知らないだと? お前が俺の尾行付けたんじゃないのか? ふざけるな、 何度狙われたと思って居る!
まぁいい。 着いたら全てを明らかにさせてやる。 ……間も無く到着する。 ……場所を言え。 解った。
……言っておくが、 妙な考えを起こすなよ。 これで、 今回の俺の任務は終わりだ。 解ったな?」
トイレから出て傍に居た志保は何気に令仁の通話する内容を聞いて居た。
通話を済ませると令仁はまたスマホの電源を切った。
「志保、 お前も家族と同僚に電話をした方がいい。 昨夜も言ったが、 心配されて、 捜索願を出された
ら面倒なことになる」
志保は頷いた。
「解ったわ」
スマホをカバンから取り出し、 アドレス帳から実家と昨夜の同僚に電話を掛けた。
「友達と遠出をして遊んでるだけだから。 月曜日に帰れるかどうか解らないけど心配しないで。
又電話するわ」
実家と同僚に嘘をつくしかなかった。
しかも、 その嘘には同じ内容である必要が有った。
「……」
嘘を付いた後ろめたさと罪悪感だけが、 志保に残る。
令仁は店内に有るレストランで志保に遅い昼食を誘った。
昼食を済ませた2人は黙ってレストランを出て、 令仁の運転する車に乗った。
暫く高速道路を走行すると、 令仁は高速道路を降りて一般道に出た。
待ち合わせた場所は此処から近いのだと志保にも解ったからか、 2人共、 無言だった。
真剣な顔で運転する令仁に志保は余計な話をする気にもなれなかった。
先に口を開いたのは令仁だった。
「渋滞しているな。 予定通りに着くか、 遅れるか微妙なところだ……。
志保、 これから重要な交渉をする。 終わる迄、 車で大人しく待って居て欲しい」
志保は頷いた。
「大丈夫なの? ……貴方に、 危険無いのね?」
運転を続けながら左手で志保の手を握る令仁。
「心配するな」
午後4時30分
日も暮れかけた時刻。 使われて居ない廃墟になった工場の跡地に着いた。
それは志保を不安にさせた。
「こんなところで取引を? ……本当に大丈夫なの?」
正面を向いたまま答える令仁。
「余計な邪魔を避ける為にな。 ……1人で来ると約束したが。 嘘かも知れない。 だが、 問い質す為に、
行くしかないんだ」
令仁は、 懐からUSBメモリを取り出すと、 志保に渡した。
「SEの志保なら、 ……これが何か解るだろう?」
志保は頷いた。 このタイプのUSBメモリはセキュリティの高い物で、 自動暗号化機能に加え、
パスワードロック機能が付いて居る。
公にしてはならない、 何か重大な情報データがこの中に有ると、 志保は今迄の経験で察知した。
令仁は、 真顔で志保に話した。
「志保……、 俺が1時間経っても此処に帰って来ない時は、 そのUSBを持ってすぐに帰り、
時が来るまで保管して欲しい。 お前に関する情報は既に黒幕に知られて居ると思って慎重に行動を。
そのUSBは遠くない間に本来持つべき者の手に渡る筈だ。 今はこれ以上話せないが、 頼んだぞ……。
志保、 現場には絶対に来るな」
志保は令仁の腕を掴んだ。
「何を考えて居るのダメよ、 USBはとりあえず預かるけど。 ……貴方がこれ以上危険な目に遭うかも知れない
と知って行かせる訳にはいかなわ!」
令仁も又志保の手を握った。
「志保、 昨夜も言った筈だ。 俺には任務がある。 その任務を遂行しなければいけないんだ。
大丈夫だ。 ……必ず帰って来る」
志保は、 これ以上令仁を止められなかった。
車を降りた令仁は、 後部座席に置いていたビジネスケースを持つと廃墟内へ向かった。
志保は一見平和な様に見えながら裏で、 表面化されてない闇の大きな力が動いて居ると感じて眉を顰める。
令仁を待って居る間、 先ほど高速道路で追い駆けて来たシルバーのセダンを運転する男がどうも気になった志保は、 ドライブレコーダーを再生した。
拡大して運転する男の顔を確認するが、 ……どうも令仁や令仁に関わる人物像と噛み合わない。
「この男にナンバーを知られたと言うことは……、 まだ他に知る者も居る筈。 やっぱり車と言え安全でないわね」
午後5時
令仁が帰って来ないのを不安に思った志保は車から降りると、 令仁が居るであろう廃墟に警戒しながら近付いた。
車にはスマートキーで鍵を掛ける必要はなかった。
志保が廃墟に近付くと令仁が混乱した様にふらふらと走って来た。
途轍もないイヤな予感がした。
「令仁さん? ……どうかしたの?」
令仁の目の焦点は定まらず、 顔は青ざめて居た。
「死んでる……!」
驚いた志保は令仁の両腕を掴んだ。
「死んでるって……、 どういうこと?!」
令仁は志保の手を掴むと走って現場に連れて行った。
廃墟前にある元は庭だったと思われる草の生い茂った荒れ地で、 血を流した男が倒れ、 周囲に1万円札が
無数に散らばって居た。
倒れて居る男性の顔を見て蒼ざめる志保。
「この人……、 茶色いトレンチコートで目つきが異様に鋭い人ね、 ……あの時貴方をゴミ箱に投げ飛ばした人、
はっきりと覚えて居るわ。 ……令仁さん、 まさか、 貴方が……?」
令仁は慌てて志保の両手を掴んで首を横に振った。
「違う! 俺じゃない!! 奴が来ないから探して居ると此処で既に死んでいた……。 俺は殺っていない!!」
不安な顔をする志保。
「一体誰が?!」
思い巡らす様に令仁は答えた。
「……嵌められた!」
絶句する志保。
確かに。 今迄令仁と一緒に居て解った。 志保自身に、 そんな男じゃないと己の身で証明されていた。
令仁は志保の腕を掴んだ。
「逃げるぞ、 志保! ……幹部になるこの男を、 このまま奴らが放って置く筈がない!
俺とお前も危険だ!」
驚いた志保。
「この人、 ……幹部だったんだ……、 なのに……、 なぜ?」
一瞬考えた令仁。
「昨夜……、 俺を捕り逃がし、 高速道路で尾行付けたのコイツだ。
失策続いたから始末されたんだろう。 例え幹部だろうと、 闇から闇へ葬られる。 ……そう言う奴らだ。
次に狙われるのは間違いなく俺だ。 フッ……、 既に真っ先に狙われたがな」
真剣な目で志保は令仁に尋ねた。
「……令仁さん、 指紋は?!」
令仁は、 廃墟に行った時にドアノブを触ったが、 念の為黒革の手袋をして居た。
「着いてない。 心配するな。 奴らもバカじゃない。 ……俺が疑われたら、 奴らも無事で
済まないからな」
志保は混沌として居た。
「失策続いただけで……?」
令仁は顎で幹部と言う男性を促した。
「コイツも欲を出したんだろう……。 見ろ、 カネが無数にばら撒かれて居る。 とにかく、 ここに居るのは
危険だ。 志保、 逃げるぞ」
急いで車に帰ると令仁は急いで車を発進させた。
現場からなるべく離れる為、 目立たない様に辺鄙な裏道を抜け、 走り続けて、 ラブホテルに又隠れることに
なった。 ビジネスホテルを使えばフロントや従業員に顔を見られることを避ける為に仕方なかった。
午後6時17分
令仁が運転する車は、 間も無くラブホテルの地下駐車場に停め、 周囲を警戒しながら志保と共に自動ドアから
ホテル内に入り、 パネルを押してエレベーターで3階で降り、 303号室に入った。
部屋に入ると、 とりあえずソファに座る。
暫く沈黙を続けて居たが、 何気に令仁がテレビを観る為にリモコンを押すと、 いきなりAVの画面が映った。
「こんなモノ見てる心境じゃない」
頭を押さえながら通常画面に切り替えると、 この時間帯と言えば殆どニュースばかりだった。
適当に眺めて居ると、 ニュース内容が変わり、 変死ニュースになった。
思わずニュースに集中する2人は、 呆然とした。
高速道路で追い駆けて来たシルバーのセダンを運転して居た男が、 近くにある埠頭から
変死体で発見されたと言う内容で、 免許証から年齢23歳、 無職など報道され、 現在捜査中となって居た。
顔を顰める令仁。
「無職。 ……カネで雇われたな。 こんな一般の男に俺の追跡をカネで依頼して失敗したから用済みにしたか」
怪訝に尋ねる志保。
「どうして……解るの?」
溜息を付いた令仁。
「推測だ。 大方、 そんな筋書きだろうよ」
何処かおかしいと思った志保。 追い駆けて来た筈である車の存在を何もニュースで話して居ない。
「追い駆けて来た車はどうなったの?!」
言葉を選びながら答える令仁。
「ナンバーを外して何処か違う海に沈めたんだろう。 ……その辺抜かり無い連中だ」
志保は令仁に抱き着いた。
「令仁さん……怖いわ。 凄く怖い」
優しく志保を抱きしめた令仁。
「明日、 ……尋ねたい所が有る。 何か解るかも知れない。 正直なところ何の情報もない今の状態では、
組織の中で何が起こったのか俺にもさっぱり解らない。
ただ1つ言えることが有るとしたら……お前の命は、 俺が守る……」
令仁はテレビを消しながら優しいキスをして、 志保を抱き上げるとベットに連れて行った。
パーキングエリアに降りた2人は、 土産物売り場の店内で落ち合う約束をして、 それぞれトイレに向かった。
先に店内で居た令仁は、 誰かとスマホを使い威圧的な口調で通話をして居た。
「何? 知らないだと? お前が俺の尾行付けたんじゃないのか? ふざけるな、 何度狙われたと思って居る!
