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ただの可哀そうな人扱い
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ミュシェルは怖かった。
街行く人達を威圧的な態度で睨み付ける。
逃げられるような空気ではなく、手に持っていた石がコロンと落ちた。
「いや、あの、その……」
「ミュシェルさん、そいつは魔王でしょ!?」
「そうですよ。俺達は魔王をやっつけてやろうと」
「ミュシェルこそ、俺達の邪魔をするなよな」
弁明と怒りがせめぎ合いを迎えていた。
そのせいか、ミュシェルは街行く人達から罵声を浴びせられることになる。
俺が上手くあしらって来たものだが、ミュシェルは如何する?
きっと音便解決を図るのだろうが、ミュシェルの摂った行動は意外なものだった。
「皆さん、人を見た目だけで判断するのは止めてあげてください」
言葉が重く重厚感がある。
鋭いナイフだったものが、冷たい銃口を額に当てられたような感触に変わる。
つまり、この中で一番強いのは、ミュシェルと言うことだった。
「この人は魔王ではありません。ただ、可愛そうな人なんです」
何を言い出すのかと思えば、ミュシェルの弁護はやっぱりだった。
俺は「おいおい」と口答えするが、小声過ぎて聞こえていない。
ましてや街の人達は、ボケーっと呆ける。
「「「可愛そうな人?」」」
「そうです。この格好のせいで魔王扱いされる、本当に可愛そうな人なんです!」
俺は“可哀そう”の連呼攻撃を喰らった。
グサリと胸を打たれるが、もう響かない。
俺はミュシェルの中では、未だに“可哀そうな人”なのだ。
「ミュシェル、お前騙されているぞ!」
「そうだ。魔王の味方なんてするなよ」
「魔王は殺して当然だ。殺されるだけのことをしたんだ」
「魔王ってだけで悪。俺達がどれだけ苦しめられてきたか……」
街行く人達の憎悪が俺とミュシェルを襲う。
しかしミュシェルは一切屈しない。もちろん俺も屈しない。
軽く払いのけると、ミュシェルは指を突き付ける。
「皆さん、炎の魔王は今の今まで、一度たりとも、この街に来ていませんし、炎の魔王自体は、私達になにも危害を加えていないじゃないですか!」
「……ん?」
それはちょっと初耳だ。いや、初耳じゃないかもしれないが、ニュアンスが初耳だ。
ベルファーが人に興味無さそうなのは分かっていた。
しかし街にやって来ても居ない上に、エスメールに住む人達に、危害を加えたことが無い。
つまり……悪い奴じゃない。
「おいおい、アイツなにもしてないのか?」
「はい。炎の魔王自体ではなく、その配下の魔族達が、危害を加えていたんです」
「それ勝手な事か?」
「恐らくは……」
ベルファーの奴、可哀そうすぎるだろ。
自分は別に何もしていないのに、ただ責任者だからという理由だけで、大勢から非難される。
何処の世界でもあるのだが、直接的に関わるのは幹部の連中で、代表は自分が一切関わっていないことに対して、問題が起きれば謝らされる。酷い話、否、醜い話だ。
「そ、そんなの知るかよ!」
「魔王が死ねば、全部解決するだろ!」
「だからそこを退いてください、ミュシェルさん」
「魔王はこの街にいるべきじゃない! 魔王は、魔王は……」
もはや狂気と言ってもいい。
冷静さの“れの字”も無く、目がギラギラと真っ赤に染まる。
ミュシェルも流石に難しいか。そう思ったのも束の間で、ミュシェルははっきり言い切った。
「皆さん、この人は私の友達です」
「はっ、友達?」
「そうです、私はカガヤキさんの友達です。だからこそ、はっきりと言い切ります。この人は魔王ではありません。魔王っぽい格好をしているだけです。その証拠あります」
突然の友達認定に俺は拍子抜けした。
もちろんそれだけで、街の人達の印象は変らない。
一度石を手にしてしまった以上、引き下がる訳にも行かないのだ。
「しょ、証拠だって?」
「それなら見せてみなさいよ。証拠って奴」
「どうせそんなもの無いんだろ!」
「そもそもその角が動かぬ証拠だ。魔王には……魔族には角があるんだよ!」
如何やら魔族の血液が紫色なことを知らないらしい。
だからだろうか。変な角を生やしていれば、全員魔族扱い。
無知って怖い。そう思ったが、知らないのなら仕方が無い。無理に知ることも無いんだ。
「つ、角ですか?」
「それなら……はい」
「「「えええええええええええええええ!!!」」」
俺はヘッドホンを外した。
すると同時に角まで取れてしまう。
街の人達は目の色を変え、ギラギラした赤い瞳が霞んだ。
「つ、角が取れた!?」
「嘘だ。嘘だ嘘だ。角が取れるなんて情報無いぞ」
「ま、まさか本当に魔王じゃない?」
「いや、落ち着け。騙されるなよ。きっとなにか魔法を使って……」
「魔法なんて使ってないけど?」
俺は角を外して見せた。
ヘッドホンにただ刺さっているだけで、アンテナのような役割をしている。
そのおかげか、ロックを外して引っ張れば簡単に取れてしまい、もはや角としての存在感は無い。同時に魔族で無いことへの弁明になると、街の人達の膝がガクガクしていた。
「その角、取れたんですね」
「まあね」
「取ってどうするんですか?」
「うーん、掃除とか便利だから?」
「掃除するんですね。小道具みたいですね」
確かにこのヘッドホンは小道具のようだった。
態度と行動で証明すると、次第に誤解も解け始める。
その音をヒシヒシと感じると、ミュシェルは力強く言い切る。
「この人は、魔族でも無ければ魔王でもありません。私の友人。ただ、服がこの衣装しか無くて、変なアクセサリーを友人の方に付けられただけなんです」
「正確には、俺の友人が楽しそうに作った衣装を、俺が無理やり着せられているだけだけどな」
「です!」
これが全てだ。これ以上言うことは無い。
転生者特権である事実なんてもちろん言わない。
変な混乱を誘わないようにするも、もう混乱していた。
「そ、それじゃあ俺達は……」
「ただの可哀そうな人に石を投げて……」
「いや、俺のせいじゃない。みんなが石を投げるだけで」
「そ、そうだそうだ。俺達はなにも悪くない。悪いのは、お、お前らだ!」
「はっ! お前も石投げてただろ」
「俺、俺は関係ない!」
もはや責任のなすりつけ合いだ。
本当に醜い光景が広がると、ミュシェルは杖をコツンとする。
「悪いのはこの場にいる全員です。そこにいらしゃるひったくり犯もそうです、そんな恰好で騒ぎを起こしたカガヤキさんも、そんなカガヤキさんを見た目だけで判断して、集団で石を投げた人達全員も、もちろん説教で片付けた私も、ここにいる全員が悪いです。全員が悪です。全員に責任があります。いいですね、これは全体責任です。誰のせいでもなく、誰か一人でも元凶が悪い訳でも無く、何も見ようとしない全員の落ち度です。分かりましたね!」
「「「……」」」
「返事は?」
「「「はい!!!」」」
ミュシェルの独壇場が広がっていた。
人間社会の縮図を見ている、否、体験しているようだ。
重苦しい空気が広がると、誰もミュシェルに反旗を翻せず、ましてやする気もなく、心に傷を負うのだった。そう、誰も救って・救われなかった。
街行く人達を威圧的な態度で睨み付ける。
逃げられるような空気ではなく、手に持っていた石がコロンと落ちた。
「いや、あの、その……」
「ミュシェルさん、そいつは魔王でしょ!?」
「そうですよ。俺達は魔王をやっつけてやろうと」
「ミュシェルこそ、俺達の邪魔をするなよな」
弁明と怒りがせめぎ合いを迎えていた。
そのせいか、ミュシェルは街行く人達から罵声を浴びせられることになる。
俺が上手くあしらって来たものだが、ミュシェルは如何する?
きっと音便解決を図るのだろうが、ミュシェルの摂った行動は意外なものだった。
「皆さん、人を見た目だけで判断するのは止めてあげてください」
言葉が重く重厚感がある。
鋭いナイフだったものが、冷たい銃口を額に当てられたような感触に変わる。
つまり、この中で一番強いのは、ミュシェルと言うことだった。
「この人は魔王ではありません。ただ、可愛そうな人なんです」
何を言い出すのかと思えば、ミュシェルの弁護はやっぱりだった。
俺は「おいおい」と口答えするが、小声過ぎて聞こえていない。
ましてや街の人達は、ボケーっと呆ける。
「「「可愛そうな人?」」」
「そうです。この格好のせいで魔王扱いされる、本当に可愛そうな人なんです!」
俺は“可哀そう”の連呼攻撃を喰らった。
グサリと胸を打たれるが、もう響かない。
俺はミュシェルの中では、未だに“可哀そうな人”なのだ。
「ミュシェル、お前騙されているぞ!」
「そうだ。魔王の味方なんてするなよ」
「魔王は殺して当然だ。殺されるだけのことをしたんだ」
「魔王ってだけで悪。俺達がどれだけ苦しめられてきたか……」
街行く人達の憎悪が俺とミュシェルを襲う。
しかしミュシェルは一切屈しない。もちろん俺も屈しない。
軽く払いのけると、ミュシェルは指を突き付ける。
「皆さん、炎の魔王は今の今まで、一度たりとも、この街に来ていませんし、炎の魔王自体は、私達になにも危害を加えていないじゃないですか!」
「……ん?」
それはちょっと初耳だ。いや、初耳じゃないかもしれないが、ニュアンスが初耳だ。
ベルファーが人に興味無さそうなのは分かっていた。
しかし街にやって来ても居ない上に、エスメールに住む人達に、危害を加えたことが無い。
つまり……悪い奴じゃない。
「おいおい、アイツなにもしてないのか?」
「はい。炎の魔王自体ではなく、その配下の魔族達が、危害を加えていたんです」
「それ勝手な事か?」
「恐らくは……」
ベルファーの奴、可哀そうすぎるだろ。
自分は別に何もしていないのに、ただ責任者だからという理由だけで、大勢から非難される。
何処の世界でもあるのだが、直接的に関わるのは幹部の連中で、代表は自分が一切関わっていないことに対して、問題が起きれば謝らされる。酷い話、否、醜い話だ。
「そ、そんなの知るかよ!」
「魔王が死ねば、全部解決するだろ!」
「だからそこを退いてください、ミュシェルさん」
「魔王はこの街にいるべきじゃない! 魔王は、魔王は……」
もはや狂気と言ってもいい。
冷静さの“れの字”も無く、目がギラギラと真っ赤に染まる。
ミュシェルも流石に難しいか。そう思ったのも束の間で、ミュシェルははっきり言い切った。
「皆さん、この人は私の友達です」
「はっ、友達?」
「そうです、私はカガヤキさんの友達です。だからこそ、はっきりと言い切ります。この人は魔王ではありません。魔王っぽい格好をしているだけです。その証拠あります」
突然の友達認定に俺は拍子抜けした。
もちろんそれだけで、街の人達の印象は変らない。
一度石を手にしてしまった以上、引き下がる訳にも行かないのだ。
「しょ、証拠だって?」
「それなら見せてみなさいよ。証拠って奴」
「どうせそんなもの無いんだろ!」
「そもそもその角が動かぬ証拠だ。魔王には……魔族には角があるんだよ!」
如何やら魔族の血液が紫色なことを知らないらしい。
だからだろうか。変な角を生やしていれば、全員魔族扱い。
無知って怖い。そう思ったが、知らないのなら仕方が無い。無理に知ることも無いんだ。
「つ、角ですか?」
「それなら……はい」
「「「えええええええええええええええ!!!」」」
俺はヘッドホンを外した。
すると同時に角まで取れてしまう。
街の人達は目の色を変え、ギラギラした赤い瞳が霞んだ。
「つ、角が取れた!?」
「嘘だ。嘘だ嘘だ。角が取れるなんて情報無いぞ」
「ま、まさか本当に魔王じゃない?」
「いや、落ち着け。騙されるなよ。きっとなにか魔法を使って……」
「魔法なんて使ってないけど?」
俺は角を外して見せた。
ヘッドホンにただ刺さっているだけで、アンテナのような役割をしている。
そのおかげか、ロックを外して引っ張れば簡単に取れてしまい、もはや角としての存在感は無い。同時に魔族で無いことへの弁明になると、街の人達の膝がガクガクしていた。
「その角、取れたんですね」
「まあね」
「取ってどうするんですか?」
「うーん、掃除とか便利だから?」
「掃除するんですね。小道具みたいですね」
確かにこのヘッドホンは小道具のようだった。
態度と行動で証明すると、次第に誤解も解け始める。
その音をヒシヒシと感じると、ミュシェルは力強く言い切る。
「この人は、魔族でも無ければ魔王でもありません。私の友人。ただ、服がこの衣装しか無くて、変なアクセサリーを友人の方に付けられただけなんです」
「正確には、俺の友人が楽しそうに作った衣装を、俺が無理やり着せられているだけだけどな」
「です!」
これが全てだ。これ以上言うことは無い。
転生者特権である事実なんてもちろん言わない。
変な混乱を誘わないようにするも、もう混乱していた。
「そ、それじゃあ俺達は……」
「ただの可哀そうな人に石を投げて……」
「いや、俺のせいじゃない。みんなが石を投げるだけで」
「そ、そうだそうだ。俺達はなにも悪くない。悪いのは、お、お前らだ!」
「はっ! お前も石投げてただろ」
「俺、俺は関係ない!」
もはや責任のなすりつけ合いだ。
本当に醜い光景が広がると、ミュシェルは杖をコツンとする。
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「「「……」」」
「返事は?」
「「「はい!!!」」」
ミュシェルの独壇場が広がっていた。
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