256 / 454
第256話*
しおりを挟む
早くゴシゴシとこすり上げて欲しいのに、景は繊細な動きを続けるだけで、一向に扱いてくれる気配が無かった。
やっぱり、意地悪してるんだ。
少しでも刺激を与えたくて、腰をやんわりと振ってしまうと、急にもう片方の手でお尻を鷲掴みにされた。
「んっ……何……っ」
「ん? 足りないみたいだから、こっちも弄ってあげようと思って」
「ふぁっ……あっ、あ……っ」
景の長い指が、そのままゆっくりと体の中に沈み込んでくる。
待ち望んでいたみたいにすんなりと受け入れてしまった。
久し振りだけど、全部覚えている。景の指の動き、いいところ。
指の根元までしっかりと入れられ、一番感じるところに到達して、そこばかりを入念にこすられると、あまりの気持ち良さにぶわっ、と鳥肌が立って、ますます先走りの液を溢れさせた。
「んっ、んっ……ぁ、あ!」
「あぁごめん、こっちもちゃんと触ってあげないとね」
思い出したように、熱く猛ったモノを握ったまま止まっていた手も上下に動かした。
前も後ろも同時だと、本当に訳が分からなくなる。
「んー……景っ……意地悪……せんでっ……」
景の手の動きにとても敏感になっている体が、がくがくと震えた。
こうされると俺、すぐにイっちゃいそうになる。手にぎゅっと力を込めて景の体を抱きしめると、やんわりと指摘された。
「だめだよ、そんなに力入れたら。楽にして」
そんな事言われたって、体は言う事を聞かない。
前からはどんどん透明な液が溢れてしまうし、後ろは勝手にきゅうきゅうと景の指を締め付ける。
「欲しい? 僕の」
その言葉にドキンと胸が鳴って、上目遣いで景の顔を見た。目が合うと、また濃厚なキスをくれる。
色っぽくて格好よくて、この人にだったら例え恥ずかしい事でも、何されてもいいって思ってしまった。
「欲しい……から、はやく、景の……」
涙声でお願いをすると、景は自分でズボンのベルトを緩めて、そそり立つ肉棒を出した。
膝立ちになった俺の後孔の入口に押し当てる。
どうなってるのか自分からは見えないから少し怖くて、先端を少しのみ込ませたまま腰を浮かせていたら、景に腰を両手で支えられた。
「そのまま、ゆっくり……上手だよ」
「あ、あ、あ……」
少しずつ腰を降ろされて、ずぶずぶと、俺のナカが景によって開かされていく。
躊躇して一旦引き抜こうと動きを止めたのに気付いた景は、俺の腰を一気に下に引っ張った。
ギッチリと景のモノを全て飲み込ませた瞬間、甘い声を上げながら俺は達していた。
「ぁぁあっ……!」
ピュッ、ピュッと白濁の液が散る。
景のシャツに思いっきり飛んでいるのに、景は気にするふうもなく、腰を突き上げて律動を始めてしまう。
「やんっ、景っ! ダメッ……イってる……!」
「んー? 聞こえない」
「あっ、い、意地悪……っ、あっ、あっ……」
激しい挿抜に何度も意識が飛びそうになる。
ただただ景の背中にしがみついて、快楽に溺れるしかなかった。
やっぱり、意地悪してるんだ。
少しでも刺激を与えたくて、腰をやんわりと振ってしまうと、急にもう片方の手でお尻を鷲掴みにされた。
「んっ……何……っ」
「ん? 足りないみたいだから、こっちも弄ってあげようと思って」
「ふぁっ……あっ、あ……っ」
景の長い指が、そのままゆっくりと体の中に沈み込んでくる。
待ち望んでいたみたいにすんなりと受け入れてしまった。
久し振りだけど、全部覚えている。景の指の動き、いいところ。
指の根元までしっかりと入れられ、一番感じるところに到達して、そこばかりを入念にこすられると、あまりの気持ち良さにぶわっ、と鳥肌が立って、ますます先走りの液を溢れさせた。
「んっ、んっ……ぁ、あ!」
「あぁごめん、こっちもちゃんと触ってあげないとね」
思い出したように、熱く猛ったモノを握ったまま止まっていた手も上下に動かした。
前も後ろも同時だと、本当に訳が分からなくなる。
「んー……景っ……意地悪……せんでっ……」
景の手の動きにとても敏感になっている体が、がくがくと震えた。
こうされると俺、すぐにイっちゃいそうになる。手にぎゅっと力を込めて景の体を抱きしめると、やんわりと指摘された。
「だめだよ、そんなに力入れたら。楽にして」
そんな事言われたって、体は言う事を聞かない。
前からはどんどん透明な液が溢れてしまうし、後ろは勝手にきゅうきゅうと景の指を締め付ける。
「欲しい? 僕の」
その言葉にドキンと胸が鳴って、上目遣いで景の顔を見た。目が合うと、また濃厚なキスをくれる。
色っぽくて格好よくて、この人にだったら例え恥ずかしい事でも、何されてもいいって思ってしまった。
「欲しい……から、はやく、景の……」
涙声でお願いをすると、景は自分でズボンのベルトを緩めて、そそり立つ肉棒を出した。
膝立ちになった俺の後孔の入口に押し当てる。
どうなってるのか自分からは見えないから少し怖くて、先端を少しのみ込ませたまま腰を浮かせていたら、景に腰を両手で支えられた。
「そのまま、ゆっくり……上手だよ」
「あ、あ、あ……」
少しずつ腰を降ろされて、ずぶずぶと、俺のナカが景によって開かされていく。
躊躇して一旦引き抜こうと動きを止めたのに気付いた景は、俺の腰を一気に下に引っ張った。
ギッチリと景のモノを全て飲み込ませた瞬間、甘い声を上げながら俺は達していた。
「ぁぁあっ……!」
ピュッ、ピュッと白濁の液が散る。
景のシャツに思いっきり飛んでいるのに、景は気にするふうもなく、腰を突き上げて律動を始めてしまう。
「やんっ、景っ! ダメッ……イってる……!」
「んー? 聞こえない」
「あっ、い、意地悪……っ、あっ、あっ……」
激しい挿抜に何度も意識が飛びそうになる。
ただただ景の背中にしがみついて、快楽に溺れるしかなかった。
0
お気に入りに追加
222
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる