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なんか凌くんの周りにはやばいやつが多い気がする。 By凌くん達見守り隊団長 小屋瀬 千風
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ウィーン……
「ふぅ、コピー完了っと……」
僕の名前は川柳 遊佐。
趣味は実験、読書、それと、凌くんの私物収集である。
ん?どうかした?…あぁ、実験っていうのは、まぁ、趣味…うーん、まぁ、好きだけど、仕事に近いかも。
場所は、僕の家の近くの大学で、少し部屋を貸してもらっているんだ。
結構な量の賞を取っているからね。
ん?そこじゃないって?私物?……あぁ、凌くんの私物収集の事?
まぁこれも、趣味って言えないかも。もう日課になってる感じ。
今何してるのかって?
今日は土曜日(凌くんにお弁当を分けてあげた5日後)で、時間があったから、僕が撮った凌くんの写真のコピーをしているところだよ。
よくするんだ。あ、本人には内緒ね?
凌くんの写真なら、今コピーしてるのも合わせて……、ざっと1000枚はあるんじゃない?
中学の時の体育会や高校での体育祭のやつだったり、合唱コン、あと、2人でデート(遊んだり)した時のだったり…ってね。
あ、そうだ、これとは他の、僕の凌くんコレクションを教えてあげるよ。
まずは、さっき僕が言った、私物収集の成果ね。
例えば…、これっ!
これは、凌くんが中2の時に貸してくれたハンカチ。凌くんには、これとまったく同じの、新しいハンカチを後日渡したんだ。
で、これは僕が中3の時に貰った(盗んだ)、凌くんの靴下。この時は、ちょうど僕と凌くんの靴下が、似ている見た目だったから、凌くんの靴下と、僕の履いてた靴下を(バレないように)交換したんだ。
その何日後かに、プールがあって、僕の持ってきた予備のパンツと、凌くんが履いてたパンツがまったく同じ(※)だったから、交換しようとしたんだけど、人が沢山いて、それはできなかったんだ。
〔※これは、遊佐と凌くんでお泊まり会をした時に、凌くんが履いていたものを、遊佐が調べて、購入したもの。ちなみに、見た目だけでなく、サイズも同じ。〕
高校でもそういう機会があったら、やろうと思ってるけど、あいつ(青崎 悠斗)の目があるからなぁ………
あぁ、凌くんから貰った(盗んだ)ものは全部、ジップロックに入れて保管しているから、大丈夫だよ。
…ま、私物収集の話はこんくらいにして、はい、次っ!
次は…あぁ、「凌くん考察記録」についてね。
これには、僕の、大大大好きな凌くんの、ありとあらゆる情報がたっくさん書かれているんだ。(ちなみに、文は、E〇celでまとめてるよ。)
まぁ、書いたのは僕なんだけどね。
ありとあらゆる情報……まぁ、凌くんの好きな食べ物だったり、得意なスポーツはもちろん、一緒に食べたご飯の記録、あと、食べた量とカロリー。カロリーは、凌くんの体重を記録に必要なんだ。まぁ、記録するって言っても、予想みたいな感じで、本当にそうかは分からないけどね、実際に測ってもらわないと(実は結構当たってる)。
他にも、凌くんが僕にくれたもの(盗んでないやつ)とか、凌くん観察感想日記とか、僕が模写した、凌くんの絵とか(写真が取れなかった時)(遊佐は、模写がすごく上手い)、まぁ、沢山あるけど……もう説明するの疲れたからやめるね。
テヘッ
「ふぅ…」
ピー
「お、コピー終わったな。」
ピーンポーン
「ん?誰かな」
トットット……
ガチャ…
「…えっ!?」
「凌くん!?…と、青崎………」
「何?その俺に気づいた時の声の下がりようは、」
「ごめん、さく。今ちょっといいか?勉強で教えて欲しいとこがあって…」
「う、うん!別に良いけど、そうだね、じゃあ中入ってよ。」
「ありがとう!」
「うん」
「……あ………」
「ん?どうした、遊佐ぁ」
「あぁ~…ちょっと2人とも、3分、いや、1分、外で待ってて貰えないかな?」
「?」
「うん、分かった!」
「なんだ?何か俺たちに見られて困るものでもあんのか?」
「そんなんじゃないし!」
「悠斗、外で待っとこうぜ」
「んー、」
ガチャ
「ふぅ…」
(あいつは人の心を読む能力でも持ってんのか…)
(っていうか、危なかった。僕の部屋には、まだ凌くんグッズが沢山出てたんだった。早く片付けなきゃ!)
ダッダッダ…
「うーん、まだかなぁ」
「いや、凌。まだ1分も経ってないから。」
「うーん、いやぁ、なんかさくの部屋っていうか、家ってなんか僕が好きな匂いなんだよなぁ。だから入るのが待ちきれないというか…」
「………」
「ん?どうかしたか?」
「…いやぁ、今のなかなかの変態発言だなぁって」
「!」
「変態発言とかじゃなくてさ、なんか、ええっと、」
「ま、いいや、」
「………っていうか、俺、もう家ん中入っていいかな?」
「え、勝手に入ったらダメだよ」
「いや、結構我慢してんだよね、トイレ」
「え!なんでさっき言わなかったの!?」
「いやぁ、急に来たんだって」
「割とマジでやばいかも」
「えぇ、ならまぁ、さくなら許してくれるだろうし、入ってもいいんじゃない?」
「OK、分かった、入るよ」
「あ、トイレの場所分かる?」
「うーん、まぁ、雰囲気で分かるでしょ」
「雰囲気て…」
「なら僕もついて行k」
「いや、凌はいいよ。俺1人で行くわ。」
「わ、分かった。」
「迷子になるなよー、意外と中入ったら広いから!」
「おう」
ガチャ
「っと、」
「さてと、尿意は収まったってことで、遊佐んとこでも、行きますかな」
(あいつ、一体何を隠しているんだ……)
スタスタスタ……
「い、意外と広いな……」
(ん?あ、階段があるな…)
スタスタスタ
(おぉ、2階も広いのかよ……)
(遊佐…は、自分の部屋か?)
「遊佐の部屋、遊佐の部屋……」
(まぁ、そんな簡単に見つからんわな)
スタスタスタ……
(ん?今前通った部屋に、なんか掛けてあったか?)
スタスタスタ…
「………」
(「入るな」って書いてある……分っかりやすすぎだろ。)
カチャ……
「!」
「あれ、「凌くん考察日記」がない……」
「お探しのものはこれかい?」
「ん?あぁ、それそれ………って、え!?」
「いつから!?」
「ん、今来たとこ」
「な、なんで!?」
「ん、いやぁ、なんか隠してると思ってさ。楽しそうだから、ね」
「「ね」って……って、それ返してよ!」
「ん?なになに、「凌くんの好きな匂い」……って、え、やば…」
パシィッ
「あ」
「………」
「どした?」
「………この事、凌くんに言ったら……」
「………どうしようかなぁ、」
「!!」
「っ……」
ニマ
「……これ、いい写真じゃん」
「なぁっ!?」
「なぁ、こういうことをお前がやってるの、黙ってるからさ、3日、いや、1日に1枚、こういう写真ちょうだいよ」
「!!」
「そ、それは結構良いやつ……だから、そのレベルのやつをご所望なら、せめて1週間に1枚…とか……」
(そのレベルなら沢山あるけど、全部凌くん。すなわち、全部お宝。そんなにほいほいあげてたまるか。)
「うーん、どうしよっかなぁ~、言っちゃおうかなぁ~」
「っ…じゃ、じゃあ、3日に1枚、3日に1枚は?」
「うーん、ま、いっか。」
「うん、じゃあこれ、まず貰ってくね。また、3日後に」
「………分かった。」
《一方その頃の凌くん》
「クシュンッ………誰か僕の噂でもしてるのか?」
「…にしても、2人とも、遅いなぁ………」
「ふぅ、コピー完了っと……」
僕の名前は川柳 遊佐。
趣味は実験、読書、それと、凌くんの私物収集である。
ん?どうかした?…あぁ、実験っていうのは、まぁ、趣味…うーん、まぁ、好きだけど、仕事に近いかも。
場所は、僕の家の近くの大学で、少し部屋を貸してもらっているんだ。
結構な量の賞を取っているからね。
ん?そこじゃないって?私物?……あぁ、凌くんの私物収集の事?
まぁこれも、趣味って言えないかも。もう日課になってる感じ。
今何してるのかって?
今日は土曜日(凌くんにお弁当を分けてあげた5日後)で、時間があったから、僕が撮った凌くんの写真のコピーをしているところだよ。
よくするんだ。あ、本人には内緒ね?
凌くんの写真なら、今コピーしてるのも合わせて……、ざっと1000枚はあるんじゃない?
中学の時の体育会や高校での体育祭のやつだったり、合唱コン、あと、2人でデート(遊んだり)した時のだったり…ってね。
あ、そうだ、これとは他の、僕の凌くんコレクションを教えてあげるよ。
まずは、さっき僕が言った、私物収集の成果ね。
例えば…、これっ!
これは、凌くんが中2の時に貸してくれたハンカチ。凌くんには、これとまったく同じの、新しいハンカチを後日渡したんだ。
で、これは僕が中3の時に貰った(盗んだ)、凌くんの靴下。この時は、ちょうど僕と凌くんの靴下が、似ている見た目だったから、凌くんの靴下と、僕の履いてた靴下を(バレないように)交換したんだ。
その何日後かに、プールがあって、僕の持ってきた予備のパンツと、凌くんが履いてたパンツがまったく同じ(※)だったから、交換しようとしたんだけど、人が沢山いて、それはできなかったんだ。
〔※これは、遊佐と凌くんでお泊まり会をした時に、凌くんが履いていたものを、遊佐が調べて、購入したもの。ちなみに、見た目だけでなく、サイズも同じ。〕
高校でもそういう機会があったら、やろうと思ってるけど、あいつ(青崎 悠斗)の目があるからなぁ………
あぁ、凌くんから貰った(盗んだ)ものは全部、ジップロックに入れて保管しているから、大丈夫だよ。
…ま、私物収集の話はこんくらいにして、はい、次っ!
次は…あぁ、「凌くん考察記録」についてね。
これには、僕の、大大大好きな凌くんの、ありとあらゆる情報がたっくさん書かれているんだ。(ちなみに、文は、E〇celでまとめてるよ。)
まぁ、書いたのは僕なんだけどね。
ありとあらゆる情報……まぁ、凌くんの好きな食べ物だったり、得意なスポーツはもちろん、一緒に食べたご飯の記録、あと、食べた量とカロリー。カロリーは、凌くんの体重を記録に必要なんだ。まぁ、記録するって言っても、予想みたいな感じで、本当にそうかは分からないけどね、実際に測ってもらわないと(実は結構当たってる)。
他にも、凌くんが僕にくれたもの(盗んでないやつ)とか、凌くん観察感想日記とか、僕が模写した、凌くんの絵とか(写真が取れなかった時)(遊佐は、模写がすごく上手い)、まぁ、沢山あるけど……もう説明するの疲れたからやめるね。
テヘッ
「ふぅ…」
ピー
「お、コピー終わったな。」
ピーンポーン
「ん?誰かな」
トットット……
ガチャ…
「…えっ!?」
「凌くん!?…と、青崎………」
「何?その俺に気づいた時の声の下がりようは、」
「ごめん、さく。今ちょっといいか?勉強で教えて欲しいとこがあって…」
「う、うん!別に良いけど、そうだね、じゃあ中入ってよ。」
「ありがとう!」
「うん」
「……あ………」
「ん?どうした、遊佐ぁ」
「あぁ~…ちょっと2人とも、3分、いや、1分、外で待ってて貰えないかな?」
「?」
「うん、分かった!」
「なんだ?何か俺たちに見られて困るものでもあんのか?」
「そんなんじゃないし!」
「悠斗、外で待っとこうぜ」
「んー、」
ガチャ
「ふぅ…」
(あいつは人の心を読む能力でも持ってんのか…)
(っていうか、危なかった。僕の部屋には、まだ凌くんグッズが沢山出てたんだった。早く片付けなきゃ!)
ダッダッダ…
「うーん、まだかなぁ」
「いや、凌。まだ1分も経ってないから。」
「うーん、いやぁ、なんかさくの部屋っていうか、家ってなんか僕が好きな匂いなんだよなぁ。だから入るのが待ちきれないというか…」
「………」
「ん?どうかしたか?」
「…いやぁ、今のなかなかの変態発言だなぁって」
「!」
「変態発言とかじゃなくてさ、なんか、ええっと、」
「ま、いいや、」
「………っていうか、俺、もう家ん中入っていいかな?」
「え、勝手に入ったらダメだよ」
「いや、結構我慢してんだよね、トイレ」
「え!なんでさっき言わなかったの!?」
「いやぁ、急に来たんだって」
「割とマジでやばいかも」
「えぇ、ならまぁ、さくなら許してくれるだろうし、入ってもいいんじゃない?」
「OK、分かった、入るよ」
「あ、トイレの場所分かる?」
「うーん、まぁ、雰囲気で分かるでしょ」
「雰囲気て…」
「なら僕もついて行k」
「いや、凌はいいよ。俺1人で行くわ。」
「わ、分かった。」
「迷子になるなよー、意外と中入ったら広いから!」
「おう」
ガチャ
「っと、」
「さてと、尿意は収まったってことで、遊佐んとこでも、行きますかな」
(あいつ、一体何を隠しているんだ……)
スタスタスタ……
「い、意外と広いな……」
(ん?あ、階段があるな…)
スタスタスタ
(おぉ、2階も広いのかよ……)
(遊佐…は、自分の部屋か?)
「遊佐の部屋、遊佐の部屋……」
(まぁ、そんな簡単に見つからんわな)
スタスタスタ……
(ん?今前通った部屋に、なんか掛けてあったか?)
スタスタスタ…
「………」
(「入るな」って書いてある……分っかりやすすぎだろ。)
カチャ……
「!」
「あれ、「凌くん考察日記」がない……」
「お探しのものはこれかい?」
「ん?あぁ、それそれ………って、え!?」
「いつから!?」
「ん、今来たとこ」
「な、なんで!?」
「ん、いやぁ、なんか隠してると思ってさ。楽しそうだから、ね」
「「ね」って……って、それ返してよ!」
「ん?なになに、「凌くんの好きな匂い」……って、え、やば…」
パシィッ
「あ」
「………」
「どした?」
「………この事、凌くんに言ったら……」
「………どうしようかなぁ、」
「!!」
「っ……」
ニマ
「……これ、いい写真じゃん」
「なぁっ!?」
「なぁ、こういうことをお前がやってるの、黙ってるからさ、3日、いや、1日に1枚、こういう写真ちょうだいよ」
「!!」
「そ、それは結構良いやつ……だから、そのレベルのやつをご所望なら、せめて1週間に1枚…とか……」
(そのレベルなら沢山あるけど、全部凌くん。すなわち、全部お宝。そんなにほいほいあげてたまるか。)
「うーん、どうしよっかなぁ~、言っちゃおうかなぁ~」
「っ…じゃ、じゃあ、3日に1枚、3日に1枚は?」
「うーん、ま、いっか。」
「うん、じゃあこれ、まず貰ってくね。また、3日後に」
「………分かった。」
《一方その頃の凌くん》
「クシュンッ………誰か僕の噂でもしてるのか?」
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