26 / 32
お約束なんて嫌いだぁっ!
しおりを挟む
「ねぇ、……欲しいの。」
メイド服を来た黒髪、黒目の美少女が、俺に迫って来る。
幼さの残るあどけない顔立ちに相反する、ボリューミーなお山が、この上ない背徳感をもたらしている。
何故このようなことになっているのか?
……そんな事は問題じゃない。
問題なのは、現在のこの状況だ。
美少女が「欲しいの」といって迫ってくる。
つまり、アレか?そういうことなのか?
『決まってるだろ!それに女のコにここまでさせておいてヘタるんじゃねぇ!ガバっといけ、ガバっと!』
悪魔くんが勢いよく語りかけてくる。
『ちょっと落ち着きなさいよ。そんなんだから童貞って言われるのよ。よく考えなさい、今までだって、似たようなことあったでしょ。』
童貞ちゃうわっ!……違わないけど。
頭の中の天使ちゃんに、セルフツッコミを入れてから、考えてみる。
たしかに今まで、散々騙されてきたが、眼の前の美少女……アスカが俺を騙す理由もメリットも無いはずだ。
『そうだぜ。それにコイツとは、主従関係にあるんだ。なにか企んでいても「命令」して無理やりやっちゃえばいいだろ。』
……フム、たしかにそうだな。
『ダメよ、無理やりなんて。人としての道を踏み外してるわ。』
天使ちゃんが必死になって止めるが、悪魔君がカウンターを放つ。
『なに言ってるんだよ。騙そうとした時点で、悪いのはアイツだろ?反撃されても、それは自業自得ってもんだ。言うだろ?撃っていいのは撃たれる覚悟があるやつだけだって。』
……たしかにその通りだ。
俺は悪魔くんに後押しされ、おもむろに、そのボリューミーなお山に手を伸ばす。
……なんだ、この柔らかさは!?
例えるなら極上の……。
バシっ!
俺の思考は、痛烈な平手打ちによって遮断される。
「なにするのよっ!このヘンタイっ!」
アスカは胸を両腕で庇うようにしながら後ずさる。
「ヘンタイって……「欲しい」って言ってきたのはそっちじゃないか。えぇい、面倒だ。「命令」だ、ヤらせろ!」
「たしかに欲しいとはいったけど……そんな命令聞けるわけ無いでしょっ!アンタ、あの子達にもそう言って無理やりヤッたの?このロリコンっ!」
「バッ、ろ、ロリコンじゃねぇっ……多分。それに、ヤッてるんだったらこんな命令しねぇよっ!っていうか、なんで「命令」に逆らえるんだよっ!」
ゼェゼェと、息を切らせながらお互いに叫び合う。
「ハァ……取り敢えず落ち着きましょ。」
「そうだな。」
二人して息を整え、深呼吸して落ち着く。
「まずあなたの勘違いを正してあげるわ。」
「勘違い?」
「えぇ。あなたと私は現在主従関係にある。コレは魔物使役によるものよね?」
「その通りだ。だから主人である俺の命令には逆らえない筈だろ?」
「そこが間違っているの。下僕である魔物が「命令」を受け入れるのは、逆らえないぐらいの圧倒的なレベル差がある場合、受け入れてもなんの問題もないと判断した場合、そして、受け入れてもいいと思うぐらい信頼関係が築けている場合なの。だから、理不尽な命令には、ちゃんと拒否反応を示すし、そのようなことが続けば、見限って主従関係が破棄されるわ。……私の場合は破棄できない制約がかかってるみたいだけど。」
「なん……だと………。いや、しかし、初めてあったとき、ちゃんと俺の命令が……。」
「あのときの私は、それこそ戦闘不能一歩手前だったからね……圧倒的な戦力差ってわけ。」
……つまり、アレか?
これからサキュバスみたいな女性型の魔物をテイミングできたとしてもエッチし放題にはならないってことなのか?
俺は、ガックリ、とその場にうなだれる。
「あ~、そんなの落ち込まれると、罪悪感が……。」
「だって、欲しいって言った、欲しいのぉって……。」
「だからそれは……もぅ、しょうがないわね。」
アスカは困った顔をしながら、俺を抱き起こし、膝枕してくれる。
「これぐらいなら……してあげるわよ。それならいいでしょ。」
アスカが、多分、顔を真っ赤にしながら言う。
多分というのは、俺からはアスカの顔が見えないからだ。
頂きの向こうから見える、ミィナの照れたような顔もいいが、この、圧倒的な頂きに遮られ、アスカの声を聞くことしかできない、というのもいいもんだ。
ウム、コレはイイモノだ。
「あのね……。」
頂の向こうから、アスカの声が降ってくる。
「ここは、いい場所ね。……見ず知らずの私に、みんな良くしてくれるし、見てた限り、あなたも、ヘタレでどうしようもなくエッチだけど、悪い人じゃなさそうだし……。」
「イヤ、俺は悪い人だぞ。美少女はみんな力尽くで襲ってハーレムにいれるっ!」
「……って妄想をしてるだけの、ヘタレ童貞さんでしょ?」
「童貞ちゃうわっ!……違わないけど。」
……くぅ~、こんな少女にまで童貞呼ばわりっ……ありがとうございますっ!
