【遺稿】ティッシュの花
春先に父が突然亡くなった。私と父の関係は最悪だった。だから私は寂しくも悲しくもなかった。その父の遺品を整理していた時に見つけた古いスマホ。小説投稿サイトのアプリに父が書いたであろう短編小説を見つけた。何も遺してくれなかった父が遺した小説「ティッシュの花」。その貧乏くさいタイトルに嫌悪感を抱きながらも、私は何故かその話に引き込まれていく。
家族がバラバラになり、仕事にもとん挫した娘が、生きることに迷う最中に出会った父の遺稿。そして、その遺稿を読んだことをきっかけに変わり始める娘の今を描く。
家族がバラバラになり、仕事にもとん挫した娘が、生きることに迷う最中に出会った父の遺稿。そして、その遺稿を読んだことをきっかけに変わり始める娘の今を描く。
あなたにおすすめの小説
【明日からスタート‼️】「脆弱能力巫女の古代女王「卑弥呼たん」門真市ニコニコ商店街に転生す!」
M‐赤井翼
現代文学
赤井です。
今回は、いつもの「ニコニコ商店街」と「こども食堂」を舞台に「邪馬台国」から「女王 卑弥呼たん」がなつ&陽菜の「こっくりさん」で召喚!
令和の世では「卑弥呼たんの特殊の能力」の「予言」も「天気予知」も「雨乞い能力」もスマホや水道の前には「過去の遺物」(´・ω・`)ショボーン。
こども食堂で「自信」を持って提供した「卑弥呼たん」にとっての最高のご馳走「塩むすび」も子供達からは「不評」…( ノД`)シクシク…。
でも、「女王 卑弥呼たん」はくじけない!
「元女王」としてのプライドをもって現代っ子に果敢にチャレンジ!
いつぞや、みんなの人気者に!
そんな「卑弥呼たん」になじんだ、こども食堂の人気者「陽葵ちゃん」に迫る魔の手…。
「陽葵ちゃん」が危機に陥った時、「古代女王 卑弥呼たん」に「怒りの電流」が流れる!
歴史マニア「赤井翼」の思う、「邪馬台国」と「卑弥呼」を思う存分に書かせてもらった「魏志倭人伝」、「古事記」、「日本書記」に「ごめんなさい!」の一作!
「歴史歪曲」と言わずに、「諸説あり」の「ひとつ」と思って「ゆるーく」読んでやってください!
もちろん最後は「ハッピーエンド」はお約束!
では、全11チャプターの「短期集中連載」ですのでよーろーひーこー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
あの日見た空の色も青かった
木立 花音
現代文学
あの日、あの海、生きる意味を教えてくれたのは彼女だった──
多くの死者がでる重大なバス事故を起こした青年、逢坂部賢悟(おおさかべけんご)
彼は静養のため全てのものを捨て、静養のため岩手県宮古市にある景勝地、浄土ヶ浜(じょうどがはま)を訪れる。
その地で彼は、白木沢帆夏(しらきさわほのか)と名乗る女子大生と出会った。彼女の母方の実家が営んでいるという民宿で滞在期間を過ごしているうちに、次第に彼女に惹かれていく自分に気がつく。
やがて恋に落ちる二人。だが、重大な事故を起こしたという重苦しい過去が、罪の十字架となって彼の肩にのしかかる。
「二年だけ、待って欲しい」
悩み抜いた末に結論をだした翌日。彼は、白木沢帆夏の驚愕の真実に触れる──。
※表紙絵はいぬちよ様からの頂きものです。
※「景勝地 浄土ヶ浜」の挿絵はファル様。「告白」の挿絵は騰成から頂いたファンアートです。ありがとうございました。
あたしのむすめ
鈴木満ちる
現代文学
共同創作をした人なら経験のあるできごとではないでしょうか。ある種自伝的な物語です。
2000年、冬。文学サークルに所属する潤は鬱々とした気持ちである映画を鑑賞するが、周りの絶賛について行けなかった。その映画の帰り道、同じサークルに所属する瑞穂と出会う。
瑞穂の映画に対する感想に興味を惹かれる潤。潤は瑞穂と文学サークルで共作を始める。
距離の縮まる二人。瑞穂に依存していく潤。しかし潤はある病気の疑いがあり、また、彼女は瑞穂に対して裏切りを行うのだった。
5分間の短編集
相良武有
現代文学
人生の忘れ得ぬ節目としての、めぐり逢いの悦びと別れの哀しみ。転機の分別とその心理的徴候を焙り出して、人間の永遠の葛藤を描く超短編小説集。
中身が濃く、甘やかな切なさと後味の良さが残る何度読んでも新鮮で飽きることが無い。
ヴィジュアル系バンドの女役
まえはる
現代文学
今まで抑えてきた感情
捨て去ることのできなかった思い
全てが全て胸に閉じ込められたまま
ふつふつふつふつとにえている
今やらなければ
今しかできないから
控えめに燃えている青い炎は
ふつふつふつふつと
次第に強まる
僕と若葉とサッカーボール ~4歳年下の生意気な女の子は、親友だったヤツの大切な妹~
くしなだ慎吾
青春
四年前、十二歳の時に無二の親友を事故で亡くした神村綾彦(かみむらあやひこ)は、それ以来その亡くなった親友の妹である竹原若葉(たけはらわかば)を、自分の妹代わりのようにしてきた。
二人の歳の差は四歳。高一になった綾彦にとって、まだ小六の若葉は子供扱いをする相手。けれど若葉にとっての綾彦は少し様子が違って、兄代わり以上にある程度異性として意識をし始めている様子。物語はそんな二人の年代から始まる。
第4回ほっこり・じんわり大賞にエントリーしています。よろしければ応援お願いいたします。
春を売る少年
凪司工房
現代文学
少年は男娼をして生計を立てていた。ある時、彼を買った紳士は少年に服と住処を与え、自分の屋敷に住まわせる。
何故そんなことをしたのか? 一体彼が買った「少年の春」とは何なのか? 疑問を抱いたまま日々を過ごし、やがて彼はある回答に至るのだが。
これは少年たちの春を巡る大人のファンタジー作品。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
不器用な父親がやっとの思いで打ち上げた花火が、家族の未来にアカリを照らしてくれると言えばよいか、心が温かくなるお話です。
父親が夢に見た光景、ティッシュの花である花筏の中を縦横無尽に動き回っているのは、実はイザワ君の下で働く、娘の生き生きとした姿だったのかなぁ、なんて思いました。
感想ありがとうございました。
花火を打ち上げる仕事も、倉庫の仕事も、電話をかける仕事も、データ入力も、景品配りも、受付やご案内業務も、引越しの手伝いも、どんな仕事もそれはとても些細なことかも知れませんが、誰かのために必要なことで、だからこそ付加価値が生まれるのだと思います。
生前は分かり合えなかった父と娘も、この物語のように、仕事を通じて繋がることが出来たなら、それはそれでちゃんと意味のある親子だったんじゃないかなと、希望を込めてそう思うのです。
退会済ユーザのコメントです
感想ありがとうございました。
ご意見とても勉強になります。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
最新話まで読みました!
とても読みやすく、あまり小説を読まない私でも楽しく読めました!
ありがとうございます。
月末までに完結を目指して書いていきますので、ぜひぜひ最後までどうぞ宜しくお願いします。
退会済ユーザのコメントです
ありがとうございます。
今月末までに完結させるべく頑張っていますので、引き続き応援宜しくお願い致します。
ゆっくり読んでみようかと思いましたが、一気に読んでしまいました!
何だか身につまされるというか、どう表現したらいいのか分かりませんが、じわ~っと心に沁みるお話でした!
面白かったです!
感想をいただけてとても嬉しいです。
ありがとうございました。
第2章も頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。