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村亡編
476.黄霊酒ってなに?2
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「ルカさん、黄霊酒に付いてもう少し詳しく訊いてもいいですか?」
ダリアはルカの口にした黄霊酒と言う古酒が気になるらしい。
宿に戻る最中、時間もあるということで、ダリアは積極的になる。
この貴重な時間を過ごす気満々で、ルカはダリアの期待に応えてあげることにした。
「もちろんいいよ。だけど私も詳しくは知らないんだ」
「そうなんですか?」
「うん。さっきも口走ったけど、黄霊酒は二千年より以前には知られていたけれど、千年前にはその存在は古文書の中にしか残っていない、とても貴重な代物で、まさに幻の古酒と言っても良いんだよ」
「幻の古酒……古酒に付いては分からないですけど、なんだかワクワクする単語ですね!」
「そうだね。確かにワクワクはするかもね」
黄霊酒は幻の古酒とされている。その製法も曖昧で、特にどんな効果が秘められているのかも分かってはいない。
けれど幻の古酒であり、マニアにとっては大変貴重な名酒と名が付けられているだけでも箔がある。
ただそれだけのために高額な価値が付けられてもおかしくはなく、何も分からない中でもワクワクした。
「ルカさん、黄霊酒の存在は何処から?」
「何処からって言われても、黄霊酒は私の生まれ育った国、ヒノモトと関係の深いシンラで伝わっていたものを、私なりに調べただけだよ。つまりは延長線上にあった情報を模索しただけかな」
「それはかなりの労力と根気を要求するのではないでしょうか?」
「それはそうかもね。でも、調べるのは大変だったよ。なにしろよく分かっていなかったから」
ブルースターの質問も素早く処理した。
黄霊酒。それはシンラと呼ばれる過去の大国で伝わっていた代物。
私の生まれ育った国からほど近く、昔から貿易も交流も盛んで、色々な文化が入って来ていた。その中でも黄霊酒は幻の古酒であり、微かな情報でしかなかった。
けれどその情報をより一層煮詰めて行けば、面白いことが分かった。
何でも黄霊酒には体内に発生した毒性の魔素を散らしてくれるらしいのだ。
「黄霊酒には体内で発生した余分な魔力の根本、即ち邪悪な負の魔素を散らして体外へと放出してくれる効果があるんだよ」
「そうなんですか!? じゃ、じゃあ、さっき酒壺のお酒を垂らしていたのも……」
「本当は飲んだ方が良いんだけどね。時間も効率も良くなかったから、皮膚から直接飲んで貰ったんだよ」
ルカがやったのは正しくはない黄霊酒の使い方。一歩間違えれば大変なことになっていた。
だからこそ賭けに打ち勝ったのだが、元を辿ればこの土地の魔素を吸収していた悪魔の仕業に他ならない。
「そう言えばルカさん、どうして黄霊酒は古文書にしか載っていない、まるで知られないお酒になってしまったんですか?」
「やっぱり気になるよね」
「は、はい。ルカさんは理由が分かっているんですよね?」
「確かに効果は絶大。だけど黄霊酒を作るための工程も複雑で、なによりも材料の入手が難しいから、魔法使い全盛の時代に入るまでには廃れてしまったんだよ。まあ、時代の流れが追い付くまで持たなかったんだね」
時間の流れは本当に残酷だ。
ほんの少しでも時間の流れにズレが生まれれば、それだけで輝けたものも多い。
魔法使いの中にもあの激動の千年前に生まれていれば活躍できたかもしれない。
そんな報われぬ魂を嘆く気持ちが芽生える中、すぐにでも不要なものだと切り捨てた。
「あの、ルカさん……」
「気にしなくてもいいよ。今の時代には関係の無い話だから」
「それはそうですけど、なんだか儚いです」
「それが時間だよ。って、時空系魔術の使い手がなにを言ってるのかな?」
ルカは自分で自分のことを慰めた。
薄ら笑いを浮かべるだけで何かできる訳でもない。
時間が経つことの儚さを心身共に受け止めると、ブルースターは気になることを訊ねた。
「ルカさん、先程話していた黄霊酒ですが、材料の入手が高いと言っていましたよね? ちなみにですが、材料と言うのは」
「それは聞かない方が良いよ」
「「えっ?」」
ルカは言葉を濁した。ブルースターの問いを真っ向から遮断する。
ダリアとブルースターはそんなルカの態度に違和感を覚えた。
今までは質問した問いにルカはすんなり答えていた。けれど答えることすら憚られるみたいに口を噤んでしまう。一体何故? そう思われても不思議ではなく、ダリアとブルースターは詰める。
「どうしてですか、ルカさん!」
「そうですよルカさん。一体なにを隠しているんですか?」
「隠しているつもりはないよ。だけど訊く必要はないかな。むしろ聞いたら気分を害するだけだよ」
ルカはダリアとブルースター抑え込もうとする。
しかしその思いは通じない。ダリアもブルースターも、必要のない覚悟を見せていた。
「大丈夫です、ルカさん。私達は魔術師ですよ!」
「後学のためにも是非とも知っておきたいです。ルカさん、改めてお願いします」
「うーん、そこまで熱くなられるとこっちがなー」
面倒なことになる前に阻止する。それがルカなりの心情だった。
けれどここまで来てしまうと、逆にその心情が足枷になる。
ダリアとブルースター。二人の強い思いを受け、ルカは迷いながらも耳打ちする。
「分かった。それじゃあ教えるから耳を貸して」
「「はい」」
「えっとね……」
ルカはダリアとブルースターの耳元で材料を教える。
黄霊酒の材料。それは動物のアレとか、人間のああした姿に、飲んじゃいけないアレとソレ、それから諸々を口走ると、徐々に表情が濁って行く。
更にルカは追い打ちを掛けるように必要のない工程まで軽く伝えた。
すると二人の顔色が青白くなっていき、次第に紫色へと変化する。
非常に悪い顔色を目の当たりにし、ルカは口を閉ざした。
「「うえっ」」
ダリアとブルースターはルカの言葉攻めから解放されると、すぐに踵を返す。
暗闇の中へと消えて行くと、ルカは後ろ姿を追い掛けることはしない。
むしろ追いかけるのは億劫だった。
「だと思ったよ。そうなるから教えたくなかったんだ」
ルカは肩を落として落胆する。
こうなることは鼻っから予想ができていた。
ダリアとブルースターは口を押えると、嗚咽を漏らしながら道端に蹲ると、ルカが教えた気色の悪い材料の数々に脳内を支配され、追い出すのに苦労していた。
ダリアはルカの口にした黄霊酒と言う古酒が気になるらしい。
宿に戻る最中、時間もあるということで、ダリアは積極的になる。
この貴重な時間を過ごす気満々で、ルカはダリアの期待に応えてあげることにした。
「もちろんいいよ。だけど私も詳しくは知らないんだ」
「そうなんですか?」
「うん。さっきも口走ったけど、黄霊酒は二千年より以前には知られていたけれど、千年前にはその存在は古文書の中にしか残っていない、とても貴重な代物で、まさに幻の古酒と言っても良いんだよ」
「幻の古酒……古酒に付いては分からないですけど、なんだかワクワクする単語ですね!」
「そうだね。確かにワクワクはするかもね」
黄霊酒は幻の古酒とされている。その製法も曖昧で、特にどんな効果が秘められているのかも分かってはいない。
けれど幻の古酒であり、マニアにとっては大変貴重な名酒と名が付けられているだけでも箔がある。
ただそれだけのために高額な価値が付けられてもおかしくはなく、何も分からない中でもワクワクした。
「ルカさん、黄霊酒の存在は何処から?」
「何処からって言われても、黄霊酒は私の生まれ育った国、ヒノモトと関係の深いシンラで伝わっていたものを、私なりに調べただけだよ。つまりは延長線上にあった情報を模索しただけかな」
「それはかなりの労力と根気を要求するのではないでしょうか?」
「それはそうかもね。でも、調べるのは大変だったよ。なにしろよく分かっていなかったから」
ブルースターの質問も素早く処理した。
黄霊酒。それはシンラと呼ばれる過去の大国で伝わっていた代物。
私の生まれ育った国からほど近く、昔から貿易も交流も盛んで、色々な文化が入って来ていた。その中でも黄霊酒は幻の古酒であり、微かな情報でしかなかった。
けれどその情報をより一層煮詰めて行けば、面白いことが分かった。
何でも黄霊酒には体内に発生した毒性の魔素を散らしてくれるらしいのだ。
「黄霊酒には体内で発生した余分な魔力の根本、即ち邪悪な負の魔素を散らして体外へと放出してくれる効果があるんだよ」
「そうなんですか!? じゃ、じゃあ、さっき酒壺のお酒を垂らしていたのも……」
「本当は飲んだ方が良いんだけどね。時間も効率も良くなかったから、皮膚から直接飲んで貰ったんだよ」
ルカがやったのは正しくはない黄霊酒の使い方。一歩間違えれば大変なことになっていた。
だからこそ賭けに打ち勝ったのだが、元を辿ればこの土地の魔素を吸収していた悪魔の仕業に他ならない。
「そう言えばルカさん、どうして黄霊酒は古文書にしか載っていない、まるで知られないお酒になってしまったんですか?」
「やっぱり気になるよね」
「は、はい。ルカさんは理由が分かっているんですよね?」
「確かに効果は絶大。だけど黄霊酒を作るための工程も複雑で、なによりも材料の入手が難しいから、魔法使い全盛の時代に入るまでには廃れてしまったんだよ。まあ、時代の流れが追い付くまで持たなかったんだね」
時間の流れは本当に残酷だ。
ほんの少しでも時間の流れにズレが生まれれば、それだけで輝けたものも多い。
魔法使いの中にもあの激動の千年前に生まれていれば活躍できたかもしれない。
そんな報われぬ魂を嘆く気持ちが芽生える中、すぐにでも不要なものだと切り捨てた。
「あの、ルカさん……」
「気にしなくてもいいよ。今の時代には関係の無い話だから」
「それはそうですけど、なんだか儚いです」
「それが時間だよ。って、時空系魔術の使い手がなにを言ってるのかな?」
ルカは自分で自分のことを慰めた。
薄ら笑いを浮かべるだけで何かできる訳でもない。
時間が経つことの儚さを心身共に受け止めると、ブルースターは気になることを訊ねた。
「ルカさん、先程話していた黄霊酒ですが、材料の入手が高いと言っていましたよね? ちなみにですが、材料と言うのは」
「それは聞かない方が良いよ」
「「えっ?」」
ルカは言葉を濁した。ブルースターの問いを真っ向から遮断する。
ダリアとブルースターはそんなルカの態度に違和感を覚えた。
今までは質問した問いにルカはすんなり答えていた。けれど答えることすら憚られるみたいに口を噤んでしまう。一体何故? そう思われても不思議ではなく、ダリアとブルースターは詰める。
「どうしてですか、ルカさん!」
「そうですよルカさん。一体なにを隠しているんですか?」
「隠しているつもりはないよ。だけど訊く必要はないかな。むしろ聞いたら気分を害するだけだよ」
ルカはダリアとブルースター抑え込もうとする。
しかしその思いは通じない。ダリアもブルースターも、必要のない覚悟を見せていた。
「大丈夫です、ルカさん。私達は魔術師ですよ!」
「後学のためにも是非とも知っておきたいです。ルカさん、改めてお願いします」
「うーん、そこまで熱くなられるとこっちがなー」
面倒なことになる前に阻止する。それがルカなりの心情だった。
けれどここまで来てしまうと、逆にその心情が足枷になる。
ダリアとブルースター。二人の強い思いを受け、ルカは迷いながらも耳打ちする。
「分かった。それじゃあ教えるから耳を貸して」
「「はい」」
「えっとね……」
ルカはダリアとブルースターの耳元で材料を教える。
黄霊酒の材料。それは動物のアレとか、人間のああした姿に、飲んじゃいけないアレとソレ、それから諸々を口走ると、徐々に表情が濁って行く。
更にルカは追い打ちを掛けるように必要のない工程まで軽く伝えた。
すると二人の顔色が青白くなっていき、次第に紫色へと変化する。
非常に悪い顔色を目の当たりにし、ルカは口を閉ざした。
「「うえっ」」
ダリアとブルースターはルカの言葉攻めから解放されると、すぐに踵を返す。
暗闇の中へと消えて行くと、ルカは後ろ姿を追い掛けることはしない。
むしろ追いかけるのは億劫だった。
「だと思ったよ。そうなるから教えたくなかったんだ」
ルカは肩を落として落胆する。
こうなることは鼻っから予想ができていた。
ダリアとブルースターは口を押えると、嗚咽を漏らしながら道端に蹲ると、ルカが教えた気色の悪い材料の数々に脳内を支配され、追い出すのに苦労していた。
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