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第451話*
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(あっ……あ、あ、やばっ……いつもより……めっちゃ…気持ち、いっ……)
ゆっくりとシゴいてやると、どんどん先端から透明な液体が漏れてくる。
気持ち良さから涙が滲むけど、視線はしっかりドアの方に向けていた。
近づいて来たら足音で分かるし、ドアからベッドまで距離があるからタオルケットに隠していれば問題ない。
自分に言い聞かせながら手を緩やかに動かした。
どうせならこのまま、達してしまいたい。
こっそり達してしまおうか。
けれどその間に、景が帰ってきてしまったら? そんな時間はある?
(あ、でももう……無理、かも……)
いつもと違いすぎる敏感な体に戸惑う。
やっぱり、何か盛られたんだ。
性欲が強くなるとか我慢できなくなるとかの、怪しい薬を盛られたに違いない。
俺は空いた左手で、シャツの中の胸の尖りを摘んだ。
ちょっと強めに、親指と中指で摘んで、人差し指の爪先で突き出た先端を引っ掻く。
いつもそうやって、景がしてくれているみたいに。
(あぁー……なんで……っこんな……感じるん……?)
その突起は、熟れた苺みたいに赤く腫れ上がっていて芯を持っていた。
横向きに丸くなった体の中心からはテラテラと光る雫が垂れていたので、ますます鼓動が早くなって熱が上がる。
すごい、自分の体じゃないみたいだ……と声を押し殺しながらひとりエッチをするが、はやくどうにかして、快楽の荒波を沈めなくてはならない。
(あっ、なんかどんどん……気持ち良くなって……)
気持ちとは裏腹に、ゆっくりと動く手は止められない。
目を閉じてしまったのに気付かないくらい夢中になっていたら、急にタオルケットがめくられた。
「あぁやっぱり。一人でしちゃダメだって言ったのに」
景は呆れた声を出しつつも、なんだか嬉しそうに口の端を上げていた。
……え、景?
俺は咄嗟にその二箇所から手を離した。
「ちっ、違くて……っ」
「ドアが開くまでなら大丈夫だと思って、こっそりしてたんでしょう」
ベッドに乗っかってきた景は、寝転がる俺を真上から見下ろした。
「やっぱり我慢出来なかったんだね……あぁでも、脱がす手間が省けたよ。胸もこんなに腫らしちゃって」
「んぁっ、あ」
「あぁここも。すごいね。糸引いてる」
景は俺の先端に指の腹を当てたり離したりして、そこから出る液体で楽しんでいる。
とても見ていられなくて目をギュッと瞑っていると、下を全部脱がされ、俺の尻が持ち上げられた。
そしてその下に素早くバスタオルを敷かれた。
「待たせちゃってごめんね。湯煎して、少し冷ましてたから」
その言葉に嫌な予感がした俺は、目を見開き景の手元を見る。
次の瞬間にはもう、景の手にあるガラスコップの口は斜めを向いていて、中に入っていたとろみのあるこげ茶色の液体が俺の太ももや中心の上に垂らされていた。
「あっ! だめっ……やだっ……あっ……!」
人肌くらいの暖かさの液体が俺の敏感な場所を伝ってツーッと流れていく感覚にゾワゾワと鳥肌が立って、限界を迎えた俺は足を突っ張りながらビクビクと痙攣してイってしまった。
景がそこを掌で覆うようにしたので、白濁の液は飛び散らずに、カカオチョコと混ざり合う。
やっと吐き出せた解放感からか、頭がボーッとした。
でもすぐに違和感に気づく。
いつもならある程度の満足感を得られるはずなのに、体の奥で燻った火はまだまだ消えていない。
あっという間に体がうずうずしてきて、血が中心に集まっている感覚があった。
「気持ちいい感覚、ずっと続いてるでしょう?」
景はまた、コップを傾けて中身を俺の体へ垂らす。
俺は粟立つ肌をさするように両手で自分を包み込んでキッと睨んだ。
「ほんまっ……何してんっ……変な薬っ、飲ませっ」
「持続性は一時間くらいらしいから、その間たっぷり可愛がってあげるね」
「いち……じかん……?」
気の遠くなる数字に目眩がする。
景はニコッと笑って、躊躇なくチョコレートまみれのそれを口に加えた。
ゆっくりとシゴいてやると、どんどん先端から透明な液体が漏れてくる。
気持ち良さから涙が滲むけど、視線はしっかりドアの方に向けていた。
近づいて来たら足音で分かるし、ドアからベッドまで距離があるからタオルケットに隠していれば問題ない。
自分に言い聞かせながら手を緩やかに動かした。
どうせならこのまま、達してしまいたい。
こっそり達してしまおうか。
けれどその間に、景が帰ってきてしまったら? そんな時間はある?
(あ、でももう……無理、かも……)
いつもと違いすぎる敏感な体に戸惑う。
やっぱり、何か盛られたんだ。
性欲が強くなるとか我慢できなくなるとかの、怪しい薬を盛られたに違いない。
俺は空いた左手で、シャツの中の胸の尖りを摘んだ。
ちょっと強めに、親指と中指で摘んで、人差し指の爪先で突き出た先端を引っ掻く。
いつもそうやって、景がしてくれているみたいに。
(あぁー……なんで……っこんな……感じるん……?)
その突起は、熟れた苺みたいに赤く腫れ上がっていて芯を持っていた。
横向きに丸くなった体の中心からはテラテラと光る雫が垂れていたので、ますます鼓動が早くなって熱が上がる。
すごい、自分の体じゃないみたいだ……と声を押し殺しながらひとりエッチをするが、はやくどうにかして、快楽の荒波を沈めなくてはならない。
(あっ、なんかどんどん……気持ち良くなって……)
気持ちとは裏腹に、ゆっくりと動く手は止められない。
目を閉じてしまったのに気付かないくらい夢中になっていたら、急にタオルケットがめくられた。
「あぁやっぱり。一人でしちゃダメだって言ったのに」
景は呆れた声を出しつつも、なんだか嬉しそうに口の端を上げていた。
……え、景?
俺は咄嗟にその二箇所から手を離した。
「ちっ、違くて……っ」
「ドアが開くまでなら大丈夫だと思って、こっそりしてたんでしょう」
ベッドに乗っかってきた景は、寝転がる俺を真上から見下ろした。
「やっぱり我慢出来なかったんだね……あぁでも、脱がす手間が省けたよ。胸もこんなに腫らしちゃって」
「んぁっ、あ」
「あぁここも。すごいね。糸引いてる」
景は俺の先端に指の腹を当てたり離したりして、そこから出る液体で楽しんでいる。
とても見ていられなくて目をギュッと瞑っていると、下を全部脱がされ、俺の尻が持ち上げられた。
そしてその下に素早くバスタオルを敷かれた。
「待たせちゃってごめんね。湯煎して、少し冷ましてたから」
その言葉に嫌な予感がした俺は、目を見開き景の手元を見る。
次の瞬間にはもう、景の手にあるガラスコップの口は斜めを向いていて、中に入っていたとろみのあるこげ茶色の液体が俺の太ももや中心の上に垂らされていた。
「あっ! だめっ……やだっ……あっ……!」
人肌くらいの暖かさの液体が俺の敏感な場所を伝ってツーッと流れていく感覚にゾワゾワと鳥肌が立って、限界を迎えた俺は足を突っ張りながらビクビクと痙攣してイってしまった。
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「気持ちいい感覚、ずっと続いてるでしょう?」
景はまた、コップを傾けて中身を俺の体へ垂らす。
俺は粟立つ肌をさするように両手で自分を包み込んでキッと睨んだ。
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「持続性は一時間くらいらしいから、その間たっぷり可愛がってあげるね」
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