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魔王の章

S5.奉仕※

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 明日は調査に旅立つ準備で忙しい一日になるだろう。そう思いつつも、一度ベッドの上で抱き合えば、やる事はいつもと変わらない。


「んっ……じゅぷ……んん……」


 アルトの怒張した陰茎ペニスを口の中に飲み込み、顔を上下に揺らしているのは幼馴染にして第四婦人の赤い髪の少女。
 自身もアルトの上に乗り、すっかり蜜の溢れた秘裂を舌で舐められている。所謂シックスナインの体勢で、互いの性器を愛撫するアルトとエリーゼ。


「んん……じゅっ……じゅぽ……あっ……ンン……」
「はぁはぁ……くっ……」


 エリーゼの秘裂から絶え間なく溢れる甘酸っぱい蜜を吸いながら、常に下半身に押し寄せる快感に身を悶えるアルト。音を立てて吸い付くエリーゼの口内で、硬くなった肉棒がピクピクと震える。
 エリーゼとの行為ではいつも、彼女は一度目を自分の口の中に求める。まるで十年分のアルトへの想いを搾取するかの如く、一度目は喉の奥に流し込み、二度目は全て子宮で受け止める。それがエリーゼのアルトへ対する愛情表現であり、アルトもそれが分かっているからこそ、一度目は遠慮せずにエリーゼの口内へと射精する。


「うっ……そろそろ射精すよエリーゼ」
「んっ……んふっ……ンン……ッ!」


 アルトの言葉を聞き、更に激しく顔を上下に動かすエリーゼ。カリの部分を唇で刺激すると、アルトは呆気なく達してエリーゼの口内に発射した。


「うっ……くっ………」
「んん……じゅるる……んっ、んっ」

 喉の奥に勢い良く発射された精液を残さずに飲み込むエリーゼ。ちゅうちゅうと亀頭に吸い付き、後から滲み出る精液まで全て吸い取る。
 その後は全体的に唾液で綺麗にしながら、アルトの陰茎には一滴の精液も残さずに綺麗にする。そしてようやく口を離した。


「はぁはぁ……い、いつもありがとうエリーゼ……」


 口の中に放出した精液を全て飲み込むばかりか、陰茎を綺麗にしてから口を離す献身ぶり。流石に、ここまで徹底してやってくれるのはエリーゼ以外には居ない。たまに他の妻達との時にも我慢出来ずに口内で放出してしまう事もあるが、こんなに綺麗にしてくれるのはエリーゼだけだ。
 そしていつも、この後少し休憩してからアルトがエリーゼを気持ち良くして挿入というパターンなのだが、この日は違った。横たわるアルトの胸に抱きついたエリーゼは、再び舌を出してアルトの硬い乳首を刺激し始めたのだ。


「う……あっ……エ、エリーゼ何を……」


 チロチロと舌を出し、乳首の上をエリーゼの温かな舌が往復する。その度に今まで経験した事の無い快感がアルトの全身を駆け巡り、ぶるりと身体を震わせた。
 乳首を刺激しながらエリーゼがアルトの陰茎に手を伸ばすと、よほど乳首への愛撫が気持ち良いのか、鎮まりかけていた陰茎は再び硬く起き上がって来る。エリーゼの唾液がたっぷり付着した陰茎を握り、手を上下に動かすとすぐに、射精前の硬さと大きさに戻る。
 乳首と陰茎を両方刺激され、あまりの快感に思わず悶えるアルト。下半身はピクピクと震え、思わず腰が浮いてしまう。いつも自分がエリーゼや他の妻達にしている愛撫を自分がされて、そのあまりの気持ち良さに身を委ねる。


「はぁはぁはぁ……うっ……あっ、あっ……」

 
 口からは自然と、女性の喘ぎ声のような声が出る。いつも皆が気持ち良さそうな声を上げる気持ちが、今なら分かる。聞かれて恥ずかしいと思うのだが、我慢出来ない……と言うより我慢したくない。
 しかしその快感は唐突に終わりを告げる。エリーゼが愛撫をやめてしまったのだ。先ほど射精したばかりなので、射精感こそ込み上げては来ていないが、その快感にずっと身を委ねていたいと感じていたアルトは物悲しい気持ちになる。


「はぁはぁ……エリーゼ……」


 だが、エリーゼはアルトの陰茎を離してはいない。陰茎を握りながらアルトに跨ると、エリーゼは自分でアルトの亀頭を自身の膣口へと充てがった。そしてそのままゆっくりと腰を落とし、アルトのガチガチに硬くなった陰茎を膣内へと飲み込んでゆく。途端に二人を押し寄せる快感に、どちらも声を上げた。


「う……あっ……あっ……」
「んんっ……あっ、ああっ!ああっ」


 この二ヶ月の間にすっかりアルトの陰茎の形を覚えたエリーゼの膣内は、アルトが入って来た感触に悦び愛液を分泌させる。それはあっという間に膣内を満たし、透明な蜜が陰茎全体を包み込むように絡み付く。自身の蜜壺でゆっくりとアルトの男根を飲み込んだエリーゼは、手をアルトの方へと伸ばす。
 エリーゼの指に自分の指を絡めるアルト。恋人繋ぎで繋がれた手を支えに、エリーゼは腰を上下に動かし始めた。


「あっ、ああっ!はっ……はッ……んんっ」
「くっ……き、気持ちいいよエリーゼ……」


 いつも積極的なエリーゼだが、今日はまた一段と積極的だった。エリーゼを気持ち良くしてあげているのではなく、エリーゼに気持ち良くして貰っている。エリーゼが自分で気持ち良くなっている。そんなエリーゼ主体の行為に、アルトはただただ身を委ねる。


「んんっああっ……!き、気持ちいい……アルト……んんッ!」


 エリーゼが腰を上下させる度に、肉と肉がぶつかり合う音と、結合部からはクチュクチュと水音が耳に届く。透明な愛液は次第に白濁とした愛液へと変わり、エリーゼの膣内がより一層の快感を得ている事が分かる。
 そんなエリーゼの膣壁に包まれたアルトの肉棒もまた、先走りの汁を滲ませエリーゼの愛液と混ざり合う。


「あっ!んんぁ!はッ……あっ…はっ」


 アルトの手を握りながら、リズミカルに腰を上下させるエリーゼ。その度にエリーゼの柔らかな双丘も上下に揺れ、思わず手を伸ばしたくなるアルトだがエリーゼと手を繋いでいるので伸ばせない。触りたいのに触れないもどかしさが更なる興奮を呼び、次第に射精感が押し寄せて来る。


「くっ……うあっ……」
「ああんっ!あっ、はあっ……んん~~ッ!!」


 互いの全身に押し寄せる大きな波が、次第に二人を飲み込んでゆく。達する前の独特な感覚は、目の奥がチカチカと瞬き、頭の中は霞がかったように不鮮明だ。それでも、どこまでも身体を包み込む快感だけは治まるどころか強まるばかり。


「エリーゼ……もう射精る……!」
「ふっ……あっ……イッ、イッてアルト……ああっ!わたしも……あああッ!!」


 最後まで腰の動きを止めないエリーゼ。白濁した愛液が付着したアルトの陰茎が、エリーゼの押し拡げられた陰唇から出たり入ったりを繰り返す。そしてーーーー


「うっ……ああっ!あああぁぁぁーーッ!!」
「んああぁぁぁーーーッ!!イクイクイクッ!!ああっだめぇぇ~~~ッ!!」


 エリーゼの膣内でビクビクと震えるアルトの陰茎からは、先ほどよりも大量の精液が発射されてエリーゼの子宮を満たしてゆく。
 そんなエリーゼも大きく身体が跳ね、弓なりに仰け反ったまま腰が前後にビクビクと震えていた。
 そのままぐったりと、エリーゼはアルトの胸に倒れ込んだのだったーーーーー



■■■



 とても長い時間眠っていたような感覚だったのだが、目を覚ましてアルトに聞いた話では、まだそれほど時間は経っていないとの事だった。
 三人ぐらい寝転んでもはみ出る事の無い長い枕に頭を乗せて、今は快感の余韻に浸っていた。アルトにとってもエリーゼにとっても、これほどの激しい行為は初めてだったかもしれない。特にアルトにとっては、自分が完全に受け身になって快感を与え続けられたのは、初めての経験だったが物凄く気持ち良くて、何だか違う趣味に目覚めてしまいそうで少し怖かった。


「ふぅ……今日は凄かったねエリーゼ」
「………うん。気持ち良かった……?」
「物凄くね……ビックリするぐらいだったよ」
「そっか……良かった……」


 もうすぐ、アルトと離れ離れになってしまう。明日は一日準備だと言っていたので、出発は明後日。そして順番的に、エリーゼがアルトと出来るのは今夜で最後。
 正直、自分でも驚いている。こんなにも積極的にアルトの身体を好き放題出来るなんて思ってもみなかった。それもこれも、しばらく最後になるからアルトには出来るだけ気持ち良くなって貰いたい、そしてエリーゼ自身しばらく会えない分まで、アルトの温もりが欲しかったからに他ならない。
 きっと、アルトが旅立った瞬間にアルトに会いたくなる。そのアルトと会えなくなった時の分まで、会いたくて胸が張り裂けそうになった時の分までアルトの温もりを身体に刻み込んでおきたかったのだ。


(アルト……喜んでくれたみたいで良かった)


 今日の行為の最中に初めて聞いた、アルトの甘く切なそうな声。自分同様、アルトも感じてくれた事に嬉しさが込み上げるが、やはり悲しみの方が上回ってしまう。


「エリーゼ、夕食の時からずっと元気無いよね?」
「………え?」


 気付かれていた。上手く隠していた筈なのに、上手く作り笑いを浮かべて誤魔化していた筈なのに。


「なん……で……?」


 分かるのか。きっと誰も気付いていなかった。あの後も皆とは普通に話をした。リティアともエルマーともミミリともノエルとも。でも誰一人として、実は悲しみをひた隠しにしている事など、そのせいで元気が無い事など気付いた素振りすら無かった。それなのに、何故アルトには気付かれているのか。


「はは……付き合い長いからね。流石にいつもと様子が違う事ぐらい分かるつもりだけど」


 不意に、涙が流れた。何の抵抗も無く、スーッと頬を流れた。
 

「エリーゼ……?」


 嬉しかった。付き合いが長いから分かる、つまりアルトは昔から、ちゃんとわたしの事を見ていてくれたのだ。いつの日からかアルトの瞳に映るのはセリナだけだと思っていたのに、ちゃんとわたしの事も見てくれてたんだ。そう思うと、エリーゼはとても嬉しくてこの上無く幸せな気持ちになった。
 でも、だからこそ離れるのが辛い。まだまだこんなにも自分の知らないアルトが居て、今この瞬間にもアルトを想う気持ちが大きくなっている。そんな愛おしい人と離れなければならない事が、どうしようも無く悲しかった。


「わ、わたしね……」
「うん」
「こんな事言ったら……迷惑って分かってるんだけどね……」
「大丈夫だよ」


 涙が止まらない。アルトの優しい声が胸に溶けて来る。何でも話してごらんと、直接心に語りかけて来る。


「わ、わたしもね……」
「うん」
「アルトの旅に……い、一緒に……」


 行きたい。アルトの調査の旅に付いて行きたい。そう言おうとすると、先にアルトが告げた。


「行くよね?って言うか、エリーゼには絶対一緒に来て欲しいんだけど」
「………ふえ?」


 思わずキョトンとするエリーゼ。悲しみの中で、何とか絞り出そうとしていたその台詞を、まさか他ならぬアルト自身に言われるなど思ってすらいなかった。


「流石にメイド達を連れて一ヶ月も二ヶ月もって訳にはいかないし、そうするとさ……食事が割と残念な事になるんだよね」


 泊まれる時は宿に泊まろうと思っているし、店があれば食事も済ませられるのだが、街の中に遺跡があるとは思えない。どうしたって人の住んでない場所へ調査に行く事になるだろう。そしてその場合、当然だが野宿になる。そうなると、一番の死活問題は毎日の食事だ。
 以前一緒に旅をしたので、リティアとミミリがある程度料理出来る事は知っている。知っているが、本当にある程度だ。リティアなどはたまに盛大に失敗する事もある。

 ノエルもそれなりに料理出来るのだが、以前レックとサリーに褒められなかった事を根に持っているらしく、今日のレック達との話し合いの際に「わたし、旅の最中は絶対に料理しないから」と、レックを睨みつけながら言っていたのを見て、アルトは思わず背筋が冷たくなった。あのノエルの迫力を前にして、俺のために料理をしてくれとは言えない。
 レックとサリーに関しては言うまでもない。あの二人は料理云々ではなく、食べられるか食べられないかでしか判断しない。そんな二人が作った物など絶対に口にしたくない。


「つまり、エリーゼだけが頼りなんだ。エリーゼが来てくれないと飯がさ……」


 本気で食事の心配をしているアルトの狼狽した表情を見て、エリーゼは呆然としてしまう。え、ご飯?そんな理由で……わたしを?そう思うと、何もかもが可笑しくなった。そして、こんなにも悲しみに暮れていた今日の自分は何だったのかと、笑いが込み上げて来る。


「ふふふ……ふふっ……」


 最初から、足手まといだとか何だとか、そんな思いなどアルトには一切無かったのだ。考えてみればこの世界で並ぶ者の居ない魔王と、それに近い実力を持つリティアとミミリも居て、いくつも死線を乗り越えたレックとサリー、そしてエルマーに伝説級の杖を持たされているノエルも居る。そんな世界最強の集団が民間人一人連れているからといって、何の足枷にもならないのだろう。
 それよりは、日々の食事の方がよほど死活問題なのだ。そして、その死活問題を埋める為に付いて来て欲しいと、そう言われている。こんなに可笑しな事は無かった。
  

「あっはははははは!!」
「エ、エリーゼ!?えっと、もしかして嫌……だった……?」


 ギュッとアルトに抱きつくエリーゼ。もはやエリーゼの心の中には、一切の悲しみが消え去っていたのは言うまでもないーーーーー





 
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