この僕が、いろんな人に詰め寄られまくって困ってます!〜まだ無自覚編〜

小屋瀬 千風

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なんか遊佐くんの周りは賑やかですね、、、

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キーンコーンカーンコーン

「あっ!休み時間終わっちゃったね、」

「そうだな、」

「次の授業ってなんだったっけ?」

「次は確か数学だったような…」

「なら教室か、」

「ま、もうそろ行くか」

「そうだね、」

「えっ、遊佐っt……川柳くんも行くん?」

「え?そりゃ…」

「平気なん?」

「……多分、」

「うーん、まぁ、川柳はこのまま休んでてもいいんじゃないか?」
「念の為ってことで」

「!」
「もう平気ですって!」

「「「うーん…[大人陣3名]」」」

「まっ、川柳がいいならいいんじゃないか?」
「ずっと同じ場所に居るってのもあれだろ」

「…まぁ、確かに、」

「本当に大丈夫?」

「はいっ!」

「ならまぁ、」

「えっか!」
「よっしゃ!行ってこい!」

「!」
「今日はありがとうございました…!」
「失礼します!」

ペコッ

ガララッ

「悠斗、僕らも行こ!」
「じゃないとさくに追いつけない!」

「あっ、ちょっ!」

「あ、2人とも!」

「「はい?」」

「ちょっと見張っとってくれへんか、川柳くんのこと、」

「「分かりました!」」

「じゃ、失礼しまっす!」「します」

(あれっ、さく速くない!?もしかして追いつけないまま着いちゃったりして…)

(…なんで俺があいつのこと見とかないといけないんだ……)


「…あいつら、大丈夫か?」

「え?なんか問題でも?」

「いや、こっちの話だ」
「まぁ、お前ら実習生も早く教室行ったらどうだ?」
「先生目指してるんだろ?」

「っ……」

「……」
「まっ、そうやな!」
「朝日!行こうで!」

ガシッ

「!」
「ちょっ!」

「ほな先生、また後ほど~!」

「あぁ、教師が廊下走るなよー」

「はーい!」


「ちょっ、急に何?」

「いやぁ、朝日が湿気た顔してたからさ」
「教師、目指すんでしょ?」

「…あぁ、」

「なら、生徒にいつ見られてもいいように、常に笑顔でいないと!」

「…もとからこの顔の場合はどうすればいいんだ?」

「……まっ、そんな暗いオーラやなくて、明るいオーラ出しとったらええやろ!」

「…ふふっ、」
「そうだな、」

「…うん!」
(朝日が笑ったぁぁぁぁぁ!!!)

(…心配してくれてんのかもな、こう見えて。)
「ま、とりあえずその手を離せ、」

「あっ!」
「ごめんごめん、」

「ったく…」
(調子が狂う…、、)





【あとがき】
今回はね、ちょっと文字数少なめということで、まぁ、投稿する時間がちょっと早い(?)から、それで許してください!

ということで、多分次回かその次回かに「遊佐くん編」が終わることでしょう。

ま、次回も楽しみにしとってください!
今回ちょっと物足りなかったなって方は、近況ボードのちょこっと短編集を見たり、今までの話を振り返ったりと、まぁ、気長に待っていてください。
それでは!
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