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Phase:03 敵は来ませり
Phase:03 / Side B - Part 1 再会は突然に
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憧れはいつしか目標になり、目標はいつしか希望になった。第一志望に進めなくても、〝天上の青〟に焦がれる気持ちは変わらない。
今日から、新たなステージで高みを目指す日々が始まる。上々の滑り出しで高校デビューを果たしたその日、オレは〈モートレス〉に襲われた。
死ぬのが怖くて、逃げたくて、でも逃げられずに震えていたら――
「無事か? もう大丈夫だぞ!」
「あ、ああ……」
突然、最高にカッコいい最推しが、女友達をお姫様抱っこして現れた。
「小林くん! なんでここに?」
「川岸こそ、保健室で寝込んでたんじゃ?」
「そう……みたい、だね。〝じきたん〟の警報で目が覚めたらこんなことに」
川岸が床に降り立ち、オレのもとに駆け寄ってくる。いやいや、お前こそなんでここにいるの?
葉山先生が終礼で言ってた。保健室は安全地帯のひとつだって。そこで目覚めたなら、部屋に閉じこもってさえいれば死なないはずだ。
川岸、なんでお前がここにいる? 安全が保障されてるはずの聖域を出たのは、そうしなきゃいけない理由があったからか?
『なんだこの空気。リア充か? 爆破していいか?』
「そっとしといてやれよ。邪魔するのは野暮ってもんだ」
って――そうだ、りょーちん! びっくりして心臓止まるかと思った!
さすがはサッカー男子日本代表。テラスを飛び越えひょいっと登場、自分よりデカい怪物を飛び蹴り一発KO……なん、て……?
いやいやいや、いくら何でもおかしいだろ! ここ、地上三階だぞ!? 渡り廊下の屋根を伝って来たとしても、ジャンプで乗り越えられる高さじゃない。
それを何? この人、女の子一人抱えたまま垂直跳びで越えてなかった?
映画の撮影? ワイヤーどこ? これ、どこまで現実なんだ!?
「ところでそいつ、知り合いか?」
「同じクラスの小林くんです。サッカーやってて、中学校ではエースストライカー。強豪校からスカウト来たこともあるんですよ」
「あー、ストップ。このご時世、進路の話は触れないほうがいいとみた。Y県民との富士山トーク並みにセンシティブな話題の予感がする」
『良平。イエローだ』
「おい、ウソだろ!? 山形県民に失礼千万だぞ!」
『そんな言い訳が通用するか、山のつくフルーツ王国違いだ!』
現役のトップ選手、それも憧れの人がオレの話をしている。そう気づいた瞬間、すべての思考が弾け飛んだ。
胸が高鳴り、汗が吹き出し、熱い血が全身を駆け巡る。まだ直接話しかけられてないのにこんだけ興奮してるって、一体どうなっちゃうんだオレ!?
逸る気持ちを落ち着かせようと、目を閉じて深呼吸する。大丈夫、緊張にさらされるのは慣れっこだ。こんなの試合でもいっぱい経験してきただろ!
……と思ってたんだけど、ようやく平常心を取り戻しつつあったところに最推しがいきなり話しかけてきて、オレの理性は蒸発した。
「おまえ、名前は? 下の名前」
「どわぁあああああ!? こ、ここ、小林公望です! 公に望むと書いて、きみたか。太公望にあやかったらしいです、けど……」
「けど?」
「オレ、釣りが――超絶エクストリームド下手クソなんです」
だけど、オレの名前を聞いてもりょーちんが何かを思い出す気配はない。
それどころか「魚釣りと話題釣りのダブルミーニング? 面白いやつだな~」ってお情け程度のリアクションを返してくる。
分かってるよ、この厳しい競争社会ではオレなんて取るに足らない選手だって。でも、現実を突きつけられるのはやっぱりショックだった。
この人の中に昔の記憶が、オレと初めて会った日の思い出が残ってたら――って、もう少し長く夢を見ていたかった。
それでも、今は前を向くべきだ。くよくよするな、オレ。気持ちを切り替えろ。
忘れられたならもう一度、がっつりマークで距離を詰める!
「お、面白い!? いや~そんな、あはははははは!」
『似た者同士、親和性が高すぎてコミュ力の核融合を起こしているな。太陽に太陽をぶつけるがごとき陽エネルギーの暴力がここに……』
「どっちもフォワードですからね……」
もう一人、川岸と一緒に呆れ顔でこっちを見てるホログラムが手代木マネか。
東海ステラの公式動画やインタビューで専属マネージャーさんの存在は明かされてたけど、まさかAIパートナーだったとは。
りょーちんとはきっちり敬語で話してるのかと思ったら、友達みたいにラフな関係だったなんてちょっと意外。
『ところでマスター。その黒板消し、どこから持ってきた?』
「汚れが気になってさ。ほら、あれ」
『その手には乗らないぞ。いいか、備品をぞんざいに扱うなどアスリートとして、いや社会人としても下の下! 何をする気かあえて訊かないが却下だ!』
「そう言うなって。いいから見てみろ」
『黒板の脇、椅子が突き刺さった掲示板か? 何かが激突したような円形のひび割れが確認できるな。それと――』
そんなしっかり者が、りょーちんに促された方向を見て絶句した。オレと川岸もつられて目を向け、そこにあった光景に言葉を失う。
『何だ、あれは……!』
「ひどいよな。人間やめたからってあそこまでするか?」
壁一面に塗り広げられた、おびただしい量の血。その中心に刺さった椅子の下で、ヒトの頭ぐらいある大きさの赤黒い物体がうごめいている。
脈打つたびに体液を吐き出し、板張りの床を染め上げるそれは、紛れもなくヒトの心臓だった。
視界が揺らぐ。涙がにじむ。前屈みになった身体をりょーちんに抱き留められたその時、抑えきれない感情が胃の中身と一緒に吐き出された。
「よしよし、我慢するな。全部出したほうが楽になるぞ」
「なん、で……誰が、こんなひどいこと……!」
『〈モートレス〉か〈五葉紋〉を持った人間だろう。どちらにせよ、犯人は俺たちが踏み込む直前に手を下した』
「待ってください、手代木さん! あたしたちが来た時、ここには――」
「……りょーちん?」
「小林、手を見せろ。じっとしていればすぐ終わる」
抵抗する間もなく、最推しはオレの両手首をつかんだ。かなり強い握力で振りほどけない。あとの二人も止めようとはせず、事態を黙って見守っている。
待ってよみんな、オレを疑ってるの? 何も分からない。憶えてない。でも、絶対に何もしてない。本当だ!
「川岸、手代木さん――りょーちん、お願い! 信じてよ……!」
そんな懇願もむなしく、オレにとって長く苦しい時間が過ぎていった。
今日から、新たなステージで高みを目指す日々が始まる。上々の滑り出しで高校デビューを果たしたその日、オレは〈モートレス〉に襲われた。
死ぬのが怖くて、逃げたくて、でも逃げられずに震えていたら――
「無事か? もう大丈夫だぞ!」
「あ、ああ……」
突然、最高にカッコいい最推しが、女友達をお姫様抱っこして現れた。
「小林くん! なんでここに?」
「川岸こそ、保健室で寝込んでたんじゃ?」
「そう……みたい、だね。〝じきたん〟の警報で目が覚めたらこんなことに」
川岸が床に降り立ち、オレのもとに駆け寄ってくる。いやいや、お前こそなんでここにいるの?
葉山先生が終礼で言ってた。保健室は安全地帯のひとつだって。そこで目覚めたなら、部屋に閉じこもってさえいれば死なないはずだ。
川岸、なんでお前がここにいる? 安全が保障されてるはずの聖域を出たのは、そうしなきゃいけない理由があったからか?
『なんだこの空気。リア充か? 爆破していいか?』
「そっとしといてやれよ。邪魔するのは野暮ってもんだ」
って――そうだ、りょーちん! びっくりして心臓止まるかと思った!
さすがはサッカー男子日本代表。テラスを飛び越えひょいっと登場、自分よりデカい怪物を飛び蹴り一発KO……なん、て……?
いやいやいや、いくら何でもおかしいだろ! ここ、地上三階だぞ!? 渡り廊下の屋根を伝って来たとしても、ジャンプで乗り越えられる高さじゃない。
それを何? この人、女の子一人抱えたまま垂直跳びで越えてなかった?
映画の撮影? ワイヤーどこ? これ、どこまで現実なんだ!?