まぁいい。 着いたら全てを明らかにさせてやる。 ……間も無く到着する。 ……場所を言え。 解った。
……言っておくが、 妙な考えを起こすなよ。 これで、 今回の俺の任務は終わりだ。 解ったな?」
トイレから出て傍に居た志保は何気に令仁の通話する内容を聞いて居た。
通話を済ませると令仁はまたスマホの電源を切った。
「志保、 お前も家族と同僚に電話をした方がいい。 昨夜も言ったが、 心配されて、 捜索願を出された
ら面倒なことになる」
志保は頷いた。
「解ったわ」
スマホをカバンから取り出し、 アドレス帳から実家と昨夜の同僚に電話を掛けた。
「友達と遠出をして遊んでるだけだから。 月曜日に帰れるかどうか解らないけど心配しないで。
又電話するわ」
実家と同僚に嘘をつくしかなかった。
しかも、 その嘘には同じ内容である必要が有った。
「……」
嘘を付いた後ろめたさと罪悪感だけが、 志保に残る。
令仁は店内に有るレストランで志保に遅い昼食を誘った。
昼食を済ませた2人は黙ってレストランを出て、 令仁の運転する車に乗った。
暫く高速道路を走行すると、 令仁は高速道路を降りて一般道に出た。
待ち合わせた場所は此処から近いのだと志保にも解ったからか、 2人共、 無言だった。
真剣な顔で運転する令仁に志保は余計な話をする気にもなれなかった。
先に口を開いたのは令仁だった。
「渋滞しているな。 予定通りに着くか、 遅れるか微妙なところだ……。
志保、 これから重要な交渉をする。 終わる迄、 車で大人しく待って居て欲しい」
志保は頷いた。
「大丈夫なの? ……貴方に、 危険無いのね?」
運転を続けながら左手で志保の手を握る令仁。
「心配するな」
午後4時30分
日も暮れかけた時刻。 使われて居ない廃墟になった工場の跡地に着いた。
それは志保を不安にさせた。
「こんなところで取引を? ……本当に大丈夫なの?」
正面を向いたまま答える令仁。
「余計な邪魔を避ける為にな。 ……1人で来ると約束したが。 嘘かも知れない。 だが、 問い質す為に、
行くしかないんだ」
令仁は、 懐からUSBメモリを取り出すと、 志保に渡した。
「SEの志保なら、 ……これが何か解るだろう?」
志保は頷いた。 このタイプのUSBメモリはセキュリティの高い物で、 自動暗号化機能に加え、
パスワードロック機能が付いて居る。
公にしてはならない、 何か重大な情報データがこの中に有ると、 志保は今迄の経験で察知した。
令仁は、 真顔で志保に話した。
「志保……、 俺が1時間経っても此処に帰って来ない時は、 そのUSBを持ってすぐに帰り、
時が来るまで保管して欲しい。 お前に関する情報は既に黒幕に知られて居ると思って慎重に行動を。
そのUSBは遠くない間に本来持つべき者の手に渡る筈だ。 今はこれ以上話せないが、 頼んだぞ……。
志保、 現場には絶対に来るな」
志保は令仁の腕を掴んだ。
「何を考えて居るのダメよ、 USBはとりあえず預かるけど。 ……貴方がこれ以上危険な目に遭うかも知れない
と知って行かせる訳にはいかなわ!」
令仁も又志保の手を握った。
「志保、 昨夜も言った筈だ。 俺には任務がある。 その任務を遂行しなければいけないんだ。
大丈夫だ。 ……必ず帰って来る」
志保は、 これ以上令仁を止められなかった。
車を降りた令仁は、 後部座席に置いていたビジネスケースを持つと廃墟内へ向かった。
志保は一見平和な様に見えながら裏で、 表面化されてない闇の大きな力が動いて居ると感じて眉を顰める。
令仁を待って居る間、 先ほど高速道路で追い駆けて来たシルバーのセダンを運転する男がどうも気になった志保は、 ドライブレコーダーを再生した。
拡大して運転する男の顔を確認するが、 ……どうも令仁や令仁に関わる人物像と噛み合わない。
「この男にナンバーを知られたと言うことは……、 まだ他に知る者も居る筈。 やっぱり車と言え安全でないわね」
午後5時
令仁が帰って来ないのを不安に思った志保は車から降りると、 令仁が居るであろう廃墟に警戒しながら近付いた。
車にはスマートキーで鍵を掛ける必要はなかった。
志保が廃墟に近付くと令仁が混乱した様にふらふらと走って来た。
途轍もないイヤな予感がした。
「令仁さん? ……どうかしたの?」
令仁の目の焦点は定まらず、 顔は青ざめて居た。
「死んでる……!」
驚いた志保は令仁の両腕を掴んだ。
「死んでるって……、 どういうこと?!」
令仁は志保の手を掴むと走って現場に連れて行った。
廃墟前にある元は庭だったと思われる草の生い茂った荒れ地で、 血を流した男が倒れ、 周囲に1万円札が
無数に散らばって居た。
倒れて居る男性の顔を見て蒼ざめる志保。
「この人……、 茶色いトレンチコートで目つきが異様に鋭い人ね、 ……あの時貴方をゴミ箱に投げ飛ばした人、
はっきりと覚えて居るわ。 ……令仁さん、 まさか、 貴方が……?」
令仁は慌てて志保の両手を掴んで首を横に振った。
「違う! 俺じゃない!! 奴が来ないから探して居ると此処で既に死んでいた……。 俺は殺っていない!!」
不安な顔をする志保。
「一体誰が?!」
思い巡らす様に令仁は答えた。
「……嵌められた!」
絶句する志保。
確かに。 今迄令仁と一緒に居て解った。 志保自身に、 そんな男じゃないと己の身で証明されていた。
令仁は志保の腕を掴んだ。
「逃げるぞ、 志保! ……幹部になるこの男を、 このまま奴らが放って置く筈がない!
