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91.現代のモノ
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「だって、何かいいモノを見つけたからお義母様の肌や髪がそんなにキレイになったのでしょ!?」
お祖母様のこの発言には伯母様も強く頷いていた。
やっぱり女性にとって美容に関することは重要なのだろう。
お祖母様はさらに畳み掛ける。
「それに、お義母様だけじゃなくて屋敷で働いている使用人や騎士達の肌や髪だってキレイになってるじゃないですか!」
お祖母様はそう指摘しながらシーナ達の方をチラチラと見ていた。
ユファ婆さまやシーナ達使用人とガイアス達騎士の肌や髪がキレイなのは当たり前だろう。
毎日地下のお風呂に入り、俺が用意した石けんやシャンプー、女性陣はそれにプラスしてオールインワンジェルを使っているのだからね。毎日使えばそれだけ肌つやや髪質がよくなるのは当然だよね。
「あ~」
ユファ婆さまやシーナ達は納得した様子で頷いている。
本人達は当然自覚していることだろうからね。というか、最近はメイドや女性騎士達からよく「ありがとう」と言われることが増えたしね。
〉いいモノ=レイン
〉いいモノ=レイン=現代のモノを取り寄せ
〉いいモノ=レイン=現代のモノを取り寄せ=異常www
〉やっぱり異常www
〉安定した異常性www
〉異常で安定しちゃダメじゃんwww
〉でもそれがレインwww
〉いつも通りだろwww
《あぁいつも通りだな》
いつも通りすぎて反応することすらめんどくさくなってきている。
〉あっさり認めちゃったよwww
〉それでいいのかレインwww
〉もっと反応してくれよレインwww
〉まさかあきらてる?
〉それともあきられてる?
〉それより、とりあえず言えるのはそっちの世界にはない石けんやシャンプーを使っているからユファ婆さま達と婆さま達の肌つやや髪質に差が出てるってことだな
〉それよりってwww
〉身内にもあきられてるよwww
そりゃあ天丼を繰り返していたらあきるだろうな。
「やっぱり何か特別なモノを使っているのですね!?」
「教えてくださいお祖母様!」
ユファ婆さまの反応でそれを確信したお祖母様と伯母様がユファ婆さまに迫った。
〉必死www
〉伯母まで迫っちゃってるよwww
〉二人の圧が強っwww
〉女性にとって美容は最重要よね
〉これだけの差を見せつけられたなね~
〉これだけ必死になるのもわかるわ
〉女性陣にとっては笑えないね
迫られているユファ婆さまは特にひるんだりするようなこともなく、二人の視線を堂々と受け止めてながらチラッと俺の方を見てきた。
なので、バレないようにユファ婆さまの膝の上に小さなドローンを生み出す。
ユファ婆さまがドローンに気づいたのを確認してからノミサイズまで小さくして飛び上がり、耳元に着地すると小声で、
「俺のことを伝えるかどうかはユファ婆さまが決めてくれていいから」
僕の言葉を聞いたユファ婆さまはお祖母様と伯母様の顔を見た。
「教えるわけないだろう」
きっぱりと言いきった。
「え?」
《えぇ~》
まさか教えないと言うとは思わなかったので危うく声を出して叫んでしまいそうになった。
お祖母様や伯母様も教えないと言われるとは思わず、ポカンとした表情で固まってしまっていた。
〉まさかの教えない宣言www
〉これは予想外www
〉さすがユファ婆さまwww
〉こちらの考えの上をいったwww
〉やるぅ~www
〉婆さまも伯母もポカンとしちゃってるwww
〉仕方ないよねwww
〉教えないと言われたからねwww
「だから、教えないと言っているのよ」
やっぱりきっぱりと言いきる。
「ちょっ!お義母様!」
お祖母様も「はい、そうですか」と納得出来るわけもなく、ユファ婆さまに食って掛かっていった。
「だから」
「それでもどうか!」
食い気味に言葉を被せるお祖母様。
そんなお祖母様の姿にユファ婆さまはため息を吐いた。
〉ユファ婆さまが押されているwww
〉この圧力はなwww
〉かなり強いなwww
〉必死だなwww
〉女性なら必死になるわよね
〉これが普通よね
〉男性陣にはわからないことよね
男性陣が女性陣に呆れられているのを見つつも、ユファ婆さまとお祖母様の攻防を見つめる。
《ユファ婆さまはどうするつもりなのかね》
お祖母様のこの発言には伯母様も強く頷いていた。
やっぱり女性にとって美容に関することは重要なのだろう。
お祖母様はさらに畳み掛ける。
「それに、お義母様だけじゃなくて屋敷で働いている使用人や騎士達の肌や髪だってキレイになってるじゃないですか!」
お祖母様はそう指摘しながらシーナ達の方をチラチラと見ていた。
ユファ婆さまやシーナ達使用人とガイアス達騎士の肌や髪がキレイなのは当たり前だろう。
毎日地下のお風呂に入り、俺が用意した石けんやシャンプー、女性陣はそれにプラスしてオールインワンジェルを使っているのだからね。毎日使えばそれだけ肌つやや髪質がよくなるのは当然だよね。
「あ~」
ユファ婆さまやシーナ達は納得した様子で頷いている。
本人達は当然自覚していることだろうからね。というか、最近はメイドや女性騎士達からよく「ありがとう」と言われることが増えたしね。
〉いいモノ=レイン
〉いいモノ=レイン=現代のモノを取り寄せ
〉いいモノ=レイン=現代のモノを取り寄せ=異常www
〉やっぱり異常www
〉安定した異常性www
〉異常で安定しちゃダメじゃんwww
〉でもそれがレインwww
〉いつも通りだろwww
《あぁいつも通りだな》
いつも通りすぎて反応することすらめんどくさくなってきている。
〉あっさり認めちゃったよwww
〉それでいいのかレインwww
〉もっと反応してくれよレインwww
〉まさかあきらてる?
〉それともあきられてる?
〉それより、とりあえず言えるのはそっちの世界にはない石けんやシャンプーを使っているからユファ婆さま達と婆さま達の肌つやや髪質に差が出てるってことだな
〉それよりってwww
〉身内にもあきられてるよwww
そりゃあ天丼を繰り返していたらあきるだろうな。
「やっぱり何か特別なモノを使っているのですね!?」
「教えてくださいお祖母様!」
ユファ婆さまの反応でそれを確信したお祖母様と伯母様がユファ婆さまに迫った。
〉必死www
〉伯母まで迫っちゃってるよwww
〉二人の圧が強っwww
〉女性にとって美容は最重要よね
〉これだけの差を見せつけられたなね~
〉これだけ必死になるのもわかるわ
〉女性陣にとっては笑えないね
迫られているユファ婆さまは特にひるんだりするようなこともなく、二人の視線を堂々と受け止めてながらチラッと俺の方を見てきた。
なので、バレないようにユファ婆さまの膝の上に小さなドローンを生み出す。
ユファ婆さまがドローンに気づいたのを確認してからノミサイズまで小さくして飛び上がり、耳元に着地すると小声で、
「俺のことを伝えるかどうかはユファ婆さまが決めてくれていいから」
僕の言葉を聞いたユファ婆さまはお祖母様と伯母様の顔を見た。
「教えるわけないだろう」
きっぱりと言いきった。
「え?」
《えぇ~》
まさか教えないと言うとは思わなかったので危うく声を出して叫んでしまいそうになった。
お祖母様や伯母様も教えないと言われるとは思わず、ポカンとした表情で固まってしまっていた。
〉まさかの教えない宣言www
〉これは予想外www
〉さすがユファ婆さまwww
〉こちらの考えの上をいったwww
〉やるぅ~www
〉婆さまも伯母もポカンとしちゃってるwww
〉仕方ないよねwww
〉教えないと言われたからねwww
「だから、教えないと言っているのよ」
やっぱりきっぱりと言いきる。
「ちょっ!お義母様!」
お祖母様も「はい、そうですか」と納得出来るわけもなく、ユファ婆さまに食って掛かっていった。
「だから」
「それでもどうか!」
食い気味に言葉を被せるお祖母様。
そんなお祖母様の姿にユファ婆さまはため息を吐いた。
〉ユファ婆さまが押されているwww
〉この圧力はなwww
〉かなり強いなwww
〉必死だなwww
〉女性なら必死になるわよね
〉これが普通よね
〉男性陣にはわからないことよね
男性陣が女性陣に呆れられているのを見つつも、ユファ婆さまとお祖母様の攻防を見つめる。
《ユファ婆さまはどうするつもりなのかね》
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