「ところでそいつ、知り合いか?」
「同じクラスの小林くんです。サッカーやってて、中学校ではエースストライカー。強豪校からスカウト来たこともあるんですよ」
「あー、ストップ。このご時世、進路の話は触れないほうがいいとみた。Y県民との富士山トーク並みにセンシティブな話題の予感がする」
『良平。イエローだ』
「おい、ウソだろ!? 山形県民に失礼千万だぞ!」
『そんな言い訳が通用するか、山のつくフルーツ王国違いだ!』
現役のトップ選手、それも憧れの人がオレの話をしている。そう気づいた瞬間、すべての思考が弾け飛んだ。
胸が高鳴り、汗が吹き出し、熱い血が全身を駆け巡る。まだ直接話しかけられてないのにこんだけ興奮してるって、一体どうなっちゃうんだオレ!?
逸る気持ちを落ち着かせようと、目を閉じて深呼吸する。大丈夫、緊張にさらされるのは慣れっこだ。こんなの試合でもいっぱい経験してきただろ!
……と思ってたんだけど、ようやく平常心を取り戻しつつあったところに最推しがいきなり話しかけてきて、オレの理性は蒸発した。
「おまえ、名前は? 下の名前」
「どわぁあああああ!? こ、ここ、小林公望です! 公に望むと書いて、きみたか。太公望にあやかったらしいです、けど……」
「けど?」
「オレ、釣りが――超絶エクストリームド下手クソなんです」
だけど、オレの名前を聞いてもりょーちんが何かを思い出す気配はない。
それどころか「魚釣りと話題釣りのダブルミーニング? 面白いやつだな~」ってお情け程度のリアクションを返してくる。
分かってるよ、この厳しい競争社会ではオレなんて取るに足らない選手だって。でも、現実を突きつけられるのはやっぱりショックだった。
この人の中に昔の記憶が、オレと初めて会った日の思い出が残ってたら――って、もう少し長く夢を見ていたかった。
それでも、今は前を向くべきだ。くよくよするな、オレ。気持ちを切り替えろ。
忘れられたならもう一度、がっつりマークで距離を詰める!
「お、面白い!? いや~そんな、あはははははは!」
『似た者同士、親和性が高すぎてコミュ力の核融合を起こしているな。太陽に太陽をぶつけるがごとき陽エネルギーの暴力がここに……』
「どっちもフォワードですからね……」
もう一人、川岸と一緒に呆れ顔でこっちを見てるホログラムが手代木マネか。
東海ステラの公式動画やインタビューで専属マネージャーさんの存在は明かされてたけど、まさかAIパートナーだったとは。
りょーちんとはきっちり敬語で話してるのかと思ったら、友達みたいにラフな関係だったなんてちょっと意外。
『ところでマスター。その黒板消し、どこから持ってきた?』
「汚れが気になってさ。ほら、あれ」
『その手には乗らないぞ。いいか、備品をぞんざいに扱うなどアスリートとして、いや社会人としても下の下! 何をする気かあえて訊かないが却下だ!』
「そう言うなって。いいから見てみろ」
『黒板の脇、椅子が突き刺さった掲示板か? 何かが激突したような円形のひび割れが確認できるな。それと――』
そんなしっかり者が、りょーちんに促された方向を見て絶句した。オレと川岸もつられて目を向け、そこにあった光景に言葉を失う。
『何だ、あれは……!』
「ひどいよな。人間やめたからってあそこまでするか?」
壁一面に塗り広げられた、おびただしい量の血。その中心に刺さった椅子の下で、ヒトの頭ぐらいある大きさの赤黒い物体がうごめいている。
脈打つたびに体液を吐き出し、板張りの床を染め上げるそれは、紛れもなくヒトの心臓だった。
視界が揺らぐ。涙がにじむ。前屈みになった身体をりょーちんに抱き留められたその時、抑えきれない感情が胃の中身と一緒に吐き出された。
「よしよし、我慢するな。全部出したほうが楽になるぞ」
「なん、で……誰が、こんなひどいこと……!」
『〈モートレス〉か〈五葉紋〉を持った人間だろう。どちらにせよ、犯人は俺たちが踏み込む直前に手を下した』
「待ってください、手代木さん! あたしたちが来た時、ここには――」
「……りょーちん?」
「小林、手を見せろ。じっとしていればすぐ終わる」
抵抗する間もなく、最推しはオレの両手首をつかんだ。かなり強い握力で振りほどけない。あとの二人も止めようとはせず、事態を黙って見守っている。
待ってよみんな、オレを疑ってるの? 何も分からない。憶えてない。でも、絶対に何もしてない。本当だ!
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