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第28章
失策
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その背後からはいつの間にか現れたのか武士の集団。一、二、三、四、五、六。六人いる。先頭の男の刀からは血が滴る。左京は背後から斬られたようだ。さくと左月は弥三郎とはるを守る様に距離を取って相対した。
「そなた達、何者ですか?」
さくは警戒感を露わに訊ねた。だが、男達は質問には答えない。皆でさくの全身を舐めるように視姦する。どうやら弥三郎の推理は正しかった様である。弥三郎は犠牲になった娘の火処から溢れ出る精を見て、賊は複数人だと言った。だが、さくは辻斬りは一人でするもの。複数の犯行である筈が無いとにべもなく一蹴してしまった。どうやら現われた六人と、さくが去勢した男の七人の犯行であるようだ。だが解せない。七人で結託して領内のおなごを襲って斬り捨てる?考えられない。そこから導き出せる答えは・・・・・一つ。
「そなたたちは本山の手の者ですね。」
左月は驚いたようにさくをチラリと見た。
「こ奴らは・・・・・本山の手の者なのですか?」
「そうです。単純な辻斬りなどでは無く、本山が陽動の為にこちらの領内に放った間者です。辻斬りと思わせて、領民の不安と不信を煽る算段。そうでしょう?」
賊の頭はにやりと笑う。
「ほう。なかなかに賢いおなごがおるな。嬲りがいがある。」
この言葉はさくの推理を追認するものであった。そういう事であったのか。そうとも知らず少人数でノコノコと弥三郎を連れて、多勢の敵の前に出向く事になろうとは・・・・。辻斬りを捕えて嬲って、弥三郎に止めを刺させるつもりが、逆に敵の包囲の中に入ってしまった。さくの失策である。更に悪い事に矛を切り取られた瀕死の男が、弥三郎を指差して皺枯れ声で叫んだ。
「この男こそ、後継者のあの弥三郎ぞ。首を獲れば大手柄じゃ。」
「何!本当か!」
賊の六人は色めき立つ。間髪入れずさくは密告した矛無し男の顔面を思いっきり蹴り飛ばす。男は気を失った。先ずは一人を戦闘不能に追いやった。残るは六人。こちらは弥三郎を入れて三人。左京は斬られ、はるは戦えない。弥三郎も人を斬れるか分からない。実質的には六対二か。かなり厳しい形勢である。どうしたものか・・・・・・。
「おい!」
思案するさくへ賊の頭目が呼びかける。
「大人しく弥三郎を差し出せ。さすれば三人は逃がしてやる。」
さくはチラリと弥三郎の顔を見る。蒼白の顔で怯えた犬の様な眼でさくを見てくる。さくは弥三郎が戦力にならない事を瞬時に察した。賊の頭は続けた。
「お前らに勝ち目はない。馬鹿殿と命運を共にする事はなかろう。全員殺されるよりかは良いだろう。」
「お断りです。」
さくはキッパリと要求を撥ね付けた。
「お前らの取る道はふたつ。弥三郎を差し出して、この場を逃れるか。全員皆殺しに合うかだ。逃げられぬぞ。」
さくは落ち着き払った態度で、微笑みを浮かべながら頭に言い放った。
「我らはどちらの道も行きません。三つ目の道を行きます。」
「三つ目の道だと?何を言っている?」
「そなたらを皆殺しにする三つ目の道があるではないですか。」
不敵に笑うさくに対し、賊の頭は表情を険しくさせた。
「威勢のいいおなごだ。殺すには惜しいが仕方ない。」
頭の合図と共に、賊は皆が抜刀する。さくは傍らの左月に言った。
「左月。そなたの命を預けて貰えますか。」
「はい。喜んで。」
左月は笑った。
「弥三郎様、はる。私達の傍から離れてはなりませんよ。」
