3 / 31
稼ぐぞ!目指すは金貨30枚!!
しおりを挟む
「ふふぁぁぁぁ……。オハヨーございます、ご主人様ぁ……ふにゃぁ……。」
ミィナは朝が弱いのか、起きたと思ったらそのまま倒れこんでくる。
……くそっ、これを生殺しっていうんだぞ。
俺は生理現象を宥めながら、そっとベッドから出て、朝の身支度を整える。
そして、いまだ眠り続けるミィナを見て、ある仕返しを思いつき、ベッドの横にいすを置いて、そこに座って眠るミィナの寝顔を観察することにした。
……まつ毛長いんだな。
閉じられている瞳を覆うかのような長く繊細なまつ毛が、窓から差し込む陽の光を受けて金色に輝いている。
何か、楽しい夢を見ているのだろうか?その口元が、時々へにゃりと歪む。
夢の仲はとても楽しそうだなぁ、と眠る少女の顔を眺めながらニヤニヤする。
……やっぱり美少女だよなぁ。
相手が美少女であれば、こうして寝顔を見ているだけでもなんだか楽しい。
試しに、そのぷくっとした頬を突っついてみる。
「うにゃぁ……、らめれすぅ……。」
寝ぼけながらも、イヤイヤと首を振るミィナ。
……イカン、楽しくなってきた。後、ちょっとヤバい……。
俺はミィナを起こさないように席を立ち、トイレへと向かった。
「……おふぁよぉごじゃいますぅ……。」
ミィナが目覚めたのは、俺が戻って来てから5分ほど経ってからだった。
「ふふぁぁぁぁ……ご主人様?何してらっしゃるのですか?」
俺と目が合うと、ミィナは一気に覚醒したようで、真顔で聞いてくる。
「いや、ミィナが起きないから、寝顔を眺めてた。」
俺がそういうと、ミィナの顔が一気に真っ赤に染まる。
「な、な、な、なんでそんなことするんですかっ!」
……うん、予想通りの反応だ。
こっちはミィナのせいで、寝れなかったんだから、これくらいの仕返しは許してほしい。
「うぅ……恥ずかしいです。不覚を取りました。……って、いつまで見てるんですか?着替えるので、あっちを向いてください。」
「いいじゃないか、着替えを見たって契約違反にはならないだろ?」
「確かにそうですけどっ……、恥ずかしいのであっち向いてください。」
「えぇ~。」
「……昨日のこと、通報しますよ?」
「ちっ!」
俺は仕方がなく、後ろを向くことにした。
……見てろ、いつか必ず見てやるからな。
ミィナが身支度を整えると、俺たちはそろって階下の食堂へと降りていく。
この世界では1日2食が普通らしく、朝食のメニューもそれなりにボリュームがある。
俺たちは食事をした後、食後のお茶を飲みながらそのまま作戦会議へと移る。
「ご主人様が無知なのはわかりましたので、私が色々教えて差し上げます。」
「そうだな、頼むよ。」
俺は素直にその言葉に頷く。
昨日、ミィナに教えてもらったのだが、俺はすでにこの世界でぼったくりの被害にあっていたらしい。
そうあのリンゴ……アッポを売っていた親父だ。
銅貨1枚でアッポ3つというのは、一応ギリギリ適正価格に入るらしいがお高いとのこと。探せば銅貨1枚で4つ売ってくれる店があっただろうという事だ。
そして何より、大銅貨の支払いでおつりがないというのはあり得ないことらしい。もし万が一そういうことがあったとしても、隣の露店と両替えしたりして融通しあうのが常識とのことだった。
一応、適正価格のアッポをもらっているので詐欺にはならないが、ろくに常識の知らない、カモと認識されたため、しばらくの間は、買い物を一人ではしない方がいいとのことだった。
「もっとも、私と一緒でもボラれますけどね。」
自嘲気味にため息をつくミィナ。
何でも、この辺りでは自売就労者への風当たりが強いそうだ。
自売就労者というのは、辺境の村などで、口減らしのために売られたり、借金の返済が出来ずに、自らを売ることで借金の返済に充てたりする人のことを言うらしい。
一応、その身分は保証されており、契約外のことで無理強いすることは禁じられている。
当然、夜の奉仕などもその契約の中に入り、契約に承諾してない者に対し無理やり迫るのは重大な契約違反となり、違反した購入者は犯罪就労者として強制労働の刑に処せられる。
ただ、これには抜け穴があり、相手が承諾すれば問題がないという事だ。
「ん?つまりミィナが承諾すればヤれるってこと?」
「まぁ、そう言う事になりますが……、私が承諾するとでも?」
「ないですね……ゴメンナサイ。」
俺はすごすごと引き下がって、ミィナの説明に耳を傾ける。
そういうような状況なので、出来ることが多いものほど、自分に高値を付けることが出来る。
特に夜のご奉仕がOKの就労者などは、安くても金貨30枚が相場なんだそうだ。
もちろん地域によって多少の差もあるし、訳アリだった場合は相場よりぐっと低くなることもある。
「一応、年季というのがあってね……登録しても売れない間の生活費はそのまま借金になっていくのよ。で、ハローワーカーが取り決めた期間内に売れなかった場合、強制労働もしくは娼館に売られるのね。だから期限が迫っている娘は多少値引きしても買ってもらおうと必死なわけ。当然買ってもらうために、背に腹は代えられないと、夜のご奉仕がNGであった娘もOKにしちゃうことが多いわ。」
そういう、後がない人々のため、一般の人々から見れば差別の対象となっているとのことだった。
「だからね、街ぐるみで差別をやられちゃうと、私達にはどうしようもないのよ。」
例えば、普通の人に銅貨1枚で売っているものでも、就労者相手には銅貨2枚とか、3枚とか吹っかけてくる。
普通であればそれを止めるべき他人も一緒になってその行為を支持すれば……。
「確かにどうしようもないな。……よし、別の街に行くか?」
「ご主人様……ねぇ、バカなの?バカでしょ?いったい今何の話をしてたかわかってる?」
「就労者が差別を受けてる話?」
「そうだけど……違うでしょ!ちょっと話がずれたけど、生活費をどうやって稼ぐかって話だったよね?」
「あー、そういえば……。」
「数日後には資金が底をつくのに、旅に出るなんて無理に決まってるでしょっ!……少なくてもある程度は稼いでからの話だよね?」
「まぁ、そうだなぁ……で、実際にはどうすればいいんだ?いくら貯めれば旅に出られる?」
「あのねぇ、ご主人様。……魔物と戦ったことある?」
「ないな……。いるのか、魔物。」
「そりゃぁいるわよ。街は結界があるから入ってこないけどね、結界の外に出れば、うようよと……。戦えなかったら死ぬわよ?ご主人様には死んでほしくないのよ。」
ミィナが俺の手を握って、ウルウルとした目で見つめながら訴えてくる。
「お、おぅ……。」
……女の子に初めて手を握られた。ヤバい、心臓が爆発しそうだ。なんだかんだ言って、ミィナは俺に惚れてるんじゃないか?そうじゃなければ、見知らぬ男と一つのベッドで寝るなんてこと……。
「ご主人様が死んじゃうと、私またハロワに戻らなきゃいけないのよっ!そうしたら、せっかくの美味しいご飯がぁ……ふかふかのお布団がぁ……。」
……ハイ、分かってました、えぇ、わかってましたとも。
彼女たち就労者は、ハロワでは身体を損ねない程度の最低限の扱いしかされていない。
だから、この宿屋程度の料理も、ベッドも、彼女にしてみれば味わったことのない高級なものと変わりはなかったのだろう。
それらを失うくらいなら、そりゃあ頑張って俺を働かせ、死なないように心を配るだろうなぁ……。
だったら、せめてエッチさせてくれれば、俺はミィナのために馬車馬のように働くんだけどなぁ。
「はぁ……。」
「あ、ごめんね、冗談よ、冗談。心配してるのは掛け値なしに本気だから、誤解しないでほしいな。」
「わかってるよ、ため息をついたのは、なんでミィナがヤらせてくれないんだろうって……。」
「……やっぱ、ご主人様はバカね。」
「……。」
「……。」
「それで、どうしようか?」
険悪な雰囲気になりかけ、どちらからともなく視線を逸らすが、そのままではらちが明かないので、俺から口を開く。
「そうね、ここは『冒険者ギルド』に行きましょう!」
ミィナは、そう高らかに宣言するのだった。
ミィナは朝が弱いのか、起きたと思ったらそのまま倒れこんでくる。
……くそっ、これを生殺しっていうんだぞ。
俺は生理現象を宥めながら、そっとベッドから出て、朝の身支度を整える。
そして、いまだ眠り続けるミィナを見て、ある仕返しを思いつき、ベッドの横にいすを置いて、そこに座って眠るミィナの寝顔を観察することにした。
……まつ毛長いんだな。
閉じられている瞳を覆うかのような長く繊細なまつ毛が、窓から差し込む陽の光を受けて金色に輝いている。
何か、楽しい夢を見ているのだろうか?その口元が、時々へにゃりと歪む。
夢の仲はとても楽しそうだなぁ、と眠る少女の顔を眺めながらニヤニヤする。
……やっぱり美少女だよなぁ。
相手が美少女であれば、こうして寝顔を見ているだけでもなんだか楽しい。
試しに、そのぷくっとした頬を突っついてみる。
「うにゃぁ……、らめれすぅ……。」
寝ぼけながらも、イヤイヤと首を振るミィナ。
……イカン、楽しくなってきた。後、ちょっとヤバい……。
俺はミィナを起こさないように席を立ち、トイレへと向かった。
「……おふぁよぉごじゃいますぅ……。」
ミィナが目覚めたのは、俺が戻って来てから5分ほど経ってからだった。
「ふふぁぁぁぁ……ご主人様?何してらっしゃるのですか?」
俺と目が合うと、ミィナは一気に覚醒したようで、真顔で聞いてくる。
「いや、ミィナが起きないから、寝顔を眺めてた。」
俺がそういうと、ミィナの顔が一気に真っ赤に染まる。
「な、な、な、なんでそんなことするんですかっ!」
……うん、予想通りの反応だ。
こっちはミィナのせいで、寝れなかったんだから、これくらいの仕返しは許してほしい。
「うぅ……恥ずかしいです。不覚を取りました。……って、いつまで見てるんですか?着替えるので、あっちを向いてください。」
「いいじゃないか、着替えを見たって契約違反にはならないだろ?」
「確かにそうですけどっ……、恥ずかしいのであっち向いてください。」
「えぇ~。」
「……昨日のこと、通報しますよ?」
「ちっ!」
俺は仕方がなく、後ろを向くことにした。
……見てろ、いつか必ず見てやるからな。
ミィナが身支度を整えると、俺たちはそろって階下の食堂へと降りていく。
この世界では1日2食が普通らしく、朝食のメニューもそれなりにボリュームがある。
俺たちは食事をした後、食後のお茶を飲みながらそのまま作戦会議へと移る。
「ご主人様が無知なのはわかりましたので、私が色々教えて差し上げます。」
「そうだな、頼むよ。」
俺は素直にその言葉に頷く。
昨日、ミィナに教えてもらったのだが、俺はすでにこの世界でぼったくりの被害にあっていたらしい。
そうあのリンゴ……アッポを売っていた親父だ。
銅貨1枚でアッポ3つというのは、一応ギリギリ適正価格に入るらしいがお高いとのこと。探せば銅貨1枚で4つ売ってくれる店があっただろうという事だ。
そして何より、大銅貨の支払いでおつりがないというのはあり得ないことらしい。もし万が一そういうことがあったとしても、隣の露店と両替えしたりして融通しあうのが常識とのことだった。
一応、適正価格のアッポをもらっているので詐欺にはならないが、ろくに常識の知らない、カモと認識されたため、しばらくの間は、買い物を一人ではしない方がいいとのことだった。
「もっとも、私と一緒でもボラれますけどね。」
自嘲気味にため息をつくミィナ。
何でも、この辺りでは自売就労者への風当たりが強いそうだ。
自売就労者というのは、辺境の村などで、口減らしのために売られたり、借金の返済が出来ずに、自らを売ることで借金の返済に充てたりする人のことを言うらしい。
一応、その身分は保証されており、契約外のことで無理強いすることは禁じられている。
当然、夜の奉仕などもその契約の中に入り、契約に承諾してない者に対し無理やり迫るのは重大な契約違反となり、違反した購入者は犯罪就労者として強制労働の刑に処せられる。
ただ、これには抜け穴があり、相手が承諾すれば問題がないという事だ。
「ん?つまりミィナが承諾すればヤれるってこと?」
「まぁ、そう言う事になりますが……、私が承諾するとでも?」
「ないですね……ゴメンナサイ。」
俺はすごすごと引き下がって、ミィナの説明に耳を傾ける。
そういうような状況なので、出来ることが多いものほど、自分に高値を付けることが出来る。
特に夜のご奉仕がOKの就労者などは、安くても金貨30枚が相場なんだそうだ。
もちろん地域によって多少の差もあるし、訳アリだった場合は相場よりぐっと低くなることもある。
「一応、年季というのがあってね……登録しても売れない間の生活費はそのまま借金になっていくのよ。で、ハローワーカーが取り決めた期間内に売れなかった場合、強制労働もしくは娼館に売られるのね。だから期限が迫っている娘は多少値引きしても買ってもらおうと必死なわけ。当然買ってもらうために、背に腹は代えられないと、夜のご奉仕がNGであった娘もOKにしちゃうことが多いわ。」
そういう、後がない人々のため、一般の人々から見れば差別の対象となっているとのことだった。
「だからね、街ぐるみで差別をやられちゃうと、私達にはどうしようもないのよ。」
例えば、普通の人に銅貨1枚で売っているものでも、就労者相手には銅貨2枚とか、3枚とか吹っかけてくる。
普通であればそれを止めるべき他人も一緒になってその行為を支持すれば……。
「確かにどうしようもないな。……よし、別の街に行くか?」
「ご主人様……ねぇ、バカなの?バカでしょ?いったい今何の話をしてたかわかってる?」
「就労者が差別を受けてる話?」
「そうだけど……違うでしょ!ちょっと話がずれたけど、生活費をどうやって稼ぐかって話だったよね?」
「あー、そういえば……。」
「数日後には資金が底をつくのに、旅に出るなんて無理に決まってるでしょっ!……少なくてもある程度は稼いでからの話だよね?」
「まぁ、そうだなぁ……で、実際にはどうすればいいんだ?いくら貯めれば旅に出られる?」
「あのねぇ、ご主人様。……魔物と戦ったことある?」
「ないな……。いるのか、魔物。」
「そりゃぁいるわよ。街は結界があるから入ってこないけどね、結界の外に出れば、うようよと……。戦えなかったら死ぬわよ?ご主人様には死んでほしくないのよ。」
ミィナが俺の手を握って、ウルウルとした目で見つめながら訴えてくる。
「お、おぅ……。」
……女の子に初めて手を握られた。ヤバい、心臓が爆発しそうだ。なんだかんだ言って、ミィナは俺に惚れてるんじゃないか?そうじゃなければ、見知らぬ男と一つのベッドで寝るなんてこと……。
「ご主人様が死んじゃうと、私またハロワに戻らなきゃいけないのよっ!そうしたら、せっかくの美味しいご飯がぁ……ふかふかのお布団がぁ……。」
……ハイ、分かってました、えぇ、わかってましたとも。
彼女たち就労者は、ハロワでは身体を損ねない程度の最低限の扱いしかされていない。
だから、この宿屋程度の料理も、ベッドも、彼女にしてみれば味わったことのない高級なものと変わりはなかったのだろう。
それらを失うくらいなら、そりゃあ頑張って俺を働かせ、死なないように心を配るだろうなぁ……。
だったら、せめてエッチさせてくれれば、俺はミィナのために馬車馬のように働くんだけどなぁ。
「はぁ……。」
「あ、ごめんね、冗談よ、冗談。心配してるのは掛け値なしに本気だから、誤解しないでほしいな。」
「わかってるよ、ため息をついたのは、なんでミィナがヤらせてくれないんだろうって……。」
「……やっぱ、ご主人様はバカね。」
「……。」
「……。」
「それで、どうしようか?」
険悪な雰囲気になりかけ、どちらからともなく視線を逸らすが、そのままではらちが明かないので、俺から口を開く。
「そうね、ここは『冒険者ギルド』に行きましょう!」
ミィナは、そう高らかに宣言するのだった。
0
お気に入りに追加
107
あなたにおすすめの小説
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります
まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる