64 / 191
聖女の章
59.興味
しおりを挟む
※ようやくアルトサイド再開です。でもこの章は『聖女の章』なので、基本的にフィリア(とセリナ)にスポットを当てています。なのでアルトの活躍はこの後もあまり無いです。あと、しばらくエッチシーンも無いです(笑)
ノエルの心臓は爆発寸前だった。
「ふぅ……気持ちがいい。ノエルは上手だね」
アルトと二人きり。まさかこんな瞬間が来るなど、夢にも思っていなかった。
「そ、そんな事無いです………あの、わたしも気持ちいい……」
「ごめんね、俺はその………下手で。せっかくこんなに気持ちがいいのに」
「そんな事無いです!アルトさんも上手です!」
「はは……ありがとう。男として少し自身無くしてたけど………ノエルに褒められたからもっと頑張るよ」
「ーーーッ!?」
アルトの言葉に、ただでさえ激しい鼓動が更に激しさを増す。
(嗚呼……アルトさん………好き………)
密かにアルトへの想いが増して行くノエル。そんなアルトと二人きりの今の状況が、まさに夢の様だった。
さて、傍から聞くと怪しい会話に聞こえる二人だが、別にやらしい事をしている訳では無い。
「それにしても、今日は風が気持ちいいね」
「は、はい!わ、わたしも気持ちいいなって思ってて………」
「でもごめんね。もう少し上手に手綱を握れると良かったんだけど」
「い、いえいえ!馬もちゃんと歩いてるし、問題無いと思います」
「うん、ありがとう。ノエル、何か急に声が大きくなったね?」
「~~~ッ!!」
それはアルトに褒められたからなのだが、指摘されて思わず頬を染めるノエル。
アルトとノエルの二人は現在、御者席に座って二人きりで手綱を握っていた。この二週間、アルト、エリーゼ、ノエルの御者が出来ない三人は、御者の経験のあるビリー、レック、サリーに付いて御者のやり方をレクチャーされていた。
そしてこの日、アルト達三人もようやく御者が様になって来たので、ビリー達三人が隣に付かないで、二人だけでやらせてみようと言う事になり、その最初の二人がアルトとノエルになったのである。
もちろんエリーゼが内心で羨ましがったのは言うまでも無い。
「それしてもノエルは上達が早いね」
「それはきっと……ビリーさんの教え方が上手だったからです」
アルトたちに付いて御者を教えたのは、アルトにはサリー。エリーゼにはレック。そしてノエルにはビリーがそれぞれ固定で教えた。盗賊に遭遇した時までは教える側も教わる側もランダムだったのだが、毎回教える者が代わるより、固定した方が良いだろうとのレックの意見でそうなった。なったのだが…………
「そっか。ビリーは昔から家の用事で馬を引いてたからなぁ」
「そ、そうなんですか。それであの………アルトさんは毎回サリーさんと一緒に………」
正直、ノエルもエリーゼも毎回気が気では無かった。あのサリーがーーーー、あんなに女のフェロモンを出しまくっている美人が毎回アルトと二人きりで教えていたのである。普通の男なら、ものの数刻でサリーに惚れてしまうだろう。
「あー………うん。サリーさんは確かに自分が手綱を握るのは上手なんだけど………」
常に男の手綱を握るサリーは、馬の手綱を握るのも上手かったらしい。
「何かやたら身体をくっつけて来るし………ずっと変な質問して来るし………」
「か、身体を………!?」
あの悩殺的な身体を密着させられれば、大抵の男は撃沈してしまうだろう。まさか既にアルトとサリーは………と、変な想像をして身体が熱くなるノエルだが、そんな筈は無いと首をブンブンと横に振る。
基本的に、野宿の日はそういう行為をする隙など誰にも無い。あの性欲が人一倍強いサリーですら、野宿の日は我慢していると本人が言っていた。
そうなると街の宿に泊まった時だけだが、グレノールの街を出て以降は、街は二つしか無かった。一週間前の盗賊を冒険者ギルドに引き渡した街と、つい二日ほど前に立ち寄った小さな街だけ。
(うう………でもそのどっちもサリーさんは………)
その二つの街でサリーは、ビリーと行為をしていた。
レックがエリーゼと二人きりで行為に及んだ為、サリーはビリーと。そしてそのサリー達と一緒にノエルも同じ場に。
もちろん、ノエルは自分が好きになった人に処女を捧げると自分自身に誓っているので、ビリーと本番行為はしていない。したのはビリーへのフェラチオと、ビリーやサリーに愛撫されただけ。ビリーはノエルに挿れたいと懇願したが、そこはノエルがキッパリと断ったし、サリーも一緒に止めてくれた。
つまり、どちらもサリーと一緒に居たノエルは、アルトとサリーがそんな関係では無い事は分かっている。分かってはいても、大人の色気たっぷりのサリーがアルトに密着しながら教えていたなどと聞かされては、心穏やかではいられないのだ。
「へ、変な質問って………どんな事を聞かれたの?」
「うん……実はーーー」
ーー以下、アルトの回想。
「そうそう、上手よぉアルト君」
「あのサリーさん……そんなにくっつかなくても」
「うふふ、いいじゃない。アルト君はあたしの事嫌い?」
「いえ、別に嫌いでは………」
凄くいい匂いするなサリーさん…………
「アルト君はどんな女の子がタイプなのぉ?」
「え?タイプって………」
「おっぱい大きい女と小さい女なら、どっちがいい?」
おっぱいって………
「えっと………小さい方がいいです」
セリナのおっぱ……………胸、小さいし。
「えーっ!?ざんね~ん。じゃあさ、どんな性格の女の子が好き?」
「性格は………大人しいけど本当はいつも元気で、内向的だけど芯がしっかりしてる、つい守ってあげたくなる感じですね」
まあ、セリナの事だけど。
「ふふ、随分と具体的ね。もしかして彼女?」
「まあ、そんな感じです」
ーー以上、アルトの回想終わり。
「って感じの質問だったかな」
ちなみに、最後の彼女云々の所は口にしていない。なので、アルトの話を聞き終えたノエルは「そうなんだ~」と相槌を打ちつつも、内心とても喜んでいた。
(よ、良かった~………とりあえずサリーさんには興味無いみたい。って言うか…………)
好きなタイプは、胸の小さい、大人しい、内向的な、つい守ってあげたくなる女の子。
聞けば聞くほど、もしかしてそれってわたしの事?と、自分の事を言っている様な気になるノエル。もちろん盛大な勘違いなのだが。
「まあ、そんな感じ。色々と凄い人だよねサリーさん」
実はチラチラと、サリーの露出した太ももや大きな胸に視線が行ってしまっていたアルト。何度か下半身が元気になりかけたが、何とかサリーには気づかれずに済んだという事もあったのは内緒だった。
「あの……アルト君も女の子に………興味があったりするの………?」
「…………え?」
興味。もちろんアルトはセリナ一筋だが、年頃の青年でもある。
そして未だに思い出すのは、セリナともう少しで一つになれたあの日の夜と、ビリーとエリーゼの行為の一部始終。
セリナの裸、セリナの嬌声、セリナの悶えた顔。
エリーゼの裸、エリーゼの嬌声、エリーゼの悶えた顔。エリーゼとビリーが繋がっていた結合部。それを見ながら自慰に耽った、あの日の自分。
「えっと………それは………」
何度忘れようとしても、毎日一緒に居るエリーゼの顔を見ると、どうしても思い出してしまう。そして、ふとした時にエリーゼの裸を想像してしまう。
もちろんエリーゼだけではない。サリーの裸だって想像した事もあった。当然だ、思春期真っ只中の十五歳の青年が、同い年の少女の行為を見て、そして自分より年上の女性が肌の露出の多い服装で密着して来て、想像しない方がおかしい。女性に興味を持たない方がおかしい。
ビリーやエリーゼ、レックにサリー、そしてノエル達五人が宿で行為に及んでいる時、セリナを想いながら膨張したモノを人知れず慰めていたなど、きっとノエル達は誰も想像すらしていないだろう。
しかし結局アルトは何も答えられず、気まずくなった二人は無言で手綱を握るのだった。
ノエルの心臓は爆発寸前だった。
「ふぅ……気持ちがいい。ノエルは上手だね」
アルトと二人きり。まさかこんな瞬間が来るなど、夢にも思っていなかった。
「そ、そんな事無いです………あの、わたしも気持ちいい……」
「ごめんね、俺はその………下手で。せっかくこんなに気持ちがいいのに」
「そんな事無いです!アルトさんも上手です!」
「はは……ありがとう。男として少し自身無くしてたけど………ノエルに褒められたからもっと頑張るよ」
「ーーーッ!?」
アルトの言葉に、ただでさえ激しい鼓動が更に激しさを増す。
(嗚呼……アルトさん………好き………)
密かにアルトへの想いが増して行くノエル。そんなアルトと二人きりの今の状況が、まさに夢の様だった。
さて、傍から聞くと怪しい会話に聞こえる二人だが、別にやらしい事をしている訳では無い。
「それにしても、今日は風が気持ちいいね」
「は、はい!わ、わたしも気持ちいいなって思ってて………」
「でもごめんね。もう少し上手に手綱を握れると良かったんだけど」
「い、いえいえ!馬もちゃんと歩いてるし、問題無いと思います」
「うん、ありがとう。ノエル、何か急に声が大きくなったね?」
「~~~ッ!!」
それはアルトに褒められたからなのだが、指摘されて思わず頬を染めるノエル。
アルトとノエルの二人は現在、御者席に座って二人きりで手綱を握っていた。この二週間、アルト、エリーゼ、ノエルの御者が出来ない三人は、御者の経験のあるビリー、レック、サリーに付いて御者のやり方をレクチャーされていた。
そしてこの日、アルト達三人もようやく御者が様になって来たので、ビリー達三人が隣に付かないで、二人だけでやらせてみようと言う事になり、その最初の二人がアルトとノエルになったのである。
もちろんエリーゼが内心で羨ましがったのは言うまでも無い。
「それしてもノエルは上達が早いね」
「それはきっと……ビリーさんの教え方が上手だったからです」
アルトたちに付いて御者を教えたのは、アルトにはサリー。エリーゼにはレック。そしてノエルにはビリーがそれぞれ固定で教えた。盗賊に遭遇した時までは教える側も教わる側もランダムだったのだが、毎回教える者が代わるより、固定した方が良いだろうとのレックの意見でそうなった。なったのだが…………
「そっか。ビリーは昔から家の用事で馬を引いてたからなぁ」
「そ、そうなんですか。それであの………アルトさんは毎回サリーさんと一緒に………」
正直、ノエルもエリーゼも毎回気が気では無かった。あのサリーがーーーー、あんなに女のフェロモンを出しまくっている美人が毎回アルトと二人きりで教えていたのである。普通の男なら、ものの数刻でサリーに惚れてしまうだろう。
「あー………うん。サリーさんは確かに自分が手綱を握るのは上手なんだけど………」
常に男の手綱を握るサリーは、馬の手綱を握るのも上手かったらしい。
「何かやたら身体をくっつけて来るし………ずっと変な質問して来るし………」
「か、身体を………!?」
あの悩殺的な身体を密着させられれば、大抵の男は撃沈してしまうだろう。まさか既にアルトとサリーは………と、変な想像をして身体が熱くなるノエルだが、そんな筈は無いと首をブンブンと横に振る。
基本的に、野宿の日はそういう行為をする隙など誰にも無い。あの性欲が人一倍強いサリーですら、野宿の日は我慢していると本人が言っていた。
そうなると街の宿に泊まった時だけだが、グレノールの街を出て以降は、街は二つしか無かった。一週間前の盗賊を冒険者ギルドに引き渡した街と、つい二日ほど前に立ち寄った小さな街だけ。
(うう………でもそのどっちもサリーさんは………)
その二つの街でサリーは、ビリーと行為をしていた。
レックがエリーゼと二人きりで行為に及んだ為、サリーはビリーと。そしてそのサリー達と一緒にノエルも同じ場に。
もちろん、ノエルは自分が好きになった人に処女を捧げると自分自身に誓っているので、ビリーと本番行為はしていない。したのはビリーへのフェラチオと、ビリーやサリーに愛撫されただけ。ビリーはノエルに挿れたいと懇願したが、そこはノエルがキッパリと断ったし、サリーも一緒に止めてくれた。
つまり、どちらもサリーと一緒に居たノエルは、アルトとサリーがそんな関係では無い事は分かっている。分かってはいても、大人の色気たっぷりのサリーがアルトに密着しながら教えていたなどと聞かされては、心穏やかではいられないのだ。
「へ、変な質問って………どんな事を聞かれたの?」
「うん……実はーーー」
ーー以下、アルトの回想。
「そうそう、上手よぉアルト君」
「あのサリーさん……そんなにくっつかなくても」
「うふふ、いいじゃない。アルト君はあたしの事嫌い?」
「いえ、別に嫌いでは………」
凄くいい匂いするなサリーさん…………
「アルト君はどんな女の子がタイプなのぉ?」
「え?タイプって………」
「おっぱい大きい女と小さい女なら、どっちがいい?」
おっぱいって………
「えっと………小さい方がいいです」
セリナのおっぱ……………胸、小さいし。
「えーっ!?ざんね~ん。じゃあさ、どんな性格の女の子が好き?」
「性格は………大人しいけど本当はいつも元気で、内向的だけど芯がしっかりしてる、つい守ってあげたくなる感じですね」
まあ、セリナの事だけど。
「ふふ、随分と具体的ね。もしかして彼女?」
「まあ、そんな感じです」
ーー以上、アルトの回想終わり。
「って感じの質問だったかな」
ちなみに、最後の彼女云々の所は口にしていない。なので、アルトの話を聞き終えたノエルは「そうなんだ~」と相槌を打ちつつも、内心とても喜んでいた。
(よ、良かった~………とりあえずサリーさんには興味無いみたい。って言うか…………)
好きなタイプは、胸の小さい、大人しい、内向的な、つい守ってあげたくなる女の子。
聞けば聞くほど、もしかしてそれってわたしの事?と、自分の事を言っている様な気になるノエル。もちろん盛大な勘違いなのだが。
「まあ、そんな感じ。色々と凄い人だよねサリーさん」
実はチラチラと、サリーの露出した太ももや大きな胸に視線が行ってしまっていたアルト。何度か下半身が元気になりかけたが、何とかサリーには気づかれずに済んだという事もあったのは内緒だった。
「あの……アルト君も女の子に………興味があったりするの………?」
「…………え?」
興味。もちろんアルトはセリナ一筋だが、年頃の青年でもある。
そして未だに思い出すのは、セリナともう少しで一つになれたあの日の夜と、ビリーとエリーゼの行為の一部始終。
セリナの裸、セリナの嬌声、セリナの悶えた顔。
エリーゼの裸、エリーゼの嬌声、エリーゼの悶えた顔。エリーゼとビリーが繋がっていた結合部。それを見ながら自慰に耽った、あの日の自分。
「えっと………それは………」
何度忘れようとしても、毎日一緒に居るエリーゼの顔を見ると、どうしても思い出してしまう。そして、ふとした時にエリーゼの裸を想像してしまう。
もちろんエリーゼだけではない。サリーの裸だって想像した事もあった。当然だ、思春期真っ只中の十五歳の青年が、同い年の少女の行為を見て、そして自分より年上の女性が肌の露出の多い服装で密着して来て、想像しない方がおかしい。女性に興味を持たない方がおかしい。
ビリーやエリーゼ、レックにサリー、そしてノエル達五人が宿で行為に及んでいる時、セリナを想いながら膨張したモノを人知れず慰めていたなど、きっとノエル達は誰も想像すらしていないだろう。
しかし結局アルトは何も答えられず、気まずくなった二人は無言で手綱を握るのだった。
0
お気に入りに追加
839
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる