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第270話 番外編 修介の家で。6
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景はいつも通りって言ってるけど、絶対に違う!
いつもはこんなにあからさまに卑猥な音を出して、こんなに口内いっぱいに含んだりしない。
俺の事、ほんとにメチャクチャにするつもりだ。
「だからっ、いつもと……っ……違っ!」
片手は捕らえられているから、左手一本で景の頭を離そうとするけど、結果的に押さえつけてるような形になってしまう。
「そう? いつも通りだけどな」
そう言うと、景は体を起こして俺の手と体を解放してくれた。
と思ったら、俺を反転させてうつ伏せにさせると、腰に手を回して持ち上げて、足の間の奥の蕾に舌を忍ばせた。
「あ、あ、あっ!」
意思とは裏腹に部屋中に響く高い声が出てしまった。
カーッと顔を熱くさせながら、シーツを握りしめた手の甲で口を塞ぐ。
背後からクスッと笑った声が聞こえた。
「一回目……」
濡れた舌を入れられ動かされると、ビクンビクンと体が跳ねる。
「んっ、ぁっ!」
「やらしいよ、腰振っちゃって。誘ってるの?」
景はあろうことか、俺の手を掴み、後ろへと引っ張り上げた。
背中で両手をひとまとめにされてしまう。
呼吸をするのも苦しく、腰は高く上げられて、とても淫らな体制で羞恥心が倍増して、手が顔の近くにないだけで不安になってくる。
俺、何回声出すの?
「はぁっ……ああっ、景っ、やっ、だ……ぁっ!」
舌で満足いくまでソコをいじられると、前触れもなく今度は景の指がするりと入ってきた。
「あっ! あっ、んんん……ッ!」
「……二回目。あ、すぐ入っちゃったよ」
徐々に指の数を増やされて、第三関節まですっぽりと入れられる。
その指があちこち移動して、奥のいいところを擦り上げた。
「あっ、待って、ホンマに……あっ……はぁっ!」
「修介は、後ろからされるの結構好きだよね」
弱いところを刺激され続けて、全身の力が抜けてくる。
無理な体制だから、腰を高く上げたままこれ以上動くことができない。
景からは俺の痴態はどんな風に見えてるのだろうと想像しただけで、ますます涙があふれる。
恥ずかしい。
やめてほしい。
……でも、やめないで。
いろんな感情が沸いてきて訳が分からない。
もう指が何本入ってるのか分からないくらい、俺の中はほぐされていた。
「どうしちゃったの修介。いつもより凄いよここ。指に吸い付いてきて全然離さないし」
「あ……っ、も、やだぁ……あぁっ!」
「苦しい? 一回イく?」
快楽のあまり、頭がぼーっとしてくる。
景は俺の返事は待たずに、後ろは攻めたまま俺の中心をキュッと握った。敏感なソコはそれだけですぐに達してしまいそうになる。
「あっン! あぁっ、やば……ッ」
「三回目。あーあ、全然我慢できてないじゃない。近所中に修介のいやらしい喘ぎ声が丸聞こえだね」
「はぁっ、じゃぁ……やめっ……!」
「今更やめられる? もうここ、爆発しそうだよ。イッちゃいなよ?」
握っている手を徐々に動かされ、最後の追い上げが始まった。
イッちゃいなよ、という景の言葉を聞いた途端、気が緩んで、内側から徐々に波が押し寄せて来た。
気持ち良すぎて、声が隣に聞こえてようが、もうどうでもよくなってしまった。
「あっ! あぁ! もうイくっ!」
宣言通り、ビクンビクンと痙攣しながら、景の手の内に白濁の液を撒き散らした。
いつもはこんなにあからさまに卑猥な音を出して、こんなに口内いっぱいに含んだりしない。
俺の事、ほんとにメチャクチャにするつもりだ。
「だからっ、いつもと……っ……違っ!」
片手は捕らえられているから、左手一本で景の頭を離そうとするけど、結果的に押さえつけてるような形になってしまう。
「そう? いつも通りだけどな」
そう言うと、景は体を起こして俺の手と体を解放してくれた。
と思ったら、俺を反転させてうつ伏せにさせると、腰に手を回して持ち上げて、足の間の奥の蕾に舌を忍ばせた。
「あ、あ、あっ!」
意思とは裏腹に部屋中に響く高い声が出てしまった。
カーッと顔を熱くさせながら、シーツを握りしめた手の甲で口を塞ぐ。
背後からクスッと笑った声が聞こえた。
「一回目……」
濡れた舌を入れられ動かされると、ビクンビクンと体が跳ねる。
「んっ、ぁっ!」
「やらしいよ、腰振っちゃって。誘ってるの?」
景はあろうことか、俺の手を掴み、後ろへと引っ張り上げた。
背中で両手をひとまとめにされてしまう。
呼吸をするのも苦しく、腰は高く上げられて、とても淫らな体制で羞恥心が倍増して、手が顔の近くにないだけで不安になってくる。
俺、何回声出すの?
「はぁっ……ああっ、景っ、やっ、だ……ぁっ!」
舌で満足いくまでソコをいじられると、前触れもなく今度は景の指がするりと入ってきた。
「あっ! あっ、んんん……ッ!」
「……二回目。あ、すぐ入っちゃったよ」
徐々に指の数を増やされて、第三関節まですっぽりと入れられる。
その指があちこち移動して、奥のいいところを擦り上げた。
「あっ、待って、ホンマに……あっ……はぁっ!」
「修介は、後ろからされるの結構好きだよね」
弱いところを刺激され続けて、全身の力が抜けてくる。
無理な体制だから、腰を高く上げたままこれ以上動くことができない。
景からは俺の痴態はどんな風に見えてるのだろうと想像しただけで、ますます涙があふれる。
恥ずかしい。
やめてほしい。
……でも、やめないで。
いろんな感情が沸いてきて訳が分からない。
もう指が何本入ってるのか分からないくらい、俺の中はほぐされていた。
「どうしちゃったの修介。いつもより凄いよここ。指に吸い付いてきて全然離さないし」
「あ……っ、も、やだぁ……あぁっ!」
「苦しい? 一回イく?」
快楽のあまり、頭がぼーっとしてくる。
景は俺の返事は待たずに、後ろは攻めたまま俺の中心をキュッと握った。敏感なソコはそれだけですぐに達してしまいそうになる。
「あっン! あぁっ、やば……ッ」
「三回目。あーあ、全然我慢できてないじゃない。近所中に修介のいやらしい喘ぎ声が丸聞こえだね」
「はぁっ、じゃぁ……やめっ……!」
「今更やめられる? もうここ、爆発しそうだよ。イッちゃいなよ?」
握っている手を徐々に動かされ、最後の追い上げが始まった。
イッちゃいなよ、という景の言葉を聞いた途端、気が緩んで、内側から徐々に波が押し寄せて来た。
気持ち良すぎて、声が隣に聞こえてようが、もうどうでもよくなってしまった。
「あっ! あぁ! もうイくっ!」
宣言通り、ビクンビクンと痙攣しながら、景の手の内に白濁の液を撒き散らした。
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