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第1章ガレイ編
第三部・「大鷲の翼」 7話
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「くそ、これでも突破できないのか」
悪魔の行使した新たな魔法である自立型の障壁によって再度苦戦し始めていたジン達は、昨日魔人の障壁を破った方法で自立型障壁の破壊を試みていた。だがそれでも悪魔の展開した障壁を突破することは出来ず、遂にリオ達はお手上げ状態となっていたのである。
そもそも悪魔の展開している障壁はリオの使う《防護壁》と性質は変わらない為、純粋に高い火力の攻撃を加えることでしか破壊できない。だがそれをリオ達は知らない上に、展開されている障壁はリオの使う《防護壁》並みの強度があるため並の攻撃では破壊できないのだが。
「ジン、他に作戦はある?」
「いや、お手上げだ。・・・後は力技で割るしかないだろうが・・・」
「でも、さっきどうにもできなかったよね」
ミリー、ジン、リオの順に口を開いていく。そんな彼らを余所に、悪魔は次なる行動を開始、自身の周囲の魔力を吸い上げながら巨大な魔法陣を展開していく。――悪魔の始めた行動、それはリオ達を消し去るための広範囲魔法だった。
「皆すぐにそこから離れて!」
後方にいるエレナから声が上がる。その切羽詰まったエレナの声色に、目の前の悪魔が発動しようとしている魔法の規模を直感的に理解したリオ達はすぐに距離を取ろうとする。だが彼らのその行動よりも早く悪魔の魔法陣が光り輝く。
「《防護壁》」
回避が間に合わないと感じたリオが悪魔の使った広範囲魔法を防ぐ為に、ジン達を包むように防壁を展開する。その直後に、悪魔の行使した魔法である雷撃が巻き起こり、リオ達を包み込んでいく。
「・・・皆無事か?」
雷撃によって起きた煙が晴れた後にジンが周囲を確認する。それに対して口々に無事を告げる3人。だが、彼らが顔を見合わせる前に悪魔が動き出す。
悪魔が狙った存在、それは後方で支援を行っていたエレナの元だった。
エレナの元へ接近していく悪魔。そんな悪魔を止めるために「白虎」の生き残りであるギレイ、エミリー、デーン、アレックスの4人が悪魔の正面に立ちはだかるが――
「邪魔ですよ」
悪魔の振るった一太刀で宙を舞い、その間にも悪魔はエレナの元へ迫っていく。
「エレナさん!」
次の瞬間、リオが左手に持つ闇のように黒い短剣をエレナに向けて放る。と同時に悪魔の正面へと割り込んでいった。
直後に打ち合う両者。だがリオの右側に移動していた漏斗から放たれた魔力弾により、リオは回避を余儀なくされる。そうして魔力弾を避けたリオの脇腹へ悪魔の蹴りが入る。
悪魔の蹴りをまともに受けてしまったリオが宙を舞い地面へ落下する。
「リオ君!」
蹴り飛ばされたリオを見て叫び、リオの元へ向かおうとするエレナ。だが彼女の視界にリオの放った短剣と悪魔の姿が映りこんでくる。
直後、地面に落ちる短剣を拾い上げたエレナは、それで悪魔の攻撃を防ごうと試みる。対する悪魔も2本の片手剣を1本の大剣へ変化させると上段より重力を味方につけながら振り下ろす。
次の瞬間、ぶつかり合う両者の得物。だが近接派ではないエレナが当たり負けすることは簡単に予想できるだろう、悪魔の攻撃を受け止めたエレナは簡単に抑え込まれてしまう。
(まずいわ、どうにか――)
しないと。
彼女が内心でそう呟き終わる瞬間、彼女の手にしていた短剣が急に光を放ち、エレナの魔力を吸い上げながら表面へと防壁を作り出していく。
その光景に理解が追い付かなくなるエレナ。だが悪魔の方は鬱陶しそうな表情を浮かべると、エレナから一旦距離をとる。するとその直後、悪魔は漏斗による砲撃戦を開始した。
対するエレナも魔力弾を展開、悪魔の撃ちだす魔力弾に直接魔力弾をぶつけるという荒業で攻撃を無力化させていく。
「・・・まだこの世界に生を求め続けていたとは」
漏斗で魔力弾を撃ち続けながら悪魔が呟く。その言葉の意味を理解できず首を傾げるエレナ。だが悪魔は静かに溜息を吐くと、突如エレナに向かい接近していく。
対するエレナは魔力弾を撃ちだし続け悪魔の行動を阻害しようとする。だがそれらは全て悪魔の展開する自立型障壁により防がれていく。それどころか、彼女の背後には漏斗が浮かんでおり、知らぬ間に王手をかけられていたのである。
直後、背後から魔力が集約する感覚を覚えたエレナが回避行動をとる。
「かかりましたね」
次の瞬間、エレナの正面に展開されていた防壁が消滅していく。――悪魔が大剣を振り抜き、得物と引き換えに破壊したのである。その次の瞬間、エレナに肉薄する悪魔。
「っが・・・かはっ!」
エレナへと肉薄した悪魔の手刀が彼女の腹部を刺し貫くと同時に喀血したエレナ。その光景を確認した悪魔が手刀を引き抜くと同時に地面へと膝を着いたエレナは、即座に貫かれた腹部の治療を開始する。だが――
「おっと、それを許した覚えはありませんよ?」
そう口にしながら、先ほど消え去った得物を再度精製、エレナに向けて振り下ろした。
悪魔が自身に治療をするエレナに大剣を振り下ろした、次の瞬間。エレナへ届くはずの悪魔の得物は彼女に届くことなく空中で何かにぶつかり止まっていた。
痛みを堪えながら目の前に立っていた存在へと視線を向ける。彼女の目の前に立っていたのは、彼女が所属する冒険者集団「大鷲の翼」のリーダーであるジンの姿であった。
「エレナ、無事か?」
「これが無事だと思うなら人間じゃないわよ、馬鹿・・・つっ」
「悪かったな。・・・おい、エレナを下がらせてくれ」
悪魔の得物を受け止めたままエレナに尋ねるジン。そんな彼に対して皮肉たっぷりに答えたエレナは、気づけば周囲に倒れていたはずの「白虎」の4人に周囲を固められ、後退する流れとなっていく。
「そうはさせませんよ!」
そんな彼らへ向けて悪魔が先ほど使用した魔法陣を展開し、僅か1秒足らずで行使する。
直後辺りに響く落雷。だがその攻撃がジン達に当たることは無かった。
「・・・またですか。厄介な人間が多くて困る」
悪魔がそう口にしながらリオの方を睨む。対するリオは悪魔に対して魔力を練り上げ、風の刃を悪魔に向けて撃ちだしていく。
対する悪魔は障壁でその身を守ると、後退していくエレナへ漏斗を全て指向する。
「僕もいるんだよ!」
直後、悪魔の背後から切りかかるミリー。その攻撃を上空へ飛翔することで回避した悪魔は辺り一帯へと無差別に魔力弾を発射していく。
「《防護壁》」
だが悪魔の攻撃は全てリオの展開した防壁によって防がれ、遂に痺れを切らした悪魔は後退していくエレナ達を無視し、リオとジン、ミリーの3人へと標的を絞る。
漏斗を四方に配置し、レーザートラップのように張り巡らせた悪魔は、先ほどまでとは明らかに違う動きで3人を攻め立て始める。
1人を相手にしていたと思えば別の誰かの背後や正面に立ち、それ以外の標的には漏斗による罠。それを突破しても障壁に邪魔をされるという、まるで難攻不落の要塞が攻め立てているような状況となっていた。そこには「手加減」という言葉は存在しておらず、先ほどまでよく口を開いていた悪魔は機械のようになっていた。
そんな悪魔に次第に追い詰められていくリオ達。
「リオっち!」
連携を取りながら悪魔を相手にしていたリオ達。だがやがて、そこに綻びが生まれた。――リオが僅かにふらついたのである。それは先ほど悪魔の広範囲魔法を防ぐために《防護壁》を行使したうえに、今も悪魔の攻撃を防ぐために燃費の悪い魔法を乱発したことによる、魔力切れ寸前のサインだった。
そうしてリオが体勢を崩した瞬間を悪魔が見逃すはずはなかった。――漏斗を全てリオに指向し、魔力弾を一斉発射したのである。
その光景を偶然にも近くにいたミリーが目撃し、リオを突き飛ばす。
「ミリー!」
「ミリーさん!」
それを見たジンと、突き飛ばされたリオがほぼ同時に叫ぶ。その次の瞬間、ミリーは悪魔の放った魔力弾によって命を落とした。
悪魔の行使した新たな魔法である自立型の障壁によって再度苦戦し始めていたジン達は、昨日魔人の障壁を破った方法で自立型障壁の破壊を試みていた。だがそれでも悪魔の展開した障壁を突破することは出来ず、遂にリオ達はお手上げ状態となっていたのである。
そもそも悪魔の展開している障壁はリオの使う《防護壁》と性質は変わらない為、純粋に高い火力の攻撃を加えることでしか破壊できない。だがそれをリオ達は知らない上に、展開されている障壁はリオの使う《防護壁》並みの強度があるため並の攻撃では破壊できないのだが。
「ジン、他に作戦はある?」
「いや、お手上げだ。・・・後は力技で割るしかないだろうが・・・」
「でも、さっきどうにもできなかったよね」
ミリー、ジン、リオの順に口を開いていく。そんな彼らを余所に、悪魔は次なる行動を開始、自身の周囲の魔力を吸い上げながら巨大な魔法陣を展開していく。――悪魔の始めた行動、それはリオ達を消し去るための広範囲魔法だった。
「皆すぐにそこから離れて!」
後方にいるエレナから声が上がる。その切羽詰まったエレナの声色に、目の前の悪魔が発動しようとしている魔法の規模を直感的に理解したリオ達はすぐに距離を取ろうとする。だが彼らのその行動よりも早く悪魔の魔法陣が光り輝く。
「《防護壁》」
回避が間に合わないと感じたリオが悪魔の使った広範囲魔法を防ぐ為に、ジン達を包むように防壁を展開する。その直後に、悪魔の行使した魔法である雷撃が巻き起こり、リオ達を包み込んでいく。
「・・・皆無事か?」
雷撃によって起きた煙が晴れた後にジンが周囲を確認する。それに対して口々に無事を告げる3人。だが、彼らが顔を見合わせる前に悪魔が動き出す。
悪魔が狙った存在、それは後方で支援を行っていたエレナの元だった。
エレナの元へ接近していく悪魔。そんな悪魔を止めるために「白虎」の生き残りであるギレイ、エミリー、デーン、アレックスの4人が悪魔の正面に立ちはだかるが――
「邪魔ですよ」
悪魔の振るった一太刀で宙を舞い、その間にも悪魔はエレナの元へ迫っていく。
「エレナさん!」
次の瞬間、リオが左手に持つ闇のように黒い短剣をエレナに向けて放る。と同時に悪魔の正面へと割り込んでいった。
直後に打ち合う両者。だがリオの右側に移動していた漏斗から放たれた魔力弾により、リオは回避を余儀なくされる。そうして魔力弾を避けたリオの脇腹へ悪魔の蹴りが入る。
悪魔の蹴りをまともに受けてしまったリオが宙を舞い地面へ落下する。
「リオ君!」
蹴り飛ばされたリオを見て叫び、リオの元へ向かおうとするエレナ。だが彼女の視界にリオの放った短剣と悪魔の姿が映りこんでくる。
直後、地面に落ちる短剣を拾い上げたエレナは、それで悪魔の攻撃を防ごうと試みる。対する悪魔も2本の片手剣を1本の大剣へ変化させると上段より重力を味方につけながら振り下ろす。
次の瞬間、ぶつかり合う両者の得物。だが近接派ではないエレナが当たり負けすることは簡単に予想できるだろう、悪魔の攻撃を受け止めたエレナは簡単に抑え込まれてしまう。
(まずいわ、どうにか――)
しないと。
彼女が内心でそう呟き終わる瞬間、彼女の手にしていた短剣が急に光を放ち、エレナの魔力を吸い上げながら表面へと防壁を作り出していく。
その光景に理解が追い付かなくなるエレナ。だが悪魔の方は鬱陶しそうな表情を浮かべると、エレナから一旦距離をとる。するとその直後、悪魔は漏斗による砲撃戦を開始した。
対するエレナも魔力弾を展開、悪魔の撃ちだす魔力弾に直接魔力弾をぶつけるという荒業で攻撃を無力化させていく。
「・・・まだこの世界に生を求め続けていたとは」
漏斗で魔力弾を撃ち続けながら悪魔が呟く。その言葉の意味を理解できず首を傾げるエレナ。だが悪魔は静かに溜息を吐くと、突如エレナに向かい接近していく。
対するエレナは魔力弾を撃ちだし続け悪魔の行動を阻害しようとする。だがそれらは全て悪魔の展開する自立型障壁により防がれていく。それどころか、彼女の背後には漏斗が浮かんでおり、知らぬ間に王手をかけられていたのである。
直後、背後から魔力が集約する感覚を覚えたエレナが回避行動をとる。
「かかりましたね」
次の瞬間、エレナの正面に展開されていた防壁が消滅していく。――悪魔が大剣を振り抜き、得物と引き換えに破壊したのである。その次の瞬間、エレナに肉薄する悪魔。
「っが・・・かはっ!」
エレナへと肉薄した悪魔の手刀が彼女の腹部を刺し貫くと同時に喀血したエレナ。その光景を確認した悪魔が手刀を引き抜くと同時に地面へと膝を着いたエレナは、即座に貫かれた腹部の治療を開始する。だが――
「おっと、それを許した覚えはありませんよ?」
そう口にしながら、先ほど消え去った得物を再度精製、エレナに向けて振り下ろした。
悪魔が自身に治療をするエレナに大剣を振り下ろした、次の瞬間。エレナへ届くはずの悪魔の得物は彼女に届くことなく空中で何かにぶつかり止まっていた。
痛みを堪えながら目の前に立っていた存在へと視線を向ける。彼女の目の前に立っていたのは、彼女が所属する冒険者集団「大鷲の翼」のリーダーであるジンの姿であった。
「エレナ、無事か?」
「これが無事だと思うなら人間じゃないわよ、馬鹿・・・つっ」
「悪かったな。・・・おい、エレナを下がらせてくれ」
悪魔の得物を受け止めたままエレナに尋ねるジン。そんな彼に対して皮肉たっぷりに答えたエレナは、気づけば周囲に倒れていたはずの「白虎」の4人に周囲を固められ、後退する流れとなっていく。
「そうはさせませんよ!」
そんな彼らへ向けて悪魔が先ほど使用した魔法陣を展開し、僅か1秒足らずで行使する。
直後辺りに響く落雷。だがその攻撃がジン達に当たることは無かった。
「・・・またですか。厄介な人間が多くて困る」
悪魔がそう口にしながらリオの方を睨む。対するリオは悪魔に対して魔力を練り上げ、風の刃を悪魔に向けて撃ちだしていく。
対する悪魔は障壁でその身を守ると、後退していくエレナへ漏斗を全て指向する。
「僕もいるんだよ!」
直後、悪魔の背後から切りかかるミリー。その攻撃を上空へ飛翔することで回避した悪魔は辺り一帯へと無差別に魔力弾を発射していく。
「《防護壁》」
だが悪魔の攻撃は全てリオの展開した防壁によって防がれ、遂に痺れを切らした悪魔は後退していくエレナ達を無視し、リオとジン、ミリーの3人へと標的を絞る。
漏斗を四方に配置し、レーザートラップのように張り巡らせた悪魔は、先ほどまでとは明らかに違う動きで3人を攻め立て始める。
1人を相手にしていたと思えば別の誰かの背後や正面に立ち、それ以外の標的には漏斗による罠。それを突破しても障壁に邪魔をされるという、まるで難攻不落の要塞が攻め立てているような状況となっていた。そこには「手加減」という言葉は存在しておらず、先ほどまでよく口を開いていた悪魔は機械のようになっていた。
そんな悪魔に次第に追い詰められていくリオ達。
「リオっち!」
連携を取りながら悪魔を相手にしていたリオ達。だがやがて、そこに綻びが生まれた。――リオが僅かにふらついたのである。それは先ほど悪魔の広範囲魔法を防ぐために《防護壁》を行使したうえに、今も悪魔の攻撃を防ぐために燃費の悪い魔法を乱発したことによる、魔力切れ寸前のサインだった。
そうしてリオが体勢を崩した瞬間を悪魔が見逃すはずはなかった。――漏斗を全てリオに指向し、魔力弾を一斉発射したのである。
その光景を偶然にも近くにいたミリーが目撃し、リオを突き飛ばす。
「ミリー!」
「ミリーさん!」
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