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第二話「公園」
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「写真コンテスト」
自作小説コラボ企画第二弾です
今回は「学園パラダイス」木下大地×「虹色の夏」羽田優里の出会いの話です
第二話「公園」
俺の番になりくじを引いた結果女性とペアになった。
「あたし、羽田優里っていうの。宜しくね」その女性はニコニコ笑顔で
握手を求めてきたので俺も握手に応じた・・。
受付の女性
「皆さん、くじは全員引き終わりましたね。同じ番号の人と二人ペアになって
一緒に今日一日行動してください。
それでは、制限時間は夕方までです。皆さん、良い写真を沢山撮って下さい。」
その言葉を聞いて皆、それぞれペアの人と移動を始めた。
「あたしたちも行きましょ。」そう言って彼女は歩き出した。
俺も彼女の後を追った。
大規模な会場だけあって、自然もたくさんありそうだ。
広々とした公園がある。遠くに山も見えた。
「これならいい写真が撮れそうね」辺りを見回し彼女がそう言った。
スタスタ歩く。目の前の公園に入る。
「あの、俺、木下大地です。えっと呼び方は羽田さんでいいですか?」
俺はスタスタ歩く彼女の横を歩きながら彼女に声をかけた。
「クスッ、優里でいいよ。大地君。君、学生だよね?」そう優里さんが笑った。
「着いたわ」そう言って彼女は持参のデジカメを公園内にある湖に向けた。
カシャカシャと湖の風景を写真に撮る彼女を俺は暫く茫然と見ていた。
その後、何箇所か、公園内を移動して、お互い色々な風景写真を撮った。
お昼になり、俺達は持っている食事券で配布されたお弁当を食べた。
「あ~、お腹すいた~」優里さんはそう言って
公園内のベンチに座り幕の内弁当の蓋を開ける。
焼き魚の鮭、ひじきの煮物などのおかずが入っていた。
「お~!美味そう!!」俺も同じくお弁当の蓋を開けて弁当を頬張った。
「クスクス」優里さんが笑った。その笑顔が可愛かった。
つづく
自作小説コラボ企画第二弾です
今回は「学園パラダイス」木下大地×「虹色の夏」羽田優里の出会いの話です
第二話「公園」
俺の番になりくじを引いた結果女性とペアになった。
「あたし、羽田優里っていうの。宜しくね」その女性はニコニコ笑顔で
握手を求めてきたので俺も握手に応じた・・。
受付の女性
「皆さん、くじは全員引き終わりましたね。同じ番号の人と二人ペアになって
一緒に今日一日行動してください。
それでは、制限時間は夕方までです。皆さん、良い写真を沢山撮って下さい。」
その言葉を聞いて皆、それぞれペアの人と移動を始めた。
「あたしたちも行きましょ。」そう言って彼女は歩き出した。
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広々とした公園がある。遠くに山も見えた。
「これならいい写真が撮れそうね」辺りを見回し彼女がそう言った。
スタスタ歩く。目の前の公園に入る。
「あの、俺、木下大地です。えっと呼び方は羽田さんでいいですか?」
俺はスタスタ歩く彼女の横を歩きながら彼女に声をかけた。
「クスッ、優里でいいよ。大地君。君、学生だよね?」そう優里さんが笑った。
「着いたわ」そう言って彼女は持参のデジカメを公園内にある湖に向けた。
カシャカシャと湖の風景を写真に撮る彼女を俺は暫く茫然と見ていた。
その後、何箇所か、公園内を移動して、お互い色々な風景写真を撮った。
お昼になり、俺達は持っている食事券で配布されたお弁当を食べた。
「あ~、お腹すいた~」優里さんはそう言って
公園内のベンチに座り幕の内弁当の蓋を開ける。
焼き魚の鮭、ひじきの煮物などのおかずが入っていた。
「お~!美味そう!!」俺も同じくお弁当の蓋を開けて弁当を頬張った。
「クスクス」優里さんが笑った。その笑顔が可愛かった。
つづく
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