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第214話*
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景の生暖かい舌は、俺のを包み込んでいいところを執拗に責めてくる。
足が痙攣するようにビクビクと跳ねるのが抑えられない。
「あっ……ぁ……ッ、あ!」
頭をずりずりと左右に擦りながら、タオルケットを握っている手にギュッと力を込めた。
目を閉じて、快楽に溺れないように、落ち着け、と自分に言い聞かせていた。
「僕に舐められるの、好き?」
瞼を少しだけ持ち上げて見ると、俺のをぱっくりと咥え込んだ景と目が合ってしまう。
きっとここで嫌だって言うと、どんな意地悪されるか分からない。
ここは素直になろうと冷静になる。
「んん……っ、んっ、す……きっ!」
景は目を柔和に下げて、満足げに俺の鈴口に舌を這わせていた。
逆上せたように熱い。顔も、胸も、中心も。
「あ……ふぁ、ぁ、んっ!」
甘い声をあげると、景はそこから唇を離し、自らTシャツを脱いで上半身の肌を露わにさせた。
「もうっ、余裕無くなっちゃうよ。そんな声聞かされたら……」
景はTシャツを床へ落とし、自分のベルトを外しにかかる。
俺は上半身を起こして、景のしているベルトに手を掛けた。
「お、俺が、脱がせてあげるから……」
「……ふふ。ありがと」
ベルトを外し終えると、景が膝立ちになってくれたからそのまま下へと服を引っ張って脱がせた。俺も膝で止まっていたズボンを脱いで床へ落とす。
お互い向き合って座ると、どうしても景の中心の猛った部分が目に入って、羞恥心が倍増する。
景の視線を痛いくらいに感じる。
とてもじゃないけど、目なんて合わせなれない。
部屋が暗くて良かった。
暗闇が二人を隠してくれる。
俺はいきなり、景のモノを手できゅっと握る。
触れた瞬間、まるで自分のを触ったような感覚で、甘美な疼きが掌から広がった。
左手で景の肩を掴みながら、恥ずかしさのあまり目を閉じた。
「……さ、触ってもええっ?」
「もう触ってるじゃん」
「……うっさいでっ」
やっぱり景のソレは大き過ぎて、手の平にとても収まりきらないけど、緩く上下させていく。
チラッと目を開けると、目を閉じて熱い息を吐き出す景の姿があったから嬉しくなった。
体を一歩後ろに下げて四つん這いになって、景の中心を口に含む。
舌を使ってそこに這わせていると、景の両手が急に俺の頭を支えた。
「しゅ、しゅうすけっ?」
なんだか余裕のないような声に聞こえて、舐めながら見上げると、眉根を寄せながら赤く染まっている顔が見えて、逆にこっちが恥ずかしくなる。
「ねぇっ、修介っ、この前より凄く上手になってる……まさか、浮気なんかしてないよね?」
そこから口を離して顔を上げた。
フルフルと顔を横に振りながら、嬉しくなって顔が綻んだ。
「する訳ないやろ。良かった」
「どうして?」
「この前した時、景、色々と考えてくれてたんに、俺は何にも用意してなくて……喜んでもらいたくて、練習したっていうか……」
「……」
「あっ、なんやその顔? 引いたんやろ? いい大人が、一人でそんな練習しててアホみたいやろ? ええで、笑えば」
次の瞬間、両手首を掴まれて勢いよくベッドに押し倒されてしまった。
足が痙攣するようにビクビクと跳ねるのが抑えられない。
「あっ……ぁ……ッ、あ!」
頭をずりずりと左右に擦りながら、タオルケットを握っている手にギュッと力を込めた。
目を閉じて、快楽に溺れないように、落ち着け、と自分に言い聞かせていた。
「僕に舐められるの、好き?」
瞼を少しだけ持ち上げて見ると、俺のをぱっくりと咥え込んだ景と目が合ってしまう。
きっとここで嫌だって言うと、どんな意地悪されるか分からない。
ここは素直になろうと冷静になる。
「んん……っ、んっ、す……きっ!」
景は目を柔和に下げて、満足げに俺の鈴口に舌を這わせていた。
逆上せたように熱い。顔も、胸も、中心も。
「あ……ふぁ、ぁ、んっ!」
甘い声をあげると、景はそこから唇を離し、自らTシャツを脱いで上半身の肌を露わにさせた。
「もうっ、余裕無くなっちゃうよ。そんな声聞かされたら……」
景はTシャツを床へ落とし、自分のベルトを外しにかかる。
俺は上半身を起こして、景のしているベルトに手を掛けた。
「お、俺が、脱がせてあげるから……」
「……ふふ。ありがと」
ベルトを外し終えると、景が膝立ちになってくれたからそのまま下へと服を引っ張って脱がせた。俺も膝で止まっていたズボンを脱いで床へ落とす。
お互い向き合って座ると、どうしても景の中心の猛った部分が目に入って、羞恥心が倍増する。
景の視線を痛いくらいに感じる。
とてもじゃないけど、目なんて合わせなれない。
部屋が暗くて良かった。
暗闇が二人を隠してくれる。
俺はいきなり、景のモノを手できゅっと握る。
触れた瞬間、まるで自分のを触ったような感覚で、甘美な疼きが掌から広がった。
左手で景の肩を掴みながら、恥ずかしさのあまり目を閉じた。
「……さ、触ってもええっ?」
「もう触ってるじゃん」
「……うっさいでっ」
やっぱり景のソレは大き過ぎて、手の平にとても収まりきらないけど、緩く上下させていく。
チラッと目を開けると、目を閉じて熱い息を吐き出す景の姿があったから嬉しくなった。
体を一歩後ろに下げて四つん這いになって、景の中心を口に含む。
舌を使ってそこに這わせていると、景の両手が急に俺の頭を支えた。
「しゅ、しゅうすけっ?」
なんだか余裕のないような声に聞こえて、舐めながら見上げると、眉根を寄せながら赤く染まっている顔が見えて、逆にこっちが恥ずかしくなる。
「ねぇっ、修介っ、この前より凄く上手になってる……まさか、浮気なんかしてないよね?」
そこから口を離して顔を上げた。
フルフルと顔を横に振りながら、嬉しくなって顔が綻んだ。
「する訳ないやろ。良かった」
「どうして?」
「この前した時、景、色々と考えてくれてたんに、俺は何にも用意してなくて……喜んでもらいたくて、練習したっていうか……」
「……」
「あっ、なんやその顔? 引いたんやろ? いい大人が、一人でそんな練習しててアホみたいやろ? ええで、笑えば」
次の瞬間、両手首を掴まれて勢いよくベッドに押し倒されてしまった。
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