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後悔 (攻め視点)

後悔13

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ーーー3月20日

  今日からレイン様が遠征。半年もレイン様に会えないことが辛すぎて、気持ちが一日中沈んでた。
 レイン様に御守りを渡す。媚び売りだろうがなんだろうが構わない。ーーー




 遠征の日、わたしはエルに半年も会えないことが嫌すぎて、執事に向かいぶつくさと文句を垂れる。

「嫌だ。半年だぞ、半年。耐えられるわけない。しかも今回は私の部下だけで対処出来るはずのものだ。私が行く必要があるのか?」

執事は冷めた目をこちらにやり、溜息を吐く。

「レイン様、貴方がいない部隊はどうするのですか。指揮役の貴方がいないと、何も出来ないでしょう。」 

正論を返されぐうの音も出ない。うだうだとしている間にその時が来てしまった。

エルは、私の見送りまでしてくれるのだ!こんなに嬉しいことはない。ソワソワと落ち着きをなくす。エルに「直ぐ帰ってくる」そう伝えようとした時、エルが御守りをくれた。遠慮がちに出したそれを受け取る。あまりの嬉しさに言葉をなくし、固まる。ちらりとこちらに目を向けるエルと目が合い、一気に体温が上がったのが分かった。何か言わなくては、そう思い、出た言葉は

「媚び売りか、、、ふん、いいだろう乗ってやる。」

またエルを傷つけてしまった。その事で頭が埋め尽くされ、遠征場所まで向かっていった。

       一生恨み続ける。   己を
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