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21.祀る気か!
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さて、数日前の宴会は開催理由はともかくとして、宴会としては楽しめたので良かったとしとくのじゃ。
しかし、明らかに披露宴のために用意した食材としては高級すぎる食材もあったので、やっぱりはなから宴会用として食材を集めておったのじゃろうな。
それも込みで楽しんだので文句は言わないのじゃがの。
そして今日もよろず屋へと足を運び、お客が全く来ない閑古鳥が鳴いている状況によしよしと頷くのじゃよ。
これがワシの思い描いていた状況であり、これが理想だったんじゃよ、と思いながらまったりとしたひとときに安らいでおったのじゃが、不意に魔法的な歪みを感じたのじゃよ。
感じたのじゃが、店の中の風景は変わらなかったので店ごとなのか、それともたまたま近くで何かが起きたのどちらかじゃろうな。
と思っておると、四季を筆頭に春や秋達アンドロイドが10人入ってきたのじゃよ。
「なんじゃ!?なんなんじゃよ!?」
驚いているワシをよそに、春がワシのところに来たかと思うと、いきなり持ち上げられて肩に乗せられたのじゃよ。
「それでは、リフォーム開始」
「リフォームってなんなのじゃ!」
ワシがそう問いかけているにもかかわらず、四季達は何も答えずに、ただただ魔法を放って壁や天井を吹き飛ばしたのじゃよ。
「ノーーーー!」
と、まさかの展開に叫んでみたのじゃが、壁や天井が無くなった外の景色は街中ではなく森の中じゃったのじゃよ。
なるほどのう。
さっき感じた魔法的な歪みはこのせいじゃったのじゃな。
これはシーズン商会の店舗の全てで使用している魔道具の効果で、建物の中に魔法空間を作り出すことによって、外観はそのままに中を広げられるという匠もびっくりなリフォームが出来るのじゃよ。
今回は中の設定を森にしておるから森なのじゃが、商会の店舗では階層を増やすために使っておるの。
しかもじゃ。
作り出されておるのは魔法空間じゃから、店の中で暴れ出す不埒者などを別の空間に隔離して捕まえることも出来るので、従業員と他のお客の安全を守ることも出来る一石二鳥な魔道具なのじゃよ。
というわけで、1家に1台どうじゃろうか?
今ならなんと全自動片付けお掃除機能もついたさらに高性能版で、お値段なんと大銀貨1枚という大盤振る舞いじゃ!
というわけで今買わずしていつ買うのじゃ!?
電話番号は………。
うむ。
変なテンションになってしまったの。
そのせいで通販番組みたいなことを言ってしまったのじゃよ。
自慢になるのじゃが、これ程の魔道具はワシにしか作れんがの。
じゃからこそ、作れた時はかなり興奮して叫んでしまったものじゃの。
とまぁ、現実逃避もこの辺にするかの。
というわけで目の前で四季達の手によって作り上げられていく物を見たのじゃが、どこからどう見ても神社じゃの。
それも、平安時代からある由緒正しい神社です、と紹介されても納得してしまうくらい荘厳で神秘的な雰囲気すらある神社なのじゃよ。
今まさに建設中とは思えぬのじゃよ。
まぁ、それも使っている木材や瓦などにそういった視覚的効果が付与されておるからじゃろうな。
しかし、なぜわざわざよろず屋の店の中を魔道具で拡張した上に森にし、さらにその中にわざわざ神社を立てておるのかがさっぱりわからぬ。
前にも言ったのじゃが、この世界には日本的な物が1つもないので、この見た目に圧倒されたり凄いと思ったりはしても、この建物が一体どういった物なのかは一目見ただけではわからぬじゃろう。
それに、ここは魔法空間の中なので、例えこれが神社じゃとわかる人間がいたところで誰もここに参拝にくることは出来ぬのじゃよ。
何も祀ってはおらぬので参拝に来られても困るのじゃがの。
まさか!ワシを祀る気か!?
なんてことは冗談でも思わぬのじゃよ。
そんなことをしようとすれば、ワシが思いっきり暴れることをこ奴らもわかっておるじゃろうからの。
じゃからこそ本気でわからぬの。
しかし、とりあえずは、
「春。大人しく見ておるから降ろしてくれるかの」
「わかりました」
素直に降ろしてくれたので、ワシも言葉通り大人しく見ることにするかの。
「この感じじゃと、本物の森の空気を循環させておるのかの?」
「はい。近くの森の空気を取り入れていますね」
ここで異世界あるある12じゃの。
異世界の空気は地球よりも澄んでいてきれいで美味しいと感じるのじゃよ。
まぁそれも当然じゃろうな。
なにせ、空気を悪くする排ガスを出すような物が一切ないし、自然も多いからの。
そんな世界の森の空気はさらに澄んだいい空気なので、すぐに違いがわかったのじゃよ。
「それで、なぜこんなことをしているのかの説明はしてくれるのかの?」
「それについては、神社が出来上がったのちに四季から聞いてください」
「つまり、お主は知らん、ということでいいのかの?」
「………」
黙り込んで目を反らすというわかりやすい反応で返事をしてくれたのじゃよ。
「つまり、お主は昨日のソゾシイとトラブーカーのような贄だということでよいのじゃな」
「贄、などという言い方はよくないと思いますね」
「つまり、お主は昨日のソゾシイやトラブーカーのような生贄だということでよいのじゃな?」
「略さずに言えばいいという問題ではありません。というか、略さず言ったことでより生々しく聞こえてくるので止めてください」
「つまり、昨日のあの2人は生贄ではなかったというのかの?」
「………。生贄ではありましたね」
少し考えたのちにあっさりと認めたの。
「そしたら今のお主はどうじゃ?」
「確かに、同じような立ち位置になっていますね」
「じゃろ?つまりそういうことじゃろ?」
「そういうことではないので拳を握らないでください」
春はワシの拳を握って押さえようとしてきたのじゃよ。
「昨日あの2人と話していた時に出た、ワシに勝てる1部の人間が何を言っておる」
「私は人間ではありませんのでマスターに勝てるのです」
その通りではあるの。
アンドロイドであるから人間というくくりに入れるのは間違っていると言えるじゃろう。
そして、アンドロイド達にはフル装備でも勝てる気がせんの。
「ならばよいな?」
「よくないですね」
「勝てるのだからよいな?」
「だからよくないですって」
「なぜじゃ?」
「マスターがよく言っているではないですか」
「何をじゃ?」
「訓練とは弱い者イジメをする場ではない、と」
確かに言っておるの。
そして、アンドロイド達から見ればワシは弱い者になるのでそう言われても仕方ないじゃろうな。
じゃが、
「どんな相手でも考えながら訓練すればいい経験になる、とも言っておるぞ」
例え自分より弱い相手との訓練でも、相手のすることに目新しさを感じることもあれば、その相手に教えることで自分のことを見つめ直すたりするので、何か意味を持って訓練すればいい経験になると思っておる。
それに、
「訓練じゃからこそ強者に挑むものじゃ、とも言っておるじゃろ」
実戦で強者と戦うことはよっぽどの緊急時以外はただの自殺行為としか言えないのでするべきではないが、訓練ではよっぽどのことがない限りは死ぬことがないので強者に挑み、経験を得るいいチャンスと言えるのじゃよ。
「………確かに言ってますが」
「ならば、の」
「の、じゃないですよ。の、じゃ。なんでああ言えばこう言うんですか」
「お主がこう言ってきたからああ言い返しただけじゃよ」
ワシにとってはそれだけなのに、なぜか春からは盛大なため息が返ってきたのじゃよ。
「なぜそんな反応なんじゃよ」
ため息を吐かれたことが不服だとジト目を向けておると、今度はホッとした息を春が吐いたのじゃ。
その行動の意味が一瞬わからなかったが、まさかと思って後ろを振り返ると、そこには桃が立っておったのじゃよ。
「マスタ~。お着替えしましょうね~」
くっ!この距離では逃げることは無理じゃ!
しかし、逃げられないなら時間を稼ぐしかないのじゃな!
という考えのもと、春に掴まることで耐えながら説得しようと思って手を伸ばしたのじゃが、桃の動きはそれよりも早く、あっさりとワシを抱きかかえると神社の方へ強制連行したのじゃよ。
「お着替えってなんじゃー!」
しかし、明らかに披露宴のために用意した食材としては高級すぎる食材もあったので、やっぱりはなから宴会用として食材を集めておったのじゃろうな。
それも込みで楽しんだので文句は言わないのじゃがの。
そして今日もよろず屋へと足を運び、お客が全く来ない閑古鳥が鳴いている状況によしよしと頷くのじゃよ。
これがワシの思い描いていた状況であり、これが理想だったんじゃよ、と思いながらまったりとしたひとときに安らいでおったのじゃが、不意に魔法的な歪みを感じたのじゃよ。
感じたのじゃが、店の中の風景は変わらなかったので店ごとなのか、それともたまたま近くで何かが起きたのどちらかじゃろうな。
と思っておると、四季を筆頭に春や秋達アンドロイドが10人入ってきたのじゃよ。
「なんじゃ!?なんなんじゃよ!?」
驚いているワシをよそに、春がワシのところに来たかと思うと、いきなり持ち上げられて肩に乗せられたのじゃよ。
「それでは、リフォーム開始」
「リフォームってなんなのじゃ!」
ワシがそう問いかけているにもかかわらず、四季達は何も答えずに、ただただ魔法を放って壁や天井を吹き飛ばしたのじゃよ。
「ノーーーー!」
と、まさかの展開に叫んでみたのじゃが、壁や天井が無くなった外の景色は街中ではなく森の中じゃったのじゃよ。
なるほどのう。
さっき感じた魔法的な歪みはこのせいじゃったのじゃな。
これはシーズン商会の店舗の全てで使用している魔道具の効果で、建物の中に魔法空間を作り出すことによって、外観はそのままに中を広げられるという匠もびっくりなリフォームが出来るのじゃよ。
今回は中の設定を森にしておるから森なのじゃが、商会の店舗では階層を増やすために使っておるの。
しかもじゃ。
作り出されておるのは魔法空間じゃから、店の中で暴れ出す不埒者などを別の空間に隔離して捕まえることも出来るので、従業員と他のお客の安全を守ることも出来る一石二鳥な魔道具なのじゃよ。
というわけで、1家に1台どうじゃろうか?
今ならなんと全自動片付けお掃除機能もついたさらに高性能版で、お値段なんと大銀貨1枚という大盤振る舞いじゃ!
というわけで今買わずしていつ買うのじゃ!?
電話番号は………。
うむ。
変なテンションになってしまったの。
そのせいで通販番組みたいなことを言ってしまったのじゃよ。
自慢になるのじゃが、これ程の魔道具はワシにしか作れんがの。
じゃからこそ、作れた時はかなり興奮して叫んでしまったものじゃの。
とまぁ、現実逃避もこの辺にするかの。
というわけで目の前で四季達の手によって作り上げられていく物を見たのじゃが、どこからどう見ても神社じゃの。
それも、平安時代からある由緒正しい神社です、と紹介されても納得してしまうくらい荘厳で神秘的な雰囲気すらある神社なのじゃよ。
今まさに建設中とは思えぬのじゃよ。
まぁ、それも使っている木材や瓦などにそういった視覚的効果が付与されておるからじゃろうな。
しかし、なぜわざわざよろず屋の店の中を魔道具で拡張した上に森にし、さらにその中にわざわざ神社を立てておるのかがさっぱりわからぬ。
前にも言ったのじゃが、この世界には日本的な物が1つもないので、この見た目に圧倒されたり凄いと思ったりはしても、この建物が一体どういった物なのかは一目見ただけではわからぬじゃろう。
それに、ここは魔法空間の中なので、例えこれが神社じゃとわかる人間がいたところで誰もここに参拝にくることは出来ぬのじゃよ。
何も祀ってはおらぬので参拝に来られても困るのじゃがの。
まさか!ワシを祀る気か!?
なんてことは冗談でも思わぬのじゃよ。
そんなことをしようとすれば、ワシが思いっきり暴れることをこ奴らもわかっておるじゃろうからの。
じゃからこそ本気でわからぬの。
しかし、とりあえずは、
「春。大人しく見ておるから降ろしてくれるかの」
「わかりました」
素直に降ろしてくれたので、ワシも言葉通り大人しく見ることにするかの。
「この感じじゃと、本物の森の空気を循環させておるのかの?」
「はい。近くの森の空気を取り入れていますね」
ここで異世界あるある12じゃの。
異世界の空気は地球よりも澄んでいてきれいで美味しいと感じるのじゃよ。
まぁそれも当然じゃろうな。
なにせ、空気を悪くする排ガスを出すような物が一切ないし、自然も多いからの。
そんな世界の森の空気はさらに澄んだいい空気なので、すぐに違いがわかったのじゃよ。
「それで、なぜこんなことをしているのかの説明はしてくれるのかの?」
「それについては、神社が出来上がったのちに四季から聞いてください」
「つまり、お主は知らん、ということでいいのかの?」
「………」
黙り込んで目を反らすというわかりやすい反応で返事をしてくれたのじゃよ。
「つまり、お主は昨日のソゾシイとトラブーカーのような贄だということでよいのじゃな」
「贄、などという言い方はよくないと思いますね」
「つまり、お主は昨日のソゾシイやトラブーカーのような生贄だということでよいのじゃな?」
「略さずに言えばいいという問題ではありません。というか、略さず言ったことでより生々しく聞こえてくるので止めてください」
「つまり、昨日のあの2人は生贄ではなかったというのかの?」
「………。生贄ではありましたね」
少し考えたのちにあっさりと認めたの。
「そしたら今のお主はどうじゃ?」
「確かに、同じような立ち位置になっていますね」
「じゃろ?つまりそういうことじゃろ?」
「そういうことではないので拳を握らないでください」
春はワシの拳を握って押さえようとしてきたのじゃよ。
「昨日あの2人と話していた時に出た、ワシに勝てる1部の人間が何を言っておる」
「私は人間ではありませんのでマスターに勝てるのです」
その通りではあるの。
アンドロイドであるから人間というくくりに入れるのは間違っていると言えるじゃろう。
そして、アンドロイド達にはフル装備でも勝てる気がせんの。
「ならばよいな?」
「よくないですね」
「勝てるのだからよいな?」
「だからよくないですって」
「なぜじゃ?」
「マスターがよく言っているではないですか」
「何をじゃ?」
「訓練とは弱い者イジメをする場ではない、と」
確かに言っておるの。
そして、アンドロイド達から見ればワシは弱い者になるのでそう言われても仕方ないじゃろうな。
じゃが、
「どんな相手でも考えながら訓練すればいい経験になる、とも言っておるぞ」
例え自分より弱い相手との訓練でも、相手のすることに目新しさを感じることもあれば、その相手に教えることで自分のことを見つめ直すたりするので、何か意味を持って訓練すればいい経験になると思っておる。
それに、
「訓練じゃからこそ強者に挑むものじゃ、とも言っておるじゃろ」
実戦で強者と戦うことはよっぽどの緊急時以外はただの自殺行為としか言えないのでするべきではないが、訓練ではよっぽどのことがない限りは死ぬことがないので強者に挑み、経験を得るいいチャンスと言えるのじゃよ。
「………確かに言ってますが」
「ならば、の」
「の、じゃないですよ。の、じゃ。なんでああ言えばこう言うんですか」
「お主がこう言ってきたからああ言い返しただけじゃよ」
ワシにとってはそれだけなのに、なぜか春からは盛大なため息が返ってきたのじゃよ。
「なぜそんな反応なんじゃよ」
ため息を吐かれたことが不服だとジト目を向けておると、今度はホッとした息を春が吐いたのじゃ。
その行動の意味が一瞬わからなかったが、まさかと思って後ろを振り返ると、そこには桃が立っておったのじゃよ。
「マスタ~。お着替えしましょうね~」
くっ!この距離では逃げることは無理じゃ!
しかし、逃げられないなら時間を稼ぐしかないのじゃな!
という考えのもと、春に掴まることで耐えながら説得しようと思って手を伸ばしたのじゃが、桃の動きはそれよりも早く、あっさりとワシを抱きかかえると神社の方へ強制連行したのじゃよ。
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