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きみへ

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 僕はきみのことが大好きだ。僕はきみと何度もあっているんだよ。
 でも君は僕と会うのは初めてだよね。僕も君と会うのは初めてだ。
 僕がきみのどこが好きだか分かるかい? まずは愛くるしい見た目が好きなんだ。でも一番好きなのはその繊細な体さ。守ってあげたくなる繊細さが好きなんだ。君のその元気な体の色も好きだ。でも僕はこれから君を破壊する。徹底的なまでに。そして君の体は黒くなるけど心配しないで。
 怖いかい? でも大丈夫。僕と君はこれから一心同体なのだから。

 さあ、醤油をかけるからね。
 そして混ぜるよ。うん。段々と黒くなってきたね。
 少し熱いかもしれないけど我慢してね。
 さあ、食べるよ。頂きます。
 ……うん。美味い。
 ありがとう。御馳走様でした。
 




 
 
 



 
 黄身の君へ。
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