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第2章メルン編
第二部・マックス 3話
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メルンから北の伸びる街道。視界にメルン周辺を取り囲む山脈の1つが見えるその場所で、リオは得物である短剣を1本だけ手にし、噂になっていた冒険者と対峙していた。
「準備は良いな?負けても泣き言を言うんじゃねえぞ」
「そっちこそ「僕に負けたから」なんてくだらない言い訳が出来ないくらいに叩き潰すからね」
お互いに得物を構え、2人は立会人としてメルンから呼ばれてきた衛兵の男性の方に視線を向ける。
「――それでは、これより冒険者リオとマックスの決闘を始める。両者、互いに10メートル距離を取れ」
2人から視線を向けられた衛兵の男性がそう口にすると、リオと相手の男性――マックスが男性の言う通りに距離を取る。
そうして互いに初動に関しては十分な距離を取ったのち、それを確認した男性から開始の合図が鳴る。
「それでは、両者の決闘の開始を宣言する。禁止事項は対戦相手を殺すことのみ。――それでは、始め!」
衛兵の口から開始の合図が上がると同時に駆け出した両者は、まず互いの得物をぶつけ合う。
「見た目のわりに重たい一撃じゃねえか」
リオの顔を真正面に捉えたマックスが好戦的な笑みを浮かべる。
「そっちこそ、思っていたよりもやるみたいで安心したよ」
対するリオは淡々とした口調でそう口にし、直後にマックスの背後へと移動。それとほぼ同じタイミングで得物を振るう。
その攻撃を左手に持つ盾で防いだマックスは、直後盾の角度をわずかにずらすことでリオの攻撃を明後日の方向へといなした。
「決まりだな」
マックスが勝利を確信した様子でそう呟いた直後、彼の視界から一瞬の内にリオの姿が消え去る。
(どこに消えた・・・?)
突然の出来事にわずかに動揺するマックス。
(いや、考えろ。短剣使いのセオリーは――)
だが次の瞬間には平静を取り戻したようで、その思考と共にすぐにその場から跳躍すると同時に、リオが移動したであろう自身の背後だった場所を見据える。
(・・・!?初見で見切られた?)
まるで行動を予測していたかのような動きにリオが内心で舌を巻いていると、リオの視界にわずかに光る物体が映った。
「っとと、今のは・・・針?」
「ほー、今のを初見で防ぐのかよ。――お察しの通りの針だ。ただ、刺されば間違いなくお前は負けるだろうがな」
手の内を知られたにも関わらずむしろ嬉々とした様子でさらに自身の手の内を明かすマックス。
(わざわざ自分でそこまで言うんだ・・・でも、それだけ自信があるっていうことだよね)
そんな様子のマックスを見ながら内心で呟いたリオは、即座に先ほどの攻撃を潰すための手段を考え始める。
(あの盾の裏に隠してると考えるのが妥当だよね。・・・それなら)
次の瞬間、マックスの正面へと突進するリオ。対するマックスはリオのその行動に対し、わずかに訝しむような視線を向ける。
直後ぶつかる、リオの短剣とマックスの盾。すると、金属と金属がぶつかり合う音が響くとほぼ同時にリオが跳躍し、マックスの上を舞いながら背後へと着地した。
「そう動くのは予測済みだっ!」
直後、リオの着地した位置へとマックスの長剣が横薙ぎに振るわれる。だが、対するリオもその行動を予測していたらしく、2本目の短剣を抜き放つとマックスの得物を受け止めると、リオは再度マックスから距離を取ろうとする。
「おいおい、逃げてばかりじゃ勝てねえぞ?」
距離を取ろうとしたリオに対し追撃を仕掛けるマックス。対するリオは、自身の動きを阻害するように振るわれる長剣と、本命らしき針攻撃を2本の短剣で捌きながらマックスから距離を取るように動き回っていく。
すると、動き回るリオが防戦一方になっていると考えたマックスがリオを挑発する。
「なんだ?口の割に逃げてばっかりだな?」
「――そんな事を言ってる割には、あしらわれてるようにも見えるけど?」
対するリオがそんな台詞を口にすると、マックスはそれを負け惜しみと捉えたらしく――
「は、まだ口は動くらしいな。・・・だが、それもここまでだ」
そう口にすると同時に加速するマックス。そうしてリオの進行線上に移動すると長剣を上段から振り下ろした。
「っと。――やっぱり、まだ本気じゃなかったんだね」
直後、短剣を重ねてマックスの攻撃を防いだリオがそう呟く。だがマックスはその声は耳に入っていなかったようで、リオに攻撃を防がれたという事実だけを確認したのちに左手に持つ盾をリオに向けて叩きつける。
本来は防御に使う盾で攻撃されるとは思っていなかったのだろう、盾によるその攻撃をもろに受けたリオはそのまま数メートルほど吹き飛ばされた。
対するマックスは左手に走った衝撃でリオに攻撃が当たった事を悟るとそのまま前進。再度上段から長剣を振り下ろした。
マックスの盾により吹き飛ばされたリオに長剣が直撃する、少し前。
これまでの戦闘を離れた位置から見守っていたリオと共に居た3人の男性たちは、目の前で行われている戦闘に少なくない動揺を覚えていた。
「おい、あのままじゃ死んじまうぞ」
マックスの攻撃を防ぎ続けているリオの姿を見て、立会人である衛兵にそう告げる男性。
実は、リオは未だに涼しい顔でマックスの攻撃を受け続けているのだが、それを知らない彼らからすれば、まるでリオがマックスから逃げるように動き回っているように見えていたのである。そしてそれは、衛兵を含む他の3人にも同じように見えていたようで――
「――そうだな、既に勝敗は決まったようなもの。そろそろ止めなければ」
男性の台詞に対して、立会人である衛兵が同意する台詞を口にしたのである。
立会人である以上、場合によっては決闘の途中でも審判を下すこともある。そのため、現状防戦一方に見えるリオが誤って命を落とさない為に途中で終了させようと考えたのである。
「フギュ」
だがそんな彼らを唯一止めようとする存在が居た。――ふぐおである。
彼らの会話を聞いていたふぐおが「止めては駄目」といわんばかりの視線を4人に向けていたのである。
「だが、早く止めないとお前のご主人様が」
「フギュオ」
そんなふぐおに対して衛兵が口を開くと、ふぐおがその台詞を遮るように鳴き声を上げながらリオとマックスの方を指し示した。
そのふぐおの行動に釣られる様に2人の方を見る4人。すると、彼らの視界に衝撃的な光景が映る。――それは、吹き飛ばされたリオに対し、マックスの得物が振るわれている瞬間だった。
その光景を目にした瞬間、弾かれた様に駆け出した4人。だが彼らのいる場所からでは間違いなく間に合わない為、4人の瞳にはリオに吸い込まれる様に進んでいく長剣がスローモーションのように映る。
「な――!」
次の瞬間、目の前で起こるであろう光景に備え目をつむる4人。だが、その次の瞬間に飛び込んできたのは、驚きに満ちたマックスの声だった。
「・・・魔法・・・?」
マックスの声に、恐る恐るといった風に瞳を開く4人。そうして彼らの視界に入ったのは、リオを守るように展開された防壁によってマックスの得物が受け止められている光景だった。だがそれは、これから始まる理解不能な出来事の始まりだったようで――
「居ねえ・・・!?」
突如としてマックスの視界からリオの姿が消えたのだった。
「準備は良いな?負けても泣き言を言うんじゃねえぞ」
「そっちこそ「僕に負けたから」なんてくだらない言い訳が出来ないくらいに叩き潰すからね」
お互いに得物を構え、2人は立会人としてメルンから呼ばれてきた衛兵の男性の方に視線を向ける。
「――それでは、これより冒険者リオとマックスの決闘を始める。両者、互いに10メートル距離を取れ」
2人から視線を向けられた衛兵の男性がそう口にすると、リオと相手の男性――マックスが男性の言う通りに距離を取る。
そうして互いに初動に関しては十分な距離を取ったのち、それを確認した男性から開始の合図が鳴る。
「それでは、両者の決闘の開始を宣言する。禁止事項は対戦相手を殺すことのみ。――それでは、始め!」
衛兵の口から開始の合図が上がると同時に駆け出した両者は、まず互いの得物をぶつけ合う。
「見た目のわりに重たい一撃じゃねえか」
リオの顔を真正面に捉えたマックスが好戦的な笑みを浮かべる。
「そっちこそ、思っていたよりもやるみたいで安心したよ」
対するリオは淡々とした口調でそう口にし、直後にマックスの背後へと移動。それとほぼ同じタイミングで得物を振るう。
その攻撃を左手に持つ盾で防いだマックスは、直後盾の角度をわずかにずらすことでリオの攻撃を明後日の方向へといなした。
「決まりだな」
マックスが勝利を確信した様子でそう呟いた直後、彼の視界から一瞬の内にリオの姿が消え去る。
(どこに消えた・・・?)
突然の出来事にわずかに動揺するマックス。
(いや、考えろ。短剣使いのセオリーは――)
だが次の瞬間には平静を取り戻したようで、その思考と共にすぐにその場から跳躍すると同時に、リオが移動したであろう自身の背後だった場所を見据える。
(・・・!?初見で見切られた?)
まるで行動を予測していたかのような動きにリオが内心で舌を巻いていると、リオの視界にわずかに光る物体が映った。
「っとと、今のは・・・針?」
「ほー、今のを初見で防ぐのかよ。――お察しの通りの針だ。ただ、刺されば間違いなくお前は負けるだろうがな」
手の内を知られたにも関わらずむしろ嬉々とした様子でさらに自身の手の内を明かすマックス。
(わざわざ自分でそこまで言うんだ・・・でも、それだけ自信があるっていうことだよね)
そんな様子のマックスを見ながら内心で呟いたリオは、即座に先ほどの攻撃を潰すための手段を考え始める。
(あの盾の裏に隠してると考えるのが妥当だよね。・・・それなら)
次の瞬間、マックスの正面へと突進するリオ。対するマックスはリオのその行動に対し、わずかに訝しむような視線を向ける。
直後ぶつかる、リオの短剣とマックスの盾。すると、金属と金属がぶつかり合う音が響くとほぼ同時にリオが跳躍し、マックスの上を舞いながら背後へと着地した。
「そう動くのは予測済みだっ!」
直後、リオの着地した位置へとマックスの長剣が横薙ぎに振るわれる。だが、対するリオもその行動を予測していたらしく、2本目の短剣を抜き放つとマックスの得物を受け止めると、リオは再度マックスから距離を取ろうとする。
「おいおい、逃げてばかりじゃ勝てねえぞ?」
距離を取ろうとしたリオに対し追撃を仕掛けるマックス。対するリオは、自身の動きを阻害するように振るわれる長剣と、本命らしき針攻撃を2本の短剣で捌きながらマックスから距離を取るように動き回っていく。
すると、動き回るリオが防戦一方になっていると考えたマックスがリオを挑発する。
「なんだ?口の割に逃げてばっかりだな?」
「――そんな事を言ってる割には、あしらわれてるようにも見えるけど?」
対するリオがそんな台詞を口にすると、マックスはそれを負け惜しみと捉えたらしく――
「は、まだ口は動くらしいな。・・・だが、それもここまでだ」
そう口にすると同時に加速するマックス。そうしてリオの進行線上に移動すると長剣を上段から振り下ろした。
「っと。――やっぱり、まだ本気じゃなかったんだね」
直後、短剣を重ねてマックスの攻撃を防いだリオがそう呟く。だがマックスはその声は耳に入っていなかったようで、リオに攻撃を防がれたという事実だけを確認したのちに左手に持つ盾をリオに向けて叩きつける。
本来は防御に使う盾で攻撃されるとは思っていなかったのだろう、盾によるその攻撃をもろに受けたリオはそのまま数メートルほど吹き飛ばされた。
対するマックスは左手に走った衝撃でリオに攻撃が当たった事を悟るとそのまま前進。再度上段から長剣を振り下ろした。
マックスの盾により吹き飛ばされたリオに長剣が直撃する、少し前。
これまでの戦闘を離れた位置から見守っていたリオと共に居た3人の男性たちは、目の前で行われている戦闘に少なくない動揺を覚えていた。
「おい、あのままじゃ死んじまうぞ」
マックスの攻撃を防ぎ続けているリオの姿を見て、立会人である衛兵にそう告げる男性。
実は、リオは未だに涼しい顔でマックスの攻撃を受け続けているのだが、それを知らない彼らからすれば、まるでリオがマックスから逃げるように動き回っているように見えていたのである。そしてそれは、衛兵を含む他の3人にも同じように見えていたようで――
「――そうだな、既に勝敗は決まったようなもの。そろそろ止めなければ」
男性の台詞に対して、立会人である衛兵が同意する台詞を口にしたのである。
立会人である以上、場合によっては決闘の途中でも審判を下すこともある。そのため、現状防戦一方に見えるリオが誤って命を落とさない為に途中で終了させようと考えたのである。
「フギュ」
だがそんな彼らを唯一止めようとする存在が居た。――ふぐおである。
彼らの会話を聞いていたふぐおが「止めては駄目」といわんばかりの視線を4人に向けていたのである。
「だが、早く止めないとお前のご主人様が」
「フギュオ」
そんなふぐおに対して衛兵が口を開くと、ふぐおがその台詞を遮るように鳴き声を上げながらリオとマックスの方を指し示した。
そのふぐおの行動に釣られる様に2人の方を見る4人。すると、彼らの視界に衝撃的な光景が映る。――それは、吹き飛ばされたリオに対し、マックスの得物が振るわれている瞬間だった。
その光景を目にした瞬間、弾かれた様に駆け出した4人。だが彼らのいる場所からでは間違いなく間に合わない為、4人の瞳にはリオに吸い込まれる様に進んでいく長剣がスローモーションのように映る。
「な――!」
次の瞬間、目の前で起こるであろう光景に備え目をつむる4人。だが、その次の瞬間に飛び込んできたのは、驚きに満ちたマックスの声だった。
「・・・魔法・・・?」
マックスの声に、恐る恐るといった風に瞳を開く4人。そうして彼らの視界に入ったのは、リオを守るように展開された防壁によってマックスの得物が受け止められている光景だった。だがそれは、これから始まる理解不能な出来事の始まりだったようで――
「居ねえ・・・!?」
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