俺とお前も危険だ!」
驚いた志保。
「この人、 ……幹部だったんだ……、 なのに……、 なぜ?」
一瞬考えた令仁。
「昨夜……、 俺を捕り逃がし、 高速道路で尾行付けたのコイツだ。
失策続いたから始末されたんだろう。 例え幹部だろうと、 闇から闇へ葬られる。 ……そう言う奴らだ。
次に狙われるのは間違いなく俺だ。 フッ……、 既に真っ先に狙われたがな」
真剣な目で志保は令仁に尋ねた。
「……令仁さん、 指紋は?!」
令仁は、 廃墟に行った時にドアノブを触ったが、 念の為黒革の手袋をして居た。
「着いてない。 心配するな。 奴らもバカじゃない。 ……俺が疑われたら、 奴らも無事で
済まないからな」
志保は混沌として居た。
「失策続いただけで……?」
令仁は顎で幹部と言う男性を促した。
「コイツも欲を出したんだろう……。 見ろ、 カネが無数にばら撒かれて居る。 とにかく、 ここに居るのは
危険だ。 志保、 逃げるぞ」
急いで車に帰ると令仁は急いで車を発進させた。
現場からなるべく離れる為、 目立たない様に辺鄙な裏道を抜け、 走り続けて、 ラブホテルに又隠れることに
なった。 ビジネスホテルを使えばフロントや従業員に顔を見られることを避ける為に仕方なかった。
午後6時17分
令仁が運転する車は、 間も無くラブホテルの地下駐車場に停め、 周囲を警戒しながら志保と共に自動ドアから
ホテル内に入り、 パネルを押してエレベーターで3階で降り、 303号室に入った。
部屋に入ると、 とりあえずソファに座る。
暫く沈黙を続けて居たが、 何気に令仁がテレビを観る為にリモコンを押すと、 いきなりAVの画面が映った。
「こんなモノ見てる心境じゃない」
頭を押さえながら通常画面に切り替えると、 この時間帯と言えば殆どニュースばかりだった。
適当に眺めて居ると、 ニュース内容が変わり、 変死ニュースになった。
思わずニュースに集中する2人は、 呆然とした。
高速道路で追い駆けて来たシルバーのセダンを運転して居た男が、 近くにある埠頭から
変死体で発見されたと言う内容で、 免許証から年齢23歳、 無職など報道され、 現在捜査中となって居た。
顔を顰める令仁。
「無職。 ……カネで雇われたな。 こんな一般の男に俺の追跡をカネで依頼して失敗したから用済みにしたか」
怪訝に尋ねる志保。
「どうして……解るの?」
溜息を付いた令仁。
「推測だ。 大方、 そんな筋書きだろうよ」
何処かおかしいと思った志保。 追い駆けて来た筈である車の存在を何もニュースで話して居ない。
「追い駆けて来た車はどうなったの?!」
言葉を選びながら答える令仁。
「ナンバーを外して何処か違う海に沈めたんだろう。 ……その辺抜かり無い連中だ」
志保は令仁に抱き着いた。
「令仁さん……怖いわ。 凄く怖い」
優しく志保を抱きしめた令仁。
「明日、 ……尋ねたい所が有る。 何か解るかも知れない。 正直なところ何の情報もない今の状態では、
組織の中で何が起こったのか俺にもさっぱり解らない。
ただ1つ言えることが有るとしたら……お前の命は、 俺が守る……」
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