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第7話 「晴斗との想い出その2(回想編)」
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第7話 「晴斗との想い出その2(回想編)」
朱色の紅葉が宙を舞っている。
「綺麗~」茉莉はそう呟いた
「本当だな、さあ、もう少しだから行こうぜ」晴斗はそういい茉莉を見た
「うん」
綺麗な景色を見て元気になった茉莉は再び晴斗と手を繋いで歩いた
そしてついに薬王院に着いた茉莉たちは無事にお守りを買った
「すっかり遅くなっちゃったね」茉莉が晴斗に言った
「本当だ、もう暗くなってきてる。急いで帰ろうぜ」
そう晴斗は言い、茉莉の手をひいて急いで下山したが・・・
「あれ??ケーブルカー乗り場がないぞ」晴斗は何度もパンフレットを確認する
「え~!!どうするの??」「うーん」
「薬王院に戻ったほうがいいんじゃない?」
「でも、多分こっちだよ」晴斗はそう言い茉莉の手をひいて歩き出した
空はどんどん暗くなっていった
-----------------------------------------------------------
「迷った・・どうしよう」そう晴斗が私の顔をみて言った
「どうしよう(泣)」私は不安になり泣き出した
「おい、泣くなよ。あそこにベンチがあるから座ろうぜ」
そう言って晴斗は私の手をひいてベンチに私達は座った。
「これからどうなるんだろう。お母さんたち心配してるよね」
ブルブル「晴斗、なんか寒い」私は晴斗に寄りかかりながらそう言った。
「茉莉、ほら、これ着ろよ」そう言うと晴斗は自分が着ていたジャンパーを
脱いで私にかけてくれた・・・。
「ありがとう。晴斗」私は晴斗のジャンパーを着た
「このまま夜になったらヤバいな・・。」晴斗が
高尾山のパンフレットを見ながらいった・・・。
「私達これからどうなるの?」不安なった私の
頭をポンッと叩いて
「心配するな・・俺が絶対茉莉を連れて下山するから」
そう晴斗は言ってくれた
「うん!」私は晴斗のその言葉に安心した。
その時だった「そこに誰かいるのか?」
懐中電灯の明かりが私達を照らす
そこにいたのは高尾山の警備員だった。
そこで私達の冒険は終わった
すぐに係員に警備員が連絡をして
警察と親がかけつけて私と晴斗は親と警察にすごく怒られた
そんなわけで無事に旭の親にお守りを渡すことが出来た
「茉莉ちゃん、晴斗君わざわざ高尾山まで行ってくれて旭の為に
ありがとうね」旭のお母さんはにっこり笑ってそういってくれた
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
朱色の紅葉が宙を舞っている光景を見ながら茉莉は過去の出来事をおもいだした。
いつの間にか一番先頭を晴斗が歩いていた
「二人とももうすぐ薬王院だぜ」晴斗が茉莉と旭に声をかけた・・。
小学生の頃はこの道がすごくすごく長く遠い距離に感じた
でも高校生になった今、薬王院までの道のりはそんなに遠くはなかった。
そして三人は薬王院に着いた
「あ~、疲れた」と晴斗
「お疲れ様、そこのベンチでお昼にしよう」
旭がおにぎりの包み紙をベンチに座り広げた。
「サンドイッチもあるんだよな、早く食べようぜ」
「う、うん」茉莉が最後にベンチに座る
お昼ご飯はサンドイッチとおにぎり、ゆで卵を三人で分けて食べた
「せっかくだからお守りでも買おうか?」
先にお昼ご飯を食べ終えた旭がお守りなどが売っている
売り場に指を差して晴斗と茉莉に声をかけた
「ああ、そうだな」晴斗もそういいベンチから離れた
最後に食べ終わった茉莉も旭と晴斗の後を追った
つづく
朱色の紅葉が宙を舞っている。
「綺麗~」茉莉はそう呟いた
「本当だな、さあ、もう少しだから行こうぜ」晴斗はそういい茉莉を見た
「うん」
綺麗な景色を見て元気になった茉莉は再び晴斗と手を繋いで歩いた
そしてついに薬王院に着いた茉莉たちは無事にお守りを買った
「すっかり遅くなっちゃったね」茉莉が晴斗に言った
「本当だ、もう暗くなってきてる。急いで帰ろうぜ」
そう晴斗は言い、茉莉の手をひいて急いで下山したが・・・
「あれ??ケーブルカー乗り場がないぞ」晴斗は何度もパンフレットを確認する
「え~!!どうするの??」「うーん」
「薬王院に戻ったほうがいいんじゃない?」
「でも、多分こっちだよ」晴斗はそう言い茉莉の手をひいて歩き出した
空はどんどん暗くなっていった
-----------------------------------------------------------
「迷った・・どうしよう」そう晴斗が私の顔をみて言った
「どうしよう(泣)」私は不安になり泣き出した
「おい、泣くなよ。あそこにベンチがあるから座ろうぜ」
そう言って晴斗は私の手をひいてベンチに私達は座った。
「これからどうなるんだろう。お母さんたち心配してるよね」
ブルブル「晴斗、なんか寒い」私は晴斗に寄りかかりながらそう言った。
「茉莉、ほら、これ着ろよ」そう言うと晴斗は自分が着ていたジャンパーを
脱いで私にかけてくれた・・・。
「ありがとう。晴斗」私は晴斗のジャンパーを着た
「このまま夜になったらヤバいな・・。」晴斗が
高尾山のパンフレットを見ながらいった・・・。
「私達これからどうなるの?」不安なった私の
頭をポンッと叩いて
「心配するな・・俺が絶対茉莉を連れて下山するから」
そう晴斗は言ってくれた
「うん!」私は晴斗のその言葉に安心した。
その時だった「そこに誰かいるのか?」
懐中電灯の明かりが私達を照らす
そこにいたのは高尾山の警備員だった。
そこで私達の冒険は終わった
すぐに係員に警備員が連絡をして
警察と親がかけつけて私と晴斗は親と警察にすごく怒られた
そんなわけで無事に旭の親にお守りを渡すことが出来た
「茉莉ちゃん、晴斗君わざわざ高尾山まで行ってくれて旭の為に
ありがとうね」旭のお母さんはにっこり笑ってそういってくれた
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
朱色の紅葉が宙を舞っている光景を見ながら茉莉は過去の出来事をおもいだした。
いつの間にか一番先頭を晴斗が歩いていた
「二人とももうすぐ薬王院だぜ」晴斗が茉莉と旭に声をかけた・・。
小学生の頃はこの道がすごくすごく長く遠い距離に感じた
でも高校生になった今、薬王院までの道のりはそんなに遠くはなかった。
そして三人は薬王院に着いた
「あ~、疲れた」と晴斗
「お疲れ様、そこのベンチでお昼にしよう」
旭がおにぎりの包み紙をベンチに座り広げた。
「サンドイッチもあるんだよな、早く食べようぜ」
「う、うん」茉莉が最後にベンチに座る
お昼ご飯はサンドイッチとおにぎり、ゆで卵を三人で分けて食べた
「せっかくだからお守りでも買おうか?」
先にお昼ご飯を食べ終えた旭がお守りなどが売っている
売り場に指を差して晴斗と茉莉に声をかけた
「ああ、そうだな」晴斗もそういいベンチから離れた
最後に食べ終わった茉莉も旭と晴斗の後を追った
つづく
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