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◇546 奇襲は成功、けれど……
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「後味最悪ね」
「ん?」
アキラたちは再び走り出していた。
要塞の中をグルグル回って行く。
とりあえずと言うべきか、事なきは無事に得られた。
あの後、もはや戦意すら残っていなかった敵プレイヤーたちを、一方的に倒すことになった。
そうしないとダメなのは分かっていたが、最後まで抵抗したからだ。
そのせいか、一方的な攻撃になってしまい、後味は最悪以外の何物でも無い。
「確かにアレは、あまりにも一方的な虐殺になってしまいましたね」
「うん。気持ち良くは無かったね」
「しかもさー、つまんなかったよー」
アキラたちもボヤいてしまった。
そのせいだろうか、暗い雰囲気が立ち込める。
そんな悪いムードを断ち切るように、Nightはバッサリ切り捨てた。
「最後まで抵抗はしたんだ。その過程で倒したのであれば、相手にとっても本望だろ。抵抗する暇も無く倒される方がよっぽど悔しい筈だ」
Nightの言葉は確かにそうだと言えた。
けれどそれでは、自分たちがした奇襲戦がなんだったのか言葉にできない。
そのせいだろうか? アキラたちはやはり納得ができない。
「奇襲って、難しいね」
「そうだな。だが嵌れば強力な武器になる」
「嵌らなかったら?」
「そのままやられるだけだ。そもそもの話、奇襲とは、成功が保証されていない戦略だ。それ故に、上手く行けば、全体的な勝利指数を引き上げてくれる。一つの奇襲が成功するだけで、敵には衝撃を与え、それだけ戦意を喪失し、主導権を奪う権利が得られる。その可能性のために危険を被ること。投入した資源と努力で成果を上げる。それが奇襲で、私たちの行動で、同じ要塞の仲間たちが助かるという訳だ。だから、恥じることは無い。気に病む必要もない。それは誰に対しても失礼で、これも立派な作戦だ」
Nightはそう言って説き伏せる。
強い言葉、ではないのだろうが、それでも的は射ている。
ネットの書かれているような文言ではあったが、それを自分の言葉として落とし込み、アキラたちに響かせる。すると何だか諦めが付き、いつも通り理解と納得が追ってきた。
「それじゃあ仕方ないってことだよね」
「そうだ。それにこれでなにか変わった筈だ」
「変わった? なにが変わったのよ」
「ここまでの道中で敵プレイヤーと接敵していない。これが最大の功績だな」
確かにここまで長い廊下をひたすら曲がりながら進んでいる。
しかも足音は立てていて、騒がしかった。
にもかかわらず誰一人として襲ってこない。
プレイヤーと接敵する気配さえ無く、アキラたちは不思議に思った。
「もしかして、あそこにいた人たちで全部?」
「それはあるだろうな。あんな場所、守っても仕方がない」
「守ってもって、それじゃあなんのためにいたのよ。もしかして、捨て駒ってこと?」
ベルの言葉は辛辣だ。けれどそうとも捉えることができる。
アキラたちはNightの見解を訊こうと耳を傾けた。
するとNightの口が開くと同時に、物音が壁と廊下を挟んだ向こうから聞こえて来る。
「な、なんだろう、この音」
「恐らくは、この向こうで戦っているんだろう」
「戦っているのー。それじゃあ私たちもいよいよ参戦だねー」
「バカか。参戦はしない……が、参ったな」
拳をかち合わせるフェルノ期待をへし折ったNight。
しかしその表情は明るくない。
むしろ困り顔で、唇を噛んでいた。
「どうしたの、Night?」
「要塞を完全制圧するには、この先にある、中枢にあるコアを落とさなければいけない」
「では、そちらを今から制圧しに向かえばいいのですね」
「簡単ね。やることがシンプルで助かるわ」
確かにやることはシンプルだった。
けれどそのシンプルさ故に、構造が面倒なことになっている。
「そう言ってられない状況だ。この先、そこの曲がり角の向こうを見てみろ」
「あっ、目的地までの最後の曲がり角だよね。えっと、うわぁ!?」
アキラは曲がり角から顔を覗かせる。
すると先に広がる光景に、つい声を出してしまった。
「おい、静かにしろ。気付かれたらどうするつもりだ!」
「ご、ごめんね」
アキラはNightに怒られてしまった。
しょんぼりするアキラだったが、フェルノたちも曲がる角から覗き込む。
すると声を出してしまい、再びNightに怒られた。
「おい、声は出すな」
「ご、ごめーん。でもさ、あれなに?」
フェルノの疑問は最もだった。
指を指したまま、表情がぎこちなくなる。
これじゃあ奇襲も意味が無い。そう思わせられてしまう。
「フェルノさんの言う通りですよ。Nightさん、これは一体?」
「見ての通りだ」
「見ての通りって、なんで“乱戦になってるの”よ!」
曲がり角を抜けた先、そこには大広間が広がっている。
その奥には固く閉ざされた扉もあり、如何にもな雰囲気を漂わせてくれる。
当然敵プレイヤーも何人も居て、非常に危険。
けれどNightの算段だと、上手く切り抜ける策は用意していた。しかし、それも仕えない。
「私たちの初動だな。あれは散々だった」
もはやその策も使えない。
敵味方が入り混じる乱戦が繰り広げられていて、全員が血走っている。
この状況で切り抜けるのは大概で、Nightは頭を悩まされ、アキラたちも動けなかった。
「ん?」
アキラたちは再び走り出していた。
要塞の中をグルグル回って行く。
とりあえずと言うべきか、事なきは無事に得られた。
あの後、もはや戦意すら残っていなかった敵プレイヤーたちを、一方的に倒すことになった。
そうしないとダメなのは分かっていたが、最後まで抵抗したからだ。
そのせいか、一方的な攻撃になってしまい、後味は最悪以外の何物でも無い。
「確かにアレは、あまりにも一方的な虐殺になってしまいましたね」
「うん。気持ち良くは無かったね」
「しかもさー、つまんなかったよー」
アキラたちもボヤいてしまった。
そのせいだろうか、暗い雰囲気が立ち込める。
そんな悪いムードを断ち切るように、Nightはバッサリ切り捨てた。
「最後まで抵抗はしたんだ。その過程で倒したのであれば、相手にとっても本望だろ。抵抗する暇も無く倒される方がよっぽど悔しい筈だ」
Nightの言葉は確かにそうだと言えた。
けれどそれでは、自分たちがした奇襲戦がなんだったのか言葉にできない。
そのせいだろうか? アキラたちはやはり納得ができない。
「奇襲って、難しいね」
「そうだな。だが嵌れば強力な武器になる」
「嵌らなかったら?」
「そのままやられるだけだ。そもそもの話、奇襲とは、成功が保証されていない戦略だ。それ故に、上手く行けば、全体的な勝利指数を引き上げてくれる。一つの奇襲が成功するだけで、敵には衝撃を与え、それだけ戦意を喪失し、主導権を奪う権利が得られる。その可能性のために危険を被ること。投入した資源と努力で成果を上げる。それが奇襲で、私たちの行動で、同じ要塞の仲間たちが助かるという訳だ。だから、恥じることは無い。気に病む必要もない。それは誰に対しても失礼で、これも立派な作戦だ」
Nightはそう言って説き伏せる。
強い言葉、ではないのだろうが、それでも的は射ている。
ネットの書かれているような文言ではあったが、それを自分の言葉として落とし込み、アキラたちに響かせる。すると何だか諦めが付き、いつも通り理解と納得が追ってきた。
「それじゃあ仕方ないってことだよね」
「そうだ。それにこれでなにか変わった筈だ」
「変わった? なにが変わったのよ」
「ここまでの道中で敵プレイヤーと接敵していない。これが最大の功績だな」
確かにここまで長い廊下をひたすら曲がりながら進んでいる。
しかも足音は立てていて、騒がしかった。
にもかかわらず誰一人として襲ってこない。
プレイヤーと接敵する気配さえ無く、アキラたちは不思議に思った。
「もしかして、あそこにいた人たちで全部?」
「それはあるだろうな。あんな場所、守っても仕方がない」
「守ってもって、それじゃあなんのためにいたのよ。もしかして、捨て駒ってこと?」
ベルの言葉は辛辣だ。けれどそうとも捉えることができる。
アキラたちはNightの見解を訊こうと耳を傾けた。
するとNightの口が開くと同時に、物音が壁と廊下を挟んだ向こうから聞こえて来る。
「な、なんだろう、この音」
「恐らくは、この向こうで戦っているんだろう」
「戦っているのー。それじゃあ私たちもいよいよ参戦だねー」
「バカか。参戦はしない……が、参ったな」
拳をかち合わせるフェルノ期待をへし折ったNight。
しかしその表情は明るくない。
むしろ困り顔で、唇を噛んでいた。
「どうしたの、Night?」
「要塞を完全制圧するには、この先にある、中枢にあるコアを落とさなければいけない」
「では、そちらを今から制圧しに向かえばいいのですね」
「簡単ね。やることがシンプルで助かるわ」
確かにやることはシンプルだった。
けれどそのシンプルさ故に、構造が面倒なことになっている。
「そう言ってられない状況だ。この先、そこの曲がり角の向こうを見てみろ」
「あっ、目的地までの最後の曲がり角だよね。えっと、うわぁ!?」
アキラは曲がり角から顔を覗かせる。
すると先に広がる光景に、つい声を出してしまった。
「おい、静かにしろ。気付かれたらどうするつもりだ!」
「ご、ごめんね」
アキラはNightに怒られてしまった。
しょんぼりするアキラだったが、フェルノたちも曲がる角から覗き込む。
すると声を出してしまい、再びNightに怒られた。
「おい、声は出すな」
「ご、ごめーん。でもさ、あれなに?」
フェルノの疑問は最もだった。
指を指したまま、表情がぎこちなくなる。
これじゃあ奇襲も意味が無い。そう思わせられてしまう。
「フェルノさんの言う通りですよ。Nightさん、これは一体?」
「見ての通りだ」
「見ての通りって、なんで“乱戦になってるの”よ!」
曲がり角を抜けた先、そこには大広間が広がっている。
その奥には固く閉ざされた扉もあり、如何にもな雰囲気を漂わせてくれる。
当然敵プレイヤーも何人も居て、非常に危険。
けれどNightの算段だと、上手く切り抜ける策は用意していた。しかし、それも仕えない。
「私たちの初動だな。あれは散々だった」
もはやその策も使えない。
敵味方が入り混じる乱戦が繰り広げられていて、全員が血走っている。
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