二人がコクリと頷くのを見て、さくと左月も抜刀、臨戦態勢を取った。さくたちは弥三郎を守らんと防壁を張り、賊はそれを突破して、弥三郎を弑さんとする攻防である。さくと左月は距離を取って、牽制する。二人で六人を相手にせねばならないのだ。接近して一人ずつと遣り合うと、その間に残りの四人が弥三郎を襲う。そうさせない為に、無暗に仕掛ける事は出来ない。賊が一気に勝敗を決さんとジリジリ距離を詰めるのを、さくと左月は刀を薙いで、それをさせない。人数的には不利ではあったが、ここは草原での戦場ではない。狭い路地での戦闘である。二人で防壁を張れば、賊は全員で一気に斬り掛かるということは出来ないのである。地形を最大限に生かしたさくの知略が賊たちを上回った。戦線が膠着して賊たちが焦りを見せだした頃、さくの背後に居たはるに因って、戦況が動き出す。
「姫様。私が助けを呼んで参ります。」
そう言うと、はるはおもむろに城に向かって駆け出した。
「あっ!はる!離れては駄目です。戻りなさい。」
さくは賊の頭と対峙しながら叫んだが、はるには聞こえなかった。はるには武芸の事は分からない。現状がこちらに有利に運んでいる事など分からない。刀を振れない自分なりになんとか役に立とうと、助けを呼びに行こうと考えたのだが、それが戦況を不利に動かした。
「おい、お前ら。助けを呼ばせてはならぬ。行け。」
はるが走り去ったのを見て、頭は背後に居る仲間に指示する。二人がはるを阻止しようと、路地を回り込む為に走り出した。まずい。さくは敵と対峙しながら、こめかみを引き攣らせた。このままだとはるは斬られる。だが、さくと左月は目の前の賊と対峙している。どちらかが助けに行けば、残った一人は斬られる。防衛線を突破されて挟み撃ちに遭う。皆殺されるであろう。二人は動けなかった。残るは・・・・弥三郎。
「弥三郎様。賊が二人回り込んで、はるを追っています。このままでは、はるが斬られます。助けられるのは弥三郎様しかいません。」
「・・・・・・。」
返事は帰って来ない。さくは尚も語りかけた。
「弥三郎様。怖気づいてる場合ではないのです。弥三郎様が行かなければ、はるは殺されます。確実に。」
「・・・・・・。」
「助けられるのはあなた様だけ。今までの鍛錬の成果を見せるのは、今で御座います。」
「・・・・私には、無理だ・・・。」
さくは弥三郎の益体の無さに唇を噛み締めた。時は一刻を争うにも関わらず、この馬鹿は。
「出来るか出来ないか聞いているのではありません。やるんです。弥三郎様ならやれます。自分の力を信じて。」
「だけど・・・・・。」
「ゴチャゴチャと五月蠅い。今やらなければ何時やるのです!自分を信じないのであれば、何をやっても無意味。今までの鍛錬を無駄になさるおつもりですか。」
「・・・・・・。」
さくは目の前の賊を牽制して刀を薙ぎながら怒鳴り付ける。
「自分の臣下をむざむざと見殺しにして、弥三郎様はこの先、のうのうと生きるおつもりか。もはや、主としての器量無し。助けに行かぬのであれば、ここでお腹を召しなされ!」
自分の不甲斐なさに激高する、さくの気迫に触れた弥三郎の脳裏に過るのは、さくとの鍛錬の日々。自分はもう、今までの自分ではない。それを証明するのは・・・・・今だ!弥三郎の目に力が宿る。
「さく。ここを頼んだ。はるの方は私に任せよ!」
力強い言葉を残して弥三郎は駆け出した。さくはその足音を背後に聞いて、息をふう~と吐く。やっと行った。全く手の掛かる若殿だなあという溜息である。だが、心配はしていない。今の弥三郎ならば、賊の二人ぐらい遅れは取らない。そう育ててきた自負があった。問題は殺せるかだ。殺し合いで勝敗を分けるのは剣の腕では無く、殺意が相手より上回るかどうかだ。本当は傍に付いててやりたいが、この状況では独り立ちを願うしかない。さくの心中を知ってか知らずか、賊の頭が刀を突きつけながら、笑った。
「何が可笑しいのですか。」
「いや、なに、お主らの頭の鈍さが可笑しいのよ。」
「どういう事ですか?」
「戦況はそちらに有利だった。弥三郎の首は諦めばならぬかと思っていた所に、わざわざ首をくれるというのだからな。」
頭は背後に回り込んだ二人が、はる共々、弥三郎の首を獲ると思っている様だった。
「獲れませんよ。そなたらに弥三郎様の首は。」
今度はさくが不敵に笑みを浮かべた。さくは信じていた。愛する弥三郎を。
「そなた達、何者ですか?」
さくは警戒感を露わに訊ねた。だが、男達は質問には答えない。皆でさくの全身を舐めるように視姦する。どうやら弥三郎の推理は正しかった様である。弥三郎は犠牲になった娘の火処から溢れ出る精を見て、賊は複数人だと言った。だが、さくは辻斬りは一人でするもの。複数の犯行である筈が無いとにべもなく一蹴してしまった。どうやら現われた六人と、さくが去勢した男の七人の犯行であるようだ。だが解せない。七人で結託して領内のおなごを襲って斬り捨てる?考えられない。そこから導き出せる答えは・・・・・一つ。
「そなたたちは本山の手の者ですね。」
左月は驚いたようにさくをチラリと見た。
「こ奴らは・・・・・本山の手の者なのですか?」
「そうです。単純な辻斬りなどでは無く、本山が陽動の為にこちらの領内に放った間者です。辻斬りと思わせて、領民の不安と不信を煽る算段。そうでしょう?」
賊の頭はにやりと笑う。
「ほう。なかなかに賢いおなごがおるな。嬲りがいがある。」
この言葉はさくの推理を追認するものであった。そういう事であったのか。そうとも知らず少人数でノコノコと弥三郎を連れて、多勢の敵の前に出向く事になろうとは・・・・。辻斬りを捕えて嬲って、弥三郎に止めを刺させるつもりが、逆に敵の包囲の中に入ってしまった。さくの失策である。更に悪い事に矛を切り取られた瀕死の男が、弥三郎を指差して皺枯れ声で叫んだ。
「この男こそ、後継者のあの弥三郎ぞ。首を獲れば大手柄じゃ。」
「何!本当か!」
賊の六人は色めき立つ。間髪入れずさくは密告した矛無し男の顔面を思いっきり蹴り飛ばす。男は気を失った。先ずは一人を戦闘不能に追いやった。残るは六人。こちらは弥三郎を入れて三人。左京は斬られ、はるは戦えない。弥三郎も人を斬れるか分からない。実質的には六対二か。かなり厳しい形勢である。どうしたものか・・・・・・。
「おい!」
思案するさくへ賊の頭目が呼びかける。
「大人しく弥三郎を差し出せ。さすれば三人は逃がしてやる。」
さくはチラリと弥三郎の顔を見る。蒼白の顔で怯えた犬の様な眼でさくを見てくる。さくは弥三郎が戦力にならない事を瞬時に察した。賊の頭は続けた。
「お前らに勝ち目はない。馬鹿殿と命運を共にする事はなかろう。全員殺されるよりかは良いだろう。」
「お断りです。」
さくはキッパリと要求を撥ね付けた。
「お前らの取る道はふたつ。弥三郎を差し出して、この場を逃れるか。全員皆殺しに合うかだ。逃げられぬぞ。」
さくは落ち着き払った態度で、微笑みを浮かべながら頭に言い放った。
「我らはどちらの道も行きません。三つ目の道を行きます。」
「三つ目の道だと?何を言っている?」
「そなたらを皆殺しにする三つ目の道があるではないですか。」
不敵に笑うさくに対し、賊の頭は表情を険しくさせた。
「威勢のいいおなごだ。殺すには惜しいが仕方ない。」
頭の合図と共に、賊は皆が抜刀する。さくは傍らの左月に言った。
「左月。そなたの命を預けて貰えますか。」
「はい。喜んで。」
左月は笑った。
「弥三郎様、はる。私達の傍から離れてはなりませんよ。」
二人がコクリと頷くのを見て、さくと左月も抜刀、臨戦態勢を取った。さくたちは弥三郎を守らんと防壁を張り、賊はそれを突破して、弥三郎を弑さんとする攻防である。さくと左月は距離を取って、牽制する。二人で六人を相手にせねばならないのだ。接近して一人ずつと遣り合うと、その間に残りの四人が弥三郎を襲う。そうさせない為に、無暗に仕掛ける事は出来ない。賊が一気に勝敗を決さんとジリジリ距離を詰めるのを、さくと左月は刀を薙いで、それをさせない。人数的には不利ではあったが、ここは草原での戦場ではない。狭い路地での戦闘である。二人で防壁を張れば、賊は全員で一気に斬り掛かるということは出来ないのである。地形を最大限に生かしたさくの知略が賊たちを上回った。戦線が膠着して賊たちが焦りを見せだした頃、さくの背後に居たはるに因って、戦況が動き出す。
「姫様。私が助けを呼んで参ります。」
そう言うと、はるはおもむろに城に向かって駆け出した。
「あっ!はる!離れては駄目です。戻りなさい。」
さくは賊の頭と対峙しながら叫んだが、はるには聞こえなかった。はるには武芸の事は分からない。現状がこちらに有利に運んでいる事など分からない。刀を振れない自分なりになんとか役に立とうと、助けを呼びに行こうと考えたのだが、それが戦況を不利に動かした。
「おい、お前ら。助けを呼ばせてはならぬ。行け。」
はるが走り去ったのを見て、頭は背後に居る仲間に指示する。二人がはるを阻止しようと、路地を回り込む為に走り出した。まずい。さくは敵と対峙しながら、こめかみを引き攣らせた。このままだとはるは斬られる。だが、さくと左月は目の前の賊と対峙している。どちらかが助けに行けば、残った一人は斬られる。防衛線を突破されて挟み撃ちに遭う。皆殺されるであろう。二人は動けなかった。残るは・・・・弥三郎。
「弥三郎様。賊が二人回り込んで、はるを追っています。このままでは、はるが斬られます。助けられるのは弥三郎様しかいません。」
「・・・・・・。」
返事は帰って来ない。さくは尚も語りかけた。
「弥三郎様。怖気づいてる場合ではないのです。弥三郎様が行かなければ、はるは殺されます。確実に。」
「・・・・・・。」
「助けられるのはあなた様だけ。今までの鍛錬の成果を見せるのは、今で御座います。」
「・・・・私には、無理だ・・・。」
さくは弥三郎の益体の無さに唇を噛み締めた。時は一刻を争うにも関わらず、この馬鹿は。
「出来るか出来ないか聞いているのではありません。やるんです。弥三郎様ならやれます。自分の力を信じて。」
「だけど・・・・・。」
「ゴチャゴチャと五月蠅い。今やらなければ何時やるのです!自分を信じないのであれば、何をやっても無意味。今までの鍛錬を無駄になさるおつもりですか。」
「・・・・・・。」
さくは目の前の賊を牽制して刀を薙ぎながら怒鳴り付ける。
「自分の臣下をむざむざと見殺しにして、弥三郎様はこの先、のうのうと生きるおつもりか。もはや、主としての器量無し。助けに行かぬのであれば、ここでお腹を召しなされ!」
自分の不甲斐なさに激高する、さくの気迫に触れた弥三郎の脳裏に過るのは、さくとの鍛錬の日々。自分はもう、今までの自分ではない。それを証明するのは・・・・・今だ!弥三郎の目に力が宿る。
「さく。ここを頼んだ。はるの方は私に任せよ!」
力強い言葉を残して弥三郎は駆け出した。さくはその足音を背後に聞いて、息をふう~と吐く。やっと行った。全く手の掛かる若殿だなあという溜息である。だが、心配はしていない。今の弥三郎ならば、賊の二人ぐらい遅れは取らない。そう育ててきた自負があった。問題は殺せるかだ。殺し合いで勝敗を分けるのは剣の腕では無く、殺意が相手より上回るかどうかだ。本当は傍に付いててやりたいが、この状況では独り立ちを願うしかない。さくの心中を知ってか知らずか、賊の頭が刀を突きつけながら、笑った。
「何が可笑しいのですか。」
「いや、なに、お主らの頭の鈍さが可笑しいのよ。」
「どういう事ですか?」
「戦況はそちらに有利だった。弥三郎の首は諦めばならぬかと思っていた所に、わざわざ首をくれるというのだからな。」
頭は背後に回り込んだ二人が、はる共々、弥三郎の首を獲ると思っている様だった。
「獲れませんよ。そなたらに弥三郎様の首は。」
今度はさくが不敵に笑みを浮かべた。さくは信じていた。愛する弥三郎を。
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