「で、そんなヘタレな男から、童貞を奪いたかったんだろ?クソビッチ!」
クスクス笑うアスカに、仕返しのつもりでそう言ってやる。
……と、とたんに股間あたりが急速に冷え込み始める。
「ねぇ、知ってる?凍傷がひどくなると、ポロっと崩れ落ちちゃうんだって。」
……イマ、ナントオッシャイマシタカ……。
「ゴメンナサイ。可愛く優しく聡明なアスカ様。」
……うん、ここは戦略的撤退しか無いでしょう。
「でね、話が戻るけど、私が欲しいっていうのは、新しい武器のことなの。」
……デスヨネ~、えぇ分かっていましたとも。
こんな美少女が、俺になんて惚れることがないくらい、わかってたんだよっ!チクショー。
「なにも泣かなくても……。」
涙目になっている俺の頭を優しく撫でてくれるアスカ。
「武器を用意してもらうお礼に、こうして、メイド服で膝枕してあげたじゃない。好きなんでしょ、こういうの。」
……なんですとっ!!
何故アスカがメイド服を着ているのかが疑問だったが、俺のためだったのか。
うん、これだけでご飯三杯イケる。
流石はオタを幼馴染に持つ少女。ツボを心得てらっしゃる。
しかし……。
「もう一声。」
フッ、ロリ女神ちゃんからもらったこのギフトは、安くないのだよ。
「……はぁ、仕方が無いなぁ。」
アスカはため息を付きながら俺を起こして、その腕を絡め取りながら上目遣いで俺を見上げる。
そして……。
「おにいちゃんのぉ……、硬くてぇ、強いの……が欲しいのぉ…。ダメ……かなぁ?」
そんな言葉を耳元で囁かれて、落ちない男がいるだろうか?
勿論、俺は一瞬で陥落したよ。悪いかっ!
こうして、俺は、アスカのための装備を作ることになったのだった。
メイド服を来た黒髪、黒目の美少女が、俺に迫って来る。
幼さの残るあどけない顔立ちに相反する、ボリューミーなお山が、この上ない背徳感をもたらしている。
何故このようなことになっているのか?
……そんな事は問題じゃない。
問題なのは、現在のこの状況だ。
美少女が「欲しいの」といって迫ってくる。
つまり、アレか?そういうことなのか?
『決まってるだろ!それに女のコにここまでさせておいてヘタるんじゃねぇ!ガバっといけ、ガバっと!』
悪魔くんが勢いよく語りかけてくる。
『ちょっと落ち着きなさいよ。そんなんだから童貞って言われるのよ。よく考えなさい、今までだって、似たようなことあったでしょ。』
童貞ちゃうわっ!……違わないけど。
頭の中の天使ちゃんに、セルフツッコミを入れてから、考えてみる。
たしかに今まで、散々騙されてきたが、眼の前の美少女……アスカが俺を騙す理由もメリットも無いはずだ。
『そうだぜ。それにコイツとは、主従関係にあるんだ。なにか企んでいても「命令」して無理やりやっちゃえばいいだろ。』
……フム、たしかにそうだな。
『ダメよ、無理やりなんて。人としての道を踏み外してるわ。』
天使ちゃんが必死になって止めるが、悪魔君がカウンターを放つ。
『なに言ってるんだよ。騙そうとした時点で、悪いのはアイツだろ?反撃されても、それは自業自得ってもんだ。言うだろ?撃っていいのは撃たれる覚悟があるやつだけだって。』
……たしかにその通りだ。
俺は悪魔くんに後押しされ、おもむろに、そのボリューミーなお山に手を伸ばす。
……なんだ、この柔らかさは!?
例えるなら極上の……。
バシっ!
俺の思考は、痛烈な平手打ちによって遮断される。
「なにするのよっ!このヘンタイっ!」
アスカは胸を両腕で庇うようにしながら後ずさる。
「ヘンタイって……「欲しい」って言ってきたのはそっちじゃないか。えぇい、面倒だ。「命令」だ、ヤらせろ!」
「たしかに欲しいとはいったけど……そんな命令聞けるわけ無いでしょっ!アンタ、あの子達にもそう言って無理やりヤッたの?このロリコンっ!」
「バッ、ろ、ロリコンじゃねぇっ……多分。それに、ヤッてるんだったらこんな命令しねぇよっ!っていうか、なんで「命令」に逆らえるんだよっ!」
ゼェゼェと、息を切らせながらお互いに叫び合う。
「ハァ……取り敢えず落ち着きましょ。」
「そうだな。」
二人して息を整え、深呼吸して落ち着く。
「まずあなたの勘違いを正してあげるわ。」
「勘違い?」
「えぇ。あなたと私は現在主従関係にある。コレは魔物使役によるものよね?」
「その通りだ。だから主人である俺の命令には逆らえない筈だろ?」
「そこが間違っているの。下僕である魔物が「命令」を受け入れるのは、逆らえないぐらいの圧倒的なレベル差がある場合、受け入れてもなんの問題もないと判断した場合、そして、受け入れてもいいと思うぐらい信頼関係が築けている場合なの。だから、理不尽な命令には、ちゃんと拒否反応を示すし、そのようなことが続けば、見限って主従関係が破棄されるわ。……私の場合は破棄できない制約がかかってるみたいだけど。」
「なん……だと………。いや、しかし、初めてあったとき、ちゃんと俺の命令が……。」
「あのときの私は、それこそ戦闘不能一歩手前だったからね……圧倒的な戦力差ってわけ。」
……つまり、アレか?
これからサキュバスみたいな女性型の魔物をテイミングできたとしてもエッチし放題にはならないってことなのか?
俺は、ガックリ、とその場にうなだれる。
「あ~、そんなの落ち込まれると、罪悪感が……。」
「だって、欲しいって言った、欲しいのぉって……。」
「だからそれは……もぅ、しょうがないわね。」
アスカは困った顔をしながら、俺を抱き起こし、膝枕してくれる。
「これぐらいなら……してあげるわよ。それならいいでしょ。」
アスカが、多分、顔を真っ赤にしながら言う。
多分というのは、俺からはアスカの顔が見えないからだ。
頂きの向こうから見える、ミィナの照れたような顔もいいが、この、圧倒的な頂きに遮られ、アスカの声を聞くことしかできない、というのもいいもんだ。
ウム、コレはイイモノだ。
「あのね……。」
頂の向こうから、アスカの声が降ってくる。
「ここは、いい場所ね。……見ず知らずの私に、みんな良くしてくれるし、見てた限り、あなたも、ヘタレでどうしようもなくエッチだけど、悪い人じゃなさそうだし……。」
「イヤ、俺は悪い人だぞ。美少女はみんな力尽くで襲ってハーレムにいれるっ!」
「……って妄想をしてるだけの、ヘタレ童貞さんでしょ?」
「童貞ちゃうわっ!……違わないけど。」
……くぅ~、こんな少女にまで童貞呼ばわりっ……ありがとうございますっ!
「で、そんなヘタレな男から、童貞を奪いたかったんだろ?クソビッチ!」
クスクス笑うアスカに、仕返しのつもりでそう言ってやる。
……と、とたんに股間あたりが急速に冷え込み始める。
「ねぇ、知ってる?凍傷がひどくなると、ポロっと崩れ落ちちゃうんだって。」
……イマ、ナントオッシャイマシタカ……。
「ゴメンナサイ。可愛く優しく聡明なアスカ様。」
……うん、ここは戦略的撤退しか無いでしょう。
「でね、話が戻るけど、私が欲しいっていうのは、新しい武器のことなの。」
……デスヨネ~、えぇ分かっていましたとも。
こんな美少女が、俺になんて惚れることがないくらい、わかってたんだよっ!チクショー。
「なにも泣かなくても……。」
涙目になっている俺の頭を優しく撫でてくれるアスカ。
「武器を用意してもらうお礼に、こうして、メイド服で膝枕してあげたじゃない。好きなんでしょ、こういうの。」
……なんですとっ!!
何故アスカがメイド服を着ているのかが疑問だったが、俺のためだったのか。
うん、これだけでご飯三杯イケる。
流石はオタを幼馴染に持つ少女。ツボを心得てらっしゃる。
しかし……。
「もう一声。」
フッ、ロリ女神ちゃんからもらったこのギフトは、安くないのだよ。
「……はぁ、仕方が無いなぁ。」
アスカはため息を付きながら俺を起こして、その腕を絡め取りながら上目遣いで俺を見上げる。
そして……。
「おにいちゃんのぉ……、硬くてぇ、強いの……が欲しいのぉ…。ダメ……かなぁ?」
そんな言葉を耳元で囁かれて、落ちない男がいるだろうか?
勿論、俺は一瞬で陥落したよ。悪いかっ!
こうして、俺は、アスカのための装備を作ることになったのだった。
0
お気に入りに追加
108
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる