3 / 231
第0章ユリアナ村編
ユリアナ村編 1話・前編
しおりを挟む
地平線から顔を出した太陽に大地が少しずつ照らされ始める。だんだんと高くなっていく太陽は、人々に新しい1日の始まりを告げる。
そんな太陽によって、屋外だけでなく屋内にも温かな光が満ち溢れ始める。
ふと、何かが動き、布団の中から顔を出す。5歳くらいの子供だ。部屋に差し込む光は、彼の全体的に青みのある灰色の髪を映し出し、その顔立ちをあらわにする。
まだ幼いながらも、将来の有望ささえ感じさせる、整った顔立ち。彼が男だと知らなければ少女に見間違えることは間違いないだろう。
「あら、おはよう、リオ」
眠りから覚めた5歳くらいの子供に、見た目20歳前後の美少女と言っても差し支えない、美しい青みを帯びた黒髪の女性が声をかける。彼女の顔を見れば、リオの顔立ちも納得できるレベルである。
まるで人形のように整った顔立ちを持ち、遠目から見てもわかるほどにその肌は瑞々しい。これであと2年もたたずに30代なのだから、とんでもない美人である。
「おはよう、お母さん」
リオと呼ばれた子供は声をかけた女性に寝ぼけ眼のまま、どこか抜けたように挨拶をする。それはいつもと変わらない日常の風景だった。
「行ってきまーす」
朝食を食べたリオがさっさと家を出ていく。リオの母親はそんな後ろ姿に声をかける。
「リオ―、今日はお母さん、帰ってくるの遅くなるから!お昼は村長さんのところでいただくのよー!」
リオは一瞬振り返り大きく手を振り、そのままどこかへ去っていく。
「もう、少しは落ち着きを持ってほしいわ・・・」
母親は一人ごちる。
(まあ、あの人の子供だから無理かしらね?)
――母親はそう結論付け出かける支度を始めたのだった。
リオは家を出ると一直線に村の広場を目指す。
リオの住むユリアナ村は人口60人ほどの小さな村だ。中央にある広場を中心に円を描くように家々が建っている、この世界としては一般的な構造をした村である。
中央の広場は村人たちの憩いの場となっており、時折行商人が露店を出すこともある。
「おはよー、リオ」
「おはよう、ベラ君」
ベラと呼ばれた、リオと同年代の子供がリオに声をかける。年はリオより1つ上の6歳の少年。鮮やかなオレンジの髪は耳にかかるくらいまであり、顔立ちは少女と見間違うほどに可愛らしい。
「おおー、リオ!今日は珍しく早いな」
リオの姿を見つけた村の子供の1人が声をかける。
「うん、なんか、早く目が覚めて」
リオはそう答える。すると、なぜか夢を見たような気がした。
(・・・何か夢を見た気がするけど、なんだったのかな?)
少し疑問に思って考えるリオ。
「――い、おーい、リオー?」
「え?な、なに」
もう少しで思い出せそうなところでベラがリオに声をかける。
「急に黙り込むからさ。どうかしたの?」
ベラの問いにリオは首を振って答える。それを見たベラと村の子供は何をして遊ぶかリオに尋ねる。
「・・・僕はなんでもいいよ。ベラ君は?」
「オレ?オレは・・・前やった球蹴りをしたいな」
リオに尋ねられたベラは記憶を辿りながら答える。
「球蹴りが現状一番多い、か。よーし、じゃ、今日は球蹴りなー」
村の子供が既に集まっていた子供たちに宣言する。子供たちは弾かれたように2つの集団に分かれる。
「では、開始の合図はわしがしようかのぅ。・・・よーい、はじめじゃ」
広場のベンチに座っていた老人が球蹴りの開始を宣言する。
彼らが遊んでいる球蹴りとはサッカーとほぼ同じで、ゴールは両チーム共通。現在老人が座るベンチにどれだけ多くボールを当てて得点を取れるかを競うのである。
禁止行為は手の使用のみ。そして得点の条件はベンチにボールを当てることだが、ベンチに座る老人に当てると1点得点が引かれる。
子供たちは皆、わあわあ言いながらボールを追って動き回る。ちなみに、午後になると村に住む子供のほとんどが参加するのだが、その幅は広い。下は4歳、上は14歳と1回りくらい違う少年少女が参加するのである。
さらに遊びの種類によっては今回ベンチに座っている老人のような高齢者や20代30代の大人たちも参加してくる。それほどまでにユリアナ村に住む子供たちの遊びは幅広く、大人たちも童心に帰り楽しんでいるのだ。
「ふごぅっ・・・ミリナのチームは1点マイナスじゃの。・・・ごふぁ」
年長の少年が放ったシュートが老人に直撃し、老人がダウンする。
「ひええっ!ごめんなさーい!」
老人にボールを当てた少年は謝り倒す。
「いいんじゃ、いいんじゃ。若い子らはわしらみたいな老人は踏み倒していくものじゃ・・・」
横になった老人はそう言いながら青ざめている少年の頭を撫でる。しかし、少年は余計表情を真っ青にしていく。
行動は孫をあやす老人に見える。だが、老人の言った言葉と表情は子供たちの恐怖心を煽るには十分であった。―――本人は気づいていないが、その表情は般若そのものだからだ。これでも老人は笑顔のつもりなのだから、どこか浮かばれない。
今の少年は「獅子を目の前にした小鹿」といったところだろう。
「だーっはっはっは、グルセリアさん、その辺で離してやんな」
偶然現場を見ていた村の大人が老人に声をかける。老人は思い出したかのように起き上がり――
「おお、そうじゃのう。ほれ、これを持って皆のところへゆきなさい」
そう言って老人は手にしていたボールを少年に渡す。ボールを受け取った少年が脱兎のごとく子供たちの元へ逃げ帰ったのは言うまでもないだろう。
その後、午前中の球蹴りはいつも以上に慎重に行われた。ちなみに、午後になり人数が増えた後、再び老人ことグルセリアにボールが直撃したことは余談である。
時間はここからリオが家を出た時間に巻き戻る。
リオの背中を見送ったリオの母親はミストという町にいる夫を迎えに行くために準備をしていた。ユリアナ村とミストはわずか数時間で行き来ができるほど近く、また、彼女の妹の経営する宿がある。
「ひとまずこんなものかしらね」
彼女は化粧などの準備を終えると小さな鞄と護身用の短剣を持って家を後にする。
(そういえばあの子、今日はどんな遊びをしているのかしら?)
ふと気になり、彼女は村の広場に足を向ける。リオの家から広場までは5分もかからない為、彼女はすぐに広場に到着する。
そこでリオ達がしていたのは、以前リオが楽しそうに話していた球蹴りだった。楽しそうに遊ぶ子供たちを見て、思わず顔がほころぶリオの母親。
(・・・いい土産話ができたわね。あんまり遅くなるとまずいし、そろそろ行こうかしら)
そう思い彼女が背を向けた瞬間、背後でベンチに座っていた老人の声がした。
「ふごぅっ・・・ミリナのチームは1点マイナスじゃの。ごふぁ」
(ぐ、グルセリアさん!?)
思わず振り向くとグルセリアがベンチに横になったしたところだった。それから少し離れた場所では子供たちが、まるで悪戯がばれた時のように小さくなっていた。
やがてボールを当ててしまった張本人である少年が老人に謝り始める。
(あら、そろそろ行かないと間に合わないわ・・・)
出来ればもう少しいて事の次第を見ていたかったけれど―――
そんなことを思いながら、結末を見ることなくリオの母親はミストへ向かった。
そんな太陽によって、屋外だけでなく屋内にも温かな光が満ち溢れ始める。
ふと、何かが動き、布団の中から顔を出す。5歳くらいの子供だ。部屋に差し込む光は、彼の全体的に青みのある灰色の髪を映し出し、その顔立ちをあらわにする。
まだ幼いながらも、将来の有望ささえ感じさせる、整った顔立ち。彼が男だと知らなければ少女に見間違えることは間違いないだろう。
「あら、おはよう、リオ」
眠りから覚めた5歳くらいの子供に、見た目20歳前後の美少女と言っても差し支えない、美しい青みを帯びた黒髪の女性が声をかける。彼女の顔を見れば、リオの顔立ちも納得できるレベルである。
まるで人形のように整った顔立ちを持ち、遠目から見てもわかるほどにその肌は瑞々しい。これであと2年もたたずに30代なのだから、とんでもない美人である。
「おはよう、お母さん」
リオと呼ばれた子供は声をかけた女性に寝ぼけ眼のまま、どこか抜けたように挨拶をする。それはいつもと変わらない日常の風景だった。
「行ってきまーす」
朝食を食べたリオがさっさと家を出ていく。リオの母親はそんな後ろ姿に声をかける。
「リオ―、今日はお母さん、帰ってくるの遅くなるから!お昼は村長さんのところでいただくのよー!」
リオは一瞬振り返り大きく手を振り、そのままどこかへ去っていく。
「もう、少しは落ち着きを持ってほしいわ・・・」
母親は一人ごちる。
(まあ、あの人の子供だから無理かしらね?)
――母親はそう結論付け出かける支度を始めたのだった。
リオは家を出ると一直線に村の広場を目指す。
リオの住むユリアナ村は人口60人ほどの小さな村だ。中央にある広場を中心に円を描くように家々が建っている、この世界としては一般的な構造をした村である。
中央の広場は村人たちの憩いの場となっており、時折行商人が露店を出すこともある。
「おはよー、リオ」
「おはよう、ベラ君」
ベラと呼ばれた、リオと同年代の子供がリオに声をかける。年はリオより1つ上の6歳の少年。鮮やかなオレンジの髪は耳にかかるくらいまであり、顔立ちは少女と見間違うほどに可愛らしい。
「おおー、リオ!今日は珍しく早いな」
リオの姿を見つけた村の子供の1人が声をかける。
「うん、なんか、早く目が覚めて」
リオはそう答える。すると、なぜか夢を見たような気がした。
(・・・何か夢を見た気がするけど、なんだったのかな?)
少し疑問に思って考えるリオ。
「――い、おーい、リオー?」
「え?な、なに」
もう少しで思い出せそうなところでベラがリオに声をかける。
「急に黙り込むからさ。どうかしたの?」
ベラの問いにリオは首を振って答える。それを見たベラと村の子供は何をして遊ぶかリオに尋ねる。
「・・・僕はなんでもいいよ。ベラ君は?」
「オレ?オレは・・・前やった球蹴りをしたいな」
リオに尋ねられたベラは記憶を辿りながら答える。
「球蹴りが現状一番多い、か。よーし、じゃ、今日は球蹴りなー」
村の子供が既に集まっていた子供たちに宣言する。子供たちは弾かれたように2つの集団に分かれる。
「では、開始の合図はわしがしようかのぅ。・・・よーい、はじめじゃ」
広場のベンチに座っていた老人が球蹴りの開始を宣言する。
彼らが遊んでいる球蹴りとはサッカーとほぼ同じで、ゴールは両チーム共通。現在老人が座るベンチにどれだけ多くボールを当てて得点を取れるかを競うのである。
禁止行為は手の使用のみ。そして得点の条件はベンチにボールを当てることだが、ベンチに座る老人に当てると1点得点が引かれる。
子供たちは皆、わあわあ言いながらボールを追って動き回る。ちなみに、午後になると村に住む子供のほとんどが参加するのだが、その幅は広い。下は4歳、上は14歳と1回りくらい違う少年少女が参加するのである。
さらに遊びの種類によっては今回ベンチに座っている老人のような高齢者や20代30代の大人たちも参加してくる。それほどまでにユリアナ村に住む子供たちの遊びは幅広く、大人たちも童心に帰り楽しんでいるのだ。
「ふごぅっ・・・ミリナのチームは1点マイナスじゃの。・・・ごふぁ」
年長の少年が放ったシュートが老人に直撃し、老人がダウンする。
「ひええっ!ごめんなさーい!」
老人にボールを当てた少年は謝り倒す。
「いいんじゃ、いいんじゃ。若い子らはわしらみたいな老人は踏み倒していくものじゃ・・・」
横になった老人はそう言いながら青ざめている少年の頭を撫でる。しかし、少年は余計表情を真っ青にしていく。
行動は孫をあやす老人に見える。だが、老人の言った言葉と表情は子供たちの恐怖心を煽るには十分であった。―――本人は気づいていないが、その表情は般若そのものだからだ。これでも老人は笑顔のつもりなのだから、どこか浮かばれない。
今の少年は「獅子を目の前にした小鹿」といったところだろう。
「だーっはっはっは、グルセリアさん、その辺で離してやんな」
偶然現場を見ていた村の大人が老人に声をかける。老人は思い出したかのように起き上がり――
「おお、そうじゃのう。ほれ、これを持って皆のところへゆきなさい」
そう言って老人は手にしていたボールを少年に渡す。ボールを受け取った少年が脱兎のごとく子供たちの元へ逃げ帰ったのは言うまでもないだろう。
その後、午前中の球蹴りはいつも以上に慎重に行われた。ちなみに、午後になり人数が増えた後、再び老人ことグルセリアにボールが直撃したことは余談である。
時間はここからリオが家を出た時間に巻き戻る。
リオの背中を見送ったリオの母親はミストという町にいる夫を迎えに行くために準備をしていた。ユリアナ村とミストはわずか数時間で行き来ができるほど近く、また、彼女の妹の経営する宿がある。
「ひとまずこんなものかしらね」
彼女は化粧などの準備を終えると小さな鞄と護身用の短剣を持って家を後にする。
(そういえばあの子、今日はどんな遊びをしているのかしら?)
ふと気になり、彼女は村の広場に足を向ける。リオの家から広場までは5分もかからない為、彼女はすぐに広場に到着する。
そこでリオ達がしていたのは、以前リオが楽しそうに話していた球蹴りだった。楽しそうに遊ぶ子供たちを見て、思わず顔がほころぶリオの母親。
(・・・いい土産話ができたわね。あんまり遅くなるとまずいし、そろそろ行こうかしら)
そう思い彼女が背を向けた瞬間、背後でベンチに座っていた老人の声がした。
「ふごぅっ・・・ミリナのチームは1点マイナスじゃの。ごふぁ」
(ぐ、グルセリアさん!?)
思わず振り向くとグルセリアがベンチに横になったしたところだった。それから少し離れた場所では子供たちが、まるで悪戯がばれた時のように小さくなっていた。
やがてボールを当ててしまった張本人である少年が老人に謝り始める。
(あら、そろそろ行かないと間に合わないわ・・・)
出来ればもう少しいて事の次第を見ていたかったけれど―――
そんなことを思いながら、結末を見ることなくリオの母親はミストへ向かった。
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。
いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成!
この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。
戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。
これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。
彼の行く先は天国か?それとも...?
誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中!
現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる