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魔姫の章
85.裏切り※
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アルトはノエルの部屋のドアノブに手を掛け、ゆっくりとドアを開いた。すると部屋の中にはーーーーー
「………………え?」
ベッドの上に全裸で横たわる桃色の髪の少女。昼間、精一杯の言葉で気持ちを伝えてくれたその少女の上に乗り、腰を振っているのは幼馴染の青髪の青年。
「よおアルト」
ビリーがノエルに陰茎を挿入し、腰を振っている。ノエルは涙を流しながら口を手で覆い、声を我慢していた。そんな光景をまざまざと目撃したアルトは、思考が停止し思わず固まってしまう。そんなアルトにビリーが声を掛けた。
「遠慮しないで入れよ。ってか早くドア閉めろ。誰かに見られちまうだろ」
「あ………………」
ビリーに言われ、急いでドアを閉めるアルト。その間も、ノエルの我慢した嬌声が聞こえてくる。
「ふっ………んん………はうっ……!」
「ノエルちゃん、もっとアルトに聞かせてあげなよ。ほら、こんなにエロいって所をアルトに見て貰いたいんだろ?」
「な、何言って………ああっ!………そ、そんなの………あっ………う、嘘……んんッ!」
ふるふると首を振り、泣きながらビリーの言葉を否定するノエルだが、ビリーが絶えず腰を動かしているので嬌声を我慢出来ずに口から漏れる。
「すげーだろアルト。あまりにも気持ち良すぎて涙流してるんだぜノエルちゃん」
違う違う違う違う違う違う違う違う違う!
心の中で必死に否定するノエルだが、喋ろうとしても口から出て来るのはアルトに聞かせたくない淫らな声ばかり。必死に目でアルトに訴えるが、アルトは呆然としていた。
「んで、何しに来たのお前」
「あ…………お、俺はノエルに…………」
答えを伝える為に来た。ノエルからの告白の答えを今日一日、自分なりに一生懸命考えて答えを出した。
今はまだノエルの気持ちには応えられない。でもいつかセリナの事が吹っ切れた時は、ノエルを好きになる努力をする。だからそれまで待っていて欲しいと、そう伝えに来たのだ。
それなのに、この状況は一体何なのだろうか。何故ノエルがビリーと?ノエルは俺の事が好きなんじゃなかったのか?あの告白は嘘だったのか?そもそもビリーにはエリーゼという恋人が居る筈だ。それなのに何故ノエルと?
そんな考えがアルトの脳裏に次々に浮かび、結局は何も言えずに立ち尽くす。
そんなアルトを見て、ビリーが再び口を開いた。
「いい事教えてやるよアルト。ノエルちゃんさ、もっと前から俺達とこういうエロい事してたんだぜ?」
「え……………」
「いやっ!そ、その事は…………ああっ!」
「な?否定しないだろ?」
「俺達って………」
誰の事を言っているのか。ノエルはビリーだけではなく、他の者ともこんな事をしていたと言うのか?アルトの中でノエルに対する義憤が芽吹く。
「俺とノエルちゃんとエリーゼ。んでレックさんとサリーさん。五人でした事もあったなぁ」
「なっ……………」
つまり、一緒に王都までの道のりを旅した自分以外の全員。それはまさか、自分に隠れてそんな事をしていたのかと、アルトは驚愕の表情を浮かべる。
「ノエルちゃんさ、レックさんにオマンコ舐められてイッたんだぜ?兄妹なのにさ」
「やめてぇぇぇーーーっ!!お願いだからもうーーーああっ!あああっ!」
ビリーが激しく腰を振る。その瞬間、ノエルの身体に恐ろしい程の快感が押し寄せる。
「いやっいやっ!だめだめぇぇーーーっ!!」
狂った様に髪を振り乱すノエル。このままでは、アルトの目の前でビリーに絶頂かされてしまう。そんな姿など、絶対に見せたくない。
しかしビリーはすぐに腰の動きを止める。このまま続ければ自分も果ててしまうからだ。
「はぁはぁ……分かっただろアルト………何でもかんでも手に入れようとするからこうなるんだよ」
「何が…………」
そんな事をした覚えなど一つも無い。手に入れるどころか、大事な者が次々と自分の手から零れて行く。
「セリナっていう美少女の彼女が居るのにノエルちゃんに手を出そうとしやがって。お前、セリナとやりまくってたんだろ?それで充分過ぎるだろうが」
「ち、違う………俺は………」
セリナとは一度もしていない。抱いた事はあるが、最後まで出来なかった。そしてもう、セリナは恋人では無い。今のセリナの恋人はーーーーー、勇者アリオンだ。
そう口にしようとするが出来ない。今さらそれをビリーに言った所で、何が変わる訳でもない。
「その上エリーゼにまで想われて、モテる男は羨ましいなアルト」
「エリーゼ………が……?」
そんな事、初めて知った。エリーゼはビリーが好きなのだと思っていた。だから秘密基地で、あんな事をしていたのだと思っていたのだ。
「気付いてなかったってか?だよな、お前セリナしか眼中に無かったもんな。他の女になんて見向きもしなかったもんな。お前のそういう所が昔から嫌いだったんだよ!」
「ビリー…………」
「ウルスス村の女の子達はな、みんなお前に惚れてた!知らないだろ?セリナしか眼中に無かったお前は気付いてなかっただろ!?」
知らなかった。と言うよりそんな話、にわかには信じられない。ウルスス村に居た時の自分など、何の取り柄も無かった。
腕っ節が強い訳でも無かったし、頭が良かった訳でも無い。面白い冗談の一つも言えなかったし、明るい性格だった訳でも無い。
だから、こんな冴えない男を好きになってくれるのなんて、セリナだけだと思っていた。しかし、そのセリナももうーーーーー
「はっ、お前とセリナだけ村で浮きまくってたぜ?あんな田舎に住んでるレベルじゃねえだろお前ら。案の定、セリナは賢者様でお前は伝説の魔剣を持った剣士様だ。ほんとすげーわお前ら」
何も言えないで立ち尽くすアルト。確かにビリーのいう事が全て真実だとしたら、自分はかなり恵まれていたのだ。そんな存在が目の前に居たら、誰でも羨望するだろう。だがーーーー
「俺はお前が羨ましくてしょうがなかった。ツラもいいし性格もいいし、剣士としての才能もある。おまけに彼女は王都でも話題の美少女賢者様。一方の俺は何処にでも居る鍛冶師見習い。ツラも普通。可愛い彼女も居ない。この差は何なんだろうな?」
違う。アルトはそう思った。羨ましかったのは俺の方だと。
あの日、セリナと最後まで出来なかったあの日以来、アルトの中に今まではそんなに無かった性欲が芽生えた。早くセリナを、女性と最後までしてみたいと思う様になった。
そして目撃したビリーとエリーゼの行為。エリーゼの膣内に挿れて腰を振るビリー。悶えた表情を浮かべるエリーゼ。外まで響く嬌声。
そして、エリーゼと一緒に果てたビリー。エリーゼに放出する精液。
何もかもが羨ましかった。その場所を代わって欲しかった。俺もしてみたい、エリーゼの膣内に今すぐ挿れたい、ビリーが羨ましい。
あの日、あの時、たった一度だけそう思った。そう思ってしまった。セリナという許嫁が居ながら、エリーゼの膣内に挿れたいと。思いきり腰を振ってみたいと、そう思ってしまったのだ。
(ああそうか………だから俺は罰を受けたのか)
そんな事を思ってしまったから、セリナを勇者に奪われたのだ。セリナは自分の元を去ってしまったのだ。セリナに裏切られたのだ。
そして今も、ノエルに裏切られ、幼馴染のビリーにも裏切られた。
告白しておきながら、違う男に抱かれているノエル。
親友親友と言っておきながら、悪意ある言葉で罵声を浴びせて来るビリー。
もう、何を信じればいいのか分からない。誰を信じればいいのか分からない。
何もーーーーー見えなくなってしまった。
「ちっ、泣きそうな顔しやがって。もういいよ。行けよアルト」
ビリーにそう乱暴に言われ、顔を上げるアルト。目の前ではノエルが泣きながら、アルトに手を伸ばしていた。それはまるで、行かないで、わたしの手を取って、わたしも一緒に連れていってと言わんばかりの表情と仕草だったが、アルトには伝わらなかった。ここでアルトがノエルの手を取っていたら何かが変わっていたかもしれないがーーーー、アルトは手を取る事無く踵を返す。
「まっ………待って………行か………ああっ!」
ノエルがアルトに何かを言おうとした所で、ビリーが抽挿を開始する。アルトはノエルの嬌声を聞きながら、ドアノブを掴んだ。
(待ってアルト君!お願い行かないで!)
心の中でそう叫ぶが、アルトはそのままドアノブを回す。そしてーーーーー
ーーそのままノエルの部屋を後にした。部屋の中では、再びノエルの嬌声が響き渡った。
「………………え?」
ベッドの上に全裸で横たわる桃色の髪の少女。昼間、精一杯の言葉で気持ちを伝えてくれたその少女の上に乗り、腰を振っているのは幼馴染の青髪の青年。
「よおアルト」
ビリーがノエルに陰茎を挿入し、腰を振っている。ノエルは涙を流しながら口を手で覆い、声を我慢していた。そんな光景をまざまざと目撃したアルトは、思考が停止し思わず固まってしまう。そんなアルトにビリーが声を掛けた。
「遠慮しないで入れよ。ってか早くドア閉めろ。誰かに見られちまうだろ」
「あ………………」
ビリーに言われ、急いでドアを閉めるアルト。その間も、ノエルの我慢した嬌声が聞こえてくる。
「ふっ………んん………はうっ……!」
「ノエルちゃん、もっとアルトに聞かせてあげなよ。ほら、こんなにエロいって所をアルトに見て貰いたいんだろ?」
「な、何言って………ああっ!………そ、そんなの………あっ………う、嘘……んんッ!」
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「すげーだろアルト。あまりにも気持ち良すぎて涙流してるんだぜノエルちゃん」
違う違う違う違う違う違う違う違う違う!
心の中で必死に否定するノエルだが、喋ろうとしても口から出て来るのはアルトに聞かせたくない淫らな声ばかり。必死に目でアルトに訴えるが、アルトは呆然としていた。
「んで、何しに来たのお前」
「あ…………お、俺はノエルに…………」
答えを伝える為に来た。ノエルからの告白の答えを今日一日、自分なりに一生懸命考えて答えを出した。
今はまだノエルの気持ちには応えられない。でもいつかセリナの事が吹っ切れた時は、ノエルを好きになる努力をする。だからそれまで待っていて欲しいと、そう伝えに来たのだ。
それなのに、この状況は一体何なのだろうか。何故ノエルがビリーと?ノエルは俺の事が好きなんじゃなかったのか?あの告白は嘘だったのか?そもそもビリーにはエリーゼという恋人が居る筈だ。それなのに何故ノエルと?
そんな考えがアルトの脳裏に次々に浮かび、結局は何も言えずに立ち尽くす。
そんなアルトを見て、ビリーが再び口を開いた。
「いい事教えてやるよアルト。ノエルちゃんさ、もっと前から俺達とこういうエロい事してたんだぜ?」
「え……………」
「いやっ!そ、その事は…………ああっ!」
「な?否定しないだろ?」
「俺達って………」
誰の事を言っているのか。ノエルはビリーだけではなく、他の者ともこんな事をしていたと言うのか?アルトの中でノエルに対する義憤が芽吹く。
「俺とノエルちゃんとエリーゼ。んでレックさんとサリーさん。五人でした事もあったなぁ」
「なっ……………」
つまり、一緒に王都までの道のりを旅した自分以外の全員。それはまさか、自分に隠れてそんな事をしていたのかと、アルトは驚愕の表情を浮かべる。
「ノエルちゃんさ、レックさんにオマンコ舐められてイッたんだぜ?兄妹なのにさ」
「やめてぇぇぇーーーっ!!お願いだからもうーーーああっ!あああっ!」
ビリーが激しく腰を振る。その瞬間、ノエルの身体に恐ろしい程の快感が押し寄せる。
「いやっいやっ!だめだめぇぇーーーっ!!」
狂った様に髪を振り乱すノエル。このままでは、アルトの目の前でビリーに絶頂かされてしまう。そんな姿など、絶対に見せたくない。
しかしビリーはすぐに腰の動きを止める。このまま続ければ自分も果ててしまうからだ。
「はぁはぁ……分かっただろアルト………何でもかんでも手に入れようとするからこうなるんだよ」
「何が…………」
そんな事をした覚えなど一つも無い。手に入れるどころか、大事な者が次々と自分の手から零れて行く。
「セリナっていう美少女の彼女が居るのにノエルちゃんに手を出そうとしやがって。お前、セリナとやりまくってたんだろ?それで充分過ぎるだろうが」
「ち、違う………俺は………」
セリナとは一度もしていない。抱いた事はあるが、最後まで出来なかった。そしてもう、セリナは恋人では無い。今のセリナの恋人はーーーーー、勇者アリオンだ。
そう口にしようとするが出来ない。今さらそれをビリーに言った所で、何が変わる訳でもない。
「その上エリーゼにまで想われて、モテる男は羨ましいなアルト」
「エリーゼ………が……?」
そんな事、初めて知った。エリーゼはビリーが好きなのだと思っていた。だから秘密基地で、あんな事をしていたのだと思っていたのだ。
「気付いてなかったってか?だよな、お前セリナしか眼中に無かったもんな。他の女になんて見向きもしなかったもんな。お前のそういう所が昔から嫌いだったんだよ!」
「ビリー…………」
「ウルスス村の女の子達はな、みんなお前に惚れてた!知らないだろ?セリナしか眼中に無かったお前は気付いてなかっただろ!?」
知らなかった。と言うよりそんな話、にわかには信じられない。ウルスス村に居た時の自分など、何の取り柄も無かった。
腕っ節が強い訳でも無かったし、頭が良かった訳でも無い。面白い冗談の一つも言えなかったし、明るい性格だった訳でも無い。
だから、こんな冴えない男を好きになってくれるのなんて、セリナだけだと思っていた。しかし、そのセリナももうーーーーー
「はっ、お前とセリナだけ村で浮きまくってたぜ?あんな田舎に住んでるレベルじゃねえだろお前ら。案の定、セリナは賢者様でお前は伝説の魔剣を持った剣士様だ。ほんとすげーわお前ら」
何も言えないで立ち尽くすアルト。確かにビリーのいう事が全て真実だとしたら、自分はかなり恵まれていたのだ。そんな存在が目の前に居たら、誰でも羨望するだろう。だがーーーー
「俺はお前が羨ましくてしょうがなかった。ツラもいいし性格もいいし、剣士としての才能もある。おまけに彼女は王都でも話題の美少女賢者様。一方の俺は何処にでも居る鍛冶師見習い。ツラも普通。可愛い彼女も居ない。この差は何なんだろうな?」
違う。アルトはそう思った。羨ましかったのは俺の方だと。
あの日、セリナと最後まで出来なかったあの日以来、アルトの中に今まではそんなに無かった性欲が芽生えた。早くセリナを、女性と最後までしてみたいと思う様になった。
そして目撃したビリーとエリーゼの行為。エリーゼの膣内に挿れて腰を振るビリー。悶えた表情を浮かべるエリーゼ。外まで響く嬌声。
そして、エリーゼと一緒に果てたビリー。エリーゼに放出する精液。
何もかもが羨ましかった。その場所を代わって欲しかった。俺もしてみたい、エリーゼの膣内に今すぐ挿れたい、ビリーが羨ましい。
あの日、あの時、たった一度だけそう思った。そう思ってしまった。セリナという許嫁が居ながら、エリーゼの膣内に挿れたいと。思いきり腰を振ってみたいと、そう思ってしまったのだ。
(ああそうか………だから俺は罰を受けたのか)
そんな事を思ってしまったから、セリナを勇者に奪われたのだ。セリナは自分の元を去ってしまったのだ。セリナに裏切られたのだ。
そして今も、ノエルに裏切られ、幼馴染のビリーにも裏切られた。
告白しておきながら、違う男に抱かれているノエル。
親友親友と言っておきながら、悪意ある言葉で罵声を浴びせて来るビリー。
もう、何を信じればいいのか分からない。誰を信じればいいのか分からない。
何もーーーーー見えなくなってしまった。
「ちっ、泣きそうな顔しやがって。もういいよ。行けよアルト」
ビリーにそう乱暴に言われ、顔を上げるアルト。目の前ではノエルが泣きながら、アルトに手を伸ばしていた。それはまるで、行かないで、わたしの手を取って、わたしも一緒に連れていってと言わんばかりの表情と仕草だったが、アルトには伝わらなかった。ここでアルトがノエルの手を取っていたら何かが変わっていたかもしれないがーーーー、アルトは手を取る事無く踵を返す。
「まっ………待って………行か………ああっ!」
ノエルがアルトに何かを言おうとした所で、ビリーが抽挿を開始する。アルトはノエルの嬌声を聞きながら、ドアノブを掴んだ。
(待ってアルト君!お願い行かないで!)
心の中でそう叫ぶが、アルトはそのままドアノブを回す。そしてーーーーー
ーーそのままノエルの部屋を後にした。部屋の中では、再びノエルの嬌声が響き渡った。
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