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魔姫の章
115.一緒に
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床に転がった首を見て、アルトの瞳に光が戻る。そしてその瞬間、茫然自失として崩れ落ちる様に床に膝をついた。
「あ…………あ…………」
何故、何故リティアが此処にーーーー、アルトの胸に去来した思いはそれだけだった。そして次に襲って来たのは、自分は何という事をしてしまったのかという焦燥と、憎悪の赴くままに剣を振るってしまった事に対する後悔。更には、リティアという少女の命を奪ってしまった絶望感。
「リ……リティア………」
転がるリティアの首を見て、リティアの名を呼ぶアルト。そんなアルトの背中に、ふわりと優しく抱きしめる様に身体を密着させる者が居た。
「はいアルトさん。呼びましたか?」
その声は、絶望に染まっていたアルトの心に優しく染み込んで来た。初めて出会った時にも感じた、心に直接染み込んで来るその優しい声音は、紛れもなく一緒に色欲の神の試練を突破した少女の声。
「リ、リティア………?」
「はい。ふふ、本当に斬るなんて酷いです」
目の前には確かに自分が斬ってしまったリティアの首が転がっている。それなのに、耳のすぐ後ろから聞こえて来るこの声は一体何だと言うのか。
「それはわたしが氷の魔法で作った分身です。そっくりでしょう?」
種明かしをするリティア。それを聞き、心底ホッとしたアルトは思い切り息を吐き出した。そして吐き出した所で、自分の目の前にまだアリオンが居る事に気付く。つまりアルトはまだ、試練に合格した訳ではない。アリオンを見た瞬間、再びアルトの中に仄暗い感情が広がっていく。
「アルトさん、せっかくこうして戻って来てくれたのに、また行ってしまうんですか?」
「…………え?」
耳元でリティアの悲しそうな声が聞こえて、アルトは何とか踏みとどまる。背中には、ドクンドクンとリティアの鼓動が伝わっていた。
「アルトさんとは事情は違いますけど、わたしもいっぱい悲しい思いをしたんです。悲しくて寂しくて、独りぼっちでいつも泣いていました」
透き通ったリティアの声に耳を傾けるアルト。その声は何故か、ささくれだったアルトの心を少しずつ鎮めていった。
「わたし昨日、色欲の遺跡でアルトさんは何処かわたしに似てるって言ったの覚えてますか?その理由が今分かりました」
「理由………?」
そう、確かに昨日色欲の試練合格後にリティアがそう言ったのをアルトは覚えている。それに対して何故か嬉しさが込み上げて来た事も。
「わたしもアルトさんも、深い悲しみと耐えきれない程の寂しさを経験したんです。わたしは大事なお母さんを失って、お父さんは魔王になって、そんなお父さんをお兄ちゃんが恨んでて………わたしには居場所なんてありませんでした」
リティアが母を失っていた事も、兄が居る事も初耳だった。だが、大事な家族がバラバラになってしまったという事は理解出来た。
「アルトさんは、セリナさんを勇者に奪われたからあの人が憎いって思ってるみたいですけど、それは間違ってると思います」
「間違って………る?」
何が間違ってると言うのか。現に今、目の前のアリオンに対して抱くのは憎しみのみ。その憎しみが憎悪となってこの身を焼いているのだ。それを間違ってるとは、一体リティアは何を言ってーーーーー
「アルトさんは感情を履き違えているんです。アルトさんは勇者が憎いのではなく、セリナさんを失って悲しいんです。誰よりも、何よりも大好きだったセリナさんを失って、悲しくて寂しくて仕方ないんです」
「ぁ……………」
ストンと、リティアの言葉が胸の奥に落ちた。と同時に、今までの全ての事が腑に落ちたのだ。
セリナとアリオンの行為を見て、深い悲しみがアルトを襲った。自分からアリオンを求めるセリナを見て、いつの間にかセリナを失っていたのだと実感した。そのあまりの悲しみに耐えきれず、逃げる様に勇者邸を後にした。
宿屋に帰ると、ノエルとばったり会った。誰かに聞いて欲しくて、悲しみを共有して欲しくて、ノエルに全てを話した。するとノエルは、好きだと告白してくれた。普段内気なノエルが、精一杯の言葉で気持ちを伝えてくれた。
嬉しかった。僅かな時間だが、セリナの悲しみを忘れてノエルに対する返事を考えた。もしもあのまま順調に行っていれば、きっともっと早く悲しみから抜け出せていたのだろう。
しかし、ノエルはビリーに抱かれていた。好きだと告白してくれたノエルはビリーに抱かれていたのだ。
怒りなど湧いて来なかった。胸に去来したのは、またかという思いと倍になって戻って来た悲しみ。
その後、ビリーに罵声を浴びせられた。そのビリーの言葉を聞いても、怒りなど湧かなかった。代わりに湧いて来たのは、幼馴染に罵声を浴びせられる悲しみと、きっともうビリーとの関係は修復出来ないという寂しさ。
セリナもビリーも、ウルスス村で十五年同じ時を過ごして来たのだ。アルトにとってウルスス村での十五年は、まさに世界の全てだった。
その全てだったウルスス村での、かけがえの無い恋人と親友。たった一日で、大事な者を二人も失った。その時には既に心を閉していた。ここで心を閉ざさずにもう少し頑張れていたら、この先の展開は変わっていたかもしれない。
だってそのすぐ後にーーーー、エリーゼが気持ちを伝えてくれたのだ。
ウルスス村で同じ年に産まれたセリナ、ビリー、そしてエリーゼ。その最後の一人が、泣きながら溢れる思いを我武者羅に伝えてくれた。
だが既に心を閉していたので、エリーゼのその想いには答えられなかった。心を閉した事により、男性としての機能も失ってしまった。こんな男が、好きだと言ってくれる人達の近くに居てはいけない。
そして再び、逃げる様に王都を出た。勇者邸から逃げ出した時と同じ様に、結局は大事な者を置き去りにして逃げ出したのだ。
「わたしはアルトさんに助けて貰いました。アルトさんのお陰でフォーゼリア様の試練に合格出来たんですよ?」
「俺は………何もしてないよ」
意味も分からず何もしなかったら合格を言い渡された。本当に何もしていないのだ。
「じゃあ、わたしも何もしません。でも一つだけ聞いてください」
「………何?」
「貴方はもう独りじゃないです。だって、わたしを手伝ってくれるんですよね?」
「え………あ………うん、もちろん」
「ふふ、じゃあこんな試練なんて早く合格してください。そして、これからもわたしを助けてください」
スーッと、涙が頬を伝った。何の抵抗もなく、ただただ涙が後から後から溢れ出て、頬に筋を作った。
それは、アルトの魂が流した涙。誰かに必要とされている。これからも一緒に居てくれる。これからも…………一緒に居させてくれる。それは悲しみに染まったアルトの心を、温かく満たしてくれた。
最愛の恋人、幼馴染、仲間、その全てを失い、或いは手放してしまってもうずっと独りぼっちなのだと凍えていたアルトの心を、優しく温めてくれた。
「わたしはお父さんを守る為に、勇者とは戦わないとなりません。もちろんわたしを手伝ってくれるのならアルトさんも」
そう、いずれ勇者アリオンとは本当に対峙する事になる。本当に勇者と戦う日が来る。でもそれは、復讐などではない。勇者と戦う理由はーーーーー
「リティアを、助ける為にだ!」
立ち上がり、アリオンに剣先を向けるアルト。もう、独りではない。自分の居場所、自分の成すべき事を見つけた。もう悲しみに明け暮れていたあの日の自分ではない。
守りたい者が出来た。助けたい者が出来た。一緒に居て助けてと、そう言ってくれた。一緒に居ても良いと、そう言ってくれたのだ。
だからもう悲しくはない。寂しくもない。だってーーーーー
「これからも宜しくお願いしますね」
こんな自分に、こんなにも素敵な笑顔を向けてくれるのだから。
「こちらこそ」
いつの間にか、アリオンの幻は消えていたーーーーーー
「あ…………あ…………」
何故、何故リティアが此処にーーーー、アルトの胸に去来した思いはそれだけだった。そして次に襲って来たのは、自分は何という事をしてしまったのかという焦燥と、憎悪の赴くままに剣を振るってしまった事に対する後悔。更には、リティアという少女の命を奪ってしまった絶望感。
「リ……リティア………」
転がるリティアの首を見て、リティアの名を呼ぶアルト。そんなアルトの背中に、ふわりと優しく抱きしめる様に身体を密着させる者が居た。
「はいアルトさん。呼びましたか?」
その声は、絶望に染まっていたアルトの心に優しく染み込んで来た。初めて出会った時にも感じた、心に直接染み込んで来るその優しい声音は、紛れもなく一緒に色欲の神の試練を突破した少女の声。
「リ、リティア………?」
「はい。ふふ、本当に斬るなんて酷いです」
目の前には確かに自分が斬ってしまったリティアの首が転がっている。それなのに、耳のすぐ後ろから聞こえて来るこの声は一体何だと言うのか。
「それはわたしが氷の魔法で作った分身です。そっくりでしょう?」
種明かしをするリティア。それを聞き、心底ホッとしたアルトは思い切り息を吐き出した。そして吐き出した所で、自分の目の前にまだアリオンが居る事に気付く。つまりアルトはまだ、試練に合格した訳ではない。アリオンを見た瞬間、再びアルトの中に仄暗い感情が広がっていく。
「アルトさん、せっかくこうして戻って来てくれたのに、また行ってしまうんですか?」
「…………え?」
耳元でリティアの悲しそうな声が聞こえて、アルトは何とか踏みとどまる。背中には、ドクンドクンとリティアの鼓動が伝わっていた。
「アルトさんとは事情は違いますけど、わたしもいっぱい悲しい思いをしたんです。悲しくて寂しくて、独りぼっちでいつも泣いていました」
透き通ったリティアの声に耳を傾けるアルト。その声は何故か、ささくれだったアルトの心を少しずつ鎮めていった。
「わたし昨日、色欲の遺跡でアルトさんは何処かわたしに似てるって言ったの覚えてますか?その理由が今分かりました」
「理由………?」
そう、確かに昨日色欲の試練合格後にリティアがそう言ったのをアルトは覚えている。それに対して何故か嬉しさが込み上げて来た事も。
「わたしもアルトさんも、深い悲しみと耐えきれない程の寂しさを経験したんです。わたしは大事なお母さんを失って、お父さんは魔王になって、そんなお父さんをお兄ちゃんが恨んでて………わたしには居場所なんてありませんでした」
リティアが母を失っていた事も、兄が居る事も初耳だった。だが、大事な家族がバラバラになってしまったという事は理解出来た。
「アルトさんは、セリナさんを勇者に奪われたからあの人が憎いって思ってるみたいですけど、それは間違ってると思います」
「間違って………る?」
何が間違ってると言うのか。現に今、目の前のアリオンに対して抱くのは憎しみのみ。その憎しみが憎悪となってこの身を焼いているのだ。それを間違ってるとは、一体リティアは何を言ってーーーーー
「アルトさんは感情を履き違えているんです。アルトさんは勇者が憎いのではなく、セリナさんを失って悲しいんです。誰よりも、何よりも大好きだったセリナさんを失って、悲しくて寂しくて仕方ないんです」
「ぁ……………」
ストンと、リティアの言葉が胸の奥に落ちた。と同時に、今までの全ての事が腑に落ちたのだ。
セリナとアリオンの行為を見て、深い悲しみがアルトを襲った。自分からアリオンを求めるセリナを見て、いつの間にかセリナを失っていたのだと実感した。そのあまりの悲しみに耐えきれず、逃げる様に勇者邸を後にした。
宿屋に帰ると、ノエルとばったり会った。誰かに聞いて欲しくて、悲しみを共有して欲しくて、ノエルに全てを話した。するとノエルは、好きだと告白してくれた。普段内気なノエルが、精一杯の言葉で気持ちを伝えてくれた。
嬉しかった。僅かな時間だが、セリナの悲しみを忘れてノエルに対する返事を考えた。もしもあのまま順調に行っていれば、きっともっと早く悲しみから抜け出せていたのだろう。
しかし、ノエルはビリーに抱かれていた。好きだと告白してくれたノエルはビリーに抱かれていたのだ。
怒りなど湧いて来なかった。胸に去来したのは、またかという思いと倍になって戻って来た悲しみ。
その後、ビリーに罵声を浴びせられた。そのビリーの言葉を聞いても、怒りなど湧かなかった。代わりに湧いて来たのは、幼馴染に罵声を浴びせられる悲しみと、きっともうビリーとの関係は修復出来ないという寂しさ。
セリナもビリーも、ウルスス村で十五年同じ時を過ごして来たのだ。アルトにとってウルスス村での十五年は、まさに世界の全てだった。
その全てだったウルスス村での、かけがえの無い恋人と親友。たった一日で、大事な者を二人も失った。その時には既に心を閉していた。ここで心を閉ざさずにもう少し頑張れていたら、この先の展開は変わっていたかもしれない。
だってそのすぐ後にーーーー、エリーゼが気持ちを伝えてくれたのだ。
ウルスス村で同じ年に産まれたセリナ、ビリー、そしてエリーゼ。その最後の一人が、泣きながら溢れる思いを我武者羅に伝えてくれた。
だが既に心を閉していたので、エリーゼのその想いには答えられなかった。心を閉した事により、男性としての機能も失ってしまった。こんな男が、好きだと言ってくれる人達の近くに居てはいけない。
そして再び、逃げる様に王都を出た。勇者邸から逃げ出した時と同じ様に、結局は大事な者を置き去りにして逃げ出したのだ。
「わたしはアルトさんに助けて貰いました。アルトさんのお陰でフォーゼリア様の試練に合格出来たんですよ?」
「俺は………何もしてないよ」
意味も分からず何もしなかったら合格を言い渡された。本当に何もしていないのだ。
「じゃあ、わたしも何もしません。でも一つだけ聞いてください」
「………何?」
「貴方はもう独りじゃないです。だって、わたしを手伝ってくれるんですよね?」
「え………あ………うん、もちろん」
「ふふ、じゃあこんな試練なんて早く合格してください。そして、これからもわたしを助けてください」
スーッと、涙が頬を伝った。何の抵抗もなく、ただただ涙が後から後から溢れ出て、頬に筋を作った。
それは、アルトの魂が流した涙。誰かに必要とされている。これからも一緒に居てくれる。これからも…………一緒に居させてくれる。それは悲しみに染まったアルトの心を、温かく満たしてくれた。
最愛の恋人、幼馴染、仲間、その全てを失い、或いは手放してしまってもうずっと独りぼっちなのだと凍えていたアルトの心を、優しく温めてくれた。
「わたしはお父さんを守る為に、勇者とは戦わないとなりません。もちろんわたしを手伝ってくれるのならアルトさんも」
そう、いずれ勇者アリオンとは本当に対峙する事になる。本当に勇者と戦う日が来る。でもそれは、復讐などではない。勇者と戦う理由はーーーーー
「リティアを、助ける為にだ!」
立ち上がり、アリオンに剣先を向けるアルト。もう、独りではない。自分の居場所、自分の成すべき事を見つけた。もう悲しみに明け暮れていたあの日の自分ではない。
守りたい者が出来た。助けたい者が出来た。一緒に居て助けてと、そう言ってくれた。一緒に居ても良いと、そう言ってくれたのだ。
だからもう悲しくはない。寂しくもない。だってーーーーー
「これからも宜しくお願いしますね」
こんな自分に、こんなにも素敵な笑顔を向けてくれるのだから。
「こちらこそ」
いつの間にか、アリオンの幻は消えていたーーーーーー
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